朝井リョウのレビュー一覧

  • もういちど生まれる

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    5編の連作短編集。それぞれの登場人物たちにかかわりがあり一人ひとりを別の人の視点で見られる面白さがあった。「周りから見たらこうなのにホントはこうだったんだー」て感じ。
    19歳から20歳という年齢の危うさや漠然とした不安感がキラキラとした若さの中にあるのが懐かしくも思った。

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    2026年07月29日
  • もういちど生まれる

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    オーディブルにて。
    19歳の大学生たち周辺の短編集。若さゆえの将来の悩み、生きづらさ等が描かれている。
    朝井リョウ節炸裂。人間ドラマの小説なんだけど、哲学的に書く方法が本当に好き。突き刺さる。

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    2026年07月29日
  • どうしても生きてる

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    こんな状況になっても、どうしようもなくても、生きるしかない。そんな気持ちを抱える物語が、自分の奥底にある感情を上へ上へと押し出してくれるような気がしました。
    どうしようもないまま、終わる物語もあるけれど、最後の物語に関しては、自分自身そのものが上を向けるような、ここからどんな形にだって変えていけるような気持ちにさせてくれました。

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    2026年07月28日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    高校生時代のヒエラルキーが鮮明に思い出されて胸がチクっとした。とにかく熱い何かを持ってる奴が強い。
    周りを気にして周りに合わせた生き方をしていると環境がかわるとダメになる。

    自分基準、自分が心地よいと思う、自分の赴くままにいきるのがよいということかな。

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    2026年07月27日
  • 星やどりの声

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    一人っ子の僕としては、兄弟の絆とか分からない。
    ただ、こんな家族だったらいいなぁと思った。
    映像として見てみたい作品。

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    2026年07月27日
  • スター

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    尚吾と紘がまた再会して、昔みたいに連絡を取り合う関係になれたのが純粋に嬉しかった。読みながら私も学生時代の親友を思い出した

    本来は繋がらないはずの等号、たくさんあるよなぁ。自分の中だけにでもたくさんある。繋げて自分を納得させることも、繋げてしまって自分で自分を苦しめることも。

    鐘ヶ江監督の意地が私は好きです、自分の大切なもの、自分を形成してくれたものを守りたい、その信念を曲げられないでいる、そういう自分にとっての「軸」が揺るがない人はかっこいいなって思う

    受け取り手である私は、映像にしろ書籍にしろ、それぞれに「自分が」感じたこと/考えたこと、を大切にして、自分だけの価値観を持ち続けていた

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    2026年07月27日
  • どうしても生きてる

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    どうしても生きていくしかない人たちの人生の一部を切り取った6篇。登場人物が決断を明確にする前に話が終わることもあり「え?!どうしよう!こういう状況になったら、どうする???」と、全設定ネタバレの上で夫に決断を迫ったりもした。

    「人生は暗転してくれない」
    朝井リョウさんらしい、ポップでキャッチーで鋭く胸に刺さる言葉が散りばめられていて、私はやっぱり同時代を生きているこの人の言葉や物語が好きだな、と思う。

    私が「どうしても生きてる」と次に感じるのはいつだろう。絶望の中に少しの希望が混じったタイトル。
    毎日太陽が昇るまでパソコンに向かって仕事してた日々とか、産後の身体の痛みとか、つらかった瞬間は

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    2026年07月26日
  • 何様(新潮文庫)

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    「何者」のアナザーストーリー集。短編集ながら読み応えがありました!
    中でも印象に残ったのは「水曜日の南階段はきれい」。
    光太郎が出版社を志した理由や、忘れられない人への想いが丁寧に描かれていて、夕子さんの存在がとても素敵。私自身も、学生時代自分の夢や目標を口に出すのが苦手だったので、夕子さんが光太郎に憧れる気持ちがよく分かる気がします。いつか光太郎と夕子さんが再会できる日がくるといいな!その話も読んでみたいです。そして、夢や目標を口に出すことができない自分を少し肯定してもらえたような、優しい読後感でした。

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    2026年07月25日
  • 何様(新潮文庫)

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    何者のサイドストーリー的な作品。
    何者の内容、忘れちゃってたけど読み進めるうちに思い出して「なるほど」と思った。

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    2026年07月25日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    学生の頃、初めて朝井リョウさんを知った一冊。あれ桐島っていつ出てくるんだろ?ってずっと思いながら読んだことはずっと覚えている。題名の軽やかさも素敵。

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    2026年07月23日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    タイトルに霧島と入っているのに、霧島以外の人物によって霧島という人物を描写しているのが流石。
    霧島本人が語るよりも深く心理がわかるのが面白い。

