朝井リョウのレビュー一覧

  • 風と共にゆとりぬ

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    ゆとりシリーズ2作目。
    相変わらず笑えました。

    第一部〜第三部に分かれていて、
    第一部 日常
    第二部 プロムナード
    第三部 肛門記

    はい、お察しのとおり、第三部は完全にふざけてますね笑

    第一部は「時をかけるゆとり」にも出てきた眼科医との邂逅に笑ってしまいました。
    また、朝井リョウさんの内面に触れたお話が多く、より朝井さんの人となりを知れたように思います。

    第二部は、日本経済新聞に半年間連載したコラム、それに対する現在の朝井氏からのひと言。

    第三部は…もう笑いなしでは読めませんが、大変でしたね…
    でも健康が何よりも大切だというのには頷けます。

    ☆4なのは少し長くて疲れてしまったからで

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    2026年05月24日
  • 武道館

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    ネタバレ

    本当にみんな幸せに生きてほしい、、
    心からそう思った、、!
    人にはそれぞれの幸せがあるけど、やっぱり恋愛っていいね
    愛する人、愛してくれる人がいるってすばらしい

    自分が推しているアイドルグループも、メンバーの一人がちょうど武道館ライブ前に熱愛スクープされて、その子は武道館のステージには立ってくれたけど、それを最後に脱退してしまって
    ちょうどその子のカラーを担当する新メンバーのオーディションをしている最中だったから
    この話や設定が全くフィクションとは思えなかった

    現代のドロドロ、嫌な部分と、その中でひたむきに生きる人たちの姿を描くのが本当に上手、、
    あったかい小説を読んだ後とはまた違った類の

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    2026年05月21日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    学生時代に戻ったような感覚に陥るほどリアルな心理描写で、ワクワクもしたし苦しくもなった。
    高校に限らずなにかの集団に属すると、そこがこの世の全てのように思えて、その世界で周りから仲間外れにされないように行動する。それが賢い生き方なんだろうなとは思う。
    かすみと友未の話で、自分と気が合う友人でも、周りから浮いているということを知った途端に距離を作ってしまうあの感じは息苦しくなるほど残酷だった。
    このシーンだけでなく、いわゆる学校のヒエラルキーにおける「下」の人達の心理描写は読んでいて苦しいものばかりだった。
    それでも、私自身は何となく空気を読んで「下」の人とは関わらないようにしていたタイプだった

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    2026年05月21日
  • スペードの3

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    *********************************************
    香北つかさのファンクラブを束ねる美知代。
    つかさに憧れを抱く地味で冴えないむつ美。
    最近ではオファーが減った舞台女優のつかさ。それぞれに不満を抱えた三人の人生が交差する。
    *********************************************

    待ってすごい、すごいすごい何この展開!
    第一章のラストには、びっくらたまげた!

    そして、朝井リョウ氏は、少女なんですか?
    なんでこんな少女時代のやりとりを鮮明に描けるの?
    そして自分が幼い頃は言語化出来なかった気持ちを、
    幼すぎて自覚さえし

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    2026年05月21日
  • そして誰もゆとらなくなった

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    ゆとりシリーズ完結!!

    最近はポッドキャストをよく聴いていて、本の感想書くのを忘れてた。
    3部作ともポッドキャストで語られるエピソードがこういうことだったのか!という答え合わせ的に読んでしまった。

    私もショートケーキは扇形型であって欲しい。

    P359のあとがきが良かった。


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    2026年05月21日
  • 武道館

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    《若い頃にしかできない選択は、時にあまりにも残酷だ》

    「インメガ」本屋大賞受賞を機に、朝井リョウさんの「推し」に関する作品を読もうと思って手に取った。
    こちらは推されるアイドル視点のお話✧*。

    「武道館ライブ」を合言葉に活動してきた女性アイドルグループ「NEXT YOU」。彼女たちは徐々に人気と知名度を上げていくがー…。

    こちら、刊行されたのは11年前。
    読んだ方はきっと分かってくれると思うのですが、11年前にこのラストを描いた朝井リョウさん、すごくない!?天才すぎでは!?Σ( ˙꒳​˙ )
    今でこそ許容されてるのかな、と思うけど当時は絶対無理だったでしょ!!!
    この構成もよかったなぁ

