朝井リョウのレビュー一覧
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ネタバレ
タイトルにある「桐島」という人物は、作中に実体として存在しない。「桐島」が喋ったり、他の生徒と関わったりすることはない。「『桐島』以外の誰か」が話す内容でしか、「桐島」自身を把握することは出来ない。
ここが“仕掛け”として上手い。
けれど、この作品はそんな小手先のテクニックが優れているのではない。人物を冷静に観察して、こころの動きを見事に描き出している。
タイトルの奇抜さ(?)は当時話題になったものだが、ライトノベルには、この比でない奇抜なタイトルがいくらでもある。とくにこの世代以降は文学とライトノベルの境が曖昧になっている。このタイトルは非常に計算されているし、作品の持つ空気を的確に表 -
購入済み
ありのままで頑張ろ
格好悪いとしても、そのままの自分で頑張るしかないと、格好つけようとしても自分以外にはなれないんだと、突きつけられた。頑張るしかない、頑張ろ
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Posted by ブクログ
人に勧められて、初めて朝井リョウさんの作品を読みました。
もともとエッセイは読んでいたのですが。
エッセイに、「そのときの感情をいかに言葉にできるか、ということをやっている」
というようなことが書いてあって、
ああ、なるほど、、と、この本を読んで納得しました。
言葉の使い方が繊細で、優しくて、痛くて、
「そっか、あの時のあの気持ちはこう言葉にするんだな」と、私も気付かされることばかりでした。
児童養護施設で育った彼らと比べると、私は家族もいて一般的に幸せといえる子供時代だったと思いますが、それでも、子供の頃に感じた色んなことが、ぶわーっと溢れてきたり、チクチクとつついてきたりしまし -
購入済み
めちゃくちゃ面白かった
作者がTVで話しているのを見て、この人面白そうだなーと思っていました。なので、小説はまだ読んでいないのですが、エッセイから入る事にしました。めちゃくちゃ面白かったです。全部面白いですが、オクラの話はかなりウケました。
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購入済み
リアル
現代の若者のリアルな姿。
SNSと就活。とても読みやすかった!多分、sns世代の私だからかな?
受かる受からないに囚われすぎて、自分を見失うのは恐ろしい -
リアルすぎる
私は高3です。初めて呼んだのは小学6年生のときでした。その頃は物語に何の共感もできなかったのですが、中学生、高校生になって何度も読み返しました。読む年齢によって感じ方が全く違って、高校生になって読んだ時、「何でこんなにリアルな高校生が書けるの?」と思いました。桐島がいる高校は私の高校と多分校風が似ていて、きっと偏差値もそこまで変わらない気がして。こういう人、いる、いる、って思って、この見えないスクールカーストをみんなが見えているところとか。私は亜矢と似ていて、すごく共感できました。