朝井リョウのレビュー一覧

  • スペードの3

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    香北つかさのファンクラブを束ねる美知代。
    つかさに憧れを抱く地味で冴えないむつ美。
    最近ではオファーが減った舞台女優のつかさ。それぞれに不満を抱えた三人の人生が交差する。
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    待ってすごい、すごいすごい何この展開!
    第一章のラストには、びっくらたまげた!

    そして、朝井リョウ氏は、少女なんですか?
    なんでこんな少女時代のやりとりを鮮明に描けるの?
    そして自分が幼い頃は言語化出来なかった気持ちを、
    幼すぎて自覚さえし

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    2026年05月21日
  • 武道館

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    《若い頃にしかできない選択は、時にあまりにも残酷だ》

    「インメガ」本屋大賞受賞を機に、朝井リョウさんの「推し」に関する作品を読もうと思って手に取った。
    こちらは推されるアイドル視点のお話✧*。

    「武道館ライブ」を合言葉に活動してきた女性アイドルグループ「NEXT YOU」。彼女たちは徐々に人気と知名度を上げていくがー…。

    こちら、刊行されたのは11年前。
    読んだ方はきっと分かってくれると思うのですが、11年前にこのラストを描いた朝井リョウさん、すごくない!?天才すぎでは!?Σ( ˙꒳​˙ )
    今でこそ許容されてるのかな、と思うけど当時は絶対無理だったでしょ!!!
    この構成もよかったなぁ

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    2026年05月20日
  • スペードの3

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    朝井リョウって女だっけ?というくらいに
    女の心の機微や嫌なところ、とりわけ好きな男の前では絶対に出さないであろう真っ黒な部分を書き表すのが最高にうますぎる。

    3人の女性がそれぞれ主人公になる連作集。
    出てくる女性たちそれぞれに、ああこういう人いるわ、私もこういうところあるわ、と共感する。
    そして、一回全員を嫌いになる。

    三者三様、悩みは違うけど、共通するのは他人軸で生きていること。
    そして、他社と比較することで「あいつよりマシだな」とか「こいつ、ずるいわ」とか思いながら生きていた。
    だけど、ある時から「あいつ」や「こいつ」によって、これまでうまくやってきた人生の歯車が狂いだす。
    狂った結果

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    2026年05月20日
  • 武道館

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    イン・ザ・メガチャーチからの流れで読んでみました。つまらなくは無いけど朝井リョウさんの作品ならもっと面白いものが他に沢山あるかな、と。
    読んで感じたのは、アイドルという存在の不自然さのようなものであり、一部アイドルファンの矛盾を孕んだアイドルへの視線でした。
    アイドルを応援している人はもっと別の感想になるでしょうね。

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    2026年05月20日
  • ご本、出しときますね?

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    作家の人たちってこんなに話上手いんだなと驚く。
    飲み会の場で話しているようなフランクさもありつつ芯を食った内容になっている。
    紹介されている本も面白そうなものばかりで、ウォッチリストにたくさん入れた。話し手さんの本も未読のものは代表作くらいは読んでおこうという気になった。

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    2026年05月19日
  • スペードの3

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    3つの視点からの物語 
    人間の汚さ、欲の深さと本人も無自覚な素の感情がそのまま出ていて、男の人がこんなに女性の汚い部分を描けるのかと凄く驚いた。
    まだ言語化されていない感情を言語化してしまう朝井リョウに恐れ入った、、、
    最後の歌劇団の女の人視点での、不幸話を売りにしないと評価して貰えない話が印象的だった、確かに現代では不幸から這い上がった人はとても評価されているが、不幸じゃないと努力をしても褒められないし評価されない、という立場からの考えにスポットが当たるのは珍しくて、印象的だった

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    2026年05月18日
  • 学生時代にやらなくてもいい20のこと

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    最高だわ…くだらなすぎて、自分には眩しすぎて。こんなネタがゴロゴロ転がっている日常ってどんなんだろう。それとも気付いてないだけで案外あったりするのか…?声出して笑ってしまった。
    やらなくてもいい、けどやったら楽しいだろうな〜。

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    2026年05月17日
  • スペードの3

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    《その歪みは、きっと誰の中にもある》

    書店で「朝井リョウの隠れた名作は推し活小説!?」という全面帯に惹かれて手に取った。
    「インメガ」が本屋大賞を受賞したら読もうと思っていました✧*。

    有名劇団のかつてのスターのファンクラブの幹部、彼女の元同級生、かつてのスター…一見キラキラしている彼女たちの過去や現在の歪み、一歩踏み出そうとする様を描いた連作短編集。

    短編のタイトルがいろんな含みを持たせていそうで秀逸。
    特に「スペードの3」が秀逸すぎてお気に入り。

    読み始めてすぐ、うわ、この切れ味朝井リョウさんだ…!と思った。
    (偉そうに言ってますが、朝井さん歴は浅いです。シャレ?)
    人間の見たくな

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    2026年05月17日
  • スペードの3

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    「イン・ザ・メガチャーチ」の原石のような作品に感じた。2014年ということなので、朝井リョウさんの中には人生における「物語」というテーマが一貫してあるのかもしれない。主人公3人の危うさ、表に出したくない心の内側が巧みに表現されている。
    連作のようでしっかり繋がっており、ミステリー要素、伏線回収、びっくり展開も用意されていてお得です。

