秋田禎信の作品一覧
「秋田禎信」の「閉鎖のシステム」「【合本版1-2巻】魔術士オーフェンはぐれ旅 プレ編」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「秋田禎信」の「閉鎖のシステム」「【合本版1-2巻】魔術士オーフェンはぐれ旅 プレ編」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
1991年『ひとつ火の粉の雪の中』で第3回ファンタジア長編小説大賞に準入選し作家デビュー。『魔術士オーフェン』がTVアニメ化された。その他作品に『カナスピカ』、『エンジェル・ハウリング』、『RD潜脳調査室』、『あいつがそいつでこいつがそれで』などがある。
Posted by ブクログ
◆原大陸編シリーズを通しての感想
物語にエンドマークが打たれても世界は問題を抱えたままその後も続いていく。
20年前にエンドマークが打たれた物語と同じように。
キエサルヒマ編をリアルタイム学生時代に追っていたファンとして、あれからほぼ20年後、大人になってからこのシリーズを読めて良かったなあと思った。
キエサルヒマ編の終盤は当時の自分には理解できない部分も多く、あのエンディングで良かったのだろうか……オーフェンらしい選択ではあるのだが、という、納得しつつもすっきりはしない読後感が残っていたのだけど、原大陸編を読み終わった今でもそのすっきりしなさは解消していない。でもあの頃よりもずっと理解は
Posted by ブクログ
学生の頃夢中で読んでいた富士見ファンタジア文庫版魔術士オーフェンシリーズのエピローグにして新編への前日譚のようなお話。(作者のホームページで原型となる話が公開されていたようだけど、そちらの存在は知らなかった)
新編を読むにあたりはぐれ旅の原作を読んだのがあまりに昔で思い出せない部分もあったので令和版アニメを視聴したところ、アニメシリーズの最終話がちょうどこの部分のお話だった。
アニメだと20分程度にまとめなければならない関係で展開が早くついていけない部分もあったけれど、小説版だとその点厚みのある描かれ方になっていて良かった。
エンドマークが打たれた物語の先は大団円とはいかなくて、混乱と混沌が