朝井リョウのレビュー一覧

  • 死にがいを求めて生きているの

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    それぞれの登場人物に自分も重なるところがあった。
    何か生きるための理由を探しているのかもしれない。
    社会貢献をしている人は立派に見えるし、何か目的を持って生きている人はかっこよく見える。

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    2026年05月08日
  • 生殖記

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    ジェンダーマイノリティの男性(名前:尚成)の生きづらさと日常を描いた物語。

    主人公(=尚成の生殖器官)が、その日常をコミカルに解説しているけど、多分めちゃくちゃ人間社会に怒っている。尚成の1番の理解者兼味方として、声もかけてあげられないけれど気持ちだけは寄り添い続ける、尚成への愛しさから生じる言葉が尊かった。

    この本の中の、「他人の目を気にするな」という言葉の解釈は、過去朝井リョウ自身が語っていた解釈で述べられていて、他人の意見に見せて朝井リョウも何かに怒っているのかなとも思ったり、

    また、下記の文章が印象的だった。
    「本当は皆、降りたいんじゃないのかな。
    人口も経済も何もかも、“今より

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    2026年05月05日
  • 何者

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    登場人物のことを客観視してる(つもりの)読者も、また現代社会で生まれた滑稽な人達の一員なのだ。
    就活やだ涙

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    2026年05月05日
  • 武道館

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    何者や桐島と比べ、時代の代弁者たるマス受けのテーマや書き方だったなと感じる。
    悪く言えば、もっと陰キャ寄りの鋭い視点がみたい。その言語化こそが彼の真骨頂だと思う。
    今回のは、なんか、週刊誌の記者がプライベートで書いているようだった。

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    2026年05月05日
  • 何者

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    見えているところと見えていないところ。
    見せたい自分と見せたくない自分。

    肯定、否定、存在価値。
    絶妙なバランスで保たれていることが、崩れるときに引き出される本心。
    物事が動くときに考えたことは、他責か自責か。

    自分はだれと同じだろう。
    「ほんの少しの言葉の向こう側にいる人間そのものを、想像してあげろよ、もっと」
    サワ先輩のこの感覚がすごく大事だと思った。
    簡単にジャッジせずに、見えない部分を想像する。
    そんな余裕を持っていたい。

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    2026年05月05日
  • 生殖記

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    正直、私にとって尚成の考え方は、他責思考で、被害者面で、とてもイライラする。

    「自身の生存率を少しでも上げるため、尚成は共同体にとって〝しっくり〟くるほうの自分を作り上げていきました。」

    さも苦労してきたという描写だけど、そうじゃない人、逆にいるのか?とあえて問うてみたい。
    確かに、性に関することは大変だとは思うけど。
    資本主義の仕組みに文句を言うなら、自分が変えたらいいじゃん。でも無理でしょ?じゃあ仕方ないじゃん。
    大小あれど、みんな必死に社会に適合するように、社会の中の自分を作り上げるんじゃないの?
    私も必死に血液型B型な(実際B型だけど)、ADHDと診断されかねない自分を押さえて、な

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    2026年05月05日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    題名とは異なり桐島は登場せず、ただ部活を辞めたという事実によって、わずかにずれた人々の関係性が描かれる。同じ年齢で同じ学校に通いながらも境遇の異なる高校生たちが、桐島を通じてつながっていく作品である。

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    2026年05月04日
  • どうしても生きてる

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    満たされていないから他人を攻撃する
    再配達を頼んだのだから、自殺なんてしない
    離婚を申し込まれたのだから、かわいそう。
    暴力描写のある漫画を好んでいたから、人を殺す

    自分と他者に、幸福と不幸に、生と死に、
    明確な境目などない。

    穏やかな論理 の この文章が印象的だったし

    そんなの痛いに決まってる は
    痛いのに痛いと言えない
    本当は大丈夫じゃないのに大丈夫と言ってしまう人

    籤 は ハズレの方を引いてしまう側の人が登場して

    それでも生きていかなきゃいけない現実

    悪魔で小説だし虚構だけど
    リアルのようで本当に痛い。

    だからこそこのタイトル
    どうしても なのかなと思った。

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    2026年05月04日
  • 何様(新潮文庫)

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    何者のスピンオフ短編集だったが、別の話として面白かった。
    個人的に印象に残ったのは「仕事ができる能力は、目に見えない」というフレーズ。まあ確かになあと思った。