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    2026年05月17日
  • 風と共にゆとりぬ

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    ゆとりぬ3部作の2作目。

    プロムナードは、やはりやや若さ故の硬さを感じる。
    が、その後の一言、その後のその後の一言はこなれた感じで面白いなー。

    肛門記は数行ごとに噴き出すので家の中で読むのがお勧め。

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    2026年07月29日
  • 武道館

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    とっても読みやすくて面白かった!
    キュンとするシーンもあってアイドルも普通の人間なのに大変だなと思った。

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    2026年05月10日
  • スペードの3

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    人の内面のドロドロした部分を書くのがうまいなと朝井リョウ作品を読むたびに思います。
    読んでてドキッとする場面が多かったです。

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    2026年05月08日
  • もういちど生まれる

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    これを大学生のうちに読んでよかったと思う。それで何年後かにまた読むべきだと思う。

    みんな何者でもないっていうことを薄らと感じながら、天国みたいになまぬるい世界、これがものすごく克明に描かれていて、痛くて、苦しかった。

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    2026年05月07日
  • GOAT Summer 2025

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    ネタバレ

    大好きなGOAT!!気になるとこだけ(ほぼ全部)読みました。
    普段怖くて読めないホラー系も読めて楽しかった。プロフ出てきた時は懐かしさと怖さとあって震えた。
    後半の作家さんたちの日記も楽しめました。

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    2026年05月07日
  • 少女は卒業しない

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    ネタバレ

    少女は卒業しないは、読み終わったあとにじんわりと温かい余韻が残る、とても素敵な青春小説だった。

    物語は卒業を控えた短い時間を描いているだけなのに、その中に詰まっている感情の量がとても豊かで、自然と引き込まれる。大きな事件が起こるわけではないけれど、だからこそ一つひとつの気持ちが丁寧に伝わってきて、「ああ、こういう時間あったな」と自分の記憶と重なる瞬間が何度もあった。

    登場する少女たちもそれぞれに魅力があって、誰か一人に強く寄り添うというより、「いろんな気持ちがあるよね」と優しく受け止められる感じが心地いい。恋や友情にきちんと答えが出るわけではないけれど、その曖昧さも含めてリアルで、逆にそれ

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    2026年05月06日
  • 星やどりの声

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    ネタバレ

    海沿いの街の家族の話なんだけど、末っ子真歩の話しが好きだった。良かった。
    ハヤシくんの無邪気さに救われたけど、ハヤシくんのそれにも理由があったと思うと切ない。
    真歩があまり笑わない理由も、写真を撮るようになった理由も切ない。
    大人びてるけど小学生だもんな…と思う。



    最後の長女琴音の話はちょっと泣いてしまった。
    まだ十分に子どもだった琴音に、最後にあんな風に託したお父さんはズルいと思うし、酷だとも思う。

    個人的に、いちばん好きだった登場人物は松浦さんでした。

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    2026年05月06日
  • GOAT Summer 2025

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    エッセイ、対談、短編などバラエティにあふれた文芸誌です。
    デカい、紙質(色も)的に読みにくい(電車で読むのはキビシイ・・・)。
    それを除けば、これだけの作家(アーティスト)陣の多種多様な作品が並んでいるのに510円は安すぎる!
    読みごたえありです。

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    2026年05月10日
  • スペードの3

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    ネタバレ

    人間関係の複雑さを考えさせられた。本を通して外から見ている分には面白いけど、実社会では自分はどう映るのかを考えてしまった。自分だったらどんなカードになるだろうと。
    スペードの3では、主人公は一生懸命な分憎めなかった。
    ハートの2では、主人公の逆転劇を応援できた。ただ、ハートの2は誰に当てたものかよく分からなかった。(読解力なくてすみません)

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    2026年05月04日
  • もういちど生まれる

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    大学生前後の若者たちの5つの物語が綴られた短編5作品。作中に描かれている人物の、別視点での物語が展開されていき、章が変わるとイメージしていた人物の別の一面が見えてくる。
    若者ならではの葛藤や、何者かになることへの憧れ、そうなれない自分への絶望、他者への羨望や妬みなど、青々とした描写が鮮明に描かれている。
    自分の大学生時代の記憶を思い出しながら、もどかしさや焦ったさ、憧れなどを思い出させてくれる作品だった。

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    2026年05月04日
  • もういちど生まれる

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    若さゆえの自分に期待してる感じ、それに相反して周りと比較して妬んで嫉妬して一喜一憂する感じが
    学生の時の私にもあった感情だなと懐かしく思えた。あの頃はなんだが色々なことがキラキラして見えたり憧れを抱いたりしたけれども、それ以上に嫉妬や後悔、不安な気持ちが大きかったのかもなぁとも思う。30代に突入した私に色々淡い未熟な感情を思い出させてくれた大切な作品だった。

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    2026年05月04日