朝井リョウのレビュー一覧
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ネタバレ
タイトルにある「桐島」という人物は、作中に実体として存在しない。「桐島」が喋ったり、他の生徒と関わったりすることはない。「『桐島』以外の誰か」が話す内容でしか、「桐島」自身を把握することは出来ない。
ここが“仕掛け”として上手い。
けれど、この作品はそんな小手先のテクニックが優れているのではない。人物を冷静に観察して、こころの動きを見事に描き出している。
タイトルの奇抜さ(?)は当時話題になったものだが、ライトノベルには、この比でない奇抜なタイトルがいくらでもある。とくにこの世代以降は文学とライトノベルの境が曖昧になっている。このタイトルは非常に計算されているし、作品の持つ空気を的確に表 -
購入済み
ありのままで頑張ろ
格好悪いとしても、そのままの自分で頑張るしかないと、格好つけようとしても自分以外にはなれないんだと、突きつけられた。頑張るしかない、頑張ろ
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Posted by ブクログ
色々考えさせられました。
音楽、動画が無料で手に入る今の時代、好きなものもそうでない物も全て同じ距離の所にあるから、自分の好きな物が何なのか分からなくなる。
そんな時代に、周りの声に踊らされず自分だけの真実を見付けて選択し、その選択に責任を持って、それを正解にしていく。
世間が批判しても、顔を出さずに批判する世間って誰?と思うので、自分の選択を信じるのが大切だと思います。
共感したのは、怒りに対する解釈。
一般的には怒り=悪だけど、その人の器の形が分かるし、とても人間らしい感情だと思う。
その裏に何かに対する愛情が隠れていたりもするから、怒りも悪と決めつけないでいたい。
表し方を間違えなけれ -
Posted by ブクログ
人に勧められて、初めて朝井リョウさんの作品を読みました。
もともとエッセイは読んでいたのですが。
エッセイに、「そのときの感情をいかに言葉にできるか、ということをやっている」
というようなことが書いてあって、
ああ、なるほど、、と、この本を読んで納得しました。
言葉の使い方が繊細で、優しくて、痛くて、
「そっか、あの時のあの気持ちはこう言葉にするんだな」と、私も気付かされることばかりでした。
児童養護施設で育った彼らと比べると、私は家族もいて一般的に幸せといえる子供時代だったと思いますが、それでも、子供の頃に感じた色んなことが、ぶわーっと溢れてきたり、チクチクとつついてきたりしまし -
購入済み
めちゃくちゃ面白かった
作者がTVで話しているのを見て、この人面白そうだなーと思っていました。なので、小説はまだ読んでいないのですが、エッセイから入る事にしました。めちゃくちゃ面白かったです。全部面白いですが、オクラの話はかなりウケました。
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購入済み
リアル
現代の若者のリアルな姿。
SNSと就活。とても読みやすかった!多分、sns世代の私だからかな?
受かる受からないに囚われすぎて、自分を見失うのは恐ろしい