朝井リョウのレビュー一覧

  • 桐島、部活やめるってよ

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    男子バレー部のエース・桐島が部活を辞めるそうだ――。そんな噂話が波紋を広げる。桐島が居なくなったことでレギュラーメンバーに変動があった部内、帰る時間を合わせる必要がなくなった友達、その周囲の人間関係。直接にせよ間接にせよ、桐島が部活を辞めることで彼らの日常が揺さぶられる。桐島に替わってリベロのポジションを得たことで、桐島が見ていた本当の景色を知る風助、桐島の友達に恋するブラスバンド部部長の亜矢、クラスカーストの下位にいるが信頼できる友と映画制作に燃える涼也、精神病の母を持つ実果、何となく情熱を持て余している宏樹…。みんな自分の世界が一番って顔しているのに、常に人の目を気にしている。身の内から迸

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    2025年12月17日
  • ご本、出しときますね?

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    本好き芸人であるオードリー若林と小説家達とのトーク本。小説家であっても一人の人間。人の面白さから読みたくなった本が沢山ありました。
    書き手の面白さから本を手に取りたくなる一冊。

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    2025年12月16日
  • 何者

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    就活の情報交換をきっかけに集まった5人の大学生たちの人間関係や内面の機微が主人公・二宮拓人の視点と各々のツイートを織り交ぜながら精緻に描かれている。SNS上で努力アピールをしたりイタい文章を並べる就活仲間たちを遠巻きに嘲笑する主人公の態度や、彼と同一の視座に読者を置こうとする筆運びにモヤモヤしたけれど、最後に待ち受ける展開が全てを晴らしてくれて痛快だった。

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    2025年12月16日
  • 何者

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    第148回直木賞受賞作品。
    多くの人が経験する/したであろう就職活動をテーマにした作品。「何者」であるかを求められ証明させられ選別させられる、社会に晒されれば当然のことを特定期間一斉に行うことが異様な光景と思われるのだろう。そのなかにSNSという現代性を取り入れ人間の裏表を描いた点が興味深い。著者の小気味よいテンポの文章やキャラの描き方が光り、終盤の叙述トリック的どんでん返しやフラッシュバックするような演出は惹き込まれる。傍観者である我々を含めた者らへのつるし上げはやや歪んだカタルシスを得られる。
    直木賞受賞作品といわれると少し疑問があったが、その後の朝井リョウ氏の作品を見ると納得の受賞であっ

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    2025年12月15日
  • 何者

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    文字や数値で表せるもので仕事をするわけではない
    TOEIC何点 数字を背中に掲げながら生きてるわけじゃない
    名前のつけにくい能力
    着の身着のままで相手に伝わる能力

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    2025年12月14日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    映画を昔見たことがあって何かいい映画だった記憶があって、その後朝井リョウの小説好きになって過去作漁ってたら、まさかこの映画の原作が朝井リョウだったとはと思い読んでみた。
    すごい若い頃の作品で、今みたいに鋭く言語化しまくる感じじゃないけど、学生時代の微妙な人間関係とか心理描写が上手く表現されててよかった。

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    2025年12月14日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    菊池宏樹君の章良かった。読みながらこのイライラの答えの感じって大人になって、振り返ってみて解る感覚かと思っていたけど、朝井さんは19歳でこの小説を書いたっていうのがビックリ。すごいです。

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    2025年12月14日
  • どうしても生きてる

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    Audibleにて
    聴き終えたばかりで最後の章が印象に残っているので感想を書きます

    ハズレ籤を引いても置かれた場所で頑張る
    長い目で見ると納得の行く答え合わせができる

    反対にその時は当たりくじを引いたように見えても、置かれた場所で歯を食いしばれず、言い訳ばかりしていれば、堕ちた人生になる

    最後、一見当たりくじを引いたかに見えた男達が、堕ちた人生を歩んでいたのが爽快だった

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    2025年12月14日
  • 世にも奇妙な君物語

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    エッセイを読んでから、朝井リョウにどハマり
    こちらも短編で読みやすい
    特に1話目のインパクトがすごい

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    2025年12月13日
  • 何者

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    ネタバレ

    主人公に共感し傍観していると、最後に突然主人公が傍観側から当事者側になり、「自分ももしかしたらそのように思われているかもしれない」と思う作品だった。
    最後まで登場人物がどうなったかは分からないが、それぞれ大切なことに気付かされ、成長していくのだと思う。

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    2025年12月13日
  • 風と共にゆとりぬ

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    一冊目を読み終わってから、すぐにこの二冊目を読み始めました。エピソードが面白すぎてやっぱりニヤニヤしながら読んでしまいました。
    職場の昼休憩に読むには危険でした!
    入院中の話をこんなに可笑しく文章にできるなんて凄いです。
    次の三冊目も早速手に入れたので、読むぞー!