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    2026年05月04日
  • 何者

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    ネタバレ

    この物語が響く人は就活時に登場人物の誰かのようなスタンスを「何者」の視点で見ていたんだなと思う。それに気が付きながら、ラストの理香の拓人へのセリフを読むと当時のそんなみんなの心情を素直に受け入れることができる。批判的だった気持ちが少し薄まった気がする

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    2026年05月04日
  • スペードの3

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    3人の女性のストーリーだが自分には少し難しかった。人生はいつでも自分次第で変えられる。そんな気持ちになりました。

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    2026年05月04日
  • 世にも奇妙な君物語

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    ネタバレ

    最終話の「脇役バトルロワイヤル」が面白かった。ここで書かれている主役vs脇役の仕草やマインドの捉え方から自分の周りにいる人がどちら側なのかを考えるのも楽しそう。

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    2026年05月04日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    映画部前田くんを、映画の通り神木隆之介、

    野球部菊池くんを菊池風磨、
    バスケの竜太を小瀧望、
    桐島を重岡くん、
    バレー部副キャプ孝介をわしの元彼、
    バレー部小泉風助を松島聡、
    バレー部花屋日野くんをタイプロの日野くん、

    ブラバン部部長あやを若かりし頃の沢尻エリカ、
    ソフト部宮部実果をわしの友達のミカちゃん
    映画好きな東原さんを東出と不倫したあの女優さんで
    イメージして読みました

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    2026年05月02日
  • 死にがいを求めて生きているの

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    誰しもが持ち合わせている複雑な感情・黒い部分が描かれていて、それぞれの登場人物に共感することが多かった。
    読み応えがあるだけに、気持ち的に疲れてしまった。

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    2026年05月01日
  • スター

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    私の理解力も乏しく、完全に理解できたかというと微妙です。
    文中の言葉を引用すると「変化する時代と、質と価値」まさにこれだと思います。作中で出てきたのは映画・料理…と特定でしたが、時代の変化と共に在り方というのは何事でもきっと悩むんだなと思いました。

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    2026年04月30日
  • 死にがいを求めて生きているの

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    誰とも比べなくていい、
    多様性を認めよういう時代になったが
    確かにそれはある意味
    自分らしさをみつけなければいけないということで。
    自分らしさなんてないのに

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    2026年04月29日
  • スペードの3

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    色んな登場人物の視点から描かれる、1つの世界の短編集。
    わかりやすくて読みやすい。
    自分が特別だと思ってたのに挫折した人や、自分が特別だと思えなくて挫折した人や。

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    2026年04月28日
  • 武道館

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    ネタバレ

    インザメガチャーチに心を奪われた後にこの作品を見つけ、アイドル側の視点の物語ということで期待していたが、インザメガチャーチほどの感動はなかった。

    歌って踊ることが好きなアイドルの愛子が、武道館を目指す中で、本当の自分がなりたい姿や選びたいものに葛藤しながら、幼馴染の大地との恋を最後には選ぶという物語。
    そこに登場する、同じグループの少女たちもまた様々な葛藤があり、無理なダイエットに励む子や、アイドル業にのめり込みすぎて友達も失いながら盲目に突き進む子、アイドルを本当に続けたいのか悩みながら愛子と同じように恋愛の道を選ぶ子。グループ内の様々な人間模様が描かれているのだが、朝井リョウワールドが本

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    2026年04月27日
  • スペードの3

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    ネタバレ

    「何者」から朝井リョウ沼の探索を始めましたが、これは印象に残らなかった。読めるんだけど、記憶に留められない。最後のつかさ様の視点は推される側からの複雑でいてシンプルな心情が吐露されていて、それはおもしろかったですが。1章目から女視点で「朝井さんは女の気持ちも描けるのか」と半信半疑。結果は、うーん、悪くはないけど毒に欠ける。たぶんもうちょっと女同士はドロドロと、屈折したものがあると思います。特に推しの世界ならなおさら。つまらなかったわけではないけれど、おもしろかったわけでもなく、静かな本でした。

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    2026年04月26日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    ネタバレ

    「インザ・メガ・チャーチ」を読んだのでずっと避けてきた過去の作品を読むことに。

    発売当時から私には青春小説は若すぎるだろうと言う被害妄想をぷんぷんさせて回避していましたが、読んでみたらそんな枠には収まらない作品だった。

    そもそもが「桐島くん」が部活をやめるにいたった話かと思っていたけど、桐島君が出てこない。
    この作品でも「わかるわぁ」が沢山ありつつ、この頃から現在まで安易な「みんなハッピー!」みたいな終わらせ方はしないんですね。
    当時19歳、今現在もヒット作連発で凄いなぁ…

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    2026年04月24日