朝井リョウのレビュー一覧

  • 武道館

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    朝井リョウさんの作品を読破したいという気持ちが湧いており選んだ作品。
    アイドルのリアルが詰まった物語。終盤に向けてどんどん面白くなっていき後半一気読みした。10年程前にドラマ化もしており過去の動画を検索したりもした。
    細かい心理描写はさすが!
    アイドルも普通の人間なんだなぁとこれから見方が変わりそう。

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    2026年05月27日
  • GOAT Summer 2025

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    やっと読み終わった…というのがまず感想。
    ボリュームがすごい。

    GOATは先発の「meets」と「愛」を紙の雑誌で読んだのだけど、今回は電子書籍で購入。
    比べてみて大変申し訳ないけど電子書籍の方が読みやすかった。紙の方はたぶん(絶対)狙ってデザインされているんだけど、それがとても読みにくかった。

    「悪」というテーマはとてもよかった。
    悪とは視点によって正義でもあったりするあいまいなものなので、そこにこそ人の感情の機微はあるんだと思う。

    ただほんとに、ボリュームがありすぎる。
    申し少しライトであるなら定期購読するんだけど。
    他の本が読めなくなってしまう。

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    2026年05月25日
  • スペードの3

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    推し活と推しと綺麗な女の話。諸々へのモチベが湧いた。
    美智代は「ファミリア」もとい舞台俳優香北つかさのファンクラブのまとめ役。クラブの規律は美智代含むリーダー格メンバーが取り決めており、違反する者には会員からの冷たい視線が注がれる。自分の一挙手一投足に会員たちが注意を向け従うことに、美智代は確かな充足感を覚えている。ところが、小学校時代のクラスメイト「アキ」の入会により、ファンクラブ内の序列は様変わりしていくこととなり…
    文と比喩がおもろかった。扱ってる内容が今はあまり興味の無いものだったので入り込めなかったのかもしれない。アキの中学校時代の話を読んで絵を描きたくなった。

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    2026年05月24日
  • 世界地図の下書き

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    第29回坪田譲治文学賞

    全く朝井リョウっぽくない作品で驚いた。
    様々な事情で施設に暮らす子どもたちの単純なほっこりストーリーというわけではなく、それぞれが自分の試練と向き合い、いづれは施設から旅立っていく厳しさも描かれている。
    安心して暮らせたり、仲間ができたりしても、結局は別れて個人で生きていかなくてはいけない。
    だけど彼らが学んでいるのは、どんな境遇になっても、希望の量や、仲間にで会える可能性の量は変わらないということ。

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    2026年05月23日
  • 生殖記

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    イン・ザ・メガチャーチで、朝井リョウワールドにどっぷり浸かり、そのままの流れで購読。
    語り手の設定が独特すぎて、最初は中々ページが進まなかったが、読み進めていくうちにまたまた朝井リョウの世界に入り込んでいった。
    「ヒト」って確かにそういうものね、と語り手と同じ目線になれたことが非日常的で面白かった!
    結論、毎日自分なりの幸福を感じながら過ごせたら各々いいと思ったが、資本主義世界ではそうもいかないのかも。

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    2026年09月28日
  • スペードの3

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    ・物語が背景にある人ってズルい。この気持ちすげえわかる。そして物語は物語以上のものにはならないことも。結局、平凡な物語しかない自分は、平凡な自分として戦っていくしかない。たまたま直前にインザメガチャーチを読んで、物語が持つ力の大きさ恐ろしさについて思いを馳せていたのに、何の因果かその後に読んだこの本では物語の無力さについて考えさせられるような対比構造になった。なんとなく積読していた本書を、話題になってるからとインザメガチャーチを読みきった勢いでそのまま読み進めただけなのに勝手に連作気分を見いだしてしまった。同じ作者の本を読むとこういう楽しみ方もあるのか?いや、多分違う。

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    2026年05月14日
  • スペードの3

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    物語がある方がヒトは動くきっかけになり、応援する動機になる。が、まぁ大型後付けや打算だある。何となくだって立派な理由だ。

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    2026年05月14日
  • GOAT Summer 2025

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    せっかくの紙の本でほとんどが読み切りなのに「続きはWebにて」がちょっと不満。

    気に入った話
    ◎おやすみなさい、小羊ちゃん 一穂ミチ
    ◎願えば叶う 染井為人

    紹介と広告で気になった本
    ◎銀座で一番小さな書店 森岡督行
    ◎ピクニック部 嶽本野ばら
    ◎寝ても覚めても 柴崎友香
    ◎記憶喪失になったぼくが見た世界 坪倉優介

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    2026年05月13日
  • 少女は卒業しない

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    ぼちぼちでしたね。
    卒業式の女子高生の短編集。
    淡々と読み進みましたが、感情移入出来ない
    まま読み終わりました。
    あまりひねりも感じないままでした。

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    2026年05月11日
  • 世界地図の下書き【電子特別版】

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    親に頼り、依存することが当たり前であるはずの小学生時代。しかし、本作に登場する子どもたちは、さまざまな事情から家族と離れ、施設という場所で暮らしています。彼らは幼くして「自立」を余儀なくされ、逃れられない運命と対峙しながら、懸命に自分の足で立とうとしています。その姿には、胸を打たれるようなたくましさがあります。
     物語のなかで、それぞれに深い傷や問題を抱えた4人の子どもたちが、自分たちで立てた計画を協力して実行に移す場面は、まさに彼らの精神的な成長の証と言えるでしょう。
     結末として、彼らは別々の道を歩むことになります。しかし、施設で共に過ごし、もがいた経験こそが、これから広がる真っ白な世界地図を描くための「下書き」になるはずです。たとえどこへ行こうとも、自分たちの手で引いたその線があれば、彼らはきっと大丈夫なのだと確信させてくれる、希望に満ちた物語でした。

