朝井リョウのレビュー一覧
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鎌倉市の市電がはしり、海が綺麗な街の、住む、海が見える喫茶店経営の母と四人の兄弟の学生時代の日常の風景の心温まる小説。
雨から身を守ることを【雨やどり】っていうだろう。だから、今にも落ちてきそうな星の光を受け止めるための【星やどり】。
浜電、アジサイ、海、ここは鎌倉か?
三男三女母ひとり、早坂家、ハヤサカ
母、律子、純喫茶「星やどり」経営者、亡くなった父、星則
長男 光彦 、大学四年生、就活中、家庭教師、生徒あおい
三男 真歩 、小学六年生
二女 小春 、はる姉、彼氏あり
二男 凌馬 、高校一年生
三女 るり 、「るり姉」高校生、小春と双子、部活無し、喫茶手伝
長女 琴美、家の女帝、百貨 -
Posted by ブクログ
就活が佳境になり、手に取った。
私は、完全に落ち込んでいる。
光太郎の話が好き。The 青春って感じで。こんな青春私にはなかった。
遠くからでも誰かを応援したり、大切に思ったり、忘れられなかったり。
無理に忘れる必要はないと思う。その思い出が私の心を支えてくれると信じているから。
それに固執するのは良くないけれど、前を向けるならそれでいいと思う。
二人組が作れない。それはわかるう、、、と思った。
私はずっと、みんながうっすら自分を嫌っていると思っていたから。
自分を好きになれない人は相手からも好きになってもらえないと最近気づいた。
初めから、相手を疑ってかかってはいけない。寛大な心でいたい -
Posted by ブクログ
朝井リョウらしい、大学生の日常を詰め込んだような連作短編。
こういうモラトリアム的なものを経験した人には刺さるかな。
短編は関係ないようで実は全部繋がっている一つのお話。一つ目のひーちゃんを読んだ時点ではなんだこれ?という感じ。
それぞれの話で登場人物が入り乱れて、注意してないと誰がどれだかわかんなくなる。
双子の話とダンサーの話が印象に残った。(というかそこに向かって話が進んでいる感じ)
どちらも明るい話とは言い難い。主人公は思い悩みもがいている、卑屈で陰気な内面。
最後は吹っ切れるのだけど、ダンサーはやらかしがデカいので兄が可哀想だった。 -
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『何様』
採用担当として、この本は見逃せなかった。
社会人3年目、これまで勤めていた部門から異動して採用担当となり、配属されてたった3ヶ月で人の人生を決める面接官となった。
会社のことは知っている。けれど、自分が学生のことを評価していいものなのか。この葛藤を今でもふと思い出す。
多くの学生は、中学、高校と目の前に一直線に敷かれた道をただひたすら走る。
そして大学で自身の道をいくつも枝分かれさせながら、大きく広げていく。
そんな矢先、目の前の道は霧で覆われ、
「自己実現のゴールは?」などと聞かれ、否が応でも自分の人生を振り返りながら霧を晴らせないといけない。
無理やり道を開けようとしている学生 -
Posted by ブクログ
本書を読んでいく中で、自分が社会人として生きていく上で励まされた言葉。
ー本気の1秒ー
「この仕事やだな〜辞めたいな〜」とか思ってしまうことも私は最近あるのだが、思い返してみると、少し順調に仕事が進んでいる時は、一瞬よしやるか!って気持ちになる。その後は嫌だという気持ちが勝ってしまうのだが、、、。
しかし、その一瞬頑張ろう!という思いを大切にしてあげて、つまらなくてもやる気が出なくてもその「本気の1秒」を守るために、全力で頑張ってみる。そう思うと、自然と心が軽くなる。社会人生活に疲弊することもあるけれど、この自分の「本気の1秒」を大切にして、生き抜いていきたいと思った。