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    2026年05月20日
  • スペードの3

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    朝井リョウって女だっけ?というくらいに
    女の心の機微や嫌なところ、とりわけ好きな男の前では絶対に出さないであろう真っ黒な部分を書き表すのが最高にうますぎる。

    3人の女性がそれぞれ主人公になる連作集。
    出てくる女性たちそれぞれに、ああこういう人いるわ、私もこういうところあるわ、と共感する。
    そして、一回全員を嫌いになる。

    三者三様、悩みは違うけど、共通するのは他人軸で生きていること。
    そして、他社と比較することで「あいつよりマシだな」とか「こいつ、ずるいわ」とか思いながら生きていた。
    だけど、ある時から「あいつ」や「こいつ」によって、これまでうまくやってきた人生の歯車が狂いだす。
    狂った結果

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    2026年05月20日
  • 死にがいを求めて生きているの

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    ある程度の競争(対立)はやはり必要である
    順位をつけてもらえない 他人と比較するのを良しとしない風潮はいいこともあるが悪いこともある

    そして、その代償が自分で自分の価値を見つけなればいけない世界になるというのはものすごく苦しい

    しかし、この苦しみというのは正直ゆとり世代より前の世代にはわかってもらえないのだろうと感じる

    そちらにはそちらの苦しみがあったとは思うが
    こちらにはこちらの苦しみが発生しているのだ

    目の前から競争や対立が消えたことで、これからは
    競争や対立に見せかけた陰湿的な他者を傷つける行為そして自分自身をを傷つける行為が増えていくだけなのではないか

    目的と手段が逆転してい

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    2026年05月20日
  • 武道館

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    イン・ザ・メガチャーチからの流れで読んでみました。つまらなくは無いけど朝井リョウさんの作品ならもっと面白いものが他に沢山あるかな、と。
    読んで感じたのは、アイドルという存在の不自然さのようなものであり、一部アイドルファンの矛盾を孕んだアイドルへの視線でした。
    アイドルを応援している人はもっと別の感想になるでしょうね。

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    2026年05月20日
  • 正欲(新潮文庫)

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    ⭐️3.5
    「多様性」という言葉がすっかり社会に浸透していることは理解していたものの、「マジョリティ」や「マイノリティ」と結び付けて考える機会はあまりなかった。
    結局のところ、価値観や好きな方向性が近い者同士が繋がればよいという意見には賛成だし、自分には理解できないものを単純に否定するのはやはり違う気がする。放っておいて欲しい人には無理に近づく必要もないとは思うけど、本音はどうなんだろうか。
    ……などと、浅いなりにも考えさせられました。
    あと、「え?これ作者の言葉?まだ物語始まってない?」ってなった導入部は面白い!

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    2026年06月13日
  • 死にがいを求めて生きているの

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    ネタバレ

    まじで誰も明確に悪者って言えないのになんか嫌な人っているよね。。。最終的にこいつが本当に悔い改めて、毎日看病してるんじゃなくて自分のなんかいいことやってる感のために消費されてるって感じて胸糞やったわ。

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    2026年05月19日
  • ご本、出しときますね?

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    作家の人たちってこんなに話上手いんだなと驚く。
    飲み会の場で話しているようなフランクさもありつつ芯を食った内容になっている。
    紹介されている本も面白そうなものばかりで、ウォッチリストにたくさん入れた。話し手さんの本も未読のものは代表作くらいは読んでおこうという気になった。

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    2026年05月19日
  • スペードの3

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    3つの視点からの物語 
    人間の汚さ、欲の深さと本人も無自覚な素の感情がそのまま出ていて、男の人がこんなに女性の汚い部分を描けるのかと凄く驚いた。
    まだ言語化されていない感情を言語化してしまう朝井リョウに恐れ入った、、、
    最後の歌劇団の女の人視点での、不幸話を売りにしないと評価して貰えない話が印象的だった、確かに現代では不幸から這い上がった人はとても評価されているが、不幸じゃないと努力をしても褒められないし評価されない、という立場からの考えにスポットが当たるのは珍しくて、印象的だった

