ビブリア古書堂の事件手帖6 ~栞子さんと巡るさだめ~

ビブリア古書堂の事件手帖6 ~栞子さんと巡るさだめ~

627円 (税込)

3pt

太宰治の『晩年』を奪うため、美しき女店主に危害を加えた青年。ビブリア古書堂の二人の前に、彼が再び現れる。今度は依頼者として。 違う『晩年』を捜しているという奇妙な依頼。署名ではないのに、太宰自筆と分かる珍しい書きこみがあるらしい。 本を追ううちに、二人は驚くべき事実に辿り着く。四十七年前にあった太宰の稀覯本を巡る盗難事件。それには二人の祖父母が関わっていたのだ。 過去と現在、まるで再現されるかのような奇妙な巡り合わせに、薄気味悪さを感じる二人。それは偶然か必然か? 深い謎の先にある真実とは?

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ビブリア古書堂の事件手帖 のシリーズ作品

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1~7件目 / 7件
  • ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~
    649円 (税込)
    鎌倉の片隅でひっそりと営業をしている古本屋 「ビブリア古書堂」。そこの店主は古本屋のイメージに合わない、若くきれいな女性だ。だが、初対面の人間とは口もきけない人見知り。接客業を営む者として心配になる女性だった。だが、古書の知識は並大抵ではない。人に対してと真逆に、本には人一倍の情熱を燃やす彼女のもとには、いわくつきの古書が持ち込まれることも。彼女は古書にまつわる謎と秘密を、まるで見てきたかのように解き明かしていく。これは栞子と奇妙な客人が織りなす、“古書と秘密”の物語である。
  • ビブリア古書堂の事件手帖2 ~栞子さんと謎めく日常~
    583円 (税込)
    鎌倉の片隅にひっそりと佇むビブリア古書堂。その美しい女店主が帰ってきた。だが、入院以前とは勝手が違うよう。店内で古書と悪戦苦闘する無骨な青年の存在に、戸惑いつつもひそかに目を細めるのだった。 変わらないことも一つある ── それは持ち主の秘密を抱えて持ち込まれる本。まるで吸い寄せられるかのように舞い込んでくる古書には、人の秘密、そして想いがこもっている。青年とともに彼女はそれをあるときは鋭く、あるときは優しく紐解いていき ──。 大人気ビブリオミステリ、第2巻の登場。
  • ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~
    605円 (税込)
    鎌倉の片隅にあるビブリア古書堂は、その佇まいに似合わず様々な客が訪れる。すっかり常連となった賑やかなあの人や、困惑するような珍客も。人々は懐かしい本に想いを込める。それらは思いもせぬ人と人の絆を表出させることも。美しき女店主は頁をめくるように、古書に秘められたその「言葉」を読み取っていき ──。 彼女と無骨な青年店員が、妙なる絆を目の当たりにしたとき思うのは? 絆はとても近いところにもあるのかもしれない。あるいはこの二人にも。これは“古書と絆”の物語。
  • ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~
    627円 (税込)
    珍しい古書に関係する、特別な相談 ── 謎めいた依頼に、ビブリア古書堂の二人は鎌倉の雪ノ下へ向かう。その古い家には驚くべきものが待っていた。 稀代の探偵、推理小説作家江戸川乱歩の膨大なコレクション。それを譲る代わりに、ある人物が残した精巧な金庫を開けてほしいと持ち主は言う。 金庫の謎には乱歩作品を取り巻く人々の数奇な人生が絡んでいた。そして、迷宮のように深まる謎はあの人物までも引き寄せる。美しき女店主とその母、謎解きは二人の知恵比べの様相を呈してくるのだが ──。
  • ビブリア古書堂の事件手帖5 ~栞子さんと繋がりの時~
    627円 (税込)
    静かにあたためてきた想い。無骨な青年店員の告白は美しき女店主との関係に波紋を投じる。物思いに耽ることが増えた彼女はついにこう言うのであった。必ず答えは出す、ただ今は待ってほしいと。 ぎこちない二人を結びつけたのは、またしても古書だった。いわくつきのそれらに秘められていたのは、過去と今、人と人、思わぬ繋がり。 脆いようで強固な人の想いに触れ、二人の気持ちは次第に近づいているように見えた。だが、それを試すかのように、彼女の母が現れる。この邂逅は必然か? 彼女は母を待っていたのか? すべての答えが出る時が迫っていた。
  • ビブリア古書堂の事件手帖6 ~栞子さんと巡るさだめ~
    627円 (税込)
    太宰治の『晩年』を奪うため、美しき女店主に危害を加えた青年。ビブリア古書堂の二人の前に、彼が再び現れる。今度は依頼者として。 違う『晩年』を捜しているという奇妙な依頼。署名ではないのに、太宰自筆と分かる珍しい書きこみがあるらしい。 本を追ううちに、二人は驚くべき事実に辿り着く。四十七年前にあった太宰の稀覯本を巡る盗難事件。それには二人の祖父母が関わっていたのだ。 過去と現在、まるで再現されるかのような奇妙な巡り合わせに、薄気味悪さを感じる二人。それは偶然か必然か? 深い謎の先にある真実とは?
  • ビブリア古書堂の事件手帖7 ~栞子さんと果てない舞台~
    715円 (税込)
    ビブリア古書堂に迫る影。太宰治自家用の『晩年』をめぐり、取り引きに訪れた老獪な道具商の男。彼はある一冊の古書を残していく――。奇妙な縁に導かれ、対峙することになった劇作家ウィリアム・シェイクスピアの古書と謎多き仕掛け。青年店員と美しき女店主は、彼女の祖父によって張り巡らされていた巧妙な罠へと嵌っていくのだった……。人から人へと受け継がれる古書と、脈々と続く家族の縁。その物語に幕引きのときがおとずれる。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

