朝井リョウのレビュー一覧

  • 生殖記

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    最初はなかなか設定が理解できず入り込めんかったけど、だんだん分かってきたら面白くてどんどん読めた。まさかの生殖器目線で人間を客観的に見て分析してる(笑)人間目線では書きづらいようなことも毒舌でズバズバ言ってのけて、それが癖になって所々笑えた(笑)正欲は映画でしか見たことなくて、朝井リョウ作品は気になりつつも何気に初めてだったと思う!今年の本屋大賞も受賞されてGETできたし、ますます読むのが楽しみになった!

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    2026年04月23日
  • スター

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    ものづくりに携わる2人の葛藤を描く物語。心のざわざわに折り合いをつける美しさと、その中でも信念を持って取り組む姿勢は非常に素敵だった。ストーリーの魅力よりも、人の心情の機微の表現に重点を置く朝井作品の真骨頂だった。

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    2026年04月23日
  • 生殖記

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    生殖本能がヒトの生活をつっこみ、解説するのだが、読む前は設定に理解が出来なかったが、読み進めるととてもナチュラルに読み進められた。
    ヒトの生活をこんなに客観的に書けるなんて観察眼が素晴らしいと思う。

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    2026年04月23日
  • 何者

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    「何者」でもない大学生の立場と可能性の多さゆえに一言でまとめられない…

    コロナ期の大学時代にこのようなコミュニティすら持っていなくこじらせてしまっていたので主人公に羨ましさも芽生えた。

    ただ、共感する部分もあったし、勝手に批判されているようにも感じた(笑)
    でも大学生が自分の将来に向き合ってコミュニティを作ってシュウカツに取り組んでることには変わりないのだから立派だ

    私は、海外に行くと在学中に決めてお金を貯めはじめた。卒業後半年後に海外へゆき、一年半滞在し、今は帰国して2ヶ月目だ。
    だから新卒チケットなんてのは捨ててしまっていた。
    後悔はしてないけど、本を読んで
    私は「何者」かになること

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    2026年04月23日
  • 世にも奇妙な君物語

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    「世にも奇妙な物語」のあの世界が頭の中に湧き上がってくる文章。
    読みやすいのに、カメラワークやシーンの切り替えまで映像がクリアに浮かぶ。

    お話ごとに、ぞくっとするものもあれば謎の世界観もあれば、というところも正に、という感じ。
    ただドラマのオムニバスと違い全て一人の作者によるものということもあり、全体的に散りばめられている現代社会への皮肉感はずっと同じ視点だな、と感じた。だから悪いというわけではなく。

    ひとつひとつの話も面白いし、一冊の本としても面白い。
    タイトルに「君」という言葉を選んで入れた理由が知りたい。

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    2026年04月23日
  • スター

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    物事に対する向き合い方の違いが、人の心がよく現れる人間関係の距離感とともに描写されており、思考の成長とそれに伴う気持ちのぶつかり合いを味わうことができた。

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    2026年04月22日
  • 何様(新潮文庫)

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    就職したら「何者」かになれるのだろうか。
    「何者」かになろうと足掻く就活を描いた『何者』の続編。
    彼らは「何者」かになれたのだろうか。

    別の本(マンガ)のセリフ。
    たいていの学生はボールを入社に向かって投げる。だから、最高でも「届く」で、普通は届かずに手前で落ちる。
    正確な引用ではないけど、社会人になってこのセリフを読んだ時、あまりに的を射てドキッとした
    内定が出たら。入社式したら。そう思って、必死に足掻いたけど、そこがゴールではない。

    『何様』は、『何者』の彼らの存在は控えめではあるけど、ゴールだったはずの入社のその先を強く意識させる短編集。『何様』の各話に見え隠れする(堂々と主人公にな

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    2026年04月21日
  • そして誰もゆとらなくなった

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    前々作、前作、未読です。
    この作品面白かったので、読んでみようと思います。
    作者のことが好きになりました。

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    2026年04月21日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    朝井リョウ先生といえば...いつだったかの番組で、自分で書いた答辞の文章の美しさに感動し過ぎて半分読んだあたりから既に泣いてた話をしていた。変態なんだ(いい意味で)と思ってた。けどこの作品を読んで、確かに朝一リョウ先生の答辞なら泣くかも⁈と今なら思う。

    この本、高校で過ごした遠くの記憶が蘇る。
    作家の年齢よりちょっと下くらいだから流行ったものの話だとか制服の着崩し方とか、細かい景色に懐かしさを感じていた。学生の時も読んでおけばよかったな〜今とどんな違った感想が書けただろう。

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    2026年04月21日
  • 何者

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    主人公拓人ら5人を中心とした就活をテーマにした物語であるが…

    大学生の就活事情や恋愛の物語なのかな…と読んでると後半から読んでる自分の内面を攻撃されているような衝撃を受けた。

    なりたい自分、こう思われたい自分って皆持ってると思うけど何者ツイートから形や内容は違えど自分の恥部が見えてくる不思議…

    最年少直木賞受賞作らしいがものすごい人間観察と才能溢れる作家さんだと思う。

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    2026年04月20日
  • 死にがいを求めて生きているの

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    ボリュームの割にスイスイ読んでしまった。
    すごく面白買ったし、考えさせられました。

    弓削に関して、嫉妬から放火に至るのが飛躍があるし、その描写もなく、そこは読者の想像に任せるのが文学的に高尚と言われたらそれだけだけど、最後の締めくくりもどこかスッキリしなかったのが正直な感想だが、素晴らしかったです。 

