ビブリア古書堂の事件手帖IV ~扉子たちと継がれる道~
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ビブリア古書堂の事件手帖IV ~扉子たちと継がれる道~

803円 (税込)

4pt

三つの時代をまたぎ紐解く、鎌倉文庫の謎

まだ梅雨の始まらない五月の終わりの鎌倉駅。よく似た顔立ちだが世代の異なる三人の女性が一堂に会した。
戦中、鎌倉の文士達が立ち上げた貸本屋「鎌倉文庫」。千冊あったといわれる貸出本も発見されたのはわずか数冊。では残りはどこへ――夏目漱石の初版本も含まれているというその行方を捜す依頼は、昭和から始まり、平成、令和のビブリア古書堂の娘たちに受け継がれていく。
十七歳の「本の虫」三者三様の古書に纏わる物語と、時を超えて紐解かれる人の想い。

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ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~ のシリーズ作品

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  • ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~
    671円 (税込)
    鎌倉の片隅にひっそりと佇むビブリア古書堂。その店主は古本屋のイメージに合わない、きれいな女性だ。そしてその傍らには、女店主にそっくりの少女の姿が--。ビブリア古書堂の「その後」を描くシリーズ最新刊。
  • ビブリア古書堂の事件手帖II ~扉子と空白の時~
    693円 (税込)
    ビブリア古書堂に舞い込んだ新たな相談事。それは、この世に存在していないはずの本――横溝正史の幻の作品が何者かに盗まれたという奇妙なものだった。 どこか様子がおかしい女店主と訪れたのは、元華族に連なる旧家の邸宅。老いた女主の死をきっかけに忽然と消えた古書。その謎に迫るうち、半世紀以上絡み合う一家の因縁が浮かび上がる。 深まる疑念と迷宮入りする事件。ほどけなかった糸は、長い時を超え、やがて事の真相を紡ぎ始める――。
  • ビブリア古書堂の事件手帖III ~扉子と虚ろな夢~
    737円 (税込)
     春の霧雨が音もなく降り注ぐ北鎌倉。古書に纏わる特別な相談を請け負うビブリアに、新たな依頼人の姿があった。  ある古書店の跡取り息子の死により遺された約千冊の蔵書。高校生になる少年が相続するはずだった形見の本を、古書店の主でもある彼の祖父は、あろうことか全て売り払おうとしているという。  なぜ――不可解さを抱えながら、ビブリアも出店する即売会場で説得を試みる店主たち。そして、偶然依頼を耳にした店主の娘も、静かに謎へと近づいていく――。
  • ビブリア古書堂の事件手帖IV ~扉子たちと継がれる道~
    803円 (税込)
    三つの時代をまたぎ紐解く、鎌倉文庫の謎 まだ梅雨の始まらない五月の終わりの鎌倉駅。よく似た顔立ちだが世代の異なる三人の女性が一堂に会した。 戦中、鎌倉の文士達が立ち上げた貸本屋「鎌倉文庫」。千冊あったといわれる貸出本も発見されたのはわずか数冊。では残りはどこへ――夏目漱石の初版本も含まれているというその行方を捜す依頼は、昭和から始まり、平成、令和のビブリア古書堂の娘たちに受け継がれていく。 十七歳の「本の虫」三者三様の古書に纏わる物語と、時を超えて紐解かれる人の想い。

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ビブリア古書堂の事件手帖IV ~扉子たちと継がれる道~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年04月13日

    大好きなシリーズの世代交代で少し不安をもつて読み始めましたが、全くの杞憂に終わりました。
    これまで語られてこなかった家族の歴史が、自然な形で語り手を上手にかえて語られて、シリーズの集大成のようであり、さらなる序章のようでもあり、とても楽しく読ませていただきました。
    まだ続けていただけるようなのでとて...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年04月10日

     戦中実在した貸本屋「鎌倉文庫」。その幻の貸出本の行方を追う智恵子・栞子・扉子の親子3世代の物語。今作の依頼者である兼井夫婦の絆が素敵。強欲で嫌な依頼者が多いこのシリーズでは異色。容姿や古書に関する知識など共通点は多いが、性格はそれぞれ違う3人の比較が楽しめる。
     今回電子書籍で読み、紙の本でも共通...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年04月01日

    親子3世代が時代を超えて夏目漱石の本と関わっていく。今回も面白く読めた。
    夏目漱石未読なので、読んでみたくなった。
    次に読みたくなる本を見つけられる小説。

    0

    Posted by ブクログ 2024年03月24日

    扉子になってから、いまいちピリッとしませんでしたが、今回のは力作でした。ビブリア古書堂ワールドを堪能。
    有隣堂購入者が貰えたペーパー特典、勿体ないから何かの形で他店購入者も読める機会があるといいのに。

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    Posted by ブクログ 2024年04月21日

    智恵子、栞子、扉子。三代にわたる物語。やはりこの3人が揃うシーンが最高! 本好きの私達にとってたまらなく惹きつけれますよね。私が一番好きなのは栞子。やはりこの小説の軸は栞子です。そして「鎌倉文庫」見てみたい! 

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    Posted by ブクログ 2024年04月19日

    長く続くシリーズならではの魅力に溢れている。あの人の今までにない姿に驚きと喜び。
    鎌倉文庫と夏目漱石に関わる親娘3代の物語。本の魔に囚われた人が多く出て来たシリーズだが、今作は本が人に力を与えて縁を作る物語だろう。

    0

    Posted by ブクログ 2024年04月15日

    扉子4作目。
    実在した鎌倉文庫を巡る親子3代の物語。
    プロローグで祖母・智恵子、母・栞子、扉子が勢ぞろい。
    戦後に存在した鎌倉文庫のその後の行方を巡る謎を、令和を扉子、昭和を智恵子、平成を栞子で紡いでいく。
    祖母の智恵子の若い頃や、栞子の父の話はこれまでシリーズを読んで来たファンとしては新鮮。
    鎌倉...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年04月13日

    令和編から始まります。
    令和の主人公といえば高校生の扉子です。
    高校でせっかく一緒になったもぐら堂の娘の戸山圭とけんかをしています。
    けんかの原因は圭が持っていた夏目漱石の『鶉籠』の初版本であることがわかりますが、その出所は…。

    第二話は昭和編。
    女子高生だった久我山尚大の隠し子だった智恵子とビブ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年04月11日

    千恵子,栞子,扉子の三世代のそれぞれの17歳と,鎌倉文庫に纏わるエピソード.今回は夏目漱石で,鶉籠などの古書が出てくる謎解きも.

    0

    Posted by ブクログ 2024年04月06日

     智恵子さん、栞子さん、扉子ちゃんの3世代が醸す深〜い洞察を堪能できる作品でした。それぞれの時代を背景に俯く女子高生。色白で真っ直ぐな長髪で黒縁メガネをかけた姿は指紋が照合されるかのようにピタリと重なる。そんなイメージを描かせてくれる時代錯誤な情景でした。
     漱石はだいぶ前に読んだはずですが、すっか...続きを読む

    0

ビブリア古書堂の事件手帖IV ~扉子たちと継がれる道~ の詳細情報

  • 映画化

    「ビブリア古書堂の事件手帖」

    2018月11月1日公開
    出演:黒木華、野村周平、成田凌

閲覧環境

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