島本理生のレビュー一覧

  • やるせない昼下がりのご褒美

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    『ファースト・アンド・オンリー』『春とマーマレード』『ストロベリーの歌』が印象に残った。
    題名と中の小説の印象が違うけどやるせない昼下がりに未来への希望を持たせるということか。

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    2026年04月30日
  • ノスタルジア

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    さよならさえ愛だった…
    心の奥底に沈む「記憶」の物語

    潮騒の音がずっと耳の奥で鳴っているような
    切なくも静謐な余韻の中にいる



    美しくも残酷な過去
    逃れられない家族の記憶
    心の奥底に沈殿した「愛」という名の執着
    島本さんらしい繊細な筆致で描き出している

    「ノスタルジア」というタイトルの言葉が
    持つ懐かしさと二度と戻れないことへの悲しみが混じっているように感じた…



    物語の中で描かれるのは、あまりにも純粋で
    それゆえに歪んでしまった愛の断片が感じられる

    家族という名の檻、過去という名の鎖
    逃げ出したいのに
    その温もりをどうしても求めてしまう…
    そんな人間の矛盾した心の機微を

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    2026年04月29日
  • よだかの片想い

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    ネタバレ

    顔のアザも気にしない私自身を愛してくれていると思っていたのに、その人は自分のピンチには何も私のことは考えておらず、仕事のことを考えてたんだってわかった時のアイコの吹っ切れる感じが強くて爽やかでした。
    ずっとその男には未来がないよ〜と思いながら読んでた大人の私にとっては選んだ最後はとてもよかったです。でもこれを同じ年代に読んでたら、絶対私も飛坂さん好きになってただろうなとか思ったり。
    ずっと前に買っていたのに、読めていなかったのですが、もっと早く読んだらよかった。

    周りから勝手に押し付けられた可哀想とか、でもこれが自分だし!と強がる気持ちとか、それを丸ごと愛してもらえた喜びとか全部詰まってて、

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    2026年04月29日
  • 天使は見えないから、描かない

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    実の叔父の事が子供の頃から忘れられず、大人になってから逢瀬を重ねる…
    しんどい設定だし、人によっては生理的に無理って思うんだろうけど、なんだかどうしても惹かれてしまってどうにもならないんだよって気持ちはわからないでもない。
    そこまで好きになれる、この人でないと、と思える相手と出会えるのは奇跡みたいだし、主人公の永遠子の友達が本当に彼女を理解してくれていることに救われる。

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    2026年04月28日
  • Red

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    艶めかしいシーンが多すぎて細切れの時間で読むには合わない本だった
    なんだか、こんな大人たちに囲まれた塔子の娘がかわいそうと思って読んだ。笑

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    2026年04月25日
  • Red

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     調べたら3年ぶりの島本理生さん。本作は2014年刊の島清恋愛文学賞受賞作で、ざっくり言うと、不倫に抗えない主婦の話でしょうか。

     直近に官能的で耽美な小説を読み、同類かと思いきや全然違いました。本作の方が日常のリアルさが浮き彫りになっています。単なる恋愛小説ではなく、女性が抱える結婚・出産・家事・育児に対する不安や不満など、普遍的な問題を絡ませています。

     ただ、主人公・塔子の思考や判断、行動については、読み手の境遇や性別、年齢で共感の度合いが分かれるかもしれません。立場や孤独などは理解するも、塔子は自信がないわりに鷹揚、固いわりに言い寄られると傾く隙があるように描かれますから…。

     

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    2026年04月22日
  • イノセント

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    前半はわりと面白かったのですが、誰にも共感できないかつ好きになる登場人物もなく、ページ数が長いので後半飽きてきてしまい自分にはあまり合いませんでした。

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    2026年04月21日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    織守きょうやの「ファースト・アンド・オンリー」好きです。このくらいの恋愛が素敵です。これ以外は普通のお話でした。

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    2026年04月19日
  • 憐憫

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    この人の作品にしては、そこまで惹き込まれなかったです。家族との苦悩を抱えながら、芸能界でがむしゃらとまでは言えなくても、自分なりに頑張る姿がリアルでした。

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    2026年04月18日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    「ファースト・アンド・オンリー」が良かった。なでし子物語のスピンオフ「ストロベリーの歌」に出会えてラッキー!

