鎌倉の片隅でひっそりと営業をしている古本屋 「ビブリア古書堂」。そこの店主は古本屋のイメージに合わない、若くきれいな女性だ。だが、初対面の人間とは口もきけない人見知り。接客業を営む者として心配になる女性だった。だが、古書の知識は並大抵ではない。人に対してと真逆に、本には人一倍の情熱を燃やす彼女のもとには、いわくつきの古書が持ち込まれることも。彼女は古書にまつわる謎と秘密を、まるで見てきたかのように解き明かしていく。これは栞子と奇妙な客人が織りなす、“古書と秘密”の物語である。
「ビブリア古書堂の事件手帖」
2018年11月1日公開
出演:黒木華、野村周平、成田凌
Posted by ブクログ 2023年03月21日
書店内で起きる話ではなく、常連含むお客から派生した本にまつわる短編集。全4話。ジャンルは、サスペンス、ミステリーと思われる。
各章が有名な作品名になっており、内容が想像できない。わたしはもちろん、どの作品にも触れたことはない。
登場人物はシンプルでわかりやすい。サスペンスのキーとなっている内容は、...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年02月15日
いわゆる日常の謎ミステリーの短編集
ミステリーは人が死ななくても全然おもろしろいと感じさせてくれる作品である。
まず、文書が読みやすい。ひとつの謎に対しても読者に対してフェアにかかれており、ロジックを上手く組み合わせていけば納得出来る謎になっていて読んでいて楽しい。キャラクターも魅力的で多感的な視点...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年05月29日
人が死なない日常系ミステリー。
とはいっても最後の方で警察も出てくるので、サスペンス要素も盛り込まれている。
主人公である店主栞子が入院中で動けないため、安楽椅子探偵とも言える。
北鎌倉の古書店を舞台に、次々と謎を解く店主栞子とサポートするアルバイトの五浦が主役だ。本書の魅力は「謎」を解く鍵が書籍...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年05月03日
北鎌倉にある一軒の古本屋「ビブリア古書堂」
古い家々が並んでいる通りにある、古びた木造の建物を想像しただけでわくわくしてきます。
五浦大輔の、亡くなった祖母が持っていた『漱石全集』が、この物語の語り手大輔と「ビブリア古書堂」を結びつけることになる。
祖母の大事にしていた『第八巻 それから』と、孫に...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年05月01日
読みやすい。推理ものとしてはちょっと無理のある設定には違いないが、古書からその人の素生を読み解いて行くというアイデアはとても新鮮に感じました。栞子さんも五浦君も、それぞれに負い目を背負ってはいるものの、普通の人なら感じるような自然な感情はきちんと持ちあわせているので、推理ものにありがちなエグ味がない...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年03月10日
読んでる人が多いし
ドラマ化や映画化もしているので
あえて本の内容を語るまでもない作品
・・・だとは思うのですが
一応簡単に言うと
ビブリアミステリーというジャンルにあたり
本が関わる謎を解き明かすという内容
主人公・五浦大輔は幼少期
本を読むのが大好きだったが
読書家で本の虫の祖母の触れてはいけな...続きを読む
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