三上延の作品一覧
「三上延」の「ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~」「ビブリア古書堂の事件手帖」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「三上延」の「ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~」「ビブリア古書堂の事件手帖」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
武蔵大学人文学部社会学科卒。2002年『ダーク・バイオレッツ』でデビュー。『シャドウテイカー』、『偽りのドラグーン』、『ビブリア古書堂の事件手帖』などの作品を手がける。代表作『ビブリア古書堂の事件手帖』はドラマ化されている。
Posted by ブクログ
忘れた頃に続巻が出るこのシリーズ。私にはちょうど良いペースで今をもって追いかけられている。今作もブレない本の虫である扉子さんや母の栞子さんのオタクっぷりがとても良い。知識量はとうてい及ばなくともそれ以外は共感しかない。本好きにとって読み心地が良すぎるシリーズなのだ。昭和編では扉子さんにとっての祖母、智恵子さんの高校時代のお話がメインで登場。と言ってもやはり古書のお話で高校生活の描写は皆無だが。このころからすでに末恐ろしい、今のあの強烈なご婦人になる予感しかない不敵な美少女っぷりが非常に良い。そして後に智恵子さんとともにビブリアを継ぐことになる、この時はまだ大学生の登さん(扉子さんの祖父)も登場
Posted by ブクログ
このシリーズ、2年ぶりでなんだか懐かしい。祖母、母、娘、三代に渡る話。栞子は智恵子と互角に渡り合ってきたけれど、扉子は、表紙絵の印象通り優しそうな印象で、二人を上回るには、若さで勝負するか、あるいは、恭一郎と圭とチームを組めばなんとかなりそうか。第2話で、智恵子の若かりしころの活躍が見れたことと、父登視点の話が読めたのは良かった。智恵子のその後何があったのかは気になる。第3話は栞子による前日譚だけれど、やっぱり大輔とコンビを組んでこそより実力を発揮できるのではないかと思う。扉子がかすがいになって、智恵子と栞子の関係も少し改善しているように見えて、その点はホッとする。全40巻の「ちくま日本文学」