朝井リョウのレビュー一覧
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謙遜もなく、虚勢もなく、20代という年代の疑問なり、葛藤なりを素直に描いていると思った。
学生とも違う、社会人として20年過ごしてきた人とも違う、これからの社会にて、どのようにでも生きていけるはずだという危うさと希望を持つこの年代の、挑戦的な行動と考えがすごくみずみずしく、まぶしい。
読むのは2度目だが、何歳の時に読むと共感できるのか、感動できるのか、嫌な気持ちになるのかはタイミングだと思う。
私は今読んで好きな話と、気持ちが沈む話は入れ替わっているような気がした。
何様!何様?と、経験を積んだと思っていた、人生の荒波を乗り越えてきたと思っていたけれど、それは自分勝手で、危うくて、言い訳で -
Posted by ブクログ
ネタバレ気になったところからつまみ読み。
三浦透子さんのエッセイ、これは時を置いてまた読みたい。
私も、”自分の倫理観を育てる努力”を見習って実行しよう。
また、三浦さんがいつか振りがざすかもしれない大きな刀とやらを見てみたい、そんな気もしている。
最近、短歌を読み始めた。
千早茜さんのエッセイ中にある日記を読みながら、この感覚短歌になりそう、と思う箇所についつい付箋を貼った。
歌を沢山読みたくなった時、まずは日記を認めてみる、その中からこの感覚忘れたくないと思う場面を短歌にしていく。
旅に出たら、やってみよう。
掌編とはなんぞや、それも知らずに読んだ方丈貴恵さんの「落書き」。
うん、掌編を知ら -
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朝井さんってあんなに賞をたくさんとってていかにも文学って感じなのにこんなテイストの本を書かれることにびっくりしたし、
何より面白過ぎて絶対に人前では読めないなと思いました。 -
購入済み
なんかすごく切なかったなあ!部活を辞める桐島と直接関係あるバレー部の人から、クラスメイトから、同学年の人から、友達の彼女まで。中高生特有のちょっとドロドロした感じとか、ダサいかダサくないかで人を振り分けたりとか。でもそういう感じの人が周りにいる中流されないように踏ん張ってるところとか。すっごく若い~~!あとミカの話はさすがに切なすぎ、あのあとちゃんと母と向き合えたのかな。
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Posted by ブクログ
ネタバレ・そう思ったとき、ノック三回分のシャーペンの芯がぽきりと折れた。
・キャラメル味の太陽が太陽に食べられていく。
・しかし、翔の短刀ほうがもっと直入だった。
・どうしてだろう、こういうときって、その人が話したいことよりも、話したくないことの方が伝わってくる。
・「これでいいんだ、これでいいんだ」そう呟き続ける晴希から少し離れたところで、一馬が世界一美しい形で土下座をしていた。
・序盤の、一馬の部屋に初見の溝口と三人でチアの話を始めるところで、もうちょっとだけ泣きそうになった。もうすでに、未来が見えてしまったからだろうか。青春って恐ろしい。朝井リョウって恐ろしい。 -
購入済み
独特な目線から話してるなあ、人間のことを「ヒト」と読んだり〇個体とカウントしたり、、、新鮮で面白くて次々読んでいったらいつの間にか最後のページに。フレンドリーな口調が読みやすかったのかも。
人間は成長とか変化しないことを恐れていて絶対今にとどまろうとしないし、後戻りなんてもってのほか、、、ほんとそうだよねぇ、と思いながら読んだ。脳が発展していて身の回りがある程度満たされているから、暇なときに「生きてる意味ってなんだろう」みたいなことを考え始めるの、すっごく人間らしいよねぇ、とも。
ある事象に対する人々の見方や風潮の変化についての描写が興味深かった。 -
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