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    2026年04月14日
  • 一撃のお姫さま

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    キャッチーな表題だから聴きながら歩くとちょうどいいだろうとAudibleで。
    5編全て、温度差があるけどそれぞれに刺さる内容があった。女性の生活とか醸し出す言葉。
    「Good Breath you」は年の差の恋愛の分にはピンと来なかったけど、ちょっと別の意味でもっと長編で読みたかった。宗教2世と親との確執。もっと先をと、思ったかな。
    「家での庭」がよかったな。義母も嫁も旦那様も優しくて。。「そういうこともある」と理解してくれる人がいるだけで、生きやすくなるしその人も生きやすい。
    で、タイトルの一撃のお姫様。依存させることに依存している世界。ホストクラブや女風とか解らないし、私から見たら遠い場所

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    2026年04月11日
  • ナラタージュ

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    3冊目の島本理生。女子大学生と高校教師との恋の話。題名は映画で主人公の回想シーンを主体として過去を語ることで物語を構成する手法らしいが、よくわからなかった。

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    2026年04月10日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    落ち込んだ気持ちにおやつがご褒美となる、そんな6人の作家さんのアンソロジー。
    おやつっていいよね!と思わされる。
    淡々とした同級生と踊り場で食べるおやつの話、
    両親を亡くした中学生の女の子がマーマレードジャムに癒される話がとても良かった!

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    2026年04月10日
  • 憐憫

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    やはり、島本理生さんの文章が好き。
    主人公が見ている姿と、本当の彼の姿は隠されている。と言うより主人公には見えていない、見ようとしていなかった。
    表面だけの関係がいい時もある。
    全てを知ることが善ではない。
    今の主人公に必要なことを知っていて、必要な心の支えがあることで、新たな自分を作り出せる。

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    2026年04月08日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    みんな何かを抱えて生きている。
    どうしようもないけれど…悩んだりしながらも生活していくわけで、それでもいつの間にか状況は変化していくのだと。
    そのときのご褒美は、きっといつまでも心に残るものなのかもしれない。
    どの作品も作家の特徴がよく出ている。

    「楽園の代わりのカッサータ」島本理生〜妻子ある相手と伊豆の山奥のホテルで。

    「ファースト・アンド・オンリー」織守きょうや〜忘れられない同級生と屋上前の踊り場でお弁当。

    「春とマーマレード」友井羊〜果樹が生い茂る瀬戸内海の島で叔父と。

    「アンパッサン」畑野智美〜卒業するメンバーと取り組む最後の仕事で。

    「ドーナツ息子」名取佐和子〜幼い日の息子

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    2026年04月08日
  • ファーストラヴ

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    人生で受ける初めての愛情。それがファーストラヴ。為し手によって、それはカタチを変えて受け手の人生に大きな影響を及ぼしてしまう。そんなメッセージを受け取った。…可もなく不可もなく、評価は3に落ち着いたが、女性ならもっと共感できる作品だと思う。

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    2026年04月07日
  • あなたの愛人の名前は

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    勝手ながら破滅型の女性が出てくると思い込んでいましたが、恋愛をして強くはばたく女性の話でした。以前の作風より好きです。

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    2026年04月07日
  • 二周目の恋

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    恋愛小説アンソロジー
    一穂ミチさんが好きだから買ったやつ。やっぱり一穂ミチさんのカーマンライン最高だった。辛い…。
    遠田潤子さんのやつが恋愛というか、まぁ恋愛なんだけどトラウマ刺激系で顔を顰めながら読んだ。どれも良かった

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    2026年04月06日
  • ファーストラヴ

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    想像以下だった、、、?つまらなくはなかったし、引き込まれたけど、とりあえず名前が読みづらいし、主人公って絶対可愛くて細い女の人なんだよなぁ。
    我聞さんみたいな人っているの?汗

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    2026年04月03日
  • 一撃のお姫さま

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    特に何もない感じの本だけど、ホストクラブには近寄らないようにしようという教訓にはなった。
    触る、触らない、に対し、こちらに選択権があるのはいいね。

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    2026年04月02日