朝井リョウのレビュー一覧

  • 18きっぷ

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    久々に一気に読んだ本。18歳。自分より年下だけど、みんな立派なおとなに見えた。かっこいい。はっとする。

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    2015年11月06日
  • 星やどりの声

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    ネタバレ

    エッセイから入ったけど…小説もいいじゃないかー!朝井リョウ!!好きな作家の一人になりました。
    皆の得意なことが店を守るのに繋がったり、「星やどり」に込められたお父さんの想いに鳥肌!
    最後の方、いっぱい泣きました。

    <2020.4.16再読>
    東京ではない海の見える町。三男三女母ひとりの早坂家は、純喫茶「星やどり」を営んでいた。家族それぞれが悩みや葛藤を抱えながらも、穏やかな毎日を過ごしていたが…。

    朝井さんの人物描写はほんとすごい!
    リアルなんだよな~。
    星則→律子→琴美→光彦→小春→るり→凌馬→真歩→星則……
    お父さんから名前がしりとりになって、またお父さんに戻って、家族が輪になる。

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    2025年07月10日
  • チア男子!!

    購入済み

    泣けた

    年取って涙腺ゆるくなっているのもあるが泣けたぁ
    (゚ーÅ)ホロリ

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    2015年04月17日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    桐島、部活やめるってよ のオムニバス構造は漫画にしても鮮やかで、教室のこちゃっとした感じも絵だとよく分かります。各漫画家さんが自分の担当したキャラクターについて一言書いているのも良かったです。

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    2013年04月28日
  • 時をかけるゆとり

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    職場の人に借りた本だけど、面白すぎて後から自分でも買おうと心に決めながら読んだ

    とても面白く読んだのだが、「こっち側」だなあと思いながらも、「でもあっち側だ」と思ってしまう自分のダメさに辟易してしまう

    ちなみに小説は読んだことがなく、先にエッセイを読むと言う変な順番になってしまった。読んでみよう。

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    2025年12月22日
  • イン・ザ・メガチャーチ

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    推しについての本を読みたかったので満たされた感はある。視野を狭めるほうが幸福なのかもしれないな、とは思う。

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    2025年12月22日
  • 時をかけるゆとり

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    本を読みながら笑ってしまうほど面白い。最初が便意に司られるなのが良い。

    自分とは全然違う人間だけど、就活のところとか共感できる部分もあってよかった。

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    2025年12月22日
  • もういちど生まれる

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    ネタバレ

    どの話を読んだ後も、周りのことを傍観者として眺めていたはずなのに、はっとした瞬間に当事者となっている自分に気付かされるような感覚に陥りました。それは描かれている登場人物それぞれが、たとえ自分と正反対のように思えても、どこか自分と似た部分を持っているからなのかなと思います。人間らしい感情の機微が丁寧に描かれた小説だと思いました。特に表題作の「もういちど生まれる」が印象的でした。それまで双子の姉に対する劣等感でいっぱいだった梢が、今までの自分と決別するかのように飛ぶシーンが鮮やかに目に浮かぶ様でした。

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    2025年12月21日
  • イン・ザ・メガチャーチ

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    なんで朝井リョウさんはこんなにも様々な人間の機微が分かるんだろう。朝井リョウさんの本を読むたびにこの人は多重人格者なのかなあと疑っちゃうくらい、多様な背景を持ったそれぞれの人間の人生を追体験してるような感覚になる。

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    2025年12月21日
  • 時をかけるゆとり

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    インザメガチャーチを読み、最近各所のメディア出演でお話しする姿を拝見し、そしてオールナイトニッポンゼロを聴き…完全にこの人の脳内面白すぎる、と思いまずはエッセイ1冊目からと。予想に違わず面白かった!20代前半みを十分に感じさせるのがまた良い。読みながら普通に笑います。視点で切り取る系ではなく、普通に面白いことが頻発しているのもまた良かったです(一応予防線張っておくと視点が独自系のエッセイも好きです)。

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    2025年12月21日
  • イン・ザ・メガチャーチ

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    読者評価が非常に高かったので読みました。
    物凄い内容で驚きました。

    「推し活」の話ですが、現代社会を描写した素晴らしい作品でした。推し活もそうですが、宗教、ギャンブル、ゲームなどにのめり込む日本人の「人間心理」がとてもわかりやすく、かつ共感できました。本屋大賞にノミネートされる大作だと思います。

