あらすじ
オチがすごい・・・!
いくつもの書店で週間ランキング1位に輝いている話題作★
異様な世界観。
複数の伏線。
先の読めない展開。
想像を超えた結末と、それに続く恐怖。
もしこれらが好物でしたら、これはあなたのための物語です。
待ち受ける「意外な真相」に、心の準備をお願いします。
各話読み味は異なりますが、決して最後まで気を抜かずに――。
では始めましょう。朝井版「世にも奇妙な物語」。
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【ミステリ書評家・村上貴史氏】
世界の異様さ、息苦しさで読む者の心をとらえ、先の読めない展開でページをめくらせ、
その展開について終盤で「なるほど」と納得させる。
実に鮮やかで巧妙な読者コントロールだ。そしてそれだけでは終わらない。
最後にもうひと味。いやはや、恐れ入った。やるせない衝撃に圧倒される。
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読売新聞、ダ・ヴィンチ3月号に書評が掲載されました!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
第3話 立て!金次郎!
この話めちゃくちゃいい。クレームを起こさないことを最優先に考える学年主任と、生徒の特長を考える主人公。やり方が合わず、悩む主人公だが、最終的には主人公のやり方で保護者が納得し、褒めてくれる。
ここまで読んで、主人公も結局は保護者のことばかり気にしていてなんだかなあと思ったら、さらにその先の展開があってびっくり。嫌な気持ちになって終わってしまったけど面白かった。
前編通して、日常からちょっとずれた登場人物たちの奇妙な様子から目が離せない本。ちょうど荻原浩さんの「陰謀論百物語」を読んでいたから、似た雰囲気を感じてなんだかお得な気分になった。
Posted by ブクログ
「世にも奇妙な物語」といえば、子供の頃からよく観ていたと思う。
「おばあちゃん(タイトル不明)」や「12番目の客」「懲役30日」「23分間の奇跡」など、印象的な物語がたくさんある。
今作は、朝井リョウさんが5本立て構成で、まさにテレビで見ているような感覚で楽しめる作品となっている。
「世にも奇妙な物語」にある、イヤミスな感じもあり、ミステリー好きな人にはおすすめである。
Posted by ブクログ
本家の「世にも奇妙な物語」を観ているような感覚で、どれも後味の悪さが残る。
最終章は誰もが実在の役者を想像して読んだはず。しかも各章にこの役者たちが散りばめられていたとは…私たちはやっぱりドラマを観せられていたのか…すごい事を考えるなぁ。
どれも面白かった。
Posted by ブクログ
タイトルに惹かれて手に取りました!
世にも奇妙な物語が好きな人は、絶対に好きだと思います!
ゾッとするようなオチや、「そうなるの!?」と思わされる展開が次々と出てきて、世にも好きな私には最高でした。
最終章の、たたみかけるような痛快な展開には、思わず笑いながら読んでしまいました。
一気読み推奨です!!!
Posted by ブクログ
短編集なのでさくっと読めるのに、全体を通して巧みに仕掛けられた仕掛けがあり長編のような満足感。現代の課題、特徴の表現方法が風刺的ながらもコミカルに描いていて面白い。
Posted by ブクログ
「探偵よむーく、薦めたい」
の、フェア中に購入した1冊✩.*˚
大好きな、世にも奇妙な物語に似ている
タイトルなので、購入しました✩.*˚
・
・
読んでみて思ったのは、
本当に世にも奇妙な物語みたいな、
奇妙なお話だなと思った。
・
最後はゾッとする話が多かったけど、
今の社会で問題になっている事柄も入っていて、
確かにな。と考えさせられるものも多かった。
・
特に、「立て!金次郎」「13.5文字しか集中して読めな」は、自分がされて嫌なことはしない。
自分がしたことは自分に返ってくる。
といった教訓も含まれているのかなと感じた。
・
最後の「名脇役バトルロワイヤル」は、
登場人物の名前を見た時に、あっ!っとなり、
とても楽しく読めました✩.*˚
Posted by ブクログ
これを読んで朝井リョウがなぜ私の心を掴むのかわかった気がした。
私はぞくぞくする展開が好きなのかもしれない。という気づきと、朝井リョウの扱う題材が人間の内にあるひそかな感情にスポットを当てたものであるということ。
『立て!金次郎!』は途中までいい話としてのめり込んだ。孝次郎の頑張る姿に共感し、園児にきちんと花を持たせる展開に歓喜した。もうこれでいいよ。この後展開がなくても十分だよ、と思わされつつも、最後に強烈なホラーを突きつけてきた。『13.5文字しか集中して読めな』と同様、わかりやすいホラーはありがたい。
『脇役バトルロワイヤル』は急に朝井リョウのギャクセンが炸裂した。事象に名前をつけるやつ、私も姉もよくやる。大変面白い。これまでの話に出てきた脇役を寄せ集めて、脇役あるあるを緊張感のある空気間でテンポよく編み出していく。ギャグ漫画を読んでいる気分になった。
朝井リョウの人間関係を題材にした話が好きだ。適材適所って言葉通り、人には役割があるとか、コミュニケーション能力って一概に言えないよねとか、仕事なんだからと割り切る人と自分らしく働きたい人がいるよねとか、価値観の違いでぶつかり合う人たちを見るのが好きだから、朝井リョウのヒューマンドラマがこんなに刺さるのだ。それにプラスで、朝井リョウのおちゃめさとコミカルさが私の痒い所をちろちろとかいてくれるように心を刺激する。
Posted by ブクログ
朝井さんが見てる世界ってどうなってるんだ?
