あらすじ
オチがすごい・・・!
いくつもの書店で週間ランキング1位に輝いている話題作★
異様な世界観。
複数の伏線。
先の読めない展開。
想像を超えた結末と、それに続く恐怖。
もしこれらが好物でしたら、これはあなたのための物語です。
待ち受ける「意外な真相」に、心の準備をお願いします。
各話読み味は異なりますが、決して最後まで気を抜かずに――。
では始めましょう。朝井版「世にも奇妙な物語」。
―――――――――――――――――――――――――
【ミステリ書評家・村上貴史氏】
世界の異様さ、息苦しさで読む者の心をとらえ、先の読めない展開でページをめくらせ、
その展開について終盤で「なるほど」と納得させる。
実に鮮やかで巧妙な読者コントロールだ。そしてそれだけでは終わらない。
最後にもうひと味。いやはや、恐れ入った。やるせない衝撃に圧倒される。
―――――――――――――――――――――――――
読売新聞、ダ・ヴィンチ3月号に書評が掲載されました!
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
「探偵よむーく、薦めたい」
の、フェア中に購入した1冊✩.*˚
大好きな、世にも奇妙な物語に似ている
タイトルなので、購入しました✩.*˚
・
・
読んでみて思ったのは、
本当に世にも奇妙な物語みたいな、
奇妙なお話だなと思った。
・
最後はゾッとする話が多かったけど、
今の社会で問題になっている事柄も入っていて、
確かにな。と考えさせられるものも多かった。
・
特に、「立て!金次郎」「13.5文字しか集中して読めな」は、自分がされて嫌なことはしない。
自分がしたことは自分に返ってくる。
といった教訓も含まれているのかなと感じた。
・
最後の「名脇役バトルロワイヤル」は、
登場人物の名前を見た時に、あっ!っとなり、
とても楽しく読めました✩.*˚
Posted by ブクログ
これを読んで朝井リョウがなぜ私の心を掴むのかわかった気がした。
私はぞくぞくする展開が好きなのかもしれない。という気づきと、朝井リョウの扱う題材が人間の内にあるひそかな感情にスポットを当てたものであるということ。
『立て!金次郎!』は途中までいい話としてのめり込んだ。孝次郎の頑張る姿に共感し、園児にきちんと花を持たせる展開に歓喜した。もうこれでいいよ。この後展開がなくても十分だよ、と思わされつつも、最後に強烈なホラーを突きつけてきた。『13.5文字しか集中して読めな』と同様、わかりやすいホラーはありがたい。
『脇役バトルロワイヤル』は急に朝井リョウのギャクセンが炸裂した。事象に名前をつけるやつ、私も姉もよくやる。大変面白い。これまでの話に出てきた脇役を寄せ集めて、脇役あるあるを緊張感のある空気間でテンポよく編み出していく。ギャグ漫画を読んでいる気分になった。
朝井リョウの人間関係を題材にした話が好きだ。適材適所って言葉通り、人には役割があるとか、コミュニケーション能力って一概に言えないよねとか、仕事なんだからと割り切る人と自分らしく働きたい人がいるよねとか、価値観の違いでぶつかり合う人たちを見るのが好きだから、朝井リョウのヒューマンドラマがこんなに刺さるのだ。それにプラスで、朝井リョウのおちゃめさとコミカルさが私の痒い所をちろちろとかいてくれるように心を刺激する。
Posted by ブクログ
現代らしいテーマを扱う、世にも奇妙な短編集。全てちゃんとオチがあって面白かった。そして、短編集かと思いきや、最後に全てがつながる面白さもあった。
Posted by ブクログ
朝井リョウさんの作品初めて読んだのですが、虜になりました。
短編集なのですが、最後まで読むと繋がっていて…
最後の章の物語には驚かされました。
主人公とは、脇役がいるから成り立つというか、自分は主人公でもあり誰かにとっては脇役なのだと、ハッとさせられました。
Posted by ブクログ
書店に並んでいるのを見て、内容が面白そうだったので購入。
帯に書かれていた『オチにやられる本ランキング1位』の印象とは少し違ったが、皮肉っぽい少しダークな笑いがあったり、現代のSNSや人間関係への解像度があまりにも高かったり、かと思えば最後には各話の脇役同士でオーディションが開かれるフィクション感の強い展開があったりと、最後までまったく飽きずに読み終えることができた。
個人的に一番好きなのはシェアハウさないの何かがおかしいけれど、最後までそれに気づくことはできない不穏な空気感。あとはリア充裁判も読みながらなんだか他人事ではなくてソワソワした。
この表紙も意味ありげだが、何か意味があるのかな?
今回初めて朝井リョウさんの小説を手にしたが、評判通り今の社会を細部まで捉えた文章を書かれており、ああこれが…!と所々笑いながら納得した。
他の作品もぜひ読んでみたい。
Posted by ブクログ
帯に書いてある通り、短編集だけど頭から順番に読んでほしい作品。章タイトルを入れる場所も本家のそれっぽくて、こだわりが感じられた。
印象に残ったのは1話と5話。
1話は終盤の「ここにいるみんな、そうなりたくてなったわけじゃないんだよ」がやるせなさすぎて、心にズシンときた。
5話は「なるほど!」という設定で、思わずそれまでの話を見返してしまった。脇役の「あるある」分析が細かすぎて、今後映画やドラマを見るときに意識してしまいそう笑 あと、実在の俳優さんをモデルにした登場人物たちで笑ってしまった。
オチがわかってると面白さ半減な気がするので、再読はないかもしれない。
Posted by ブクログ
リア充裁判のラストが面白かった。世にも奇妙な物語あるある?の夢オチ的なものではあったが、朝井リョウ先生の社会への皮肉が詰まっていた。結局最後に得をするのって無理やりにでも明るく振舞ったり、自分を曲げつつも環境に上手く適応できたりする人間なんですよね。他者から見て覇気のない人間はやはり社会では上手くやっていけないよなあ…と思いました。