朝井リョウのレビュー一覧

  • 星やどりの声

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    正直青春小説はあまり好きではないのだけれど、久々に挑戦、時間はかかったもののいいラストだった。
    父が生きていた軌跡が詰まった喫茶星やどり、それに纏わる6人兄弟の青春の日々。琴美と母の負担はどれだけ大きかっただろう。最後の章は泣けてしまった。

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    2026年06月22日
  • ご本、出しときますね?

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    言葉を扱うプロたちのトークはおもしろく、
    意外な一面や交友関係が知れたのも読んでいて楽しかった。
    作家さんたちがお勧めしている本がどれも本屋さんで入手するのが難しそうなものばかりで思わずにやにや。いつか出会いたいと思いながら読みたいリストに書き連ねた

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    2026年06月20日
  • 少女は卒業しない

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    卒業式というテーマで、同じ学校内なのに7作も書けるんですね。感動しました。大人になってから考えると、これまでの人生の中で数々あった出来ごとの一つに過ぎないのに、何にも代え難くて、それだけが世界の全てだと思い込むほど、高校生にしか感じられないことが詰め込まれていました。朝井リョウさんって現役の女子高生?

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    2026年06月16日
  • GOAT Summer 2025

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    話題の文芸誌の二冊目をやっと手にした。最初から最後まで素晴らしい文章で埋め尽くされていた。読みづらいコンテンツもあったが総じて興味深く面白かった。
    芦沢央先生「車止め」、逸木祐先生「着発式」が面白かった。

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    2026年06月16日
  • 武道館

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    偶像崇拝、アイドルとは誰かの理想や夢を投影されてその通りに動くべき存在だと思う。アイドルとして活動している間はファンの期待に応えるような態度を求められるのは当たり前、ましてや1人の人間として恋愛に傾倒してはいけない。「ただの人間なんだから当然だろ」という態度が出てしまうとすっごく冷める。私の中で、そういう価値観が意識しないところであったんだなと感じた。

    平成のトップアイドルグループ、特にジャニーズなどの大手アイドルグループではバラエティのチャレンジ企画なども成功させてるイメージが強い。失敗することもあるけど、失敗しても次は成功させてくる印象があり、「できるか」「できないか」ではなく「やるか」

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    2026年06月16日
  • ままならないから私とあなた

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    昨今の効率化、AIを活用した自己完結化、IT化に疑問を感じ、便利さは利用しながらも、スマホのなかった時代に子ども時代を過ごせてよかったとか、これから歳をとって社会についていけるのだろうかと不安を感じる方の人間です。薫の意見により、自分の価値観を客観的に説明された気がします。辛辣だけど、なるほどなと思った。でもやはり、雪子の語ることに強く共感した。

    正反対の価値観を持ちながら、ずっとお互いをかけがえない存在として疎遠にならずに歳を重ねたのは、お互いがそれぞれにとって魅力的だったからだろうし、わかる。ただ、薫の雪子に対する執着が強めに感じた。私が読み取れていないだけだろうか?

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    2026年06月15日
  • スペードの3

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    何故ハートの2なのかわからなくて、少し検索してスッキリした 相手の動きをみて自分の行動を決めてることを人に話した時に「卑怯ですね」と言われたことを思い出した

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    2026年06月14日
  • イン・ザ・メガチャーチ

    ネタバレ 購入済み

    苦しくなった

    自分の仕事に活かせるのではないかと読み進めましたが、どちらかというと「オタク」側に寄り添ってしまって苦しくなってしまいました。

    孤独を自覚することの辛さ、それを何かで埋めて自分を使い切る、そうさせるための物語…
    世の中はそれらで満たされているってことなんですかね。

    #共感する #切ない

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    2026年06月14日
  • 世界地図の下書き【電子特別版】

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    ようやく読むことができました。


    朝井氏が『何者』で直木賞受賞後、第一作目となるこちらの本『世界地図の下書き』は、児童養護施設「青葉おひさまの家」で暮らすことになった子ども達を描いた作品です。



    すごく読むのに勇気が要りました。

    だって、様々な事情を抱えて親と離れて暮らす子ども達を直視できるのか不安で……。

    やはり途中で何度も読むのをやめました。

    そして、辛くなっては朝井氏の『風と共にゆとりぬ』を読み、正気を保たせました。(推奨)



    どうしてそこまでしてこの本を読もうと思ったのかと言いますと、知り合いの子が児童養護施設に一時保護されたからです。

    朝井さんならきっと子どもの気持

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    2026年06月09日
  • 武道館

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    選択、心や環境の変化、立場ではなく個人としてのあり方などを考えさせられる内容で、それまでの内容がしっかり後の感情に繋がる感じもとても読みやすいなと思った。
    アイドル側のお話だけど、自分にも推している人がいるのでファンとしてのあり方なども考えさせられた。

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    2026年06月08日
  • ままならないから私とあなた

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    他者との「違い」についての物語。

    ある登場人物の意見肩入れして「いいぞ、よく言った!」と思ったら次のページでこてんぱんに言い返されて「それもそうだな……」みたいな気持ちになるのの繰り返しだった。まさに他者との違いを抱えたまま生きていくことについてまっすぐに書いた本。

