【感想・ネタバレ】魔術士オーフェンはぐれ旅 キエサルヒマの終端のレビュー

あらすじ

TVアニメ絶賛放映中!シリーズ累計1400万部を超える大人気ファンタジーノベル『魔術士オーフェン』シリーズ!10か月連続刊行第1弾! 終端のその先へ!
第二部と第四部を繋ぐ新天地への物語。

【あらすじ】

「わたしだって変わるもの」
結界の消滅から一年。修業を終えた少女・クリーオウは秘めた想いを胸に荒野へと旅立つ。指名手配中の「魔王」を追うため――。一方、混乱を極める キエサル
ヒマ大陸では、貴族連盟と魔術士同盟の二大勢力が激しい対立を続けていた。秩序が崩壊する中、魔王オーフェンは一人、未開拓の地を見つめる。新大陸への
移住計画を押し進めていたのだ。はぐれ者の魔術士の願いはただ一つ。変化と戦い、かつ拒絶しない。終端のその先へ! 第二部と第四部を繋ぐ新天地への序曲。

著者について
●秋田禎信 (あきた・よしのぶ)
1973年東京都生まれ。1991年『ひとつ火の粉の雪の中』でファンタジア長編小説大賞準入選を受賞し、作家デビュー。ライトノベルに限らず、 一般文芸、アニメノベライズ、PCゲームの脚本などにも活動の場を広げている。その他の著書『機械の仮病』『虐殺機イクシアント』『巡ル結魂者』 シリーズなど。

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Posted by ブクログ

学生の頃夢中で読んでいた富士見ファンタジア文庫版魔術士オーフェンシリーズのエピローグにして新編への前日譚のようなお話。(作者のホームページで原型となる話が公開されていたようだけど、そちらの存在は知らなかった)

新編を読むにあたりはぐれ旅の原作を読んだのがあまりに昔で思い出せない部分もあったので令和版アニメを視聴したところ、アニメシリーズの最終話がちょうどこの部分のお話だった。
アニメだと20分程度にまとめなければならない関係で展開が早くついていけない部分もあったけれど、小説版だとその点厚みのある描かれ方になっていて良かった。
エンドマークが打たれた物語の先は大団円とはいかなくて、混乱と混沌がそこにある。その中でどうにか前に進もうと藻掻く人々がいて、クリーオウもその一人。彼女がここまで根性のある子だとは思わなかった。
キエサルヒマ編をリアルタイムで読んでいた頃は正直クリーオウはよくわからない子だなあという印象だったのだけど、このお話を挟むと原大陸編における彼女の存在感に納得がいくなあ、という感じ。
(あと原大陸編のエドの様子にも納得がいく気がする…)

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2024年11月04日

購入済み

初代オーフェン読破前提

この作品はすでに完結した前作魔術士オーフェンはぐれ旅を読破していないとほとんど楽しめないでしょう
できれば無謀編もよんでるとなお良い
とは言え前作だけでも20巻と相当な量があるので今から読むにはかなり気合を入れなきゃいけないでしょう

作品としては前作完結後のエピソード
オーフェンに子供ができたり、マジクが最強の術者の一人になっていたりで前作好きな人には思い出しながらニヤリと出来て楽しいと思います
今時のラノベにありがちな俺つえーなどはあり.....ません....たぶん。本気になったら多分人間社会は滅ぼせるけど
昔にありがちの主人公は人間としては最強に近いが敵側が人間より遥かに強い存在という感じ
なのでチート、ハーレム、サクセスストーリーが好きな人にはおススメできません
チートはあるかもしれませんが、ハーレムは一切ないし失敗の方が多いです

前作知っている人にとってはちょっと魔術がインフレしてると思うかもしれません
前作であれだけ難しいと言われた重力操作、空間転移は当たり前です
それでも相変わらず魔術より格闘の方が多いですが

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2018年05月13日

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