朝井リョウのレビュー一覧

  • 何様(新潮文庫)

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    漠然と誠実ではないような気持ちがあると悩んでいてもほんの一瞬でも肯定できる気持ちが生まれたなら、その「本気の1秒」を信じてみて誠実さを積み重ねていけばいいと思った。

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    2026年04月05日
  • 世界地図の下書き

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    ネタバレ

    世間の理不尽さに打ちひしがれながらも、お互いを見守り合い力強く進もうとする子ども達の姿に何度も涙が溢れた。

    努力しても、他人や環境を変えることはとても難しいことが多い。
    次の場所を選択することでしか解決できないこともあるが、それは一般的に「諦め」や「逃げ」と捉えられネガティブな印象を与えがちだ。

    しかし、一歩踏み出す怖さを乗り越えてしまえば、その先にあるかもしれない幸せを掴む可能性もあること、また上手くいかなくても挑戦と可能性は無限なのだと本書は教えてくれる。
    みんな何かと闘いながら、何度も選択を繰り返し人は歩んでいくのだと。

    優しい言葉で読みやすく学びもありました。

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    2026年04月04日
  • チア男子!!

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    スポーツもの、感動はするのだが登場人物が多すぎて疲れてしまった。
    お姉ちゃん、「ハル」と呼んでるけど自分も「はるこ」じゃん?

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    2026年04月02日
  • どうしても生きてる

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    なんだか他人から見たらくだらないことでも、本人にとっては必死になって隠したいことがあって、諦めたり、苛立ったり、どうしようもない気持ちを抱えながらみんな生きているのかもしれないなと思った。
    何回か出てくる「仕方ない」を、何個繰り返していま生きてるのかなと、自分自身も思った。
    大きなイベントや転機はなかったとしても、平穏というか、つまらないというかは人それぞれなんだと思った。

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    2026年03月29日
  • 何様(新潮文庫)

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    教師してます。
    生徒に対して自分自身を「何様」と考えることも多々ありますが、、、

    この小説をよんで一歩前に進めそうです。
    「本気の1秒」を手に入れるために頑張りたいと思います。

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    2026年03月27日
  • もういちど生まれる

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    タイトルの意味が登場人物によって異なる。
    身近な人々にフォーカスされて伏線回収される部分など、読みやすい

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    2026年03月24日
  • スペードの3

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    特殊表紙がついていて、それに「朝井リョウの隠れた名作は推し活小説!?」と書かれていたのでその文言が気になって購入。
    正直、推し活小説…?ではないよなという印象を持ちました。


    話の本編としては3人の女性それぞれの人生のお話。
    ・推し活をしていてその推し活のコミニュティー内のカースト上位の地位画脅かされてる人
    ・カースト下位から上位にいこうと変わろうとした人
    ・近くの存在にライバル意識を持ちながらも絶対に勝てない相手に葛藤している人

    それぞれの女性に物語があって、思惑があって、とっておきの切り札がある。
    肝心の切り札を切ろうとする直前でお話は終わってしまうので、その先の展開がどうなったのかが

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    2026年03月23日
  • 何様(新潮文庫)

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    ネタバレ

    1. 水曜日の南階段はきれい
    バンド活動に打ち込む高校時代の光太郎と、密かに彼を見守る女子生徒の淡い青春を描き、後に彼が出版社を志す原点となる物語。彼女は金曜日の光太郎のライブを怪しまれずに見る口実として窓掃除をしており、そのカモフラージュとして水曜日に南階段を掃除していた。自身の目標を決して口に出せない彼女にとって、目標を堂々と公言して着実に達成していく光太郎の姿はひときわ眩しく、強い憧れの対象だった。有言実行を貫く彼の強さに深く惹きつけられ、読んだ私自身も「光太郎のように目標を言葉にして真っ直ぐに実現できる人間でありたい」と強く前向きな気持ちにさせられた。
    2. それでは二人組を作ってく

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    2026年03月22日
  • もういちど生まれる

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    短編集だが、登場人物につながりがある。解説で西加奈子さんが書いていたとおり、別の人の物語の中と、その人自身の物語の中での違いなど描かれていた。

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    2026年03月22日
  • ご本、出しときますね?

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    あなたのマイルールは?っていう質問が出演者にたいして投げかけられるのだけど、これが面白い。とても一般的なことを答える方もいれば、え?それってどういうこと?と答えるような内容もある。ただ、どの回答も、よくよく話を聞くと、なるほどそうか。と思う内容で、上っ面でなくきちんと腹に落としたマイルールがあることがすごいなと。
    こうしたルールは最初からあるのではなくて、インタビューや内省の過程で形作られているんだろうけれど、きっと作家さんというのはそういう過程をごく自然なこととして普段からされているんだろうな感じたし、その過程と表出した事柄が、私の関心ごとなんだな。って気づけた。

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    2026年03月21日
  • どうしても生きてる

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    すこやかな論理
    流転
    七分二十四秒めへ
    風が吹いたとて
    そんなの痛いに決まってる


    6つの作品から成る短編集
    一番良かったのは籤

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    2026年03月20日
  • ご本、出しときますね?