    あと、北大の描写がほんとにリアル。在学生だったのか疑うほどだった。

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    2026年04月19日
  • そして誰もゆとらなくなった

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    同じゆとり世代として、朝井リョウに親近感を覚えているし、このエッセイ三部作は最高に面白い!
    お腹いたい時は絶対朝井リョウの事考えてるし、痔かも?!って時も朝井リョウの事考えてる。朝井リョウも同じなんだから大丈夫だよ私…!って思ってる。なんか勇気を貰っているのだ!
    朝井リョウは、どうにかなると思っていた事もどうにもならない事があるという事を知ってるし、
    ホールケーキの乱が私はすき。

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    2026年04月18日
  • もういちど生まれる

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    ひーちゃんは線香花火

    変わらない夏なんてないのだと。
    確実に毎年違ったことが起こる。人の気持ちは変わる、人間関係だってささいなことで変わってしまう。
    だから、たいしたことなんかじゃない。全部たいしたことじゃない、なんて言葉で終わらせられない。
    主人公の女は愛されすぎている、前世で何をしたのか気になる^_^

    全部読んだ!こういう短編が繋がってる本大好き!!

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    2026年04月25日
  • スペードの3

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    ある舞台女優と、彼女のファンクラブを取り仕切る女性の会員、そして新しく加わった会員。3人の女性の語るそれぞれの人生、悩み、苦しみ、そして悟り。自分にも少なからず心当たりがある人の心の嫌なところがむき出しになるので、うっとなるけれど、最後はそれぞれが自分の人生を取り戻せるような終わり方で良かった。

    3章の舞台女優のお話が特に好きだったし、共感できた。本来は羨ましがる要素などないのに、不幸なエピソードを持っていて、みんなから注目を集めることができる人、そこに強烈な物語と理由を生み出せる人をずるいと思ってしまう感情。どん底を知ってるからこそ人に優しくなれる、ってよく言うけど、じゃあどん底を知らない

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    2026年04月18日
  • 何者

    購入済み

    これぞ朝井リョウ

    朝井リョウ氏が、ある対談企画で「人間のことが好きか嫌いか」と問われ、少し困ったような表情を見せたあとに「大好きではないと思います」と答えたのが印象に残っています。
    本作は、その言葉の背景にある感覚の一端に触れられるような内容だと感じました。
    今のような“大冷笑時代”だからこそ、手に取ってほしい一冊です。

    #タメになる #共感する #深い

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    2026年04月17日
  • スター

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    「自分がいろんなカルチャーを好きな理由ってここにあるんだよな〜」と思えるようなフレーズが中盤くらいにあり、そのあたりから割とすらすら読み進められた。
    さまざまなコンテンツに触れるための媒体が多様化し、消費速度もみるみるうちに上がり続けていく現代で、作り手は何を大切にすればよいのか。日本でも有数の映画監督に弟子入りした尚吾と、YouTubeでの発信を行うことにした絋という二人の主人公の葛藤や学びを通して、受け手である我々にも疑問を投げかけてくる構成がとても良かった。
    めまぐるしくモノの価値基準が変わっていく世の中で最終的に信じられるのは自分の心だけ。自分がここまでの人生で触れてきたものすべてがこ

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    2026年04月17日
  • 世にも奇妙な君物語

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    タイトルから分かる通り、大人気テレビシリーズ「世にも奇妙な物語」をオマージュした短編集。テーマ曲をBGMに読めば完全にソレでした。

    コミュニケーション能力やモンスターペアレンツについてなど、世の中の問題を捉えた作品もあって、この問題に答えはあるのか、ないのかー。なんて考えちゃったり。ともすればメッタメタでで笑えるのもあったり。でも一貫性はないようで、実はある作品です。

    20〜30分くらいで一つのシナリオが読めるので、隙間時間にぜひ。

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    2026年04月17日
  • 少女は卒業しない

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     情景が目の前に浮かんでくるような描写で
     スラスラと読み進めた

     同じ時、同じ場所で
     色々な人のそれぞれの視点、良かった
     

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    2026年04月16日
  • どうしても生きてる

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    「健やかな論理」にやられた。
    直前まで健やかだった人々が自殺する突拍子もなさが、納得できるのだ。普通の構成だったら違和感しかないだろうな。この作品では、その唐突な行動を自然な流れとして描いている。
    ある日、急に死にたくなるのではない。意識の底でずっと流れていた希死念慮に気づいてしまった途端、その流れに乗るのが自然だと感じてしまうのだ。
    「もういいかなと思った」というセリフにはリアリティーが溢れていた。

    「そんなの痛いにきまっている」は、著者のメインテーマである性癖が描かれている。マジョリティーには見えない当たり前の壁。多くの人には見えず、素通りできてしまう空気の壁なのに、著者の描くキャラクタ

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    2026年04月16日
  • 星やどりの声

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    『星やどり』を経営する三男三女、母の物語。6章構成となっておりそれぞれの視点から亡くなった父や周辺の交友関係が描かれている。
    総括するとすごく心が温まる話だった。毎回言っているような気もするが朝井リョウは風景や感情を描くのが本当に上手い。思春期特有の感情だったり周りが内定をもらっている中自分は貰えていない焦燥感など、経験した感情が引き出されながら読んでいた。
    私は特に双子の話が好きだった。最後の『星やどり』に込められた思いも感動した。

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    2026年04月16日