ビブリア古書堂の事件手帖6 ~栞子さんと巡るさだめ~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年02月18日

     6巻は太宰治。1巻で死守した『晩年』の初版本が再び狙われる。このシリーズを読んでいると、古書マニアは皆コレクションの為なら犯罪も厭わない危険な人種という偏見が助長されそうな程、狂った人間ばかり出てくる。田中敏雄も保釈中なのにさらに犯罪を重ねようとするが、そこまでする魅力が稀覯本にはあるのか。一般人...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年07月13日

    まるまる一冊太宰治についてのお話です。
    ミステリーとして読むと、この巻が1番自分には面白かったです。

    太宰治の「葉」の一文

    お前はきりょうがわるいから、愛嬌だけでもよくなさい。
    お前はからだが弱いから、心だけでもよくなさい。
    お前は嘘がうまいから、行いだけでもよくなさい。

    が凄く心に響きました...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年05月23日

    このシリーズの中ではザ・ミステリーな長編。
    太宰の作品は私も有名どころしか読んだことがないが、好みか好みじゃないかがはっきり分かれるのも なぜか妙に惹かれる魅力があるのも分かる。それを全部栞子さんが代弁してくれた。
    太宰治の『晩年』『駆込み訴へ』を巡るお話。とても惹き込まれました。

    0

    Posted by ブクログ 2021年04月20日

    謎が複雑に絡んでいたり、「実はこうでした!」という展開だったりでちょっと頭が混乱したけど、やっぱり面白い!
    古書、というより人の執着心の怖さを見た気がします。
    それぞれがそれぞれの執着するものを求めた結果、人を傷つけたりしてしまう…。
    でも、誰もがもしかしたら、気づかない内にしてるのかも。
    誰だって...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年03月09日

    「私達は古書を愛している。ただそれだけなのに。。」

    ビブリアシリーズの6巻。
    今回は太宰治を題材としたミステリーとなっている。1巻との繋がりが明らかになりとても面白い。太宰作品を読みたくなる内容。

    印象に残ったセリフ
    「人と古書は繋がっているから。」

    0

    Posted by ブクログ 2023年11月17日

    シリーズも6作目となりましたが、ますます面白くなってきました。
    今回は、シリーズ1作目に登場した太宰治の「晩年」とそれにまつわる人が再登場します。
    太宰治の秘密にも迫っていて、長編として楽しめました。
    栞子と大輔の関係にも注目です。

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    Posted by ブクログ 2023年07月12日

    なぜ大輔は怪我をしているのか?それに関わった事件を解決していくお話し。
    太宰治の「晩年」がまた出できたので栞子にも危険が迫るのではと心配にもなりました。
    お話しの始めの頃に、紙で指示を出している所や随所に伏線があり、ミステリーとしても、大輔と栞子の二人の関係にも楽しめるお話しでした。
    このシリーズは...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年03月28日

    これまでは、日常のミステリーに近かったが、前回に田中敏雄が出てきたかと思わせた時から、日常に収まらない本格的なミステリーな感じになった。今までよりもずっとドキドキして、先が気になる展開となっていて面白い。栞子の母親の背景についても少しずつ分かってきて、より興味をそそるものになっている。

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    Posted by ブクログ 2023年02月28日

    6巻、大変面白かった!
    最後の方まで全然犯人がわからなくてドキドキしながら読み進められた。
    物語はやや複雑な動きをするので、何度も前を見返したけど。

    本が好きな所以、本の中に出てくる本というのはかなりの大好物。
    ビブリア古書堂シリーズはどの作品にも必ず古書が絡んでくるので、自然、近代文学周辺の作品...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年09月19日

    6巻も内容はいつも通りおもしろかった。ただ、この巻ではかなり多くのキャラクターが出てくるので、誰がどういうキャラだったのかを読んでる途中に忘れてしまったりすることが多かった。ビブリアやその他の読んでみたい本を読み終わった後にまだ気力があれば、もう一度読み直してみようと思う。太宰治に関する知識が豊富に...続きを読む

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ビブリア古書堂の事件手帖6 ~栞子さんと巡るさだめ~ の詳細情報

  • 映画化

    「ビブリア古書堂の事件手帖」

    2018年11月1日公開
    出演:黒木華、野村周平、成田凌

閲覧環境

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