感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2024年04月10日
朝井リョウ先生のエッセイ第2弾。前作は学生時代の内容がメインでしたが、今作は社会人時代がメインです。
内容は前作と同様に笑えるものばかりです。三部作の構成でしたが、第三部が一番笑えました。お尻は大切に…と感想を抱いたのは言うまでもありません。
表現の端々で人の事を観察されているな、感性が鋭いなと思...続きを読むわせられる所がありました。ですが言葉の選び方が上手く、自身を卑下しつつも嫌な感じを受けない、笑いに転換できる表現となっていました。その感性が他の作品にも活かされているのだろうなと思いつつ、最後まで楽しんで読める作品となっていました。
深く考えすぎず笑いたい時に、手に取ってみてはいかがでしょうか。
Posted by ブクログ 2024年04月07日
朝井リョウさんの本は、正欲を読んで『この人の本をもっと読んでみよう〜』と思い、こちらのエッセイを2冊目に…。良い意味で裏切られました!
さくらももこさんのエッセイが好きな私には、ニヤニヤが止まらないというか、むしろ声に出して笑ってしまい、家族に『何?』と不審がられていました。
Posted by ブクログ 2024年03月31日
電車でコロナやインフル関係なくマスクが外せない。絶えずにやけていると思うから。それでも300ページ以降は電車や公衆の場で読まないことをお勧めする。恐るべし、朝井リョウ。
Posted by ブクログ 2024年03月26日
小説とエッセイの雰囲気が異なっていて、必死な様子が見てとれたので親近感が湧いた。これも朝井リョウさんの作品の力なんだろうな。
面白すぎるエッセイだった。どの章もフリと落ちが完璧で、ずっと笑いながら読めるから落ち込んだ時にも読みたい。この作品の感心したところは文字だけで笑いを取るというところ。昨今SN...続きを読むSが普及し、3行足らずの短い文章で簡単な笑いを取ることが主流になってきている気がする。そのため、3行以上の笑いを取りそうな文章は長く感じ読む気がなくなる。ただこの作品は、章ごとにある程度の長さがあるにもかかわらず、しっかり話にのめり込み笑いを取ることすごいこと。また、簡単な笑いを取りにきていないところも偉大。
片手間に読んでいたのに、いつの間にか集中して読み切ってしまった。そんな初めて味わう感覚をぜひ。
Posted by ブクログ 2024年03月24日
じわじわ面白かった。朝井リョウさんの脳内と同期してみたい。
面白いだけではなくて、作者の書いた他の本に繋がるようなエピソードもあった。このように物事を捉えて物語を書いていくのだなと感じた。
Posted by ブクログ 2024年03月03日
再読。病気になった時に、病院の待合でずっと肛門記を読んでいた。痔瘻という笑うに笑えない状態をこんなに面白おかしく書けるの本当にすごいと思う。病気をしている時にこの話を読むと、何ともならないのはわかっていても「まあ何とかなるか」という気分にさせられる。サクッと読めるし気軽に進めやすい一冊でもあると思う...続きを読む。
Posted by ブクログ 2024年02月14日
旅行のお供に持参して再読しました
人前で読むのは危険だとわかっていたのに!
飛行機の真ん中の席で 笑いを堪えきれなくて
涙目になりました。
朝井リョウさんのエッセイは最高です
Posted by ブクログ 2024年02月09日
自虐がうますぎる陽キャ。
第二部のプロムナードは日経という場所柄か、
いつものエッセイの良さが控えめに感じた。
朝井さんにはこちらが置いていかれる勢いで、
のびのびエッセイを書いてほしい。
年度末に差し掛かり
ストレスがかかる日々が続きましたが、
本書でかなりリフレッシュできました。
さいこう...続きを読む。
Posted by ブクログ 2024年02月04日
どう生きていたらこんなに面白い人生になるんだ?
