島本理生のレビュー一覧

  • クローバー

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    やっぱり島本理生さんの言葉選びが好きだなー。
    何気ない日常の書き方も恋をした時の言葉も。変に冬治の言葉にこっちが影響されてしまったり。
    モラトリアムのど真ん中にいるからこそ、すごく心を動かされた1冊でした。

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    2013年01月19日
  • 一千一秒の日々

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    ネタバレ

    日常の中の恋のはじまりとおわりを綴った短篇集です。


    登場人物は皆大学生。


    年齢的には大人だけど、こういう心の動きってこの時期ならではなのかなっていうのが率直な感想です。


    どの登場人物もどこか儚げで、繊細で。
    すごく丁寧に描かれていると思います。


    中村航さんの解説も印象的。







    一千一秒=16分41秒

    私のどうしても忘れられない思い出とか、大切にしたい過去も濃縮すれば一千一秒くらいなのかな


    あなたにとっての一千一秒。
    私にとっての一千一秒。



    大切にしたいです。

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    2013年01月15日
  • 波打ち際の蛍

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    麻由は危なっかしい。想像に反しない苦しみと闘いがあった。

    でも、もっと危うさを感じたのは蛍の方。本人が自分の危うさを自覚していない分、触れたら壊れてしまうような怖さがあった。また、その危うさの原因が私にはイマイチ解らないし…。

    でも、お互いをとても大事にしあっているところに希望を感じた。二人とも問題に向き合い、幸せな未来が訪れるはず。がんばれ。

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    2012年11月18日
  • 波打ち際の蛍

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    島本理生の書く男が好きすぎて、読んだあとはいつも消化不良のような欲求不満のような気持ちになるけれど、結局はそういう満たされなさが好きなんだと思う。弱くてたまらない。わたしはずっとこのひとの書く男に恋をするだろう。

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    2012年10月22日
  • 波打ち際の蛍

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    島本さんの本はちょっと脆い主人公で下手にさわると壊れちゃうような世界観が好き。
    ただ、蛍は男としてあんまりひかれなかったな。
    麻由との少し他人行儀な二人の距離感のせいかもしれないけど。

    そのぶん、麻由が心を完全に許してるさとるくんがいいなって思う。
    あんなに女の子の心を分かってくれる彼氏がいたら幸せだろうな。

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    2012年09月09日
  • 一千一秒の日々

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    とある男女の日常を描いてますが、少しずつ物語はつながっている。
    どこにでもいるような、それでいて周りにいないような人たちのはなし
    。でも、個人的に、淡々としてるような中にも、個をもっている登場人物が、なんだか好きだとおもった。
    島本理生の描く日常風景は、静かだけど、生きていて好きです。

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    2012年07月05日
  • 一千一秒の日々

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    失恋してしばらくした後読んだら、涙が出てきた。
    今でもうかつに読んだらぽろっと泣けてきそうかも。
    切ないだけじゃなくて、どっか優しい作品だと思う。

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    2012年06月14日
  • 一千一秒の日々

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    ネタバレ

    悲しい話から始まる物語。
    そこから色々な話へと広がり、その中でやきもきしたり、クスリと笑ったり
    色んな恋模様が繰り広げられます。
    メインキャラクター(?)である真琴ちゃんの話は誰もが共感できるんじゃないかと思います。
    色んな感情があって、話に引き込まれはするものの感情を振り回されたりされず、さらりと読める一冊です。

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    2012年04月24日
  • 一千一秒の日々

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    主に大学生の、それぞれの恋愛模様。
    社会に出る手前の恋のウェイトが今の私より大きく割ける、だからといってティーンのようなめくらめっぽうさまではない、想いたちが追体験できる。
    以前は針谷君の話が好きだったけど、久しぶりに読み返すとどれも腹に落ちる話で、よさをしみじみ感じた。

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    2012年04月22日
  • 一千一秒の日々

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    短編集です。
    すごく読みやすくて、さらーっと読めました。
    ハッピーエンドばかりではないのに、なぜか読み終えた後
    とてもいい余韻が残る本でした。
    好きな本になりました。

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    2012年03月24日
  • リトル・バイ・リトル

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    心に響く小説は、冒頭での引き込み方が違う。

    その意味ではこの小説の冒頭は凄く、良い。

    中盤以降はゆるやかに停滞していくが、それもまた味かなと思ってしまった。
    敬語を使う彼には違和感が一杯だけれど、二人の距離感が伝わる。
    物語ではなくて、彼女ならではの文章表現が、読んでいて胸を温かくさせた。

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    2012年01月06日
  • 一千一秒の日々

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    いろんな人物でてくるけど、一つひとつに世界がきちんとはまってるから、良かった。一発目から好きだった。この人って、短編で世界観出せるのがすごいよなあ。

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    2011年12月04日
  • クローバー

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    すき!
    波打ち際の蛍が痛かったので、どんな感じかと思えばあら素敵!
    たまには軽いのもいいよね♪