同じ世界に住んでるのに、見えてるものが全然違うと感じてしまう。
だからこそ朝井リョウの作品は面白い。
世にも奇妙な…は私も大好きで、子どもの頃からよく見てたけど、自分で書こうなんて思ったことは一度もないよ。
朝井流の世にも奇妙な物語を体験できて幸せでございました。
Posted by ブクログ
世にも奇妙な物語の体裁に沿いつつ、相変わらず時勢を絶妙に切り取る朝井リョウっぽさが光る短編集でした。
それはそうとうして、朝井リョウの文筆家としての表現がとても好きです。【13.5文字しか集中して読めな】の冒頭の、
「自販機で買ったミネラルウォーターを飲む、という役割を与えることで、香織は両手をキーボードから離した。邪魔な音がひとつ減り、背後の二人の会話がより聞こえやすくなる。」
とかの辺り、脳汁出ちゃいます。わかる方いますか?
Posted by ブクログ
全五編、すべて違った切り口で、なおかつどんどん切れ味を増していくのが素晴らしい。
パッケージの軽さから、手遊びみたいな感じかな?て感じで手に取りましたが、会話や人間関係への解像度がやはり現代随一。おみそれしましたっ。
Posted by ブクログ
「立て! 金次郎」が特に印象に残った。
金山先生いい先生だなーついに子供の適性と可能性を信じる熱意が認められたんだなーと感動していたら、PTAの会合のシーンで地面に叩きつけられたみたいな気持ちになった。須永が子供たちの活躍の場を管理していたように、PTAが教諭たちの活躍の場を管理していたように、自分の幸も不幸も誰かの作ったExcel表の星マークで決められているような気がしてゾッとした。
Posted by ブクログ
初めて読んだ朝井リョウ作品。「世にも奇妙な物語」と同じく5編構成の物語。いまでは当たり前のネットニュースの在り方やモンペからの理不尽なクレームに対する登場人物達のコメントに「ほんとそれ!よく言った!」と強く共感した。特に最後の1編の登場人物はモデルとなっている芸能人で脳内再生できるので映像として楽しめた。不穏で、でもニンマリ笑える面白い短編集。
Posted by ブクログ
短編集で読みやすい。
えっ、そういうオチ!?となるところが本当の世にも奇妙な物語みたいで面白かった。
朝井リョウさんは人間の嫌なところを書くのが上手だなと感じていて、そこがこの作家さんを好きな理由なのかも。
Posted by ブクログ
ずっと気になっていたが後回しにしてしまっていた1冊。
ようやく読み終えました。読み始めるとあっという間。読みやすくどんどんページがめくれました。
1話ごとに散りばめられた伏線と奇妙なオチを感じられるまさに世にも奇妙な物語の世界を小説で感じる作品。
個人的には
「立て!金次郎」が印象的でした。
金次郎の体育会系でまっすぐ熱血系の先生の奮闘劇として進んでいく中、どこかでどん底に突き落とされるのではないかとドキドキしながら読んでいましたが、まさかの結末。
そう来たか、と思わずニヤッとしてしまいました。
実写ドラマ化もされているようですね。
Posted by ブクログ
本当に世にも奇妙な物語だった
でもしくじったなぁ。イッキ読み推奨だったのに一編ずつ読んじゃって最後の話が戻りながらになってしまった。
短編集かと思いきや長編だった。
Posted by ブクログ
題名のとおり、世にも奇妙でした。
入り口は「ありそう」と思えるくらい、
日常につながっているのに、
終着点は予測不能。
特に「13.5文字しか集中して読めな」が面白かったです。
そして「リア充」という言葉に、ちょっと懐かしさを感じたり。
同じように感じた方は、きっと同世代ですね。
Posted by ブクログ
ぞくぞく
最近朝井リョウにハマりつつある。小説家とは思えないほどの、インターネット出没率の高さからついついポッドキャストやYouTubeなどを見てしまう。そんな彼の本を取ったのは2度目。今回もとても満足させていただいた。
私は、ホラーが苦手である。作品の本家である番組も1度見た作品がとても怖かった思いがあり、2度と目にしてはない。そのためこれを読んだのは気まぐれだった。
いざ作品を読み始めると1話目からぞくぞく。こういう本かと覚悟。しかし、読み進めていくと不思議と物語の落とし方や構成の方が心に残っていった。
また朝井リョウという穴に近づいてしまった。
怖さと楽しさを味わえる本。
Posted by ブクログ
世にも奇妙な物語が好きなので惹かれました!
