朝井リョウのレビュー一覧
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香北つかさのファンクラブを束ねる美知代。
つかさに憧れを抱く地味で冴えないむつ美。
最近ではオファーが減った舞台女優のつかさ。それぞれに不満を抱えた三人の人生が交差する。
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待ってすごい、すごいすごい何この展開!
第一章のラストには、びっくらたまげた!
そして、朝井リョウ氏は、少女なんですか?
なんでこんな少女時代のやりとりを鮮明に描けるの?
そして自分が幼い頃は言語化出来なかった気持ちを、
幼すぎて自覚さえし -
Posted by ブクログ
《若い頃にしかできない選択は、時にあまりにも残酷だ》
「インメガ」本屋大賞受賞を機に、朝井リョウさんの「推し」に関する作品を読もうと思って手に取った。
こちらは推されるアイドル視点のお話✧*。
「武道館ライブ」を合言葉に活動してきた女性アイドルグループ「NEXT YOU」。彼女たちは徐々に人気と知名度を上げていくがー…。
こちら、刊行されたのは11年前。
読んだ方はきっと分かってくれると思うのですが、11年前にこのラストを描いた朝井リョウさん、すごくない!?天才すぎでは!?Σ( ˙꒳˙ )
今でこそ許容されてるのかな、と思うけど当時は絶対無理だったでしょ!!!
この構成もよかったなぁ -
Posted by ブクログ
朝井リョウって女だっけ?というくらいに
女の心の機微や嫌なところ、とりわけ好きな男の前では絶対に出さないであろう真っ黒な部分を書き表すのが最高にうますぎる。
3人の女性がそれぞれ主人公になる連作集。
出てくる女性たちそれぞれに、ああこういう人いるわ、私もこういうところあるわ、と共感する。
そして、一回全員を嫌いになる。
三者三様、悩みは違うけど、共通するのは他人軸で生きていること。
そして、他社と比較することで「あいつよりマシだな」とか「こいつ、ずるいわ」とか思いながら生きていた。
だけど、ある時から「あいつ」や「こいつ」によって、これまでうまくやってきた人生の歯車が狂いだす。
狂った結果 -
Posted by ブクログ
《その歪みは、きっと誰の中にもある》
書店で「朝井リョウの隠れた名作は推し活小説!?」という全面帯に惹かれて手に取った。
「インメガ」が本屋大賞を受賞したら読もうと思っていました✧*。
有名劇団のかつてのスターのファンクラブの幹部、彼女の元同級生、かつてのスター…一見キラキラしている彼女たちの過去や現在の歪み、一歩踏み出そうとする様を描いた連作短編集。
短編のタイトルがいろんな含みを持たせていそうで秀逸。
特に「スペードの3」が秀逸すぎてお気に入り。
読み始めてすぐ、うわ、この切れ味朝井リョウさんだ…!と思った。
(偉そうに言ってますが、朝井さん歴は浅いです。シャレ?)
人間の見たくな -
Posted by ブクログ
ネタバレ少女は卒業しないは、読み終わったあとにじんわりと温かい余韻が残る、とても素敵な青春小説だった。
物語は卒業を控えた短い時間を描いているだけなのに、その中に詰まっている感情の量がとても豊かで、自然と引き込まれる。大きな事件が起こるわけではないけれど、だからこそ一つひとつの気持ちが丁寧に伝わってきて、「ああ、こういう時間あったな」と自分の記憶と重なる瞬間が何度もあった。
登場する少女たちもそれぞれに魅力があって、誰か一人に強く寄り添うというより、「いろんな気持ちがあるよね」と優しく受け止められる感じが心地いい。恋や友情にきちんと答えが出るわけではないけれど、その曖昧さも含めてリアルで、逆にそれ