    やっぱ大学生の時は大学生の本がいいな!
    冬冶がいいなぁ、素朴で真面目で器用貧乏、
    心根は優しくて自分を諦めてしまってる。

    最後の一言がとてもすき。ちゃんと守るんだね、冬冶!
    わたしも就活頑張ります。。はあー雪村さん可愛いなあー
    雪村冬冶ってすげえなとふと思った!w

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    2013年08月15日
  • リトル・バイ・リトル

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    高校卒業後アルバイトをしながら、母親と小学2年生の異父妹と3人で暮らしているふみ。習字の先生である柳さんや、母親の紹介で知り合った周などと触れ合いながら過ぎていく優しい時間を描いた作品。
    優しくて温かい気持ちになれる作品でした。
    登場人物それぞれが魅力的で、こんな世界に生きていたら良いだろうな、と感じました。
    個人的には周のお姉さんが好きだったな。

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    2011年02月06日
  • ノスタルジア

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    書けない作家と宗教二世、面白い組合せ。
    でもありそうで現実的なのに、スルッと入るファンタジー。
    境目が微妙で絶妙。
    audibleの語り手は聴きやすく色気もあって作品の雰囲気に合っていた。

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    2026年11月02日
  • ノスタルジア

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    タイトルと装丁に惹かれて手に取った。何処からが現実で空想なのか分からなくなるところがいくつかあり全体的に薄い色彩の映像を見てるかのようだった。

    創(ソウ)って何か天然記念物みたいな人だなと思ってたところ、中盤でスマートフォンを手にして「やまぎしだ」と学生時代の先輩の名前を呼び捨てで呟く場面で急に親近感湧いた。

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    2026年10月25日
  • 波打ち際の蛍

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    サクサク読めました。
    ただ、あんまり好きな話ではなかったかなと思います。

    麻由が受けていたDVは、正直なところ逃げることが出来そうだったし、自分が受け入れていたと言うところもあってあまり可哀想と思えなかったです。

    従兄弟とあんなに仲良しの姿を蛍くんに見せて何を得たかったのか、そのくせに自分は嫉妬をして、触れてほしくないと拒絶して、後悔して。
    私の思う人間らしいダメなところ、ではなかったので共感も同情もできなかった…

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    2026年10月23日
  • Red

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    不倫小説に出てくる旦那ってなんでこんなキモいんやろなー!笑
    マザコンモラハラ義母同居とか最悪。笑
    そして主人公の人妻(塔子)はツッコミどころありすぎて忙しいわ!!
    そんな不意打ちで何度も唇奪われるか?
    ほんで、夜中に不倫男に会いに行ってホテル行ってする事しといて、「セッ○スばっかり!!!!!」って怒って帰るシーン笑ってもうた笑
    どないやねんな笑
    ベッドシーンの描写は後半から飽きて飛ばし読み。

    塔子は側から見たらなんでも手に入れてるように見えるけど、結構苦労しててストレス溜まってて〜って感じやけど、芯がなさすぎて読んでてイライラした笑

    まぁでもその場の空気に合わせてなんとなく正解の言動取ってじわじわストレス溜まって爆発しての繰り返しはちょっと共感できる部分もあり、
    途中飽きたけどなんだかんだ最後まで読み進めてしまった。
    なんだったんだ、このお話は。o(・x・)/

    恋愛シーンにあんまり繊細さを感じられなかったけど、女の嫌な部分の表現が上手くてシーンが浮かんだ。
    主人公の女友達のフレネミー感とか、女友達3人で会う時の絶妙な空気感とか、義母の偽善者ぶりとか!

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    2026年10月23日
  • ノスタルジア

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    作家が殺人事件の加害者の息子と出会うことから始まる物語ということで、事件絡みの話かと思い読み始めたが、全く違っていた。
    これは恋愛小説になるのかな?
    恋愛小説ともちょっと違うな。

    殺人事件の加害者を母に持つ青年と最愛の人を突然亡くしてしまい、書けなくなってしまった作家。
    過酷な過去や生い立ちは、現在も未来も縛り付けてしまう。

    とても辛い過去を持つ2人の物語だけど、とても美しい風景がずっと頭に浮かぶ。
    未来の希望を失いかけながらも、どうにか前を向いて歩き出そうとしている2人の姿が、美しいと思えるからなのだろう。

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    2026年10月21日
  • 天使は見えないから、描かない

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    普段は、絶対に読まない恋愛小説!笑。他人に言えない恋愛よりも重く感じたのは、いびつに歪んだ親子関係でした。幼少期からずっと理解のない親と自律心の強い子の親子関係、要はこういう恋愛をすることになってしまった背景が少ない言葉ながらも色濃く描かれていて素晴らしかったです。

    でもこれが果たして"ハッピーエンド"かどうかなのは、私はわからなかったなぁ。そこも含めて問われてる気がしました。

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    2026年10月20日