朝井リョウさんの作品は初めて読んだのですが、絶妙な不気味さと世界観があって面白かったです!
おかしな世界がぐるぐる巡っているようなラストで、最後の話みてからまた最初の話読みたくなります。
個人的には報道の話がゾッとしますね、悪意のない子供というのがさらに怖さ倍増。
Posted by ブクログ
今回は帯に誘われ手に取った。
帯には『オチにやられる本 ランキング1位』と書かれていた。
帯に偽りはなかった。
五つの物語から成る。
五つそれぞれの設定が、身近にあることなので入り込みやすい。
想像を超える結末が待っていた。
正直、ラストでゾクッとした物語もあれば、恐怖を感じない物語もあった。
第一話の『シェアハウスさない』はゾクッとしました。
主人公の浩子が、居酒屋で酔いつぶれて朝起きると知らない一軒家にいた。
そこは、浩子を介抱してくれた真須美の暮らすシェアハウスだった。
シェアハウスには男女四人が暮らしていた。
浩子の職業はライターで、シェアハウスの記事を書こうとしている時だった。
ちょうど一人の女性がシェアハウスを出ることになり、浩子はシェアハウスに住まわせてほしいとお願いする。
三人から承諾を得て住むことになるのだが、シェアハウスに住む住人は特別な事情を抱える人々だった。
見逃してしまうような、ちょっとした違和感が物語の中にちりばめられていて、最後に「あー そうゆうことね」となる。
楽しい気持ちになった。
Posted by ブクログ
現代らしいテーマを扱う、世にも奇妙な短編集。全てちゃんとオチがあって面白かった。そして、短編集かと思いきや、最後に全てがつながる面白さもあった。
Posted by ブクログ
朝井リョウさんの作品初めて読んだのですが、虜になりました。
短編集なのですが、最後まで読むと繋がっていて…
最後の章の物語には驚かされました。
主人公とは、脇役がいるから成り立つというか、自分は主人公でもあり誰かにとっては脇役なのだと、ハッとさせられました。
Posted by ブクログ
『世にも奇妙な君物語』
「シェアハウさない」「リア充裁判」「立て、金次郎」「13•5文字しか集中して読めな」「脇役バトルロワイアル」
貼られた伏線を回収するどんでん返しや物語の完成度、満足度は「シェアハウさない」が1番よく、個人的に1番好きだった。
どの作品にも現代社会の抱えている闇や問題が含有され、その問題を提起した物語が描かれている。
「リア充裁判」ではキラキラしたSNS社会に浸され、SNSが行動の中心にあり、周りから気にかけてもらいたい現代社会に生きる人の異様性が(今の世代はSNSが充実している友人たちを見て嫉妬したり劣等感を抱く、大変不自由で心理的に生きづらい社会が生まれた時からある怖さ)
コミュニケーションを武器として社会を生きていく人間(リア充)と非リアの残酷なまでの格差を見せつけられた。非リアは外部とのコミュニケーションが全てではないと思い漫画を描き漫画の中では主人公の思い描いたコミュニケーション至上主義の社会を打ち壊し自分なりに自分のスタイルで生きていこうとしたが、それは結局漫画だけの話で現実はコミュ力がない人は馬鹿にされ生きづらい社会になっている。就活も勉強とコミュ力が天秤にかけられることがあるが、相当重視されている項目が故にコミュ力があるだけで社会的に優遇され生きやすい。
陽キャやリア充に嫌悪感を抱いている人が読むとこの結末に絶望させられる。結局コミュ力じゃないかと。SNSキラキラ人間じゃないかと。
最後一人だけリクルートスーツを着てるのは自分のコミュ力の欠如で就職が自分だけ決まっていない。社会はコミュニケーション能力が無い人を許してはくれないという残酷な描写
