朝井リョウのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
やばい!やっぱりとっても良すぎた!!
電車の中で読んでいて何度笑いを堪えられなかったことか、、、
前作の時に学んだはずなのに通学中に読むのを辞められなかったの悔しい。文体もフランクで体言止めのセンスが輝きすぎていてさすがすぎた。
実はバレーが好きだということにびっくりした。私はバスケやってたけど燃え尽きちゃって大学に入ったらやらなくなったから大人になっても続けるというのが素敵すぎた。私も大人になったら社会人スポーツ(バスケでも新しい競技でも)やりたい。
あと、肛門記を読んで朝井さんを見る度にあんな壮絶な戦いがあったなんて、とか実は本当に快便なんだよなとか思うようになってしまってなんだか最早申し -
Posted by ブクログ
非常に面白かったです!!!
短編集であり、全7話で構成されています。面白かったポイントは3つあります。
1つ目は全て同じ高校かつ時間軸も同じ卒業式を舞台にしている点。7人の少女たちの視点でそれぞれの想いを抱えた状態で卒業を描いており、1つ前, 2つ前に出てきた内容が次の短編小説で登場してくることが多々あり読み進めていくのが楽しかったです。
2つ目は7人の少女たちの視点で同じ卒業式を描いていること。複数人が同時に迎えるイベントである「卒業式」をそれぞれの思いや立場で経験しており、色んな感情を味わうことができました。そして、自分の高校の時の卒業式でも他の人たちは色んなエピソードや思い出があるのかな -
購入済み
推し活も宗教もアクティビズも。
推しができた人、推しを失った人、推しを運営する側の人の三人が絡み合いそうで絡まない話。人はどういうときに推しにハマり、失うとどうなるのか?同じ推しの話でも『推し、燃ゆ』が個と推しとの関係の話なのに対し、こっちは社会全体の話だ。
「メガチャーチ」とは、週末の礼拝への出席者が2,000人を超える超巨大プロテスタント教会のこと。礼拝と言っても『牧師様のありがたい説教を厳かに聞く』というような多くの人にとって退屈と感じるイベントではなく、もっとエンターテイメント性あふれたイベントを行っている。
例えば、プロの奏者によるオーケストラ演奏であったり、ロックバンドのライブだったり。巨大なコンサートホールで -
Posted by ブクログ
「多様性」という言葉が世に浸透して久しいけれど、その言葉がどんなに限定的で排他的であるか考えさせられる作品だった。
そしてたぶんどんな人間にも当てはまるような「多様性」の時代は永遠にこないんだろうなと。
この作品の登場人物は自分が想像したこともないような特殊性癖を持っていて、同性愛者などには理解があると思っていた自分の価値観や視野がどれほど狭いものだったのかを突きつけられた。
「多様性」とは、理解より無関心のほうが正しいのかもしれない。
無理に聞き出そうとはしないけど、相手が話したくなったらいつでも聞く姿勢でいるくらいがいいのかな。
でも完全な無関心ってどうしても難しい。
みんな他人のこと -
Posted by ブクログ
感想を書く前に言うと、私はマイノリティ側の人間です。
そもそもマジョリティ、マイノリティに分類されるのも変だなと感じていて、人はカテゴライズ出来ない絶対的"個"だと考えています。
気づいていない人に気づかせる作品があるんだと頼もしく?思いました。
どう感じるかは置いておいて、全員1度読んでみてたらいいと思います。
明確に伝えたいことがあるのに、説教臭くなく、最後まで一気に読める作品です。
自分がマイノリティだということに特段困ることなく生きてきた私として、私の元々の考え方が少なくとも間違ってはいなかったのだと思わせた作品です。
多様性だとか正直どうでもよくて、他人の事は -
Posted by ブクログ
とてもとても面白かった。
友達たちの評価良くなかったけど、私好きだった。
本当の意味での多様性は無理だなと思った。
あとがきにあった、多様性は多様性を受け入れないという多様性は受けれられない、みたいな言葉がはっとさせられた。
多様性のある人間でいようとすればすれほど、正欲は強くなり、自分の正欲を満たしたいだけとも思える。
ただ、正欲を批判するその心もまた正欲であり、この無限ループから抜け出すことはできない。
人間であり動物であるから、性欲と正欲が共存している。
フロイトの言葉のように、正欲も行きすぎるし不足しすぎるから、やはり最終的にはある程度の無関心が1番多様性に近いようにも思った。
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Posted by ブクログ
『健やかな論理』
かなり短い話なのに、読後にずっと残るタイプだった。
主人公は、自殺した人のSNSを遡り、死にたくなる前触れを探すのではなく、むしろそこに因果関係が存在しないことを確認して安心している。
普通に投稿し、再配達を頼み、日常を続けていた人が、ある時突然死を選ぶ。
その不安定さを確認することで、「人間はそもそも説明できない存在なんだ」という感覚に安心しているようにも見えた。
この話の面白さは、「死にたい理由」だけではなく、最後に「生きたい理由」も同じように説明できないものとして描いているところ。
人は大義名分や明確な理由だけで生きているわけじゃない。
読みかけの本、明日の予定、何気な