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    2026年05月10日
  • スペードの3

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    スペードの3の切なさね。
    これはまた読み直したくなる。修学旅行のシーンを読むと胸が苦しくなるのはなぜだろう。
    人間のドロっとした感情、嫉妬というか、何と言ったらよいかわからないどうしようもなさみたいな、そんなものを表現しているような気がする。

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    2026年05月07日
  • 星やどりの声

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    推し作家の朝井リョウさん初期作品。
    近年は社会風刺を描くことが多い朝井さんだけど、初期は青春小説を書くことが多く、
    この小説も青春×家族のストーリー。
    各兄弟を主人公とした連作短編だけど、それぞれ抱えてる悩みや不満、焦りなど心理描写も繊細に描かれてて、この頃から人の心情を表現するのが上手だったんだなぁと。

    兄弟の名前がバラバラだったのが気になったけど、最後の章で意味がわかってすっきりした〜

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    2026年04月21日
  • VS.こち亀 こちら葛飾区亀有公園前派出所ノベライズアンソロジー

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    すごく豪華なタイトルとのコラボが並んでいるが、選定理由がないのでなぜオーフェンと?チア男子と??という疑念が拭えなかった。
    実際内容も無難にこじんまりとまとまっているように感じたが、どの世界にいても誰が書いても両さんは両さんのままで、キャラクターの強さを改めて感じることになった。

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    2026年04月21日
  • 世界地図の下書き【電子特別版】

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    最後に泣けました。決してハッピーエンドではないけど、一人ひとりが自分の道を選んで進んで行く姿に。「この先また私たちみたいな人にきっと会える」って心に秘めて、この子たちは大きくなっていくのかな。

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    2026年04月19日
  • GOAT Summer 2025

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    三浦透子のエッセイが強烈だった。「矛盾するようだが、私は明らかな悪に対しては、それは間違っていると自信を持って言えるように自分を磨き、いつも大きな刀を振りかざしたいと願って心に炎を燃やしているタイプではある」。
    『異邦人』みたいな人だ。

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    2026年04月12日
  • 星やどりの声

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    父親を癌で亡くした6人兄弟の物語。
    それぞれの兄弟の視点で父が亡くなってから5年後の姿が描かれている。
    末っ子が、父親が亡くなった時まだ小学1年生で、親戚から慰められた言葉が「毎日元気で笑顔で過ごしてたらお父さんは必ずまた会いに来てくれる」だったため、全く笑わない子供になってしまう。
    何故ならまたお父さんが会いにくるということはまたお別れがくるということだから。もう二度と家族みんながあんなに悲しむ姿を見たくないと。
    それぞれの視点で父の死後どう過ごしてきたかがわかる。

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    2026年04月08日
  • 世界地図の下書き

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    ネタバレ

    世間の理不尽さに打ちひしがれながらも、お互いを見守り合い力強く進もうとする子ども達の姿に何度も涙が溢れた。

    努力しても、他人や環境を変えることはとても難しいことが多い。
    次の場所を選択することでしか解決できないこともあるが、それは一般的に「諦め」や「逃げ」と捉えられネガティブな印象を与えがちだ。

    しかし、一歩踏み出す怖さを乗り越えてしまえば、その先にあるかもしれない幸せを掴む可能性もあること、また上手くいかなくても挑戦と可能性は無限なのだと本書は教えてくれる。
    みんな何かと闘いながら、何度も選択を繰り返し人は歩んでいくのだと。

    優しい言葉で読みやすく学びもありました。

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    2026年04月04日
  • チア男子!!

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    スポーツもの、感動はするのだが登場人物が多すぎて疲れてしまった。
    お姉ちゃん、「ハル」と呼んでるけど自分も「はるこ」じゃん?

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    2026年04月02日
  • ご本、出しときますね?

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    あなたのマイルールは?っていう質問が出演者にたいして投げかけられるのだけど、これが面白い。とても一般的なことを答える方もいれば、え?それってどういうこと?と答えるような内容もある。ただ、どの回答も、よくよく話を聞くと、なるほどそうか。と思う内容で、上っ面でなくきちんと腹に落としたマイルールがあることがすごいなと。
    こうしたルールは最初からあるのではなくて、インタビューや内省の過程で形作られているんだろうけれど、きっと作家さんというのはそういう過程をごく自然なこととして普段からされているんだろうな感じたし、その過程と表出した事柄が、私の関心ごとなんだな。って気づけた。

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    2026年03月21日
  • ご本、出しときますね?

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    ネタバレ

    作家から入るのも良いものですなぁ。本を読んでみたくなった作家さんは村田沙耶香さん、海猫沢めろんさん、中村航さん、光浦靖子さんの4人。セクハラに寛容な村田さんは、だいぶん変な人ですね。角田さんは今までのエッセイからは分からなかった愛らしさで、見る目が変わりました。ズキュンときます。番組は終わってしまったようですが、一度くらい観てみたかった。若林さんの表紙につられましたが(そもそも若林さんが読書家だとは、初耳)予想外に良い本でした。

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    2026年03月18日