朝井リョウのレビュー一覧

  • 世界地図の下書き【電子特別版】

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    子供たちだけでなく、取り巻く大人たちの心の痛みが伝わってくる感じがした。
    太輔くんのご両親に対する思い。誰も代りにはならないという気持ちもすごく共感できる。
    太輔くんと佐緒里ちゃんの今後も知りたかったな。
    子供たちが作って空を舞ったランタンを見てみたいと思った。

    物語だけど、同じような施設やそこでいろんな思いを経験している子供たちは現実にいるのだよなぁと思うと、何とも切ない。

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    2018年10月12日
  • 桐島、部活やめるってよ

    リアルすぎる

    私は高3です。初めて呼んだのは小学6年生のときでした。その頃は物語に何の共感もできなかったのですが、中学生、高校生になって何度も読み返しました。読む年齢によって感じ方が全く違って、高校生になって読んだ時、「何でこんなにリアルな高校生が書けるの?」と思いました。桐島がいる高校は私の高校と多分校風が似ていて、きっと偏差値もそこまで変わらない気がして。こういう人、いる、いる、って思って、この見えないスクールカーストをみんなが見えているところとか。私は亜矢と似ていて、すごく共感できました。

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    2018年08月23日
  • 学生時代にやらなくてもいい20のこと

    購入済み

    バカ面白いアンドくだらない

    インスタで本を発見して読んでみたけど、めちゃくちゃくだらなくてめちゃくちゃおもしろい。
    自分の恥部を曝け出すタイプが大好きなので爆笑しつつほっこりしてしまった。

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    2017年03月26日
  • 18きっぷ

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    久々に一気に読んだ本。18歳。自分より年下だけど、みんな立派なおとなに見えた。かっこいい。はっとする。

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    2015年11月06日
  • 星やどりの声

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    ネタバレ

    エッセイから入ったけど…小説もいいじゃないかー!朝井リョウ!!好きな作家の一人になりました。
    皆の得意なことが店を守るのに繋がったり、「星やどり」に込められたお父さんの想いに鳥肌!
    最後の方、いっぱい泣きました。

    <2020.4.16再読>
    東京ではない海の見える町。三男三女母ひとりの早坂家は、純喫茶「星やどり」を営んでいた。家族それぞれが悩みや葛藤を抱えながらも、穏やかな毎日を過ごしていたが…。

    朝井さんの人物描写はほんとすごい!
    リアルなんだよな~。
    星則→律子→琴美→光彦→小春→るり→凌馬→真歩→星則……
    お父さんから名前がしりとりになって、またお父さんに戻って、家族が輪になる。

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    2025年07月10日
  • チア男子!!

    購入済み

    泣けた

    年取って涙腺ゆるくなっているのもあるが泣けたぁ
    (゚ーÅ)ホロリ

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    2015年04月17日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    桐島、部活やめるってよ のオムニバス構造は漫画にしても鮮やかで、教室のこちゃっとした感じも絵だとよく分かります。各漫画家さんが自分の担当したキャラクターについて一言書いているのも良かったです。

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    2013年04月28日
  • 時をかけるゆとり

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    SNSでオススメ本としてアップされていたので、初めて朝井リョウさんの著書を読みました。
    思った以上に面白く、時には吹き出しながら笑って読み進めました!
    一気に朝井さんのファンになりました。

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    2026年01月12日
  • GOAT Summer 2025

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    文芸誌というものを初めて読んだ。
    GOATは表紙も可愛いので知ってはいたけれど、なんとなく購入には至らず。
    12月に2025Summerの第7刷が発行されたのを本屋で発見して、ついに文芸誌デビューとなった。
    特集は悪。
    ヒリヒリするような悪、わくわくするような悪、悪って面白い!
    特に「あの子にしか行けない天国」は、一体この後どうなるのか?が気になってSTORY BOXで続きを読み漁った。
    が、現時点で残念ながらまだ完結していない。
    気になる!
    早く先を読ませてくれ!
    と思わずにはいられない…
    魅力あるたくさんの作家の作品を読めるのが文芸誌のいいところだと思う反面、続きがあるとなかなか先を読めな

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    2026年01月11日
  • 何者

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    ネタバレ

    朝井リョウさんは「今」を保存するような小説を書く、みたいなことを三宅香帆さんの出ている番組で言っていた。

    就活は受験よりも「自分そのもの」を勉強したり表現したりすることが多そうだ(未経験なのでなんとも言えないけど)その分、拓人たちのように対策をみんなでやりたいvsみんなを認めたくないという心が無意識のうちに生まれることは想像に難くない。

    ツイッターに書かれたそれぞれの本音は、すごくリアル。いたいた。大学生の時に良隆みたいなカッコつけ。理香みたいな海外自慢。ギンジみたいなクリエイター気取り。私も見下していた。拓人に感情移入して読めば読むほど、その観察者気取りを撃ち抜かれたときの衝撃がでかい。

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    2026年01月11日
  • イン・ザ・メガチャーチ

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    いや怖〜〜〜
    最初はストーリー3つとも自分とは遠い世界の話だと思って読んでたけど、読み進めていくうちに、自分も自分の信じたいものを信じて、視野を狭めていることってあるかもしれない…と思わされた。
    自分の視野が狭まっているか、正しいかなんて自分にはわからないよなぁ…。

