朝井リョウのレビュー一覧
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尚吾と紘がまた再会して、昔みたいに連絡を取り合う関係になれたのが純粋に嬉しかった。読みながら私も学生時代の親友を思い出した
本来は繋がらないはずの等号、たくさんあるよなぁ。自分の中だけにでもたくさんある。繋げて自分を納得させることも、繋げてしまって自分で自分を苦しめることも。
鐘ヶ江監督の意地が私は好きです、自分の大切なもの、自分を形成してくれたものを守りたい、その信念を曲げられないでいる、そういう自分にとっての「軸」が揺るがない人はかっこいいなって思う
受け取り手である私は、映像にしろ書籍にしろ、それぞれに「自分が」感じたこと/考えたこと、を大切にして、自分だけの価値観を持ち続けていた -
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どうしても生きていくしかない人たちの人生の一部を切り取った6篇。登場人物が決断を明確にする前に話が終わることもあり「え?!どうしよう!こういう状況になったら、どうする???」と、全設定ネタバレの上で夫に決断を迫ったりもした。
「人生は暗転してくれない」
朝井リョウさんらしい、ポップでキャッチーで鋭く胸に刺さる言葉が散りばめられていて、私はやっぱり同時代を生きているこの人の言葉や物語が好きだな、と思う。
私が「どうしても生きてる」と次に感じるのはいつだろう。絶望の中に少しの希望が混じったタイトル。
毎日太陽が昇るまでパソコンに向かって仕事してた日々とか、産後の身体の痛みとか、つらかった瞬間は -
Posted by ブクログ
ネタバレ●感想
著者自らも、その仕組みの一部であることを引き受けながら、ものづくりと評価の関係を真っ向から描く、朝井リョウの書き手として、構造を俯瞰した態度が好きだ。
細分化された価値観を持つ受け取り手である大衆と、作り手はどういった思いで作品作りをし、向き合うか。自分と、自分の創作物を切り離して眺めることができるかどうか。
千紗のセリフがタイトルを説明している。昔はみんなが同じ「⭐︎」を思い描き、ある程度共通した価値観があり、正当な成功があった。しかしYouTube、様々なSNS、オンラインサロンの登場で価値観が細分化された今、個々のもつ「⭐︎」の形は様々になった。自分の価値観に基づいて、大切に -
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【健やかな論理】
別にもういっか、といきなり風が吹いたみたいになる瞬間。そんな時ですら、1足す1の答えとして真っ先に2を選ぶ瞬間の輝きをもっていたい。
【そんなの痛いに決まっている】
心のままに泣いても喚いても叫んでも驚かない人がひとりでもいれば、人は生きていけるのかもしれない。それが、誰にとっても誰でもない存在としてでしか向き合えない人であっても。それでも。
【籤】
ー悪いおみくじでも、あそこに結んじゃえば大丈夫になるから。ー
私、ひとつだけではうまく結べなかったけど、全部を繋げられるような気がしてきたよ。自分で籤を書き換えられるかもしれないなんて思えるほどの希望はないけど、それで -
Posted by ブクログ
2026.07.13
あの番組を文字にしたら、このくらいの分量でこの辺がヤマ場でそろそろオチやどんでん返しだろうなという、絶妙な加減の5話。映像で見たら、絶対この順番で間違いないと思う
『シェアハウさない』はある意味あった方がいいかもしれないシェアハウス。怖いけど。『立て! 金次郎』は実は心当たりあるかも。P役員やってる時こういうこと考えたもの。絶対言えないけど。『リア充裁判』は心底思ってる。特に感染症期、真面目に密を避けてた人よりも外に出て何かしら関係や実績を作ってきた者が就活とかにに有利だったりした、あのころを思い出した。
それにしても朝井リョウという人は狭ーい世界のみっちみちな関係