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    2025年12月21日
  • 生殖記

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    『手を添えて、でも力は込めず』
    自分も若いころは切にそう思っていたはずなのに、いつからこんなに力を込めるようになったのだ⁇

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    2025年12月21日
  • イン・ザ・メガチャーチ

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    ネタバレ

    留学してチャーチマーケティングの研究をする学友は、教会のコミュニティ形成のプロセスや集金システムの是非を高らかに語る。はたまた世界平和や環境問題にまで視野を広げ、世界を正しく真っ当に捉える。その背後で、推し活に専念する澄香のモノローグがある。「正誤を気にして揺るがない真実を求めることに苦心することは、結局そういう物語に取り込まれているだけだ。/ 結局誰だって、信じる物語を決めて生きているだけだ。」
    ここで澄香は、自身の信じる物語を相対的に捉えている。少なくともその点だけでいえば、澄香は学友よりも世界を真っ当に捉えているように思える(あるいはそれが私が信じている物語か)。
    この場面は著者が力を入

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    2025年12月21日
  • 生殖記

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    ネタバレ

    人間社会で過ごす中で、無意識に抱えている感情が言語化されていた。
    読み終わった後に、自分は共同体と向き合うか考えさせられるが、こうしないといけない、と言うのもないと考える。
    視点が男性器、テーマがLGBTで新鮮でサクサク読めた。

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    2025年12月21日
  • 武道館

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    アイドルの内側が見えた気がして、おもしろかった。しかもリアルで想像が簡単にできちゃう。職業アイドルって大変。

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    2025年12月20日
  • 生殖記

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    ・自分は必ず死ぬこと、死までの大体の期間を把握していること。これが人特有の悩みの原因。
    →死から逆算して考えた時の理想と現実のギャップに不安や焦りを感じてしまう。

    ・学生時代と労働社会では、共同体から追放される対象が異常者から生産性の低い者に変わる。
    ・「他人の目は気にするな」は、個性を大切にではなく、他人の目自体がコロコロ変わるからという捉え方もある。

    今まで読んだことないジャンルの本で新鮮だった。

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    2025年12月20日
  • どうしても生きてる

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    解説で万城目さんが語ったとおり、現実のままならない物語。理不尽な世界であるからこそ、読書は大団円を求めると思う。ただ、大団円はときに辻褄合いすぎという違和感を感じることもままあることも事実。辻褄の合わない世界でどう折り合いをつけて行くかを読者は考えながら読み進める。最も印象にのこった「籤」では逃げ出したバイトの藤堂に対し、主人公であるみのりに「私ならむしろこの籤(勤務交代によって強いられた地震後のお客様対応)をひけてよかったと思う」などと語らせてもよい場面だが、藤堂に自己弁明を語らせておいて放置する強さ、あるいは最も効果的な対応、あるいは自己の気持ちの整理のために身勝手に藤堂を活用したあたりが

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    2025年12月20日
  • イン・ザ・メガチャーチ

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    すごい世界だなと思いながら、面白くてあっという間に読み終わった。

    生活が崩れていくほど視野が狭くなっていけるのはある意味幸せで、ある意味恐怖だなと思った。

    身近に推し活してる人は年々増えてる印象で、いくら注ぎ込んだって話も聞くけど、何かに迷惑をかけない程度で楽しむにはいいのかなと思いました。

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    2025年12月20日
  • 時をかけるゆとり

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     食わず嫌いで彼の小説は全く読んでいないのだけれど、これは一人、ふぁふぁと笑いながら読みました。楽しかったので良し。

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    2025年12月19日
  • イン・ザ・メガチャーチ

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    推し活経験のない私ですが、6歳の息子を育てる身としては今後息子も視野狭窄で搾り取られる側になることがないように、とそんな目線で読んでしまいました。
    物語はさすが朝井リョウさんとう感じの実際にこんな人いるんだろうなーという人物像のリアルさ。
    そして誰も救われないながらも主人公たち全員が新しい角度での視点を得たのでは?と思えるようなラスト
    朝井さんの作品は人間の内側を覗いているような気持ちになれるので大好きです

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    2025年12月19日