朝井リョウのレビュー一覧

  • 世界地図の下書き

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    児童養護施設で暮らす5人の子どもたちの話。

    人生において困難な状況に陥った際、「逃げる」事の大切さを教えてくれる。「逃げる」ことは時に、戦うことや耐えることよりも勇気がいる。特に子どもたちにとっては。

    自分も勇気を出して「逃げる」選択をあの時していれば、と考えさせる一冊だった。

    ただし、少し文章構成が読みにくかったのでこの評価とする。特に児童書としての位置づけもあるので、子どもたちにとってもう少し読みやすい立て付けが欲しかったと思う。

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    2025年04月03日
  • わたしの名店

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    有名な作家さんが実在する思い出のお店をエピソードとともに紹介してくれる。
    28名の作家さん(中にはルイ53世さん、バービーさんなどの芸人さんも)のエピソードの中で美村さんの鴨のロースト、塩谷舞さんのガパオライスはお店をブックマークするほど惹かれてしまった。

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    2025年04月02日
  • 何様(新潮文庫)

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    最後の二つ、「むしゃくしゃしてやった」と「何様」が共感できた。

    短編はコロコロ設定が変わることと、登場人物の名前をすぐ忘れてしまう()私には「何者」の方が合ってたかな。
    読んだのが3ヶ月以上前だったので、「何者」の登場人物をほぼ忘れていた。

    就活における手荷物検査の例えは納得できた!!この数行の文章を読めただけでも、この本を買った価値があると思えた。
    これから就活なので、この言葉を胸にしまって行おうと思います。。社会人から見た就活の視点って、知らなかったので有益でした!

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    2025年04月01日
  • 星やどりの声

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    んー、ちっとも面白くなかった。父親が亡くなってる大家族の物語なんだけど、まあそれぞれにドラマがあるけどうんそうだよねそれでどうしたの、って感じだった。ダラダラ読んでたんだけどすごくいいなって箇所も特になく残念。古本市で30円で買ったからまあいいけど。そんなことよりこの本を特急かいじの中に忘れてきて駅の忘れ物係に届けて見つかったって方が思い出深いよw

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    2025年03月24日
  • 何様(新潮文庫)

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    やってしまった!「何者」からの続編とは知らずに「何様」からよんでしまった。それでもって感想書くのも何様かって感じだけど、1秒でも誠実のうちだからいいか。
    「水曜日の南階段はきれい」は、あー青春っていいなぁ、夢があっていいなぁ。特に夕子さんが掃除をしていた理由が健気でじーんときた。
    最後、想いを伝えられて良かったなと思うのと、その後が凄い気になる。
    「2人組作って下さい」は女子あるあるかな。
    でも、親しくもない宮本に「一緒に住んでくれない」はどうかと思う。
    「むしゃくしゃしてやった、と言ってみたかった」が1番良かった。やっぱり真面目にコツコツ生きてきた人が馬鹿を見る世の中は嫌だから。後、若林さん

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    2025年03月17日
  • 世にも奇妙な君物語

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    むうん 面白いと言えば面白いのだけど、だから何?という感じもある。
    私にはちょっと合わなかったかなと思います。
    朝井リョウのエッセイは好きです。

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    2025年12月18日
  • 世界地図の下書き

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    朝井リョウ2冊目。
    着眼点がやっぱり今世代ですよね。でも私達世代にもわかりやすく又小中学生にも読んで欲しいと思いました。自殺する人が後を経たないこの世に若い子供が自殺するニュースを見るのは心が痛む。佐緒里は言った『いじめられたら逃げればいい。笑われたら笑わない人を探しに行けばいい。うまくいかないって思ったら、その相手が本当の家族だとしても離れればいい。その時誰かに、逃げたって笑われてもいいの』『逃げた先にも、同じだけの希望はあるはずだもん』そう私も思った。『希望は減らないよね』
    太輔達のような境遇では無かったが、周りに居たら応援したい。たぶん応援出来ると思う。そんな世の中になったらイイですね。

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    2025年03月10日
  • 星やどりの声

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    登場人物たちのキャラ設定にやや年代を感じてさしまい、なかなか物語に入り込めなかった。
    物語に出てくるような学生って、90〜2000年代によくいた気がする。
    そして、何が言いたいのか、伝えたいことは何なのか…話のコアみいたなものが見えそうで見えないことに、ワクワクというよりもイライラしてしまった。そんな自分に残念である。

    久しぶりの朝井リョウ。
    好きな作家だと思っていたけど、実はちょっと苦手なのかも。苦手ゆえに逆に手を伸ばしたくなるのかも。そんなことを感じた一冊だった。

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    2025年03月06日
  • 星やどりの声

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    朝井リョウが堀江敏幸に卒論として提出した作品。大学生でこの長さの物語を破綻無しに書き上げたのは、やはり努力量と才能の両方が突出しているのだろうなと感じた。光彦のパートを読んでいてほろりと来ながらも、筆者が本当に就活に苦労していたんだなということがひしひしと伝わってきてちょっと笑ってしまったw

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    2025年02月28日
  • 世界地図の下書き

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    ネタバレ

    「泉ちゃんもきっと変わらんってこと。ぼくらが全校分のランタンを作ったとしても、人をいじめるやつはいじめ続ける。約束とかそんなん、あいつらには関係ないんや」
    いじめてくる奴らは一生変わらない。
    「いじめられたら逃げればいい。笑われたら、笑わない人を探しに行けばいいの。」
    逃げることは悪いことではない。
    自分も子供の時を思い出しました。
    子供にも子供同士の人間関係があって、悩みがある。

