朝井リョウのレビュー一覧

  • 学生時代にやらなくてもいい20のこと

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    エッセイということも知らずに手を取ったこの本は、想像以上に読みやすく面白かった。
    最近話題になった“そで“も最初と最後でそれぞれ字体も内容も違うから、そこまで読んで欲しい。

    勝手に朝井リョウが話しているかのように変換されるので、さらに面白く読めたが、地獄の100キロハイクや500キロバイク、就活も成し遂げていて本当に尊敬する。
    3部作のエッセイも読んでみたい。

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    2025年12月09日
  • 風と共にゆとりぬ

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    面白かった。
    日々の生活に起こる些細な出来事を面白おかしく書いていて、さすが作家だなと思った。
    贈り物の話とビーチバレーの話がお気に入り。
    ちょっとおかしな行動取っちゃったり、悪ノリしたり下心が出たり、きちんと準備したのに想定外のことが起こって焦ったり恥ずかしい思いしたり。何だかちびまる子ちゃん青年版を読んでいるような、シュールな面白さがあった。
    ユーモアがあって好奇心も行動力もあって、とても楽しい人なんだろうなと思った。他のエッセイも読んでみたいと思った。

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    2025年12月09日
  • 少女は卒業しない

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    二人は一直線上にいるのではない。二度と交わることのない平行線上にいる。進学、就職、浪人、卒業とともに否が応でも各々の道に進まなければならない高校生たちの全七篇。いつか終わりが来るからこそ、青春時代の思い出は儚く尊いものなのかも知れません。

    僕自身、前期試験に不合格、卒業式の晴れやかな気持ちのまま4月を迎えることは出来ませんでした。ですが、残された数人の仲間と過ごした後期試験までの僅かな日々、静まり返った校舎で黙々とペンを走らせて感じた悔しさと緊張、歓喜は十年近く経った今では良い思い出です。

    本作品の登場人物たちほど物語性のある学生生活を送れた訳ではありませんが、過ぎ行く時間の中で様々な感情

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    2025年12月09日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    ネタバレ

    前田涼也と宮部実果が印象に残った。前田涼也のクラスカーストを感じて劣等感を覚えたり自分の惨めさを見ないふりする様子に共感しました。宮部実果は家庭環境が17歳少女が背負うにはあまりに辛い状況で、後半泣けました。どの子も周りの目を気にしたり、自分の立ち位置を考えて行動したり、我慢したり何かにイライラしたり。この時期特有のクラスや授業・部活の空気感が伝わってきて懐かしくもあり、自分を思い出して気恥ずかしくなりました。また何もない自分を感じながら受験勉強することやその不安、目標に向かう周りの人達を羨ましく思う気持ちなども思い出しました。

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    2025年12月08日
  • 死にがいを求めて生きているの

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    生きる意味とは何か。そもそも生きる意味なんてないんだからナンバーワンになろうとせず、オンリーワンで自分なりの生き方や幸せを見つければいい。
    でも、オンリーワンな生き方も結局、今の社会でどう生きるかという制限のなかの自由な生き方でしかない。つまり、どこまでいっても他人と比較されたり、相対的にこの人の生き方はよい、この人はよくないといった価値観のある社会で生きている。その価値観は資本主義社会、多数派が異性愛個体であること、教育現場のシステムなど、当たり前になっている今の社会の構造によって作られていると思う。

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    2025年12月10日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    大好きな映画の原作として。
    面白かった。
    ちょっと自分には乗りにくいと思える文章もあったけど。
    映画は組立を結構変えてるんだ。
    スクールカーストの描き方が秀逸。
    ジョゼ、蒼井優、上野樹里といった固有名詞に意外に時代が近い。

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    2025年12月08日
  • ままならないから私とあなた

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    子供が生まれることを想像して、「分からないものが怖い」という感覚を味わった主人公のその後の行動が面白かった。

    ITとかで便利になった時間を何に使うかはその人次第だし、ITで時間が増えても結局その時間は別のことに使うので、それが有意義かわからないが。
    ただ、時代は変化するし、いまの時代での 無駄で有意義な時間 というものがあるのであろう。

    まだ理解できない部分、腑に落ちない部分があったが、一旦このまま保留にして、自分がこの先の人生でこの小説を思い出す日を待つことにしよう。

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    2025年12月07日
  • 世界地図の下書き

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    この本に登場する子達は、様々な困難を抱えている。両親が亡くなって引き取られた先から虐待された過去があったり、退所して大学進学する希望が大人の事情で破れたり。子ども時代から順風満帆ではない、挫折がある人生だけど、彼らが彼ら自身と一緒に暮らす子ども達を否定することはない。その姿そのものが希望だと思ったし「失敗してもやり直せば良いし、困難から逃げても良い」と言うメッセージが優しく寄り添っていて素敵だと思った。

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    2025年12月07日
  • どうしても生きてる

