朝井リョウのレビュー一覧
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母校でてきたのめっちゃ嬉しかったし、クラスマッチとかジンパとか留学生ゾーンの話とかの北大の解像度高くて笑った。恵迪寮への当たりの強さもリアルで笑った。朝井さん早稲田生なのに誰にインタビューしたんだ!?
それはさておき、正欲、イン・ザ・メガチャーチ同様、相変わらず「ここを言語化しちゃうのね〜」っていうグロさがあるね
私の中にも雄介みたいな部分はあって、というか大多数あって
周りと競争するのは好きだし、勝負事大好きで負けたら悔しいし、対象が何であっても頑張るという行為自体決して嫌いではなく、評価されたら嬉しい。これは昔から。(私は山族なのでしょうか?)
この本を読み、↑ の自分の性格を客観 -
Posted by ブクログ
タイトルのスターから表舞台に立つ側の話かなと想像して手に取ったが、映像に携わるふたりのストーリーだった。
大学時代にふたりで監督をした映像で賞を取ったふたりが、ひとりは尊敬する監督のもと映画制作の世界に、ひとりはYouTubeの世界に入って社会人として歩き出した。映像といっても異なる世界の対比を描きながら、変化する時代と質と価値をどう捉えていくのか。映像メインで、少し料理界の話もでてくるけど、特定の分野に限らず、どの分野にも当てはまることなのかなぁと感じた。
この社会をどう捉えて、自分の価値観をどう作っていくのか。社会に出たばかりのふたりではないけど、いくつになってもしっかりした軸を作るの -
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競争がなくなっていく学校生活が、ちょうど世代だったと感じた。私たちの頃はギリギリ組体操あったが、大怪我した子がいたなと思い出した。私の小学校も今は無くなってしまったのだろうか。
何かに取り組み続けていないと、自分の生きている価値が分からなくて不安になる。何かを成し遂げなければ、この世界に少しでも名前を残さなければ、、、歳をとるにつれてそういった思いが強まっていく。その葛藤をテーマに書かれていてとても面白い作品だった。漠然とした思いが言語化されているだけでも、とても読む価値があったと思う。
朝井リョウさんの本は読んでいて当てはまるところが多いというか、心に深く刻まれるので結構体力を使う。だが、面 -
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ネタバレ少女は卒業しないは、読み終わったあとにじんわりと温かい余韻が残る、とても素敵な青春小説だった。
物語は卒業を控えた短い時間を描いているだけなのに、その中に詰まっている感情の量がとても豊かで、自然と引き込まれる。大きな事件が起こるわけではないけれど、だからこそ一つひとつの気持ちが丁寧に伝わってきて、「ああ、こういう時間あったな」と自分の記憶と重なる瞬間が何度もあった。
登場する少女たちもそれぞれに魅力があって、誰か一人に強く寄り添うというより、「いろんな気持ちがあるよね」と優しく受け止められる感じが心地いい。恋や友情にきちんと答えが出るわけではないけれど、その曖昧さも含めてリアルで、逆にそれ -
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【なんとなぁ〜くの空気の正体】
とある家電メーカー総務部に勤める尚成が、家電量販店で買い物をする場面から始まる。
しかし本作で異質なのは“語り部”であり
なんと、物語を語るのは尚成本人ではなく、彼の「生殖器」。
ただの日常に起こる出来事を、マイノリティ側の視点からユーモラスかつ妙に的確な言葉で語っていく。
そして語り部である生殖器は、
「個体の属する共同体の拡大・維持・発展」
こそが、“なんとなくの空気”を生み出しているのだと語るーー。
本作はストーリーを楽しむというより、尚成(正確には尚成の生殖器)と心の中で会話しているような感覚に近い。
序盤は独特な語り口に少し読みづらさを感じたが -
Posted by ブクログ
最初なんだ誰視点なんだ?と思って、ああそういえばタイトルは生殖記だったと腑に落ちた。生殖器の視点から紡がれる人間観察日記、成程人間とはいかに面倒臭い生き方をしているのか思い知らされた。自分は異性愛個体ではありながらも主人公と同じく、マイノリティに属している自覚があるところもあり、共同体感覚は持ち合わせて居ながらも、その発展に寄与できて居ない自分を嘆きながらも、正直面倒臭いと思っている部分もある。自分が楽しければそれでいいじゃん、別に女性だからって結婚して子供産むのが当たり前じゃないんじゃん、仕事だって別にほどほどでいいじゃんって思ってしまっているし自分の趣味を人と許有したりとか拡散したりとかを
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Posted by ブクログ
帯のとおり、本当に頭を使わずに読める、朝井リョウエッセイ!
すんばらしい経歴があり、数々の貴重な経験をしている、みんなが羨やむ人生に見えるけど、突然降りかかる災いと体調に振り回される日々でもあり、すごい人にもすんごい弱点があるもんだなと思わされる。
下記の言語化が私にも当てはまり、「確かに!」となった!!
「どうやら私は、条件が複数あるもの、つまり単純比較できないものを無理やり比較しなければならないとき、多大なストレスを感じるらしい。」(本書では物件探しが例に挙げられた。)
と同時に、これまで朝井リョウの本・ラジオから「面白い〜!」はあったけど「わかる、共感〜!」は感じたことなかったなと