【感想・ネタバレ】スペードの3のレビュー

あらすじ

ミュージカル女優、つかさのファンクラブを束ねる美知代。小学校の同級生の出現によって美知代の立場は危うくなっていく。美知代を脅かす彼女には、ある目的があった。つかさにあこがれを抱く、地味で冴えないむつ美。かつて人気を誇っていたが、最近ではオファーが減る一方のつかさ。それぞれに不満を抱えた三人の人生が交差し、動き出す。私の人生は私だけのもの。直木賞作家朝井リョウが、初めて社会人を主人公に描く野心作!

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感情タグBEST3

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ネタバレ

リアルな人間の心理描写。なぜこんなにリアルなんだ…
みちよパートのラストで、精神的な成長を表した描写が割と好き

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2026年02月25日

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恩田陸の『チョコレートコスモス』の次に、何度も何度も読んでる本。これもまた、演劇界の話。
女子達のあるある話を、どうしてこんなに書けるんだろうこの人は、と思う。
特に冲乃原円のキャラ。絶妙にあざとくて、でも本物感もちらほら見える。そしてこういうキャラってほんとにいたりするし、周りの女子だけをイライラさせたりもする。
全体の構成も、他の登場人物も全部が魅力的でリアル。
私はしばらくしたらまたこれを読んでしまうだろう。

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2026年02月10日

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自分の中で渦巻いていたものが言語化されたと思いました。途中まで主人公の腹黒さを自分が嫌いな人に重ねていましたが、途中からは自分自身の姿かもしれないと思いました。何回も読み返したいです。

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2026年02月19日

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今年、業務量のあまりの多さに、押し潰されそうな日々を送っています。頼んでくれた人のため、社会のため、と思って倒れそうになりながら奮闘していますが、、、本書の「ハートの2」を読んで、なんと自分は偽善的でカッコつけだったのだろうと、なんだか笑いたくなりました。むつ美が「誰かのため、という前提で行っていた物事は全て、自分のため」と気づき、生きるのが楽になったシーン。私もすごくスッキリしました。頑張ってる業務は人のため、ではなく褒められたいという自己承認欲求を満たすため、迷惑かけないため、というより怒られたくないため。まぁ、自分でも気づいてはいたのですが、それが言語化された本を読んで、それでいっか!となんだかホッとしました。自分のために、エゴに、仕事頑張ります。

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2025年11月16日

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ネタバレ

当方ヅカヲタです。
ヅカヲタはスペードの3とダイヤのエースだけでも読んで欲しい。宝塚独特の世界観、そしてそれをサポートする会の存在について、ほんとそれ状態。
スターには物語が要る。田舎生まれだったり、失敗談だったり……そつなくできるスターよりも物語のあるスターを求めてるんですよね……。
って朝井さん、誰の会員(ファミリア)だったんですか??

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2025年11月03日

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朝井リョウさんて本当に人に見せたくない人間の嫌な部分だったり、自分でもわかっていない心理みたいものをとってもうまく描写されますよね。3人の登場人物の話をカードゲーム『大富豪』のカードの強さで表しているところもとても面白いと思いました。


その人の背景や、余白や、物語は、それ以上のものにはなり得ない。それ以上のものになり得るように見えるときもあるけれど、決して、なり得てはいない。そのときそのときに出会ったものを積み重ね、吐き出して生きている私たちにとって、そのときそのときに想像されたかもしれない物語なんてどうでもいいのだ。そこにあるのは、そのときのその人自身、それだけだ。

著者の最新作を読んだ後に読んだため、さらに興味深い発言だなぁと感じた。

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2026年03月17日

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人間の弱い部分とか、焦りとか不安とか、今考えてもどうすることも出来ないような、じれったいようなことを語彙にするのが朝井リョウ先生のすごいところだなぁと思う。
私は学級委員タイプではなかったが、クラスにこういう子いたし、五十嵐みたいな子もいた。

昔はあまり人と合わせることができず、それでも特に気にならなかったが、思春期に差し掛かった時にいきなり少人数でいることにたいして不安になった。
輪の中心にいた子達は、緻密に少人数派にならないように派閥を管理していたんだと今更ながら気づいた。

