朝井リョウのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
最近、朝井リョウと加藤千恵のポッドキャスト「信頼できない語り手」を聞いている。
これが本当に最高だったので、朝井リョウのエッセイを読んでみようと思った。
最高、というか、天才だった!!
こんなに面白く日常を切り取れる人がいるんだ、天才じゃん…
今、2冊目のエッセイ「風と共にゆとりぬ」を読んでいる。3冊目のエッセイまで読み終わったら、小説も読んでみようと思う。
朝井リョウ作品は、映画はいくつか観たことがあったが、小説は読んだことがない。朝井リョウ好きの友だちに「小説も読んでみようと思って…」と言ったら、「小説はね、かなりえぐってくるよ」と言われた。早くえぐられたい。 -
Posted by ブクログ
面白かったので殴り書き
性癖ってカジュアルな話題っぽいけど、実際はその人の根幹をなす部分だと思う。自分も少しアブノーマルな性癖を持っていて、下ネタトークに入れなかったり、好きなものがギャグっぽく描かれたりして疎外感を覚えたことがあったので、共感しながら読めた。
自分の性癖はそれなりにメジャーで仲間もいる。だけど、この作品の夏月や佳道のような人たちはとてつもなく少数派で、自分みたいな人間よりはるかに深い孤独を抱えているだろう。だからこそ、軽々しく分かり合えるとか、さらけ出してみようとか、とてもじゃないけど言えないよなと思う。
夏月と佳道がセックスの真似事をして笑うシーンはなんというか痛快だった -
Posted by ブクログ
ネタバレこれは衝撃作。
朝井リョウ作品は読者にふと、「お前も例外じゃないからな?」と指をさしてくるので怖くもあった。
“なんとな〜くの空気”を我々は甘んじて受け入れているけれど、確かにその空気って“マジョリティが許した環境”だし、なぜ許す許されるの関係になるのだろう。人間の繁殖を通じて、進化・発展・成長を基盤とする社会へのアンチテーゼというか、いやそもそも善悪で語られてないので、それもゾッとした。
これからの未来を案ずる中で、この本を今読めて良かったと感じた。
「本当は皆、降りたいんじゃないのかな。
人口も経済も何もかも“今よりももっと"を常に続けていかないといずれ立ち行かなくなるこの世界 -
Posted by ブクログ
面白かったな〜!
スペードの3、なるほどね、そう来たか。と唸ってしまった。
ハートの2。これはあんまり刺さらなかったな。もうちょっと先まで見たかったような。でもきっとこの終わり方が一番キレイ。何だか映像みたいだなと思いました。これは映画で観たら絶対面白いと思う。
ダイヤのエース、が一番共感できた気がする。羨ましいけど自分の持ってるものに自信は持てない。人って「本当にこれでいいの?」って疑う瞬間って山程あると思うんだよね。あと“持ってる”人への羨望。
朝井リョウは鬱屈していてて好きじゃない、と知人に言われたんだけど、わたしはやっぱりこの鬱屈して拗らせてる感じが好きなんだろうな。