あらすじ
読んで得るもの特にナシ!
500枚超の楽しいことだけ詰まった大ボリュームエッセイ集。
対決!レンタル彼氏/ポンコツ!会社員日記/冒険!朝井家、ハワイへ/諦観!衣服と私
失態!初ホームステイ/本気!税理士の結婚式で余興/阿鼻叫喚!痔瘻手術、その全貌等
・ダヴィンチBOOK OF THE YEAR 2017 2位
・ブクログ大賞2018 ノミネート
・読書メーター OF THE YEAR 2018 3位
『桐島、部活やめるってよ』で鮮烈なデビューを飾り、
『何者』で戦後最年少直木賞作家となった著者のユーモアあふれるエッセイ集が待望の文庫化。
日経新聞「プロムナード」連載エッセイや、壮絶な痔瘻手術の体験をつづった「肛門記」を収録。
また、その顛末が読める「肛門記~Eternal~」書き下ろし!
※この電子書籍は2017年6月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
大好きなシリーズです。
エッセイなのに、しかも面白い話ばかりなのに、
ボリュームが多過ぎてびっくりしました。
痔瘻にはなりたくないと、ひしひしと思います。
でも個人的に前作の方が声を出して笑ってしまった。
やっぱり大学生という生き物が、この世で1番面白いのかな
Posted by ブクログ
卒論の執筆の合間に……頭を空っぽにして読めるエッセイです。ユーモアの緩急が刺さりました。卒論のストレスを読んでる時に忘れさせてくれます!ありがとう!そして、痔瘻という私のスマートフォンで変換15個目にある、訳のわからない恐怖を覚えた単語も心に刻んで、私はこれから生きていきます。早く第3部も読みたい!!!
Posted by ブクログ
朝井リョウさんのエッセイ2冊目
相変わらず声を出して笑ってしまうほどに面白い
少し真面目な話も混ざっているが
基本はどうでもいいバカ話ばかりで
頭を空っぽにして読める
今回はうんこ関係の話が多く
同じく苦しめられている立場の自分には
共感も持てるという
いいんだか悪いんだか分からない感情で読んでいました
Posted by ブクログ
今作も面白かった!
こんなに自分のことをさらけ出し、それをエンタメにしてしまうエッセイがあってよいのか。
朝井リョウさんのことを、どんどん好きになってしまっている…
Posted by ブクログ
「本は、言葉とともに、視点を与えてくれる。世界を見つめる視点を増やすことは、今あなたを苦しめている相手を倒す武器にはならないかもしれない。だけど、あなたの心がある一点からの圧力によって押し潰されそうになったとき、目には見えない盾を構築する要素にはなってくれるはずだ」
Posted by ブクログ
こんなこと言ったら失礼かもしれないけど、
重ための小説を読み終わったあとに読むのが好きで、気分転換にもなるし、ずんと沈んだ気持ちを引っ張り上げてくれてありがたい一冊でした。
特に肛門記は、何度も声を出して笑ってしまった。
Posted by ブクログ
本当に天才だね!
エッセイ3部出ていて
最初に最新「そして誰もゆとらなくなった」を読んで、感動して1.2の順番に読みました。
1.2.3の順にどんどん面白くなった!
感性すごすぎる
たくさんのエピソードの中で
今回は眼科の話と、ビーチバレーの話特に笑った!
風と共にゆとりぬは3部構成になっていて、
わたしは特に第2部日経新聞のコラムの
プロムナードが特に好きだった
他と違って真面目な文章。
1ページに1ストーリーがわかりやすくまとめられてて、この人すごいんだったって感じた!
文章で笑うことってできるんだなって思ったエッセイでした~
Posted by ブクログ
朝井さんこれ描きながら絶対ニヤニヤしてるやろ
人間は隙があって常に暇そうにしとけって
昔の上司が言ってた
前作より好きかも
横道世之介みる、藤井隆いいよね。女性脳なのか
ドーナツ型のクッション買おかな
ずっと監視されてた入院生活を離れ孤独を感じるってなんかグッときた
朝井リョウさんの作品を呼んだのはこれが初めてなのですが、本当に面白かったです。主に学校で読んでいたのですが、笑わないようにするのに必死でした。本当に面白いので他の人にも読んで欲しいです!