歳をとると、別に少人数派でも気にならなくなってしまったが、向き不向きというよりかは芯がないといけないんだなと思った。

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2026年03月16日

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「どれだけ待っても、革命なんて起きない」(P.150)

現状を打ち破るためには、自分から動かないと何も始まらない

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2026年03月14日

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朝井氏得意の群像劇。端々の表現が読ませる。大富豪を踏まえた各タイトルも秀逸。各章(特に最終章)の終着は、朝井氏の最新作を読んだ後だと、また違った解釈も可能であり興味深い。

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2026年03月11日

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綴られている言葉のそこここに胸の奥をグサリと刺す鋭さがありました。うーん。なぜ朝井リョウさんには人の奥に潜んでいる仄暗い部分が分かるのだろう?経験してきたのだろうか?経験させられてきたのだろうか?人は「ずるさ」を持って生き抜いている。それも平凡で誇れるモノを持たない人ほど。それを抉り出してみせる朝井リョウさん、怖しい!

イン・ザ・メガチャーチで俯瞰的に描いているものを、スペードの3では3人の内側から描いている。
どちらの視線も鋭くて怖しい。それがいい!

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2026年03月10日

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朝井リョウさんは、女性のネチネチしたところを表現するのが上手すぎる。自分自身の捻くれた、嫌な部分を、物語を通して気付かされた感じがする。
卒なくそこそこ出来て生きてきた人間だから、人に語れるような人生なんてないし、今の自分を構成するものも何にもない。看護師を選んだ理由なんて何にもない。大きな病気をしたわけでも、入院して助けられたわけでも、いろんな人を救いたいなんていう理由も何もない。受験の時はエピソードをもって志望理由を話してる人たちがキラキラして見えて、恥ずかしかった。なんだかんだ働き始めてからも、そこそこ出来てやれてしまっている。不満もないし、このそこそこなことを続けていきたいし続けていくんだろうなと思う。
時々自分を見つめ直すと、平和ボケしてるなって思う。でも、そんな自分でも生きていこうってなんとなく思った。

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2026年03月03日

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最後のお話にすごく共感できた。
本当なら羨ましいはずがない、他の人の過去あった辛いエピソードに対して「ずるい」と感じてしまう気持ちがリアルで怖かった。

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2026年02月27日

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いくら待っていても、革命は起きない。持ち得るカードで自分から戦うしかないのだ。
人生をトランプの大富豪に見立て、変わり行く周囲と変われない自分、取り残されることで初めて気付く惨めさを描き出す。自分の人生が向かう先は自分でしか変えられない、代表作『何者』にも通じる朝井リョウの一貫した世界観を本作からも感じます。
愛季とむつ美、つかさの生い立ち、ミステリー要素のある美しい伏線回収も印象的でした。

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2025年12月01日

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ヅカのOG会の代表、そのOG会に入ってきた代表の小学校の同級生、そしてOGの短編連作集。
共感できる人はいないんだけど、こういう人たちいるよね、とこういう人たちが作り上げてるコミュニティというなんか妙な納得感。
実際はもっとさっぱりしてそうだが。

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2025年11月07日

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フィクションなのに本当に人の心を覗いて書いているのではないか、と思う程丁寧な心理描写は見事。
前に踏み出せない心理、自身の行動理由を後付けだと自覚し、自分がなりたい自分になろうとする心理、特別ではない自分自身を受け入れる勇気、どれも共感できる部分があった。

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2025年09月15日

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ネタバレ

やっぱこういうテーマで書くの上手いなーーって思って面白かったけどアキってお前かい!!ってなったのがピークすぎて3章目が相対的にのっぺりした感じに思えてしまった。1章目が衝撃すぎて、そこから引っ張ってる黄色いストールのことを考えすぎていたからかもしれない......。

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2025年08月17日

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ネタバレ

3人の女性が主人公。
つかさ様ファンクラブを取り仕切る女性、くるくる天パのアキちゃん、つかさ様。
一章のアキちゃんとむっちゃんの叙述トリックがおもろかった、そこで種明かししちゃうんだ的な。普通の本なら最後に明かす種な仕掛けを中盤で明かしていた。
最終章のつかさ様から円への感情が人間らしくてよかった。ほどの良い悲劇があることで、演技の背景に深みが生まれる、私には何もない(悪い意味でこれで順調すぎた)