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    2026年05月18日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    情景描写が良かった。高校時代の些細な出来事を思い出した。だけど、高校時代部活や人間関係、勉強に全力でぶつかれなかった自分にとっては少し苦しい本だった。

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    2026年05月18日
  • 死にがいを求めて生きているの

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    誰かを支えたい
    誰かを止めたい
    誰かを救いたい

    そんな一見きれいな感情が
    いつの間にか“自分を保つ装置”になっていく。

    問題を抱えた相手がいることで
    自分の空白を見なくて済む。

    朝井リョウ作品は『他人を観察しているようで、自分の危うさを見せられている』物語ばかり。

    あとがきでは平成を生きた人なら誰もが知る事件の死刑囚が、とある事件の受刑者の最終意見陳述に対して述べた見解にも触れられていた。
    こういう事件の犯人は男性が多い、と、男性作家が書いてくれるのは女性として心強く思う。

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    2026年05月18日
  • 死にがいを求めて生きているの

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    ネタバレ

    3.7くらい

    まず思ったのは、タイトルと内容が合ってない。(個人の感想です)
    最初は植物状態の智也も出てくるし、命の大切さ系なのかなあ、、と思っていたら。
    海族、山族、目の色が青い、耳が大きい、歴史的対立
    ん?ファンタジー???
    と、なり。

    てか本をめくって最初に書かれてた〈螺旋プロジェクト〉とはなんだ??私なんかこのプロジェクトに途中参加しちゃった系?と若干戸惑った。

    とかいいつつ、読みやすかった。
    人気者の雄介から痛い雄介への堕ちようがすごい。
    頭も良くてスポーツもできる一軍系男子かと思いきや、いつしか「アイツ」呼ばわり、、
    そういう意識高い系の大学生とかいたなーなんて思ったけど、実

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    2026年05月19日
  • 学生時代にやらなくてもいい20のこと

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    最高だわ…くだらなすぎて、自分には眩しすぎて。こんなネタがゴロゴロ転がっている日常ってどんなんだろう。それとも気付いてないだけで案外あったりするのか…?声出して笑ってしまった。
    やらなくてもいい、けどやったら楽しいだろうな〜。

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    2026年05月17日
  • スペードの3

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    《その歪みは、きっと誰の中にもある》

    書店で「朝井リョウの隠れた名作は推し活小説!?」という全面帯に惹かれて手に取った。
    「インメガ」が本屋大賞を受賞したら読もうと思っていました✧*。

    有名劇団のかつてのスターのファンクラブの幹部、彼女の元同級生、かつてのスター…一見キラキラしている彼女たちの過去や現在の歪み、一歩踏み出そうとする様を描いた連作短編集。

    短編のタイトルがいろんな含みを持たせていそうで秀逸。
    特に「スペードの3」が秀逸すぎてお気に入り。

    読み始めてすぐ、うわ、この切れ味朝井リョウさんだ…!と思った。
    (偉そうに言ってますが、朝井さん歴は浅いです。シャレ?)
    人間の見たくな

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    2026年05月17日
  • スペードの3

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    「イン・ザ・メガチャーチ」の原石のような作品に感じた。2014年ということなので、朝井リョウさんの中には人生における「物語」というテーマが一貫してあるのかもしれない。主人公3人の危うさ、表に出したくない心の内側が巧みに表現されている。
    連作のようでしっかり繋がっており、ミステリー要素、伏線回収、びっくり展開も用意されていてお得です。

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    2026年05月17日
  • そして誰もゆとらなくなった

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    実は初 朝井リョウ。しかも彼のエッセイ本も初めて。ところが今作はエッセイ3部作の最終巻だという。なぜこんなことに──?

    という事情があるので、朝井リョウのエッセイ、どころか小説すら1冊も読んだことがない私の、どこに需要があるのか分からない感想をメモ。

    文章が上手くて内容も表現も面白かったが、ちょいちょい挟まれる(一応)自虐風の「若くして売れっ子作家になった優越感」みたいなものが鼻についた。エッセイ全体がそういう作風ならば申し訳ない。

    とはいえ、大の甘党というところは個人的に好感が持て、関連のエピソードも微笑ましかった。

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    2026年05月17日