朝井リョウのレビュー一覧

  • 武道館

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    ネタバレ

    解像度の高さが、さすが朝井リョウ。

    “武道館”を合言葉に活動するアイドルグループ「NEXT YOU」。
    主人公はそのメンバーのひとり、愛子。
    幼い頃から歌って踊ることが大好きだった愛子と、共に夢を追うメンバーたちが、夢を叶えるために日々活動を続ける物語。

    ただ、単純なサクセスストーリーでは決してないのが本作の面白さ。
    ファンには見せない裏側が、時にファンにとっては残酷なほど緻密に的確に描かれており、その解像度にただただ感心させられる。
    これが10年前に書かれたというのが衝撃。

    崩れない前髪、落ちないヘッドドレス。
    配信サービスが当たり前になった今だからこそ、その価値が問われるCDと特典商

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    2025年10月13日
  • ままならないから私とあなた

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    ネタバレ

    薫ちゃんズレてるな、と感じるのは私も前時代的なのかな
    恋愛の描写がすごく好きだった
    最後どうなったか描かれてないけど、主人公の性質を考えると夢を諦めて、結婚して子供を産むんじゃないかなって気がした
    科学技術であんなことができるって分かったら私ならもう創作続けられないかも

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    2025年10月12日
  • どうしても生きてる

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    生きることと死ぬことは対立する2つの事象ではなくて
    互いに相手を手繰り寄せるように繋がっているのだと気付かされる。

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    2025年10月12日
  • 少女は卒業しない

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    『エンドロールが始まる』『屋上は青』の女の子の感性がとても美しくて好きだ。どういう子なのだろう。いつか会って話をしてみたい。

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    2025年10月08日
  • ままならないから私とあなた

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    正解も間違いもなくてどの部分を切り取って信じるかの違いで価値観が形成されるんだなと

    これからどんどん新しい時代になっていってきっと私は自分の生活が変わってしまうことを怖いと感じるんだろうなと思いました。

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    2025年10月06日
  • ままならないから私とあなた

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    カオル(オーディブルで読んだので音しかわからない)が開発したソフトがお披露目されるシーンで、「いやまさかね」と思ったまんまのソフトで笑った。それはやってはダメでしょう。でも2025年の今、アートの世界はAIが作ったものが圧巻している。私はアーティスティックな人間ではないけれど、触れるもの、身の回りに置くものは人間が作り出したオーセンティックなものにしたいので、カオルが目指す世界は理解できない(もちろんAIのお陰で利便性が高まることも理解した上で)。ていうか大学で研究が及ぼす倫理的な影響について触れなかったんかい。そこに盛大にツッコミたくなった。
    カオルは、親友の夢がいつの間にか自分の夢になって

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    2025年10月06日
  • ままならないから私とあなた

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    ネタバレ

    風俗行く人が人間関係について語るのグロいわよねーそうだよねー

    薫ちゃんの問題点はそこじゃなくて著作権関連だし、ゆっこはちゃんと避妊しなさいよねとは思ったよねー
    (10年ほど前の作品だと知り、昨今のAI著作権問題を鑑みるにビックリ!)
    子どもがそれぞれ親を反面教師にするの、あり得て面白い
    (文庫版加筆だと知りそれもビックリ)
    時代が巡るとは淘汰されることではなく小さい世界がたくさんできることってのがなるほど

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    2025年10月05日
  • わたしの名店

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    総勢28名による「名店」にまつわるエッセイ集。1編が短くて、するすると読めた。
    宇垣美里さんの文章を初めて読みましたが、リズム感が良くて好きかも。
    美村さんの文で「人の感情を再現する役者の仕事柄か、…お客様の表情を拝見すると、そこが美味しいかどうか大体推し量ることができる。…お客様から安心感と笑顔が溢れている店は、ほぼ間違いない。」というのは面白いなと思った。
    28名がそれぞれの視点から語るのを読むうちに、周りの人にも、名店とそのエピソードを聞いてみたくなる1冊でした!

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    2025年09月28日
  • わたしの名店

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    美味しそうだし 雰囲気が素敵なお店ばかりでぜーんぶ行ってみたくなった。
    こんなに素敵なお店を見つけた方たちの生活も素敵!

