朝井リョウのレビュー一覧
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ネタバレ施設で暮らす子どもたちが、それぞれの家庭の事情やクラスでのいじめなど困難に直面しつつも、互いを思いやり、支えあう様子を描いたストーリー。
同じ施設のお姉さん的な存在、佐緒里は家庭の事情で、高校卒業後、進学を諦め地元に戻って働くことになる。その前に佐緒里の夢を叶えようと、子どもたちは、学校でランタンを飛ばす計画を立てる。
施設を離れる子どもに対し、佐緒里が、
"私たちはまた私たちみたいな人に出会える"、"いじめられたら逃げればいい。笑われたら笑わない人を探しに行けばいい。逃げた先にも、同じだけの希望があるはずだもん"と語るが、最後に"そう思っ -
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朝井さんの経歴についてあまりよく知らないまま、「ずいぶん”若い”感じがするなー」と思って読んだら、なんとデビュー後1作目の作品だった。
ちょっといろいろできすぎてるかも、という感じはどうしても否めないが、この作品を書いたことでその後の朝井リョウが作られたのだ、という吉田伸子さんの解説には唸らされた。
自分は早稲田の「SHOCKERS」を知っていたので、男子だけのチームがどれほど珍しいのかあまり実感がなかったが、男子ならではの魅力(パワーで押していける)や難しさ(混合チームなら体重の軽い女子がトップを務めるが、それも男子がやらないといけない)など、なるほどなと思うところが多かった。そもそも大会で -
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ネタバレ3.5
p80
あれは、面白かったというよりも、実はほんのちょっとだけ怖かったから、笑っていたんだと思う。
p238
性格とか価値観って、あとからでも変えられるじゃない。だから、まずはどうしたって変わらないところを許せるかどうかだなって思ったけどね。
p258
今までやってきた方法っていうのは、ただ今までそれでやってきたってだけなんだよ。別に、それが一番正しい方法なわけじゃない。
p264
意味とかがなくたって、単純に楽しい、楽しいだけ、それ以外何の意味もないみたいなことが、意味のあるすべてのものを一気に飛び越えていく瞬間ってあるんだよ。そういう瞬間こそが、どれだけ意味のあるものよりも -
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ある家族の日常を、柔らかなタッチで描いていました。
朝井リョウさんはメディアでお見かけした事はありましたが、小説は初めて読みました。
朝井さんの優しそうなお人柄が感じられる一冊でした。
読み終わると、あったかい気持ちになって、大切な人に会いたくなるような本でした。
大切な人が亡くなった後も、日常は続いていきます。
様々な手続きはあるし、学校も仕事も待ってはくれません。
だけどいつもの日常に戻ったつもりでも、なにか違う気がするんですよね。
【いつもの日常】と【自分だけの日常】の2つができてしまったみたいな。
ふと、自分だけなんだか止まってるな、と思ったりします。
大切な人を失った悲しさや