三上延の一覧
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プロフィール
- 作者名:三上延(ミカミエン)
- 性別:男性
- 出身地:日本 / 神奈川県
- 職業:作家
武蔵大学人文学部社会学科卒。2002年『ダーク・バイオレッツ』でデビュー。『シャドウテイカー』、『偽りのドラグーン』、『ビブリア古書堂の事件手帖』などの作品を手がける。代表作『ビブリア古書堂の事件手帖』はドラマ化されている。
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作品一覧
2022/03/25更新
ユーザーレビュー
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メイン本はドグラ・マグラでした。
扉子が高校生になり、栞子が受けたある依頼と大船の古本市での3日間が語られます。今回は智恵子の暗躍もあり、重要になりそうな新しい登場人物(恭一郎)も出てきて、なかなか充実の巻です。
本文では語り手が結構変わるのですが、大輔・栞子が語るとややラブラブ夫婦の匂いがして、そ...続きを読むPosted by ブクログ -
北鎌倉にある一軒の古本屋「ビブリア古書堂」
古い家々が並んでいる通りにある、古びた木造の建物を想像しただけでわくわくしてきます。
五浦大輔の、亡くなった祖母が持っていた『漱石全集』が、この物語の語り手大輔と「ビブリア古書堂」を結びつけることになる。
祖母の大事にしていた『第八巻 それから』と、孫に...続きを読むPosted by ブクログ -
読みやすい。推理ものとしてはちょっと無理のある設定には違いないが、古書からその人の素生を読み解いて行くというアイデアはとても新鮮に感じました。栞子さんも五浦君も、それぞれに負い目を背負ってはいるものの、普通の人なら感じるような自然な感情はきちんと持ちあわせているので、推理ものにありがちなエグ味がない...続きを読むPosted by ブクログ
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第三巻の白眉はロバートFヤング「たんぽぽ娘」です。今では復刊されているので手に入り易くなりました。関連書でお薦めは、梶尾真治「クロノス•ジョウンターの伝説」です。「たんぽぽ娘」が重要なモチーフになった傑作です!
そして「タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの」も良いです。今ではこの本も、復刊され...続きを読むPosted by ブクログ -
続編となる第二巻の白眉は、足塚不二雄「Utopia 最後の世界大戦」です。関連書籍として、藤子不二雄Aの「まんが道」をお薦めします。
そして、福田定一「名言随筆 サラリーマン」もいいですね。この章に登場する晶穂さんは、後に、三上延の他の作品にも登場します。作者にとって、思い入れのある人物だったんでし...続きを読むPosted by ブクログ