「真面目にやってきたからよ!!」
と、某引越し屋の如く朝井リョウの声が飛んできそう。活字でこんなにも笑わせられるのは初めて。
こんなにも面白く明るい人に感じられるのに、人間の黒い感情への洞察力も鋭いってなんなんだ。憧れすぎる。
Posted by ブクログ 2024年01月10日
自分至上、声にだしてゲラゲラ笑った本。活字でこんなに笑わしてくる著者すごい。頭のいい人だと痛感した。とくにオクラの話がよかったかな。このシリーズ三部作で本書が一番おもしろい。
Posted by ブクログ 2024年01月09日
ほんとにすごく面白いエッセイでした。朝井リョウってこんなに面白い人だったんだと。。
特にお酒のテーブルの話が面白かったです。
読むのが楽しみで、夜の読書タイムが楽しみになっていました。ただ、電車で読むのはおすすめしません。絶対笑ってしまう。
Posted by ブクログ 2023年12月21日
勢いの衰えない朝井氏のエッセイ二作目。インターネットで同姓同名の人物の情報に惑わされ、その人が全然好きでもなんでもないわさびを買い集めてしまったり、オクラを好物とする相手への差し入れとして導き出された答え「同化体験ネット」であったり……。「事実は小説よりも奇なり」という言葉があるが、朝井氏の過ごす日...続きを読む常や、それらを取り巻く人々はフィクション以上に面白い人々なのだからたまらない。朝井氏にはどうかこれからも感情豊かな日々を送っていただき、それらの欠片をこうして時折、我々に覗かせてくれたら有難い。
ちなみに第三部の「肛門記」はコミカルなタイトルにもかかわらず、書かれていることが結構深刻で本当に、どんな顔で読めば良いのかがわからなかった。そもそも、尻に粉瘤ができるという時点でありもしない架空の粉瘤を想像して「うう……」となるのだが、朝井氏の身に起きたことは更にその想像を超えている。
粉瘤が発展して痔瘻になる。そしてその痔瘻の時の症状が凄まじい。尻(体内)の中に勝手に管ができて、それが体外へと繋がる穴になる……?何もしていないのに勝手に尻に二つ目の穴が誕生する……??想像が膨らめば膨らむほど恐ろしい。
文章を読んでも何が起こっているのかさっぱりわからなかったが、こうして感想を書いていても正直よく飲み込めてはいない。ただわたしに出来ることは、朝井氏と同じくデスクワークによる長時間の座りっぱなし状態を経験する職業柄、なるべく自分の身体(というか、肛門)に反旗を翻されないよう、気をつけて生活することだけだ。
Posted by ブクログ 2023年12月15日
4.6
税理士の余興の話と肛門記が好き。生きるのが下手なようで上手で、どうしようもなく人間味があるなと思う。下の話ばっかりしてるけども下品すぎず、絶妙なバランスが上手だなと思っている。圧倒的文章力!
Posted by ブクログ 2023年12月10日
「時をかけるゆとり」に続くエッセイ第2弾。前作のエピソードの続編もあり、前作を読んでいるとより楽しめる。
「バレーボールと私 〜ビーチ編〜」「初めてのホームステイ」「会社員ダイアリー」が特に面白かった。が、一番面白かったのは、70ページほどもある「肛門記」。作者曰く「放浪記」や「方丈記」のようなテ...続きを読むンションで読んでほしいとのこと。入院までして大変だったことも伝わってくるが、朝井リョウが書くと笑えるエピソードになる。名作でした。
Posted by ブクログ 2023年12月03日
朝井リョウは本当に頭がおかしい(褒め言葉)。作家さんの表現力ってすごいな。どうしたらこんなに面白い比喩やセルフツッコミの文章が書けるんだろうか。あいかわらず肛門が爆発していてかわいそうでした。
Posted by ブクログ 2023年11月29日
終始面白くて最高でした!ここまで声を出して笑いながら読んだ本は初めてです。朝井リョウさんがこんなに面白い方だと知って、一気に大好きになりました。とんでもない失敗をした時とか、元気がない時にまた読みたいです。今後何かをやらかしても、エピソードが一つ増えたなくらいに思えそうです。
Posted by ブクログ 2023年11月14日
朝井リョウさんのエッセイがとても面白いとX(旧Twitter)で評判だったのでとりあえず読んでみたのですが…想像を上回る面白さでした。朝井先生面白すぎる!ちびまる子ちゃんを男の子にして年齢設定を上げたようなキャラクターじゃん!というノリで読み進めたらなるほど、少年時代からさくらももこさんのエッセイの...続きを読む大ファンでそんなエッセイを書くことをめざしていらっしゃったとか。めざしていたならどうりで、ですね。小説からは想像できない人柄を感じましたし、小説ももっと読んでみたくなりました。なかなか人前にさらけ出せないところまでさらけ出して、いつでもどこでもドーナツクッション持参で奔走し、文筆活動のネタをしたためる姿勢が素晴らしい。人が一般的に、ヤバい、辛い、恥ずかしい(汗)と思うような出来事を面白おかしく書いて昇華してしまうところが流石ですね。
それにしても、どうかお大事に…と労う気持ちで読み終わりました。前作も後作も読まなくては。
朝井リョウさんの作品を呼んだのはこれが初めてなのですが、本当に面白かったです。主に学校で読んでいたのですが、笑わないようにするのに必死でした。本当に面白いので他の人にも読んで欲しいです!
