朝井リョウのレビュー一覧
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ゆとりシリーズ2作目。
相変わらず笑えました。
第一部〜第三部に分かれていて、
第一部 日常
第二部 プロムナード
第三部 肛門記
はい、お察しのとおり、第三部は完全にふざけてますね笑
第一部は「時をかけるゆとり」にも出てきた眼科医との邂逅に笑ってしまいました。
また、朝井リョウさんの内面に触れたお話が多く、より朝井さんの人となりを知れたように思います。
第二部は、日本経済新聞に半年間連載したコラム、それに対する現在の朝井氏からのひと言。
第三部は…もう笑いなしでは読めませんが、大変でしたね…
でも健康が何よりも大切だというのには頷けます。
☆4なのは少し長くて疲れてしまったからで -
Posted by ブクログ
ネタバレ本当にみんな幸せに生きてほしい、、
心からそう思った、、!
人にはそれぞれの幸せがあるけど、やっぱり恋愛っていいね
愛する人、愛してくれる人がいるってすばらしい
自分が推しているアイドルグループも、メンバーの一人がちょうど武道館ライブ前に熱愛スクープされて、その子は武道館のステージには立ってくれたけど、それを最後に脱退してしまって
ちょうどその子のカラーを担当する新メンバーのオーディションをしている最中だったから
この話や設定が全くフィクションとは思えなかった
現代のドロドロ、嫌な部分と、その中でひたむきに生きる人たちの姿を描くのが本当に上手、、
あったかい小説を読んだ後とはまた違った類の -
Posted by ブクログ
学生時代に戻ったような感覚に陥るほどリアルな心理描写で、ワクワクもしたし苦しくもなった。
高校に限らずなにかの集団に属すると、そこがこの世の全てのように思えて、その世界で周りから仲間外れにされないように行動する。それが賢い生き方なんだろうなとは思う。
かすみと友未の話で、自分と気が合う友人でも、周りから浮いているということを知った途端に距離を作ってしまうあの感じは息苦しくなるほど残酷だった。
このシーンだけでなく、いわゆる学校のヒエラルキーにおける「下」の人達の心理描写は読んでいて苦しいものばかりだった。
それでも、私自身は何となく空気を読んで「下」の人とは関わらないようにしていたタイプだった -
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香北つかさのファンクラブを束ねる美知代。
つかさに憧れを抱く地味で冴えないむつ美。
最近ではオファーが減った舞台女優のつかさ。それぞれに不満を抱えた三人の人生が交差する。
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待ってすごい、すごいすごい何この展開!
第一章のラストには、びっくらたまげた!
そして、朝井リョウ氏は、少女なんですか?
なんでこんな少女時代のやりとりを鮮明に描けるの?
そして自分が幼い頃は言語化出来なかった気持ちを、
幼すぎて自覚さえし -
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《若い頃にしかできない選択は、時にあまりにも残酷だ》
「インメガ」本屋大賞受賞を機に、朝井リョウさんの「推し」に関する作品を読もうと思って手に取った。
こちらは推されるアイドル視点のお話✧*。
「武道館ライブ」を合言葉に活動してきた女性アイドルグループ「NEXT YOU」。彼女たちは徐々に人気と知名度を上げていくがー…。
こちら、刊行されたのは11年前。
読んだ方はきっと分かってくれると思うのですが、11年前にこのラストを描いた朝井リョウさん、すごくない!?天才すぎでは!?Σ( ˙꒳˙ )
今でこそ許容されてるのかな、と思うけど当時は絶対無理だったでしょ!!!
この構成もよかったなぁ -
Posted by ブクログ
朝井リョウって女だっけ?というくらいに
女の心の機微や嫌なところ、とりわけ好きな男の前では絶対に出さないであろう真っ黒な部分を書き表すのが最高にうますぎる。
3人の女性がそれぞれ主人公になる連作集。
出てくる女性たちそれぞれに、ああこういう人いるわ、私もこういうところあるわ、と共感する。
そして、一回全員を嫌いになる。
三者三様、悩みは違うけど、共通するのは他人軸で生きていること。
そして、他社と比較することで「あいつよりマシだな」とか「こいつ、ずるいわ」とか思いながら生きていた。
だけど、ある時から「あいつ」や「こいつ」によって、これまでうまくやってきた人生の歯車が狂いだす。
狂った結果 -
Posted by ブクログ
ある程度の競争(対立)はやはり必要である
順位をつけてもらえない 他人と比較するのを良しとしない風潮はいいこともあるが悪いこともある
そして、その代償が自分で自分の価値を見つけなればいけない世界になるというのはものすごく苦しい
しかし、この苦しみというのは正直ゆとり世代より前の世代にはわかってもらえないのだろうと感じる
そちらにはそちらの苦しみがあったとは思うが
こちらにはこちらの苦しみが発生しているのだ
目の前から競争や対立が消えたことで、これからは
競争や対立に見せかけた陰湿的な他者を傷つける行為そして自分自身をを傷つける行為が増えていくだけなのではないか
目的と手段が逆転してい -
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Posted by ブクログ
ネタバレ3.7くらい
まず思ったのは、タイトルと内容が合ってない。(個人の感想です)
最初は植物状態の智也も出てくるし、命の大切さ系なのかなあ、、と思っていたら。
海族、山族、目の色が青い、耳が大きい、歴史的対立
ん?ファンタジー???
と、なり。
てか本をめくって最初に書かれてた〈螺旋プロジェクト〉とはなんだ??私なんかこのプロジェクトに途中参加しちゃった系?と若干戸惑った。
とかいいつつ、読みやすかった。
人気者の雄介から痛い雄介への堕ちようがすごい。
頭も良くてスポーツもできる一軍系男子かと思いきや、いつしか「アイツ」呼ばわり、、
そういう意識高い系の大学生とかいたなーなんて思ったけど、実 -
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《その歪みは、きっと誰の中にもある》
書店で「朝井リョウの隠れた名作は推し活小説!?」という全面帯に惹かれて手に取った。
「インメガ」が本屋大賞を受賞したら読もうと思っていました✧*。
有名劇団のかつてのスターのファンクラブの幹部、彼女の元同級生、かつてのスター…一見キラキラしている彼女たちの過去や現在の歪み、一歩踏み出そうとする様を描いた連作短編集。
短編のタイトルがいろんな含みを持たせていそうで秀逸。
特に「スペードの3」が秀逸すぎてお気に入り。
読み始めてすぐ、うわ、この切れ味朝井リョウさんだ…!と思った。
(偉そうに言ってますが、朝井さん歴は浅いです。シャレ?)
人間の見たくな