朝井リョウのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
絵はスタジオジブリの近藤勝也。
初出は「小説すばる」2012(平成24)年11月号~2013(平成25)年06月号
集英社文庫刊「いつか、君へBoys」所収の「ひからない蛍」を、「三年前」の章として本作に収録
単行本化にあたり、加筆・修正あり。
「いつか、君へ Boys」は 2012/6/26発行の七人の作家の短編集。編集はナツイチ製作委員会。
集英社文庫創刊35周年記念の文庫オリジナル作品。
「ナツイチ」とは
集英社文庫が1991年から毎年夏に実施している文庫フェア。
目的:中高生を中心に読書推進
テーマ:「夏休みに一冊、本を読もう」
期間:毎年6月下旬から9月下旬。
参加書店で特設 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ解像度の高さが、さすが朝井リョウ。
“武道館”を合言葉に活動するアイドルグループ「NEXT YOU」。
主人公はそのメンバーのひとり、愛子。
幼い頃から歌って踊ることが大好きだった愛子と、共に夢を追うメンバーたちが、夢を叶えるために日々活動を続ける物語。
ただ、単純なサクセスストーリーでは決してないのが本作の面白さ。
ファンには見せない裏側が、時にファンにとっては残酷なほど緻密に的確に描かれており、その解像度にただただ感心させられる。
これが10年前に書かれたというのが衝撃。
崩れない前髪、落ちないヘッドドレス。
配信サービスが当たり前になった今だからこそ、その価値が問われるCDと特典商 -
Posted by ブクログ
カオル(オーディブルで読んだので音しかわからない)が開発したソフトがお披露目されるシーンで、「いやまさかね」と思ったまんまのソフトで笑った。それはやってはダメでしょう。でも2025年の今、アートの世界はAIが作ったものが圧巻している。私はアーティスティックな人間ではないけれど、触れるもの、身の回りに置くものは人間が作り出したオーセンティックなものにしたいので、カオルが目指す世界は理解できない(もちろんAIのお陰で利便性が高まることも理解した上で)。ていうか大学で研究が及ぼす倫理的な影響について触れなかったんかい。そこに盛大にツッコミたくなった。
カオルは、親友の夢がいつの間にか自分の夢になって -
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