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    健やかな理論

    別に死にたいわけじゃない。でも「もういっか」って思うことはある。そんなとき、手軽に死ねるツールがすぐ側にあれば、自殺も不思議じゃない。



    七分二十四秒めへ

    音楽を聴いていても映画を見ていても、何をしていても現実が迫ってくる。もう希望も何もないのなら、一時でもいいから現実から目を背けたい。だから中身のないくだらない動画を、今日も見るのだ。そのときだけは、救われるから。





    流転

    「好きなように生きる」ことと「嫌なことから逃げる」ことは違う。投げ出して逃げ出してばかりの人生では、どうしたって自分自身に対しての後ろめたさが付きまとう。


    遠い自分のために、時には信念を

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    2025年12月07日
  • 世界地図の下書き

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    ピュアっピュア!子供の、言語化できないもどかしさ、非力さを久々に思い出した感覚。なのに思いは真っ直ぐど直球だから、余計にもどかしい。

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    2025年12月06日
  • ままならないから私とあなた

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    ネタバレ

    久しぶりに朝井リョウさんの小説を読んだ
    「やっぱり好きだな」と感じた
    文章がすーっと頭の中に入ってくるから読みやすい
    それでいて考えさせられる

    価値観が違うからそれを押し付けあうのは違う気がする
    ただ、「ままならないから〜」の方は、努力型の雪子の性質を認めてあげることも必要なのではないかと感じる。だって幼い頃から雪子は薫の変?なところも認めてきてたから。

    現代風刺のような本、とても面白かった

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    2025年12月06日
  • 世界地図の下書き【電子特別版】

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    後半、少し中だるみしたが、サクサク読めました。今まで読んだ朝井さんのストーリーとは少し違う印象を受けました。

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    2025年12月04日
  • 風と共にゆとりぬ

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     この本を読んで何かを得られるわけではない(大変失礼)けれど、ただ純粋に本を読むことが好きだった頃を思い出せた。あの頃に戻りたくなった。
     戻りたい過去がある時点で私はなんて果報者。

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    2025年12月03日
  • 何様(新潮文庫)

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    ネタバレ

    何者で拓人が「自分の人生の中に見つけたドラマがそんなにも大事なのだろうか」って言ってたけどさ、こんな初恋あったら大事にするに決まってんだろぉ!最高の初恋じゃねえか!!そう考えたら瑞月が不憫すぎる。

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    2025年12月02日
  • 何様(新潮文庫)

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    それぞれに共感できる部分があって、刺さる。「何者」も読み直して、より楽しめる。ゆとり三部作も大好きなので、朝井さんの価値観がたくさん入っていて嬉しかった。若林さんの後書きもよかったなぁ。

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    2025年12月02日
  • スペードの3

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    いくら待っていても、革命は起きない。持ち得るカードで自分から戦うしかないのだ。
    人生をトランプの大富豪に見立て、変わり行く周囲と変われない自分、取り残されることで初めて気付く惨めさを描き出す。自分の人生が向かう先は自分でしか変えられない、代表作『何者』にも通じる朝井リョウの一貫した世界観を本作からも感じます。
    愛季とむつ美、つかさの生い立ち、ミステリー要素のある美しい伏線回収も印象的でした。

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    2025年12月01日
  • 死にがいを求めて生きているの

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    ネタバレ

    雄介が言う人間は3種類いるという話が印象に残った。とりあえず働くのは、三つ目の人間に堕ちたくないから。自分はたまたま家族がいるので、雄介のいう一つ目の人間に当てはまるのかもしれない。でも、三つ目の人間とも言えるような気がする。というか、三つ目の人間になりたくないと思いながらなってしまっているような感覚になり、焦燥感に駆られることがある。今後子供が巣立ってしまったら、自分に何もない気がする。この辺りの雄介に共感したが、それも何だか自分でショックだった。自分は雄介と同じなんだと思った。自分が見たくない部分を書かれて、何だか処理しきれずぼんやりしてしまう。朝井さんの本は大体こういう衝撃を受ける。

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    2025年12月01日
  • ままならないから私とあなた

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    文章が好き ◯
    作品全体の雰囲気が好き ◯
    内容結末に納得がいった ◯
    また読みたい
    その他◯

    価値観を押し付ける人、苦手。

    読んでいて、ちゃんと苦しいです。

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    2025年12月01日
  • 武道館

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    【読んだ目的・理由】武道館に行ったから
    【入手経路】買った
    【詳細評価】☆4.3
    【一番好きな表現】つまり、怒るということは、自分の中にある器の許容量や、形をさらけだすということだ。(本文から引用)

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    2025年11月30日
  • 少女は卒業しない

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    11/29Audibleで。題名が良い!って思ったら短編集か…。音声で聞くには向いてるかもしれない。1編目朝井さん、JKの描写うまいな〜って思った。

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    2025年11月29日