    現実で満たされない気持ちがあると、何かに救いを求めてしまう。他人事ではないので、せめて他人に迷惑をかけない範囲で楽しみたいなと当たり前のことを思いました。

    そして解像度高すぎて朝井リョウさんすごすぎ。話に引き込まれて一気に読み切りました。
    全員がそっち行かないで〜〜〜って方にのめり込んでいくのつらい。このあとみんなどうなるんだ

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    2026年01月11日
  • 生殖記

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    ネタバレ


    生殖器が語りかけてくるという不思議な小説

    ちょうど尚成や樹と同世代なので公園での話しなんかは個人的にかなりリアルで、自分の中でトリミングして切り捨てていたところを言語化されたようでかなり息が詰まった

    正欲と同様、読んだ後はずっしりくる

    自分の人生ってなんなんだろうと思った

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    2026年01月11日
  • イン・ザ・メガチャーチ

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    ネタバレ

    推しに対して行動する人の解像度の高さに驚いた。
    物語内ほどではないが、自分もアイドルに向けて推し活をしていた時期があるので、SNSに何となく目を通していると入ってきたあんな投稿やこんな投稿の連続で目眩に近い感覚が起きた。
    自分の中の価値観として、「どんな人間であれ、何かのコンテンツに没頭して宗教と同じような状態になっている」と思っているので、それが上手く物語として表現されていて凄く好きな作品だった。

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    2026年01月11日
  • 正欲(新潮文庫)

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    ネタバレ

    福祉職に就いていた身としては、多様性という言葉を耳にすること・口にすることが多い。

    その度に違和感を抱えていた私にとって、その違和感の正体を言語化してくれた作品だった。

    そういう意味でスッキリした気持ちになったが、すぐに頭の中にモヤがかかり、多様性を謳う現代社会に違和感を覚えるほかない。
    本質から逸れているのではないかという反抗に近い疑問が、現代社会に対する違和感と嫌悪感を助長する。
    私は多様性という言葉に共感するとともに心底うんざりしていたのだ。

    結局のところ、多様性と謳った所で一人ひとりが相互理解を意識し尚且つ思いやり(あまり使いたくない言葉だが)を持ってコミュニケーションをしなけれ

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    2026年01月12日
  • 正欲(新潮文庫)

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    朝井リョウ作品は初めて。図らずして直前まで村上春樹『街とその不確かな壁』を読んでいたので、本作にもなんだか通づるものがあった。正常と異常の壁とは何だろう、その二つの境界線って何だろう、境界線は動くのか、形が変わっていくのか、自分の意思で超えられるのか。



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    2026年01月11日
  • 時をかけるゆとり

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    圧倒的に無益な読書体験がこの先両手を広げて待っていると思っていただいてよかろう。

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    特に30代後半の早稲田OB達には刺さると思う。
    ほぼ同時期に同じ場所で同じようなことをやっていたので、早稲田祭とか100ハイとか就活とか、バカ大学生だった頃のことを思い出してゲラゲラ笑いながら読んだ。
    なんやねん、ゆとり三部作って。

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    2026年01月11日
  • そして誰もゆとらなくなった

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    本当にこのエッセイを通じて良い意味で何も学んでいない姿が何度も登場し、おかしくてたまらなかった。
    普通なら自分のことを卑下して嫌いになりそうなもんだが、それを面白かしく書ける才能たるや。
    けど人間それくらい笑い飛ばすくらいが良いのかもしれない。

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    2026年01月11日
  • 正欲(新潮文庫)

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    まず、文庫本版で購入したので臨床心理士東畑氏による解説がとても良かった

    難しいテーマだった
    この作品に登場する人たちの内面や行動に対して、世の中の多様性に対する正しさは本当に正しいのか?と思うし、寺井の視点も決して他人事に見えなかった

    これからもずっと「今は誰もが納得するすべて正解の状態です」という瞬間はこないのだろう

    考え続けるしかない

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    2026年01月11日
  • 生殖記

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    ネタバレ

    ■読んだ動機
    妻が読んでいて面白かったといっていたので、気になり私も手に取った。

    ■あらすじ
    オス(男性)の生殖器目線で話が繰り広げられる。あくまで主人公は、その生殖器を保有する 達家ではある。
    達家 は 異性愛者ではない。誰かを好きになったこともない。
    それをカミングアウトすることなく、日々をいかに慎ましく過ごし続けられるかといったことをしている。
    慎ましく、と書いたが、正確には、多くの社会にある拡大・発展・成長のために動く気はないまま過ごしている主人公の物語。

    ■感想
    成長・生産性は、社会人をしていると常に聞こえ続ける。みんなそれを求め続けている。私もその1人ではある。
    が、同時に生産

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    2026年01月11日
  • 正欲(新潮文庫)

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    「多様性」一概には言えないけど、多様性と訴える人程マイノリティではなくマジョリティであって、利己的で押し付けがましく感じてしまうことがある。
    そしてセンシティブな言葉ほど独り歩きしやすい。

    何十年と誰にも理解されない気持ちを抱えて他者と一線を引いて諦念の境地に至ってしまう。
    そんなマイノリティの人の中にはそっとしておいてほしい人だっている。と思う。

    とは言え、つながることも大切でお互いの想いやり、歩み寄り、理解が気持ち良く重なってこそ、「多様性」なんだと思う。

    いずれにせよ、そんな言葉さえも使われない程に誰もが安心できる世の中になればいいのにね。

    色々考えさせてくれる1冊でした。映画も

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    2026年01月11日