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    2025年12月12日
  • 風と共にゆとりぬ

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    声出して笑った。朝井リョウさんの本が大好きで、初めてエッセイを読んだ。人柄がなんとなくわかって嬉しかった。人生面白く生きよう。

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    2025年12月12日
  • 何者

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    ネタバレ

    現在転職活動中の自分に嫌という程刺さりました。
    冷笑主義を自覚し、乗り越えようとする主人公を応援したくなります。
    最後の2人の言い合いはまるで自分が言われてるかのようで辛かったです笑
    読み終えたらきっと前向きになれる本だと思います。

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    2025年12月18日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    連作短編集。朝井リョウさんのデビュー作でもある。どの短編にも通じて言えるが、学校内でのカーストや不文律についての疑問など、とても共感できる部分が多かった。高校時代の青春を切り取ったような話でもあるが、けっしてキラキラした部分を描いているわけではなく、暗くて陰湿な場面や感情が突きつけられる。桐島に関しては、周囲の人物から桐島の人物像を探っていくのかと思ったが、本当に名前だけの登場に感じた。

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    2025年12月12日
  • 武道館

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    1人のアイドル大好き人間として色々考えてしまうことがあった。まずこの小説の時代背景がすごく懐かしいと思った、熱愛で坊主、握手会で刃物を持った男、やば〜〜い、懐かし〜〜〜〜〜〜!!!!あったな〜、そんなこと。この頃からアイドルの在り方は小さくはない変化をしてきたし、それは私の彼らを見る目に関しても同じことだけど、それでも恋愛というとてもパーソナルな部分に関してはいまだに着地点が見つけられない。だからとにかく片目を閉じて、彼らが見せたいと思ったものだけに焦点を当てるのが今の自分にとっての正解、ってことにしている。
    それにしても、アイドルって気が狂った人間にしか出来ないよな、とも思った。アイドルとい

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    2025年12月12日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    現役高校生時代に読んで、刺さって刺さって強く印象に残っていた小説。ちょうど世代です。
    十数年ぶりに読んでみても色褪せず、なんだか自分の思い出も含め懐かしい気持ちになりました。
    「拝啓15の君へ」じゃないですが、大人になっても悩みは尽きないけれど大人になるって悪くないよ、世界は広いよ、と登場人物たちと当時の自分に言ってあげたい。

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    2025年12月11日
  • 武道館

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    アイドル視点の話
    なかなか考えさせられる内容やった
    確かに夢を見せる仕事やけど、プライベートは別やん
    確かにアイドルの前に1人の女の子だしな
    ファン側にはわからない演者サイドにはあるのか‥と考えさせられた
    その狭間で悩むんだろうな‥

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    2025年12月11日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    ネタバレ

    今の朝井さんとは文体が少し違う。
    2000年代に代表される青春小説。
    部活という枠組みから抜け出した桐島。
    先生という存在が最後まで無視されたように出てこなかった。高校生にとっての世界に先生は存在しなくて、クラスやグループ、部活や恋人の存在がいかに大きなものかわかるような本だった。
    かすみ素敵だなー

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    2025年12月11日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    ネタバレ

    前買えなかった桐島。正欲に続けて朝井リョウ2連発。

    読み終わっての一番の感想。これデビュー作か…。
    高校生特有のあの人間関係、教室の雰囲気、授業や放課後、部活の描写、、、あれはたしかに、高校卒業したての大学生やからこそ描けた?にしても、まだそんな大人にもなってないような状態で書けるもんなんかあんな文書が。すごいなあ

    読むまでは、タイトルだけずっと知ってて、桐島くんが部活辞めるんやなあ、くらいしか知らんかった。
    読んでみたら、あれ、桐島くん視点はないんや。桐島くんが部活辞めたってことが、高校生活の日常に起きて
    それが次々に波紋を広げていくっていう
    これ、高校生の時代に読んでたらどう感じたやろ

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    2025年12月10日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    ネタバレ

    『桐島、部活やめるってよ』は、人気者でバレー部キャプテンの桐島が、突然部活を辞めるところから始まる物語。そこを起点に、彼の周囲にいる高校生たちそれぞれの視点でストーリーが展開していく。
    朝井リョウがよく用いている“群像劇形式”の原点があり、視点が変わっていくことで同じ事象の見え方の違いに気付かされるこのスタイルが好きだなあと改めて思った。

    本作で特に印象に残ったのは、高校生特有のヒエラルキー構造だった。思春期に芽生える嫉妬や羨望、見栄、劣等感、そういった感情が解像度高く描かれている。後書きにもあったけれど、当時大学生だった朝井リョウが、ここまでリアルに高校生の“嫌な部分”まで切り取っているこ

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    2025年12月09日