めちゃくちゃ面白かった
作者がTVで話しているのを見て、この人面白そうだなーと思っていました。なので、小説はまだ読んでいないのですが、エッセイから入る事にしました。めちゃくちゃ面白かったです。全部面白いですが、オクラの話はかなりウケました。
Posted by ブクログ
一冊目を読み終わってから、すぐにこの二冊目を読み始めました。エピソードが面白すぎてやっぱりニヤニヤしながら読んでしまいました。
職場の昼休憩に読むには危険でした!
入院中の話をこんなに可笑しく文章にできるなんて凄いです。
次の三冊目も早速手に入れたので、読むぞー!
Posted by ブクログ
面白かった。
日々の生活に起こる些細な出来事を面白おかしく書いていて、さすが作家だなと思った。
贈り物の話とビーチバレーの話がお気に入り。
ちょっとおかしな行動取っちゃったり、悪ノリしたり下心が出たり、きちんと準備したのに想定外のことが起こって焦ったり恥ずかしい思いしたり。何だかちびまる子ちゃん青年版を読んでいるような、シュールな面白さがあった。
ユーモアがあって好奇心も行動力もあって、とても楽しい人なんだろうなと思った。他のエッセイも読んでみたいと思った。
Posted by ブクログ
この本を読んで何かを得られるわけではない(大変失礼)けれど、ただ純粋に本を読むことが好きだった頃を思い出せた。あの頃に戻りたくなった。
戻りたい過去がある時点で私はなんて果報者。
Posted by ブクログ
朝井リョウ氏と自身の肛門との戦いの記録…。
と、言えなくもないエッセイ三部作の第二作。
日常に埋もれそうなことを、しっかり描く筆力に圧倒される。朝井氏が解像度高く日々を観ているからこそ描くことのできる世界なのだろう。
肛門が…、眼科医が…など、繊細な描写で絶妙なツボをついてくる文章の中に、サラリ入ってくる。活字に関わるプロとしての、言葉
「本は、言葉とともに、視点を与えてくれる。世界を見つめる視点を増やすことは、今あなたを苦しめている相手を倒す武器にはならないかもしれない。だけど、あなたの心がある一点からの圧力によって押し潰されそうになったとき、目には見えない盾を構築する要素にはなってくれるはずだ。」
などに思わず、僕は「カッと目を見開いた」気になった(オーディブルだったので実際には目は見開かない)。
Posted by ブクログ
一作目に引き続き面白かった〜!!
肛門記の章、ただの痔の話だと思ってたからとんでもない爆弾を抱えて仕事してたんや…と思って衝撃だった。肛門記というタイトルが相応しいほど長い長い戦いだった。(終息したのだろうか…?)
三作目も読もう〜!
Posted by ブクログ
主に電車で読んでいたが、思わず笑ってしまう文章が多く、困った。面白いことに全力を投じる生活、なかなかできないが非常に楽しそうだと思う。
会社員時代の話もあり、会社員として生活する今、共感できる部分も多くあった。
Posted by ブクログ
さくらももこ大先生のエッセイを読んで育った身として、さくらももこマインドを持つ朝井リョウさんのエッセイにハマらないわけがなかった。
後半なんて特に、肛門の話しかないのについつい読み進めてしまう、くだらないからこそ何も考えずに脳みそ空っぽの状態で読んで楽しめる。
この感覚がたまらないです。
プロムナード掲載分からの肛門記の高低差もお気に入り。
Posted by ブクログ
第一作であまりに衝撃を受けたので、最後の「肛門記」もすんなりと読めたが、やはり只者ではない作家である。
ただただのんびりするのが好きな出不精と言うのに、なぜ過酷な部活まがいのバレボールに走るのか?
留学までしてしまうのか?
それもこの作家なりの理由付けがあるのだか、その言い訳を考えるのが彼の趣味なのだろうか?