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    ネタバレ

    作家から入るのも良いものですなぁ。本を読んでみたくなった作家さんは村田沙耶香さん、海猫沢めろんさん、中村航さん、光浦靖子さんの4人。セクハラに寛容な村田さんは、だいぶん変な人ですね。角田さんは今までのエッセイからは分からなかった愛らしさで、見る目が変わりました。ズキュンときます。番組は終わってしまったようですが、一度くらい観てみたかった。若林さんの表紙につられましたが(そもそも若林さんが読書家だとは、初耳)予想外に良い本でした。

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    2026年03月18日
  • もういちど生まれる

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    22.5.15
    著者は「自分は何者なのか」という劣等感を抱いた主人公の作品が多くあると思う。
    若いが故に際限なく溢れるそういった劣等感を持つ主人公に対して、正直嫌悪感はあるが人間の内を表す表現力はやはり高い作家だと思った。

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    2026年03月17日
  • 星やどりの声

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    終始、爽やかな海の風を感じました
    その中に人間の生活音や、会話、眼差しが紛れて見聞きしているような感覚

    朝井リョウはドロっとした人間の隠したい感情を時に鋭利すぎる言葉で綴るような本を先に読んできたので、
    それらと比べると刺激が足りないような、キレイすぎるように感じましたが、
    この初期の頃から、登場人物がいる景色や匂いまで思い浮かんでくる描写力があったんだなぁと、その才能を改めて感じました。

    朝井リョウは時代と当時の自分の感情をうまく作品化してきたんだな、と思います。出版する度に、成長して、脱皮している感じで、読み飽きないですね。

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    2026年03月14日
  • スペードの3

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    「どれだけ待っても、革命なんて起きない」(P.150)

    現状を打ち破るためには、自分から動かないと何も始まらない

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    2026年03月14日
  • 世界地図の下書き

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    ネタバレ

    施設で暮らす子どもたちが、それぞれの家庭の事情やクラスでのいじめなど困難に直面しつつも、互いを思いやり、支えあう様子を描いたストーリー。

    同じ施設のお姉さん的な存在、佐緒里は家庭の事情で、高校卒業後、進学を諦め地元に戻って働くことになる。その前に佐緒里の夢を叶えようと、子どもたちは、学校でランタンを飛ばす計画を立てる。

    施設を離れる子どもに対し、佐緒里が、
    "私たちはまた私たちみたいな人に出会える"、"いじめられたら逃げればいい。笑われたら笑わない人を探しに行けばいい。逃げた先にも、同じだけの希望があるはずだもん"と語るが、最後に"そう思っ

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    2026年03月14日
  • わたしの名店

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    読んでいる度に食べたいなっと思いました☺️♡
    ひとつひとつの作品を読んでその後にごはんの絵が書いてあって、もっと食べたくなりました!
    読み応えがあってとても面白かったです!

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    2026年03月11日
  • 武道館

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    正欲からの武道館。
    タイトルが直球だから読み易いかなと読み始めて。
    やっぱり浅井りょうさんの作品だなと。
    目を背けたくなるような言葉の表現が
    いい意味で作家性がでてるなと。
    個人的には
    インザメガチャーチとか正欲とかの方が
    読み易いかなぁ。
    この作品には関係ないけど、
    「生殖記」はタイトルからして身構えてしまっているので、しばらくしたら読む予定です。

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    2026年03月08日
  • チア男子!!

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    朝井さんの経歴についてあまりよく知らないまま、「ずいぶん”若い”感じがするなー」と思って読んだら、なんとデビュー後1作目の作品だった。
    ちょっといろいろできすぎてるかも、という感じはどうしても否めないが、この作品を書いたことでその後の朝井リョウが作られたのだ、という吉田伸子さんの解説には唸らされた。
    自分は早稲田の「SHOCKERS」を知っていたので、男子だけのチームがどれほど珍しいのかあまり実感がなかったが、男子ならではの魅力(パワーで押していける)や難しさ(混合チームなら体重の軽い女子がトップを務めるが、それも男子がやらないといけない)など、なるほどなと思うところが多かった。そもそも大会で

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    2026年03月02日
  • 世界地図の下書き

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    リアルな小説だった。
    ハッピーエンドではないけれどバッドエンドでもない。やるせない気持ちが残る。
    何事も上手くはいかないし、人間の難しさを感じる。

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    2026年03月02日