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    2026年06月07日
  • どうしても生きてる

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    なぜ、朝井リョウはここまで鮮やかに人間模様と心理をチョキチョキと切り取ることができるのか。

    どの話も心がちくちく突かれるのだが、最後の短編「籤」が、自分の今の状況と合っていて、やられた。

    「人間は、男はこんなにも醜くてどうしようもないんだって曝け出してる風でいて、どこかで、だから仕方ないよね許してね、ここまで曝け出したっていう勇気のほうを評価してねって開き直ってる感じが嫌なんですよ、私」p.293

     みのりは思う。
     何でも洗いざらい吐露すること、人間が抱く醜さを抉り出すことが"誤魔化しのなさ”、”嘘のなさ”、快感を生むほどの"正直さ”だなんて褒めそやされるのは、暗転

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    2026年06月06日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    部活をやっている同級生や後輩を尻目に、木炭紙大の黒くて重いアルタートバッグを抱えて学校を後にする、そんな寂しい記憶が蘇った。美大進学を目指して部活を早期退部し、美術予備校に通っていた高校時代。周囲は推薦でとっとと進路を決めていたり、やりたいこともないまま、ろくに勉強もせず騒いでいたり。
    ここを抜け出したらもっと広い世界があることを希望に生きていたあの時の小さな世界は、私の人生のなかでも少し辛くて、少し異様で、でも思ったより貴重な時間だった。
    高校生って、外から見れば若くてきらきらしている。でもその内側は決して一枚岩ではない。偶然同じ場所に集められただけの人間関係に息苦しさを感じたり、自分の未来

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    2026年05月31日
  • 武道館

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    序盤はあんまりかな?後半にかけての展開がおもしろすぎて一気読みしてしまった。最近推し活に勤しむ私には少々しんどい内容でした。アイドルも大変だ。。

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    2026年05月28日
  • 時をかけるゆとり

    購入済み

    何も考えずに読めるエッセイ

    朝井リョウ氏の小説作品とはまた違った一面が見られ、とても魅力的でした。
    事前に同氏のポッドキャストを聴いてから読むと、文章に“CV”がつくような感覚があり、より楽しめるのでおすすめです。

    #ほのぼの #笑える

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    2026年05月28日
  • GOAT Summer 2025

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     愛あるあたたかな話よりも悪の話の方に惹かれてしまう。皆隠しているけれど確実に持っていて、自分にとって身近な感情だからかもしれない。

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    2026年05月27日
  • もういちど生まれる

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    19歳から20歳にかけての、子供とも大人ともいえない年齢でもどかしさを感じている人たち。
    作品に出てくる人物たちと同じく、自分もそれくらいの年齢のときは、このままでいいのかなとか、他の人とは違う特別な何かが欲しいとか、漠然とした不安や焦りを抱えていたなーと懐かしくなったり、当時の苦い気持ちも蘇ってきたり。
    私は大学には行かずに10代のうちから早々に社会に出て働き始めたので、大学生ってキラキラした青春のど真ん中を生きていて楽しいことしかなさそうに見えていたけど、それは外から見えている一部でしかなく、大人になりきれない年齢のもどかしさを感じているのはみんな同じだったんだ、といい大人になって今さらわ

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    2026年05月27日
  • ままならないから私とあなた

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    多分ジャケ買いした。
    2編収録されている。
    1つ目は、あけすけに書かれた体育会系ホモソーシャルがリアルで(リアルなのか知らないが)、すっっっごく気持ち悪かった。
    こんなに知ってるなんて作者が体育会なのか?と思いながら読み進めるうちに、嫌いが故に詳しいのか…?と感じはじめ…

    2つめは、読み終えてもどちらが正しいのか判断しそこねた。
    しばらく考えたが、右派と左派のように、ポジショニングするのでなくその場で自分にとってより良い選択を重ねていくものだと思う。

    だから他人の選択に干渉すると言う点では、勝手に“作ってあげた”ものを否定されて怒りだすのがおかしいのかもしれない。

    しかし、むしろ朝井リョ

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    2026年05月27日
  • 何様(新潮文庫)

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    「何者」登場人物のサイドストーリーということだが、想像のつかないサイドが刺激的。
    社会的正義じゃないとしても、例えイビツなものであっても己の正しさを確立ししがみついて離さず、大事にして守っていくことによって人生が拓けていく、という考えは真理だと感じた。

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    2026年05月26日
  • 武道館

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    ネタバレ

    本当にみんな幸せに生きてほしい、、
    心からそう思った、、!
    人にはそれぞれの幸せがあるけど、やっぱり恋愛っていいね
    愛する人、愛してくれる人がいるってすばらしい

    自分が推しているアイドルグループも、メンバーの一人がちょうど武道館ライブ前に熱愛スクープされて、その子は武道館のステージには立ってくれたけど、それを最後に脱退してしまって
    ちょうどその子のカラーを担当する新メンバーのオーディションをしている最中だったから
    この話や設定が全くフィクションとは思えなかった

    現代のドロドロ、嫌な部分と、その中でひたむきに生きる人たちの姿を描くのが本当に上手、、
    あったかい小説を読んだ後とはまた違った類の

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    2026年05月21日