ファミリア内のいざこざやアキちゃんからみちよへの制裁なども、つかさ様からは何も見えていないけど、それぞれで悩みや葛藤をもちつつ、自分のコンプレックスや黒歴史と奮闘している様がおもろかった。

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2025年08月05日

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誰しもが持ってるけれども口に出さない、
道徳的ではない欲望を、朝井リョウ氏は
どうしてこんなに解像度高く表現できるのか。

朝井氏の話としては、今後どのように生きるべきかが示されているので、明るい気持ちで読み終えることができた。自分の現在のポジションを変えたいなら積極的に動こう、そんなところだろうか

私は長年の宝塚ファンですが、
ファンから見ても正確にファンクラブの裏側を描いていて素晴らしい。
ただ、会員の属性が多様なファンクラブにおいては、会への貢献度(チケットの購入枚数)に応じて序列(いい席のチケットが与えられる)をつけることで、他の会員も競ってチケットを買うようになるので、運営としては合理的なのかも。もちろんこの話で書かれているように、そんなことができる時間的・経済的余裕のない会員からの不満は高まりますが。

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2025年06月08日

購入済み

ドロドロ、というよりは人がみんなどっかで抱えている感情だと思いました。
なんだかんだ言っても、最終的に一歩踏み出す主人公たち。
読み終わた後はさわやかな気持ちになれます。
複雑な感情を抱える主人公たちはみんな女性ですが、ところどころに男のずるがしこいところや
何とも言えない不気味なノリが表現されていて、結果物語がよりリアルに感じました(笑)

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2022年04月19日

購入済み

革命

残酷なまでに緻密な心理描写。
目を背けたくなるのは,誰しもその嫉妬心や傲慢さに,心当たりがあるから。
もがき苦しみながらも前進していく過程に逞しさを感じた。

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2021年04月12日

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女子として生きてきて、これまで経験してきた言葉にしがたい感覚を、ほら、こういうことでしょ?と言われてるかのような感覚。
この作者の、ひとつの出来事に対してそれぞれの視点からなる物語の作り方が昔から好き。

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2026年02月04日

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特殊表紙がついていて、それに「朝井リョウの隠れた名作は推し活小説!?」と書かれていたのでその文言が気になって購入。
正直、推し活小説…?ではないよなという印象を持ちました。


話の本編としては3人の女性それぞれの人生のお話。
・推し活をしていてその推し活のコミニュティー内のカースト上位の地位画脅かされてる人
・カースト下位から上位にいこうと変わろうとした人
・近くの存在にライバル意識を持ちながらも絶対に勝てない相手に葛藤している人

それぞれの女性に物語があって、思惑があって、とっておきの切り札がある。
肝心の切り札を切ろうとする直前でお話は終わってしまうので、その先の展開がどうなったのかが気になりました。

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2026年03月23日

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この中なら1番、ハートの2が共感できた気がする。
ずるいやり方かもしれないけど、表に立つ勇気はないけど、誰かのためといいかながら、自分が得意なことをアピールしたい気持ちはわかる。

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2026年03月06日

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誰しもがあるだろう心の中のbadな感情が感じられた。最初の学級委員長の心情は私と似てた笑ひっそりと共感

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2026年02月24日

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ネタバレ

舞台女優のファンクラブ幹部の女性、その女性の小学校時代の同級生、舞台女優。三人それぞれのお話。
いずれも面白かったけれど、彼女たちはこれからどうなっていくのだろう…と気になったりはしない。想像する余白は十分にあるはずなのに、どうなろうがまったくもってどうでもいいな、と思う。
このような読後感になるのは、とても物語的であった幹部の女性とその同級生のお話すら、舞台女優(のお話)が無化してしまったからなのかもしれない。彼女のやったことは、彼女のやったことを語るお話は、彼女自身だけでなく他人の人生の物語をも無化してしまう力を持っているのかもしれない。それならば、物語を無化する物語だと言えよう。
この舞台女優の“私にはなんにもない”は自分にはじゅうぶん物語的であるように思えるのだが、彼女は物語というものを全てdeleteしてしまった。この先彼女の人生には劇的なこと、あるいは物語の卵みたいなものが生まれるかもしれないが、彼女“自身”はそれを物語にしないのだろうか。