「立て、金次郎」では、社会の変化により教師が子供を叱るときにも慎重に細心の注意を払って叱らなくてはならない社会。何事も親が1番で、子供の対応だけでなく親の心配までもしなければない教員の世知辛さなどが描かれている。学校に子供を任せている時点で信頼すべき学校や教員を信じずクレームばかりつけてくるモンペ。今の親は些細なことでの学校への文句が増えていると思う(過去と比べ)
それは成長途中の子供から成長を奪ってしまう行為であり、完全に安全な無菌状態で育つ子は苦難に直面したとき自分で考え、学んだ子と比べるとどうしても精神的に差が手でしまう気がする。遊びの中の怪我から学ぶことも多いのに、怪我するから遊び自体を禁止してしまう行為自体の危うさ。
「13•5文字〜」は現代のSNS、電子社会における情報取得媒体がデジタル化しており少ない文字数で簡潔な情報を手に入れようとする現代人に警鐘を鳴らしているかのよう。また、記事のデジタル化に伴い、ゴシップなどの人の不幸を拡散し、炎上させ、自分が気持ちよくなってるSNS上の匿名人や。自分たちは仕事であるという盾を振り翳し取り上げられる人のことを考えず、自分たちの書いた記事の売り上げだけを考えるメディアの人(週刊誌など)が逆に自分たちの生活が記事により脅かされた時の自分たちの理屈が通じなくなる痛快感は読んでいて気持ちよかった。
読んでいてこれはミステリの要素が含まれているが、朝井氏が現代社会に抱いている違和感や嫌悪感を露わにした社会への警鐘とも感じられた。
Posted by ブクログ
現代社会の問題を、シェフ・朝井リョウが『世にも奇妙な物語』風に調理した一冊。どの話もさすがに現実ではここまでいかないだろうと思わせながら、いや、もう似たようなことは起きているかもしれない、と感じさせる。その距離感がすごく不気味。読み終えても、笑って片づけられない不気味な余韻が残る逸品だった。
Posted by ブクログ
良くも悪くも世にも奇妙な物語です。世にも奇妙な物語が好きなら読む価値あり。この小説を読んで、世にも奇妙な物語っぽいなと感じましたが、同時にあまり好きではないということにも気づきました。
Posted by ブクログ
後味の悪い話が続くなぁと思いながら読み進めていたら、最後に想像もしてなかった方向からオチが降ってきてびっくりした。どこか聞き覚えのある名前の登場人物がよく出てくると思っていたら…
Posted by ブクログ
帯に書いてある通り、短編集だけど頭から順番に読んでほしい作品。章タイトルを入れる場所も本家のそれっぽくて、こだわりが感じられた。
印象に残ったのは1話と5話。
1話は終盤の「ここにいるみんな、そうなりたくてなったわけじゃないんだよ」がやるせなさすぎて、心にズシンときた。
5話は「なるほど!」という設定で、思わずそれまでの話を見返してしまった。脇役の「あるある」分析が細かすぎて、今後映画やドラマを見るときに意識してしまいそう笑 あと、実在の俳優さんをモデルにした登場人物たちで笑ってしまった。
オチがわかってると面白さ半減な気がするので、再読はないかもしれない。
Posted by ブクログ
初めて朝井リョウさんの本を読みました。今まで読んでこなかったのは皆が口を揃えて彼の本は面白いというのでなんか読みたくなかったのですが、読み始めてたら彼の世界にどんどんのめり込んでしまいました。これを機に彼の色々な本を読みたいと思いました。
Posted by ブクログ
リア充裁判のラストが面白かった。世にも奇妙な物語あるある?の夢オチ的なものではあったが、朝井リョウ先生の社会への皮肉が詰まっていた。結局最後に得をするのって無理やりにでも明るく振舞ったり、自分を曲げつつも環境に上手く適応できたりする人間なんですよね。他者から見て覇気のない人間はやはり社会では上手くやっていけないよなあ…と思いました。