作者がTVで話しているのを見て、この人面白そうだなーと思っていました。なので、小説はまだ読んでいないのですが、エッセイから入る事にしました。めちゃくちゃ面白かったです。全部面白いですが、オクラの話はかなりウケました。
Posted by ブクログ 2024年04月17日
今作もたくさん笑わせていただきました!バレーボール、医者との闘い、肛門など、もはやお馴染みになったテーマが心地よい笑いをもたらしてくれます。人生に少し疲れた時にこそ、オススメしたい一冊です!
Posted by ブクログ 2024年03月05日
朝井リョウのエッセイ。
とにかく面白い。日本語表現の豊かさと、それに応じてこんなにも笑えてくるのかと驚くばかり。
全3部だし、それらも続いているわけじゃないのでサクッと読める。ふと文で口角をあげたい時に。
Posted by ブクログ 2023年12月29日
朝井リョウさんの作品は「正欲」が初で、あまりのすごさに圧倒されて思わずエッセイも手に取った。
やってることや言ってることはくだらなかったり馬鹿馬鹿しいことだったりするのに、それを爆笑に変える天才だと思った。
文章のテンションが高いから心身ともに疲れてるときは読むのがしんどいけど、とても面白かった。
Posted by ブクログ 2023年12月14日
第三弾のエッセイを先に読んでいたため、時間が戻る順に第二弾のエッセイを読んだ。
オトナへの第一歩の中で出てきた《お酒の注文》が面白かった。
肛門記はなるほど、患者側からしたらこういう感じなのかーっていうのがよく分かり、違った意味で興味深く拝読した。
Posted by ブクログ 2023年12月03日
肛門記のインパクトが強すぎてでそれまでの話が一気に吹き飛んだ笑
朝井リョウさんって物静かなイメージだったけど、こんなにぶっ飛んだ人だったとは。
頭空っぽで読める本なので寝る前の読書におすすめ。帯に得るものナシと書いてあったけど、私なりには結構得るものがあり、出会えてよかった本です。
Posted by ブクログ 2024年02月19日
3部構成のエッセイ集。第3部の肛門記が著書自身の体験記で面白い。しかし、他のエッセイはいまいちで、全然読み進まなかった・・・。すでに、氏のエッセイ集3部作となる第3巻『そして誰もゆとらなくなった』単行本は出版されている。単行本では購入しないが、では文庫本で出たら買うか?迷っている・・・。
Posted by ブクログ 2024年01月19日
朝井リョウさんてこんなに面白く、くだけた人だったんですね。
会社員ダイヤリー最高です。私もこんな会社生活を送りたい。日常では、経験出来ないドラマが満載で自分も何かアクションを起こしたい主体的な気持ちになれました。失敗談がたくさんあるのがまた魅力的ですね。摩訶不思議なショート小説!
また、肛門記...続きを読むも楽しく読ませてもらいました。私も作者と共通で1日何回も排泄する習慣があり、登山などトイレに長時間行けない時は苦しいですね。本書を読んで、朝井リョウと言う作者を深掘りをしてみたいと思いました。
Posted by ブクログ 2024年01月15日
肛門記の話が面白くて最後のほうは一気に読んでしまった!
人間味がわかって他の作品も読みたいと思ったし、他の人のエッセイももっと読みたいと思えた作品です。