島本理生のレビュー一覧
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愛とは〇〇だと明確にわかればいいのにと思っていた頃があった。
今は不明確だからこそ自分で育てていかないといけない感情なんだと思ってる。
来年、5年後にはまた変わってるのかもしれないけど。
激情の関係にも、
静かな関係にも、
自分本位に伝えてしまった日も、
ぴたりと会う人に出会えたときも、
その時々で愛はあったけれど
誰とどんな自分を重ねてゴールを見つけたいのかを考えたら
平気でサヨナラできる関係もあった。
結婚(異性愛)が一番わかりやすい。
この人だと決めて選んだ最善の道だったのに、
うまくいかないことなんてよくあること。
どの物語にも共通してるのは、
結局は自分自身を育てるしかないっ -
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風光る
真琴と一緒に住んでた哲。哲との別れる直前の話。
七月の通り雨
大学の劇団でひとめぼれされた佐伯瑛子。相手にそっけない。
青い夜、緑のフェンス
プニプニの針谷と可愛い一紗。漫才みたいな掛け合い。
夏の終わる部屋
他人に執着しない長月くん。付き合った彼女との出会いから別れ。
屋根裏から海へ
真琴の元カレ加納くん。家庭教師の教え子の姉との関わり。
新しい旅の終わりに
昔付き合ってた2人で旅行。男女の関係になるのか!?
夏めく日
女子高生だった「佐伯瑛子」。転勤する前の男性教諭とのやり取り。
島本理生さんの作品にしては、ポップな感じがしたなー!!
「青い夜、緑のフェンス」がいつ -
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良くも悪くもコンプレックスとかって、他人に気付かされるものなんだなと思った。
この本に出てくる女性は、生まれつき顔にアザがあり授業中に同級生からそのアザをみて、琵琶湖そっくりだと言われる。それを聞いた先生が、何でひどいことを言うんだと怒りみんな謝る。彼女にとってそれまで何とも思ってなかったアザが、これは恥ずかしいものなんだと認識してしまうことが、女性が生きづらくなる発端となった。
それから男性に恋をして、他人の気持ち、行動などの機微や心情を考えれるようになっていく。
自分では気にしていなかったことが、他人からすると気にすべきことって確かにけっこうあるな、みんな何かしら経験してきたんじゃないか -
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ちょっと重たい気分になった。婚約したから、申し分のないパートナーがいるから、愛情というものが満たされている訳では無いと感じさせられた。自分も本当は満たされていないのではないか?と胸に手を当てて考えてしまうような、けれどちゃんと充実していると実感できるような。人妻や婚約者がいると、倫理観的に絶対踏み出せない、踏み出してはいけないけれど、興味を持たずにはいられない一歩をこの本は踏み出してくれて、経験できない気持ちを経験させてくれる。ただ、約束されたパートナーがいることを、とても嬉しくて満たされたことなのに重たいことだと感じてしまう一冊でした。
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島本さんって、おとなしくて真面目な感じなのかなって勝手に思ってたんですが、こんなに面白い人やったん?!ってイメージが覆りました。
とにかくユーモアのある言い回しで、いろんな経験をしておられて、クスッと?いやハハッ!って感じで笑いながら読みました。特にご主人とお母様のエピソードは、かなりぶっ飛んでてオススメです!(解説はご主人が書かれています)
島本さんって、とても芯がしっかりされていて、自分の気持ちに正直に生きておられる方なんだろうなと思いました。そして、内に秘めてある爆発力みたいなのが、すごい人なんだと思います。
ラーメンをはじめ島本さんの好きなものや、小説に出てくる食べ物のお話など、いろん -
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「最悪よりは平凡」島本理生
顔は平凡だけど体がグラビアアイドルなみの魔美は、こんな名前をつける親に育てられたという心の傷と、しょっちゅう男性から誘いをかけられる体質。彼女にとっての幸せな恋愛は?
「深夜のスパチュラ」綿矢りさ
大学生の可那は気になっている男の子に手作りチョコ前日に思いつきあげようとするけど、料理スキルなく、買い物から四苦八苦。オチ秀逸だった。
「フェイクファー」波木銅
主に着ぐるみ作る手芸サークルに入っていた男子の回想。仲間が一人死んだという連絡入る。
「カーマンライン」一穂ミチ
私が五歳の時、母は父と死に別れたアメリカから日本に戻ってきた。双子のケントをアメリカの、父の実家に -
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好きって気持ちがどれだけ素敵でどれだけ危うくて、誰かを思ってる女の子って本当に可愛いし強いの。
ここまでまっすぐな恋愛私できてきたかな。
もっと感情に素直になりたい、伝えたい気持ちは相手に伝えないまま終わるなんて嫌だ。
でも逆に、本当に好きだからこそ一緒にいないって言う選択肢もあるんだとも思った。
自分が大好きで大好きでも
相手にとっては遊びの1人で大事にしてもらえないくらいなら離れるべきなんだ。
本当の好きってそういうことだ、好きな人は自分の中で永遠にかけがけのない存在であってほしいから。
主人公のその気持ちには切ないけれど共感はできた。
友達のまりえが言った、「言葉にしないのはお互い大