朝井リョウのレビュー一覧
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ある程度の競争(対立)はやはり必要である
順位をつけてもらえない 他人と比較するのを良しとしない風潮はいいこともあるが悪いこともある
そして、その代償が自分で自分の価値を見つけなればいけない世界になるというのはものすごく苦しい
しかし、この苦しみというのは正直ゆとり世代より前の世代にはわかってもらえないのだろうと感じる
そちらにはそちらの苦しみがあったとは思うが
こちらにはこちらの苦しみが発生しているのだ
目の前から競争や対立が消えたことで、これからは
競争や対立に見せかけた陰湿的な他者を傷つける行為そして自分自身をを傷つける行為が増えていくだけなのではないか
目的と手段が逆転してい -
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Posted by ブクログ
ネタバレ3.7くらい
まず思ったのは、タイトルと内容が合ってない。(個人の感想です)
最初は植物状態の智也も出てくるし、命の大切さ系なのかなあ、、と思っていたら。
海族、山族、目の色が青い、耳が大きい、歴史的対立
ん?ファンタジー???
と、なり。
てか本をめくって最初に書かれてた〈螺旋プロジェクト〉とはなんだ??私なんかこのプロジェクトに途中参加しちゃった系?と若干戸惑った。
とかいいつつ、読みやすかった。
人気者の雄介から痛い雄介への堕ちようがすごい。
頭も良くてスポーツもできる一軍系男子かと思いきや、いつしか「アイツ」呼ばわり、、
そういう意識高い系の大学生とかいたなーなんて思ったけど、実 -
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《その歪みは、きっと誰の中にもある》
書店で「朝井リョウの隠れた名作は推し活小説!?」という全面帯に惹かれて手に取った。
「インメガ」が本屋大賞を受賞したら読もうと思っていました✧*。
有名劇団のかつてのスターのファンクラブの幹部、彼女の元同級生、かつてのスター…一見キラキラしている彼女たちの過去や現在の歪み、一歩踏み出そうとする様を描いた連作短編集。
短編のタイトルがいろんな含みを持たせていそうで秀逸。
特に「スペードの3」が秀逸すぎてお気に入り。
読み始めてすぐ、うわ、この切れ味朝井リョウさんだ…!と思った。
(偉そうに言ってますが、朝井さん歴は浅いです。シャレ?)
人間の見たくな -
Posted by ブクログ
先に実写映画を観て、いまいちよく変わらなかったから、原作を読みたくなって買いました。
結果ちゃんと原作を読んでよかった!映画だと脚本がどうとかではなく、仕様上、どうしても心の中は分かりづらかった。
多様性と声高に叫ぶあなた、本当にぜんぶを受け入れられるの?と突き付けてるのかなと感じました。
そもそも多様性って本当に分かってる?
あなたには想像できないことが、この世には本当にたくさんあるんだよ、それでも多様性と言えるの?と…。
私は女で、性に関しては多数派です。で、八重子みたいな女の子がいちばん嫌いです。大也くんがすごいブスでも同じようなセリフを吐けたのかな?個人的には他人の性が何に向けられ -
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世の中が移り変わるとき、その狭間にいる人たちの葛藤について考えさせられた。
新しいものをすぐに受け入れられる人もいれば、どうしても受け入れられない人もいる。
そこには、昔から受け継がれてきたものを守りたい気持ちや、「本物とは何か」を問い続けたい気持ちがあるのだと思う。
私はどちらかというと、新しいもの、便利なもの、楽しそうなものに流されやすい。
でもこの小説を読んで、一度立ち止まって、それをどう受け取るのか、どう使うのかを考えることも大切なのだと思わされた。
映像の世界の話ではあるけれど、私自身もものをつくっているから、創作に向き合う人たちの言葉が強く残った。
特に、「自分じゃなくて、自 -
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タイトルのスターから表舞台に立つ側の話かなと想像して手に取ったが、映像に携わるふたりのストーリーだった。
大学時代にふたりで監督をした映像で賞を取ったふたりが、ひとりは尊敬する監督のもと映画制作の世界に、ひとりはYouTubeの世界に入って社会人として歩き出した。映像といっても異なる世界の対比を描きながら、変化する時代と質と価値をどう捉えていくのか。映像メインで、少し料理界の話もでてくるけど、特定の分野に限らず、どの分野にも当てはまることなのかなぁと感じた。
この社会をどう捉えて、自分の価値観をどう作っていくのか。社会に出たばかりのふたりではないけど、いくつになってもしっかりした軸を作るの