    新しい場所はどうなるのか分からなくて怖いと思うけど、この子達が希望を持って強く生きていってほしいと思いました。

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    2025年02月25日
  • 星やどりの声

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    メイクと自転車の理由がわかってブワッって涙が出た

    ファミレスにいるだけで…ふんわり疑惑を持つくらいはいいけど確信的?
    あと、長女さんにお願いしすぎ…と思ってしまった

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    2025年02月13日
  • どうしても生きてる

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    ネタバレ

    朝井リョウさんの現実の切り取り方、理解の深さには毎回ハッとさせられる。
    身近にいるけど何考えているのかわからない人って、実際は多分こんなこと考えているのかな。
    と思わせてくる。
    最後の、引き当てるというテーマが誰しも共感できるだろうし、私も刺さった。
    なんで私がこんな目に、という不運を肯定的に捉えようという自己啓発本とかはたくさんあるけれど、この話は結論としては似たようなところに落ち着いているんだけど、そこまでのプロセスが人間味をすごく感じた。
    下を見ることで世の中の理不尽さを肯定するような。
    生きているなと突きつけてくる解像度の高さが朝井リョウ全開で読み応えがありました。

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    2025年10月12日
  • 桐島、部活やめるってよ

    匿名

    購入済み

    「桐島、部活やめるってよ」の原作小説は実質、不朽の名作といっていい位置にもうきていると思うし、映画の方は神木隆之介の代表作の一つになっていると思う。
    しかし、少女漫画はその時代の流行り廃りの問題なのか、今読むとなんか辛いものがあったような気がする。
    ただ、巻末の作者コメント、「桐島〜」で本来伝えたかった事について書かれた文章は一読の価値があったと思う。

    #憧れる #感動する

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    2025年02月03日
  • 少女は卒業しない

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    高校最後の日をそれぞれの想いを持って過ごす人たちの話。基本的に淡々と進んでいくけど、ギュッと胸が締め付けられるようなエピソードも多い。

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    2024年12月25日
  • チア男子!!

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    王道の青春いい話なことはわかるんだけど、なんか登場人物多いし、話の流れに意外性とかそんなにないし、読むのが大変なくらい合わなかった。いい話なんだけどね。みんなそれぞれチア男を通して最高の仲間に出会い幸せに慣れてよかったと思う。

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    2024年12月10日
  • わたしの名店

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    著名人達が自分のお気に入りのお店を、エピソードともに描く。それぞれ個性が出ていて面白いし、一話がちょうど良い短さで終わるので、とても読みやすい。

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    2024年12月03日
  • スペードの3

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    一つ目のスペードの3が1番良かった。題名の回収などもあって、最後にはなるほどねとなる展開だったと思う残りの二つは取ってつけたような感じがしてしまった。結局ハート2、ダイヤのエースが何を表すのか自分は読み取ることができなかった。
    三つの作品どれにも言えることとして、変わる瞬間というのは突然やってくるということだ。確かに変わるきっかけはちょっとずつはあったが、最後のひと押しは突然やってくる。結局そこで踏み出せるかどうかが変われるがどうかだと思った。その一歩を踏み出すためにこの本があるのだと感じた。

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    2024年11月26日
  • わたしの名店

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    おいしい一皿と題されてはいるが、決してグルメ店巡りの内容ではない。
    28名の著名な方々にとって、思い入れのあるお店を紹介しながらその由来をエッセイとして綴られている。
    三浦しをんさんを筆頭に、西加奈子さん、瀬尾まいこさん、藤岡陽子さんたちが自分だけの大切なお店を語っておられるのだ。
    単なる食事処ではあるのだが、やはり食と人生の繋がりは人それぞれにあるものだと、読書後に思い至った。

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    2024年11月16日
  • 世界地図の下書き

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    朝井リョウさんのエッセイが好き。小説は「何者」に続いて2作目。

    特別擁護施設の子供達の話とは知らず、「世界地図の下書き」というタイトルに惹かれて読んでみた。

    とてもいいストーリーだと思うけど、読んでいて心苦しくなったので星3つ。もしも私と夫が死んでしまったら、自分の子供達もこの本に出てくる子達のような思いをするのかもしれない、とどうしても考えてしまいました。

    後書を読んで、著者が何でこの話を書いたのか知ることができ、なるほど、と思った。

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    2024年11月09日
  • スペードの3

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    ネタバレ

    悪くはないけど「何者」と比べると落ちるかなという評価。「何者」が良すぎてハードル上がっていたというのはある。

    どの話の主人公もどこか捻くれていて作者らしさがあり、表題作でのミスリードの誘い方も流石に上手い。
    ……んだけれども登場人物の言動に対する説得性や女性の描き方の2点が少し弱いと感じた。

    具体的にそれが顕著だったのが「ハートの2」
    ①登場人物の言動に対する説得性
    むつ美は自身の過去を振り返るなかで、表題作ではむつ美に声をかけていた(はずの)美知代の名前すら出てこず、反対に小学校時代にむつ美に話かけている描写があまりなかった愛季の名前はしっかりと出てきている。
    「何者」では二宮拓人が終盤

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    2024年11月05日