朝井リョウのレビュー一覧
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ゆとり三部作の三部目。
私はこういうちょっと無茶をする若い男性が好きなのかもしれない、と気付く。
そして、誰か朝井リョウ先生を精密検査に連れて行き、排泄に左右される人生から解放してあげて欲しい。マジで。
人生のスタンプラリー、私にとってそれはカフェのポストがそれにあたるかもと思った。
誰かの訪れたカフェのポストを見て、「自分も」とグーグルマップにピンを打ち、実際に訪問後Instagramにポストすることでスタンプ完了。
でもそれが楽しみでもあるので、日々SNSをチェックしながら、スタンプラリーを続けます。
そして次のエッセイ集を心待ちにしています。 -
Posted by ブクログ
解説含め全6編、全て面白くて読む手が止まりませんでした。
「籤」
人生でハズレ籤を引いてきた女性が主人公。自分との共通点が多く、自分に置き換えて読んでいました。優しい人、できる人、女の人が損をする世の中に直面して、読んでて苦しくなりました。
それでも物語最後は、ハズレ籤を引いた人生の中でもがき、工夫し、大人になった自分を認めてあげる。亡くなった母の言葉を思い出して、これが自分の人生なのだと受け入れて前に進む姿に救われました。
全体的に作中出てくる男性がどうしようもない人が多く、「男って…」と思ってしまった…。全話通して男性=弱い、女性=強いイメージを持ってしまう。
昔バイト先の主婦さんが -
Posted by ブクログ
スクールカーストを題材にその世界で生きる高校生を描いた物語
桐島はいういわゆる「一軍」に所属しており彼が部活に出なくなることで、周りの人間に影響を与え物語が動き出して行く
高校という狭い世界でのカーストはその世界を生きる者にとっては重要な基準であり、嫌でも認識しないといけないが、それぞれの目線での悩み・葛藤が描かれている
この作品ではある人物からの視点で、好きなことに没頭する美しさを「ひかり」と表現している
その世界では優れてるとされている者は「ひかり」に憧れ、自身が抱える虚しさを残酷に照らし、浮き彫りにしていた
高校だけでなく、社会に出てからも直面し、心を抉ることがある題材である
生きるのは -
Posted by ブクログ
主人公の達家尚成は、共同体の拡大、発展には背を向けた人間である。「手は添えて、だけど力は込めず」をモットーにして、のらりくらりと生きる主人公が、自分と同じ境遇(ゲイ)だが、自分のために共同体の拡大、発展に寄与する会社の人間や 、カテゴリーこそ違うが、性の悩みを持つ人間に出会う日常物語である。本書を読んで、自分のしたいと思う生き方と達家の生き方は相容れないが、その交わらないような立場の考え方を学ぶ事ができて良かった。特にLGBTQに対しては今まで偏見は無かったが、当人たちからすると、自分たちのような「中立だが異性愛者」は敵対すべき社会の歯車の1つなんだなと痛感した。物語の終盤に、達家が、同性愛者
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Posted by ブクログ
ネタバレ強烈だった。
分からないこと、理解出来ないことを、自分なりに自己解釈しなくてもいい。分からないものは分からない、理解出来ないものは理解できない。それ以上それ以下でもない。「理解しない」と「尊重しない」は別。
分からないものに出会うと落ち着かんから、
「この人は過去にこういうことがあったから、こうなったんだろう」
「本当は寂しいんだろう」
「こういう性格だから仕方ない」
みたいに、相手を自分が理解できる物語の中に置こうとする。
もちろん、それが相手を思いやろうとする想像力になることもある。だから自己解釈そのものが悪いわけじゃないと思う。
しかしその自己解釈や、思いやりが自分を守るためになってい