次作が楽しみである
Posted by ブクログ
前作に引き続き、電車の中で読むものじゃないシリーズ。笑
全部面白いですがホームステイの話しが好きですねぇ。シーンが浮かぶというか、笑っちゃいます。
Posted by ブクログ
面白い。ヒーッヒッヒッヒと笑いながら読んでたら子供になんで笑ってるのか聞かれたから、おもしろかった部分をかいつまんで話したら、全然おもしろくなくなった。
やはり書き方が上手いのだ。
Posted by ブクログ
秋から冬へ移行するこの時期に、押し合いへし合いする朝の満員電車の中で、これを読んだことが過ちだった。
後悔は先に立たず、である。
読めばわかるが本書は失笑の連続だ。ちなみに言っておくと、失笑は「笑ってはならないような場で、あまりのおかしさに、思わずふき出してしまうこと」である。
察しの良い方はお気付きであろう。そう、この本は読めば唐突な笑いに「ぷっ」と吹き出してしまい、周りに人がいれば「なにあの人、キモチワルイ」と白い目で見られる、そんなオプションがついているのである。
それが文庫なら1,000円以下で手に入る!実にお買い得!!───とはならない。
こちらとしては出会い頭の衝突事故そのものだ。要らん機能をつけやがって。
しかしこれだけでは、終わらない。
秋から冬への過渡期には鼻水が止まらない。そんな中で吹き出そうものなら、蜘蛛の巣を張る勢いで鼻水がぶちまけられる。
それが私の身に起きたのだ。
なんという失態。
1人ならいい。しかしここは満員電車である。「ぷっ」という異音に誘われて見た視線の先には、不適な笑みを浮かべた妖怪鼻垂れ小僧がいる。気持ち悪いを通り越し、もはやキミガワルイ。
そんな醜態を晒してしまった。よりにもよって、いつも乗る電車の中で──
私は「本を読みながら突然吹き出し、加えて鼻水を垂らすキミノワルイ人」という汚名を着せられることとなった。
私は著者を許さない。痔瘻よ、爆散せよ。
匿名
クスッと笑えるエッセイ
身軽に、気軽に、軽快に読み進められるエッセイ集です。朝井さんのラジオを聞いているみたいで楽しめます。なんとなく昔読んだ三谷幸喜さんの文章に似ていました。
Posted by ブクログ
前作『時をかけるゆとり』は文章が少し読みにくいところがあったけど、今作はぐっと読みやすくなっていて驚いた。
冒頭の眼科医との再会シーンは胸が熱くなる展開で、一気に引き込まれた。
それから、あの“肛門記?”は笑いも緊張感もあって、思わず吹き出してしまうほど。
ただ、2部は正直あまり刺さらなくて、個人的には少し物足りなかった。
読んでいて気づいたのは、私はもしかしたらエッセイ自体があまり得意じゃないのかも、ということ。
物語の世界に浸るほうが好きだからか、面白い部分もあるのに「早く読み終わりたい」と思ってしまう瞬間があった。
それでも次の『そして誰もゆとらなくなった』も買ってあるし、最後までしっかり読もうと思う。
Posted by ブクログ
今回も笑わせてもらいました。
言葉のセンスというか選び方が秀逸で面白い!くだらない話を面白くしてしまう才能はすごいな〜。
私のお気に入りはハワイ旅行。涙流して笑わせてもらいました。人前で読んではいけないやつ!!
前作でも思ったけど、朝井さんと話してみたい。お友達になりたい。こんな脳内めんどくさそうなこじらせた人だけど、共感してしまう。次も楽しみ。
Posted by ブクログ
「粉瘤 画像」で検索はしませんでしたが、
「柚木麻子 朝井リョウ 歌」
「ボクらの時代 朝井リョウ」
「GQ 朝井リョウ」
で検索してしまいました。すみません。
主人公のあるべき姿のところが作家らしくてよかったです。
Posted by ブクログ
大学生でデビューし、就職して三年ちょいで仕事を辞めるあたりまでの話なんだが、ちょっと面白すぎて。自意識過剰で、顔バレを恥ずかしく思っていて、服のセンスがゼロで、サプライズとなるとがぜん張り切る(張り切り過ぎる)。自分のことをここまで客観的に面白く書けるなんてー。小説でもこんなキャラ登場させたらいいのにねー。世話になっている税理士さんの結婚パーティで、柚木麻子さんと披露した「今夜はブギーバック」の替え歌が秀逸でした。