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    2026年07月22日
  • スター

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    ネタバレ

    ●感想
    著者自らも、その仕組みの一部であることを引き受けながら、ものづくりと評価の関係を真っ向から描く、朝井リョウの書き手として、構造を俯瞰した態度が好きだ。

    細分化された価値観を持つ受け取り手である大衆と、作り手はどういった思いで作品作りをし、向き合うか。自分と、自分の創作物を切り離して眺めることができるかどうか。

    千紗のセリフがタイトルを説明している。昔はみんなが同じ「⭐︎」を思い描き、ある程度共通した価値観があり、正当な成功があった。しかしYouTube、様々なSNS、オンラインサロンの登場で価値観が細分化された今、個々のもつ「⭐︎」の形は様々になった。自分の価値観に基づいて、大切に

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    2026年07月22日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    宮部実果の章から引き込まれて、そのまま最後まで読み切った。涼也とその友達が映画に夢中になる様子がよい。

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    2026年07月21日
  • 何様(新潮文庫)

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    ネタバレ

    前作の主人公が出てこないか期待してたが、残念ながら出てこず。心温まる話もあったが、前作以上に理香とその彼氏が哀れで惨めに描かれていて、気の毒になる。

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    2026年07月21日
  • わたしの名店

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    作者名のラインナップの、朝井リョウ目当てで手に取った。安定の、早稲田学生ライフの片鱗が伝わるクオリティ。
    でもどの文章も、地方民の自分が読んで「あー、観光目的じゃなくこの本に出てくる料理目的でそのお店行ってみたい!」と思える店+料理紹介で、軽い気持ちで手に取って想像以上の満足度が味わえる一冊だった。

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    2026年07月19日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    高校生のリアルな感情や意識せずともそこにある格差などが細かく書かれていて、読んでいて苦しくなった。
    その当人には自覚はなくとも誰かしらには影響を与えていて、誰かの糧になったりあるいは嫉妬の対象になるなどの点が面白かった。
    朝井リョウの言語化能力がとんでもない。

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    2026年07月17日
  • どうしても生きてる

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    【健やかな論理】
     別にもういっか、といきなり風が吹いたみたいになる瞬間。そんな時ですら、1足す1の答えとして真っ先に2を選ぶ瞬間の輝きをもっていたい。

    【そんなの痛いに決まっている】
     心のままに泣いても喚いても叫んでも驚かない人がひとりでもいれば、人は生きていけるのかもしれない。それが、誰にとっても誰でもない存在としてでしか向き合えない人であっても。それでも。

    【籤】
    ー悪いおみくじでも、あそこに結んじゃえば大丈夫になるから。ー
     私、ひとつだけではうまく結べなかったけど、全部を繋げられるような気がしてきたよ。自分で籤を書き換えられるかもしれないなんて思えるほどの希望はないけど、それで

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    2026年07月16日
  • GOAT Summer 2025

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    紙にこだわって作られているだけあって、めくるのが楽しい!
    特に「究極の黒い紙」が使われているページは、その黒さに引き込まれてしまう。

    「悪」がテーマだけあって、ざわざわさせてくる作品が多い。元気がある時に読むのがいい。
    後半は「旅」がテーマのページもあるので、元気がない時はそちらから読み始めるのも良いかも。

    いろんな濃淡の、人間の「黒さ」がぎゅぎゅっと詰まった一冊。
    読み応えありました。満足!

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    2026年07月16日
  • 星やどりの声

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    朝井リョウさんの作品2冊目。

    読み進めるにつれて引き込まれた。
    陽キャ感溢れる会話の流れに、お腹いっぱいになりつつも後半の店名の由来がわかった時と皆の想いに触れたときはしっかり泣きそうになった。

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    2026年07月15日
  • 世にも奇妙な君物語

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    2026.07.13

    あの番組を文字にしたら、このくらいの分量でこの辺がヤマ場でそろそろオチやどんでん返しだろうなという、絶妙な加減の5話。映像で見たら、絶対この順番で間違いないと思う

    『シェアハウさない』はある意味あった方がいいかもしれないシェアハウス。怖いけど。『立て! 金次郎』は実は心当たりあるかも。P役員やってる時こういうこと考えたもの。絶対言えないけど。『リア充裁判』は心底思ってる。特に感染症期、真面目に密を避けてた人よりも外に出て何かしら関係や実績を作ってきた者が就活とかにに有利だったりした、あのころを思い出した。

    それにしても朝井リョウという人は狭ーい世界のみっちみちな関係

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    2026年07月14日