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2026年01月19日

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朝井リョウさんは、人生の中で感じる何気ないことを文章にするのがとても上手いと、読むたびに思う。なにか劇的な事件が起こるわけでもない、どんでん返しがあるわけでもない、それでもなぜか引き込まれてしまう力がある。自分の身近にある気持ち、感覚、違和感。それをすべて文章化してくれていてとても読みながら唸りそうになる。
美知代、むつ美、つかさ。それぞれ違う人生を歩んできた、全く違う3人のお話。声高らかに発言して共感を求めたくなるほどではない、でも生きていく上で感じるもやもやとしたもの。私は、3人ともに共感できたけどつかさのパートがとても心に入ってきた。つかさにも共感したけど、私が一番共感したのはつかさパートに出てくる円。
かわいそうな私を見て!
私はこんなに壮絶な過去があるの!
だから私はそこらの人間とは違うの!
自分自身、どこにでもいそうな人生だとは思ってない。家庭環境、いじめ、精神疾患、挫折。割と暗い過去を持っていると思っている。でも上のように言葉にすると大げさに聞こえるが、同じような経験、またはもっとつらい経験をした人間はたくさんいると思う。だけど、その過去にこだわる、というか他の人とは違うと自覚する節はあると思う。だからこそ、読書感想文でこのような身の上話をするわけで。しかも、円がつかさに最後に向けた言葉たち。円はそれを自覚しているんだろう。そういう部分も、自分と似ているなあと共感をしてしまった。私以外にも同じように思っている人間はたくさんいるのかもしれない。
ほとんど身の上話になってしまいましたが最後まで読んでくれてありがとうございました。朝井リョウさんは定期的に読みたくなりますね。

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2025年09月13日

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打算ではどうしても勝てない存在がいたり、過去から逃れたくても逃れられなかったり、日陰者の辛さが嫉妬・自己顕示欲・自虐心などの感情を通して解像度高く描かれていた。一個目はスポットライトが自分から他人に向くパターン、二個目は望まない場面で照らされるパターン、三個目は常に隣が照らされているパターンと思えた。特に『ダイヤのエース』はお気に入り。評価されたり注目されるのに必要な物語を持つ者と持たざる者の戦い方が対照的で面白かった。

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2025年08月26日

Posted by ブクログ

3.8/5.0

小説全体を覆うテーマ性が、少しバラバラな気がした。
結局なんだったんだろう、と感じる箇所がいくつかあった。

つかさが抱える、自分には分かりやすい悲劇や物語がなく、それなりに恵まれて育ってきたという「コンプレックス」は、比較的平和な現代のこの国で育ってきた人々が共通して抱える思いな気がする。
大事なのは背景や物語ではなく「今、何をやるか」だ、というこの小説の姿勢には勇気づけられた。

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2025年08月13日

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ネタバレ

・上手くいかなくても社会人は進まなければいけない
・小学生のときの女子独特の世界は大人になっても続く
・革命を起こすのは自分だ
・ハートの2、ダイヤのエースも読みたい!

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2025年08月11日

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ネタバレ

〜1周目〜
2025.08.02
他人を羨ましく思う小学校のころからの気持ちがいつまでも続いてる、他人と比べることが1番自分の価値を知れる人たちの話。
そんな人たちみたいになっちゃうこともあるだろうけど、自分をしっかり持って行動することができるようになりたい。

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2025年08月03日

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それぞれの視点でのそれぞれの思い。
自分が1番になりたいという人間の貪欲さ。
その為に必要な自分の武器とは何か。
結局今の自分以上の自分にはなれない。
これまでの自分があって、今の自分があるということ。

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2025年06月01日

Posted by ブクログ

 小学生時代の過去に知らず知らずとらわれていた女性、過去を克服した女性、物語になるような過去がないと自覚している女性、三者三様の人生。ストーリーの展開など、少々わざとらしく感じる部分もあったが、面白かった。

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2025年12月07日

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