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    2025年09月23日
  • GOAT Summer 2025

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    今号も読み応えたっぷり510円でこんなに楽しませて頂いて良いんですか(ありがとうございます)

    どれも面白かったが一穂ミチさんの小羊ちゃんが抜けない棘みたいにジクジクしてる。
    演じさせられてる、それは徴持ちだけだろうか。正義感という熱狂を悲劇を消費する快楽を私たちは覚えこまされ知らず演じさせられていたりはしないだろうか。

    しかし現代詩のコーナーは最悪でした。
    ページを開くと顔に線を描かれてるような感覚になって、詩を読むどころか一文字も入ってこない。何回かチャレンジして読むの諦めた。
    次の号はデザインではなく文字を主役にして頂きたい。

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    2025年09月23日
  • ままならないから私とあなた

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    改めて自分と他人の価値観の違いについて考えさせられる内容。
    自分が正しいと思っていることが全て正しいわけでもない。

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    2025年09月23日
  • スペードの3

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    フィクションなのに本当に人の心を覗いて書いているのではないか、と思う程丁寧な心理描写は見事。
    前に踏み出せない心理、自身の行動理由を後付けだと自覚し、自分がなりたい自分になろうとする心理、特別ではない自分自身を受け入れる勇気、どれも共感できる部分があった。

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    2025年09月15日
  • ままならないから私とあなた

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    4.2/5.0

    ユッコの意見も薫の意見も、おそらくどちらとも正解で、どちらとも不正解だと思う。

    便利になる、効率が良くなる、手間が省ける…それらって「幸せになる」って言うんですかね?

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    2025年09月14日
  • どうしても生きてる

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    様々な『どうしようもなさ』を抱えながら、それでも、生きている主人公たちを見ていると胸が締め付けられそうだった。多かれ少なかれ、現代を生きている人たちには共感できるところがありそう。
    特に最後の話は、なんて辛い状況なんだ、、と思ったが それでも実際長い目で見ないとなにがよかったかどうかなんてわからないなと、少し勇気づけられた

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    2025年09月13日
  • GOAT Summer 2025

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    沢山の有名な方達の物語が読めて良かった。ついつい好きな方ばかり読んじゃうのでこういう本はありがたい。内容も濃く面白かった。ホントに510円でいいのか…

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    2025年09月11日
  • チア男子!!

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    王道のスポーツものだから安心して読めるストーリ

    朝井さんは相変わらず人の内面を丁寧に描写するから、こういうキラキラした話よりもっとギラギラした物語の方が映える

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    2025年09月08日
  • どうしても生きてる

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     朝井リョウの作品はかなり好きでいくつか読んでるが、今作もやっぱり好き。
     朝井リョウって、複数人から成る小説家軍団なんじゃない?って思う。1人の人間がなんでここまで色んな角度からものが見られるの?
     それぞれに苦しい現実があっても、私から他の人の苦しみは見えない。何が救いになるかも、またそれぞれに違う。正しさのなかで溺れそうになる人がいること、正しさだけじゃ掬い上げられないものがあることを、ここに書いてくれている。私が掬われたわけじゃないのに、掬ってくれてありがとうって言いたくなる。
     

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    2025年08月30日
  • 何様(新潮文庫)

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    「何者」のスピンオフ的な作品だが、独立した短編集としても面白く読めた。特に、最初の話と最後の話が個人的には好み。
    なお、作品には全く責任がないが、「何者」と「六人の嘘つきな大学生」の記憶がやや混在してしまうのは私だけではないはずで、その点からは本作を読む上で少し戸惑う。

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    2025年08月29日
  • ままならないから私とあなた

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    効率と非効率が分かりやすく循環したオチ。曖昧を楽しめるのは、余裕があるから、ってなってもつまらない。最近とみに小説を面白く感じているのは、AIの反動かしらん。オーディブルのおかげもあるけど。

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    2025年08月26日
  • ままならないから私とあなた

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    合理的で効率的な無駄をとことんはぶいて生きて行く薫、ままならなさを感じながらも、不効率から生まれる人間らしさや、努力して得た達成感を大切にするユッコ。極端だけど、効率がよすぎるIT化で子供を産む時期なども全て効率的には違和感。でも全て自分の思うよーにコントロールできるのは羨ましいかな?少し考えさせられたぁ〜。

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    2025年08月24日