朝井リョウのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
途中から何か怖くもなったし、裁かれている気分にも陥ったし、最後の方はバーと読むスピードがあがった。
自分は人生の途中からマジョリティではないと思ってたから最初の文はめちゃ共感出来たというか納得できる内容だった。
でも段々読んでると加害者気分にもなってきてザワザワしてきた。今まで深く考えないで人を傷付ける事死ぬほど言って、態度に出てるだろうなと。
不登校の息子をもつ父の気持ちはめちゃわかるし、上から目線で人の気持ちをわかってあげたいと思ってただろうし。
「産まれてきてごめんなさいスタンスだから」と言ってた友達がいて、その友達にこう言う風に思われてたんかなぁとも思った。
朝井リョウさん原 -
Posted by ブクログ
ネタバレさくっと読めてちょうどよかった!!!
私も世にも奇妙な物語大好き勢。
「そういうアンタもな。」みたいなオチ、「気付いてないのアンタだけですよ…」みたいな構造!まさにそれが本で読めたーーー!
またシェアハウスか、昨日まで「パレード」で散々読んでたわ。&性癖異常者か、これ正欲で読んだな。の1話目はまあまあだったけど、
2話目のリア充裁判は好みだった。
コミュニケーション能力、自称だもんね、資格化(視覚化?)するという試み面白い。
リア充のコミュニケーション能力はダテじゃ無い。主人公の女の子が「いまだにリクルートスーツを着ている」というのが切なすぎました。
3話目の学校の話、生徒たちを -
Posted by ブクログ
朝井リョウさんは天才なんだなと思いました。
こんな凡人が評価するのも恥ずかしいほどに。
多様性を認めろという意見は
多様性を認められないという多様性を認められていない
多様性を認めろという一文だけでこの矛盾が発生しているとずっと思っていました。
それをこんなにもわかりやすく小説に落とし込み、多様性という流行り言葉の危うさに警鐘を鳴らし、読者に問題提起を突きつける。
自分が多様性の中の多数派でない人間だったらと主人公たちに感情移入させる文章術に脱帽。
これを読んだ人は決して他人事にはできなくなる。
読んだ後には戻れない、
このキャッチコピーの通り。
正しさってなんだ。
自分に都合の良い -
Posted by ブクログ
ペースを落とさぬよう、積読ではなく気になっている作家さんの本を新しく買って読もうと思い立って、書店で手に取った二作目、『正欲』。
(本当は同作者の『イン・ザ・メガチャーチ』が読みたかったけど、出向いた書店では見本の一冊しか残ってなかった)
初めて触れる作家の一作目って、その方の印象全体を決めてしまいがちだから慎重に選んだ。結果、朝井リョウさんの私の第一印象は、「なんだこの化け物作家」という畏怖、畏敬
でとりあえず固定されてしまった。
当事者じゃなければここまでマイノリティ側の社会への恨み辛み、諦めや絶望の感情をどこまでも細分化して筆に乗せられないのではと思うのは私の読書歴が浅すぎるからでし -
Posted by ブクログ
社会人一年目の冬
正欲を初めて読んで朝井リョウを知ったけど多分読みやすいから合うんだと思う
自分が就活の時に読んでたら間違いなく病んでる
拓人に感情移入して自己嫌悪を発現してる
何者になりたいのは自分の心の永遠のお荷物
小学生くらいからずっと特別な人になりたいと思ってたけど、高校生くらいで現実がわかってくると途端に大人になりたくて一般人だよな自分って思う
けど心の中ではまだどこかで誰かが見つけてくれるんじゃないかって思う
街中のドラマの撮影を横目に見ながらもしかしたらスタッに声をかけられるかもとか、
渋谷のハチ公で友達との待ち合わせの時にインタビューを声をかけられた時とか、
歩いてたら