秋田禎信の作品一覧
「秋田禎信」の「【合本版1-10巻】魔術士オーフェンはぐれ旅 新装版」「【合本版1-7巻】魔術士オーフェンしゃべる無謀編」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「秋田禎信」の「【合本版1-10巻】魔術士オーフェンはぐれ旅 新装版」「【合本版1-7巻】魔術士オーフェンしゃべる無謀編」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
1991年『ひとつ火の粉の雪の中』で第3回ファンタジア長編小説大賞に準入選し作家デビュー。『魔術士オーフェン』がTVアニメ化された。その他作品に『カナスピカ』、『エンジェル・ハウリング』、『RD潜脳調査室』、『あいつがそいつでこいつがそれで』などがある。
Posted by ブクログ
◆原大陸編シリーズを通しての感想
物語にエンドマークが打たれても世界は問題を抱えたままその後も続いていく。
20年前にエンドマークが打たれた物語と同じように。
キエサルヒマ編をリアルタイム学生時代に追っていたファンとして、あれからほぼ20年後、大人になってからこのシリーズを読めて良かったなあと思った。
キエサルヒマ編の終盤は当時の自分には理解できない部分も多く、あのエンディングで良かったのだろうか……オーフェンらしい選択ではあるのだが、という、納得しつつもすっきりはしない読後感が残っていたのだけど、原大陸編を読み終わった今でもそのすっきりしなさは解消していない。でもあの頃よりもずっと理解は
Posted by ブクログ
学生の頃夢中で読んでいた富士見ファンタジア文庫版魔術士オーフェンシリーズのエピローグにして新編への前日譚のようなお話。(作者のホームページで原型となる話が公開されていたようだけど、そちらの存在は知らなかった)
新編を読むにあたりはぐれ旅の原作を読んだのがあまりに昔で思い出せない部分もあったので令和版アニメを視聴したところ、アニメシリーズの最終話がちょうどこの部分のお話だった。
アニメだと20分程度にまとめなければならない関係で展開が早くついていけない部分もあったけれど、小説版だとその点厚みのある描かれ方になっていて良かった。
エンドマークが打たれた物語の先は大団円とはいかなくて、混乱と混沌が
匿名
高校生視点の現実
オトナはいつだって、自身に都合のいい情報しか子供に伝えない。
誰が正しく誰が間違っているのかなんてことは関係なく、誠実に現実と向き合っていくことの大切さを主人公は学んだのではないだろうか。
邪魔なもの煩わしいものを排除して蓋をして見ないようにして、自分の生活を脅かすモノがなくなることで平和になったと思う大人たちが間違っているとは言えないのが現実の難しいところなのだと考えさせられる一冊となっている。
ハーティアとコンスタンツ
黒魔術士の最高峰である牙の塔。そのエリート街道から外れてしまい、左遷も同然に商都トトカンタの支部に、ひっそりと勤める事になったハーティアの、とある派生の物語。
優秀(?)なキリランシェロの二人の姉達に、悪友として一緒に振り回されていた頃から、常にお調子者で日和見主義だった彼の元に、出世欲に燃えるコンスタンツが上司と共に、厄介な依頼を持ち込ん来るのだが…。
結局、最後の見せ場は謎だらけな執事キースが持って行く事にw
小説の本編だと一巻でしか出番の無かった彼が、プレ編(学生時代)以外で出番があるとは、当時は思いもしなかったですね(約二十五年位前…あの頃は自分も若かったw)。