島本理生のレビュー一覧

  • 波打ち際の蛍

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    島本理生の書く男が好きすぎて、読んだあとはいつも消化不良のような欲求不満のような気持ちになるけれど、結局はそういう満たされなさが好きなんだと思う。弱くてたまらない。わたしはずっとこのひとの書く男に恋をするだろう。

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    2012年10月22日
  • 波打ち際の蛍

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    島本さんの本はちょっと脆い主人公で下手にさわると壊れちゃうような世界観が好き。
    ただ、蛍は男としてあんまりひかれなかったな。
    麻由との少し他人行儀な二人の距離感のせいかもしれないけど。

    そのぶん、麻由が心を完全に許してるさとるくんがいいなって思う。
    あんなに女の子の心を分かってくれる彼氏がいたら幸せだろうな。

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    2012年09月09日
  • 一千一秒の日々

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    とある男女の日常を描いてますが、少しずつ物語はつながっている。
    どこにでもいるような、それでいて周りにいないような人たちのはなし
    。でも、個人的に、淡々としてるような中にも、個をもっている登場人物が、なんだか好きだとおもった。
    島本理生の描く日常風景は、静かだけど、生きていて好きです。

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    2012年07月05日
  • 一千一秒の日々

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    失恋してしばらくした後読んだら、涙が出てきた。
    今でもうかつに読んだらぽろっと泣けてきそうかも。
    切ないだけじゃなくて、どっか優しい作品だと思う。

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    2012年06月14日
  • 一千一秒の日々

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    ネタバレ

    悲しい話から始まる物語。
    そこから色々な話へと広がり、その中でやきもきしたり、クスリと笑ったり
    色んな恋模様が繰り広げられます。
    メインキャラクター(?)である真琴ちゃんの話は誰もが共感できるんじゃないかと思います。
    色んな感情があって、話に引き込まれはするものの感情を振り回されたりされず、さらりと読める一冊です。

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    2012年04月24日
  • 一千一秒の日々

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    主に大学生の、それぞれの恋愛模様。
    社会に出る手前の恋のウェイトが今の私より大きく割ける、だからといってティーンのようなめくらめっぽうさまではない、想いたちが追体験できる。
    以前は針谷君の話が好きだったけど、久しぶりに読み返すとどれも腹に落ちる話で、よさをしみじみ感じた。

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    2012年04月22日
  • 一千一秒の日々

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    短編集です。
    すごく読みやすくて、さらーっと読めました。
    ハッピーエンドばかりではないのに、なぜか読み終えた後
    とてもいい余韻が残る本でした。
    好きな本になりました。

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    2012年03月24日
  • リトル・バイ・リトル

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    心に響く小説は、冒頭での引き込み方が違う。

    その意味ではこの小説の冒頭は凄く、良い。

    中盤以降はゆるやかに停滞していくが、それもまた味かなと思ってしまった。
    敬語を使う彼には違和感が一杯だけれど、二人の距離感が伝わる。
    物語ではなくて、彼女ならではの文章表現が、読んでいて胸を温かくさせた。

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    2012年01月06日
  • 一千一秒の日々

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    いろんな人物でてくるけど、一つひとつに世界がきちんとはまってるから、良かった。一発目から好きだった。この人って、短編で世界観出せるのがすごいよなあ。

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    2011年12月04日
  • クローバー

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    すき!
    波打ち際の蛍が痛かったので、どんな感じかと思えばあら素敵!
    たまには軽いのもいいよね♪

    やっぱ大学生の時は大学生の本がいいな!
    冬冶がいいなぁ、素朴で真面目で器用貧乏、
    心根は優しくて自分を諦めてしまってる。

    最後の一言がとてもすき。ちゃんと守るんだね、冬冶!
    わたしも就活頑張ります。。はあー雪村さん可愛いなあー
    雪村冬冶ってすげえなとふと思った!w

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    2013年08月15日
  • リトル・バイ・リトル

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    高校卒業後アルバイトをしながら、母親と小学2年生の異父妹と3人で暮らしているふみ。習字の先生である柳さんや、母親の紹介で知り合った周などと触れ合いながら過ぎていく優しい時間を描いた作品。
    優しくて温かい気持ちになれる作品でした。
    登場人物それぞれが魅力的で、こんな世界に生きていたら良いだろうな、と感じました。
    個人的には周のお姉さんが好きだったな。

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    2011年02月06日
  • ファーストラヴ

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    包丁が父の胸に刺さってしまった。

    そんな殺人めいた言葉を発して、多摩川沿いを血まみれで歩く女子大生、聖山環奈。

    彼女を担当する弁護士と、彼女をケアする臨床心理士は、彼女の言葉と過去に向き合いながら、事件に隠された何重もの秘密を紐解いていき、ある真実へとたどり着く。

    感想です。
    島本理生さん初読みになります。
    この作品を知ったキッカケは、どなたかのTikTok動画で『衝撃を受けた作品』を観た際、ラインナップされた作品の中で、本作が未読であった所から手に取りました。
    (他は『十角館の殺人』『イニシエーション・ラブ』『葉桜の季節に〜』が紹介されていました)

    導入部分はミステリアスな雰囲気で、

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    2026年08月02日
  • Red

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    結婚後の夫婦の雰囲気とか、姑の疎ましさ、不倫の雰囲気とか、リアルに感じた。ひたすら旦那にイライラした。
    島本理生さんの作品は、人が時間をかけて悩む様子をじっくり見ることができて好き。

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    2026年07月25日
  • ナラタージュ

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    ストーリーや設定は好みで、葉山先生と泉の「好きだけど一緒になれない」関係性も切なかった。
    ただ、登場人物たちのセリフや言い回しが少し気取っているように感じてしまい、最後までそこが気になった。葉山先生のどっちつかずな態度や、小野くんの一面にもモヤモヤ。
    読後は「泉は結局幸せだったのかな?」という気持ちが残る作品。好きか嫌いかと聞かれたら、私には「普通」でした。

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    2026年07月21日
  • Red

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    ネタバレ

    妻というのは、夫から必要とされていない、尊敬されないと思うと、他の男で満たされようとし不倫をするのか。またはただの自己の弱さで不倫をするのか。かなり流されやすい主人公なので、感情移入というよりはイライラするところもあり、「不倫」ということについてばかり考えてしまった。また、性的描写が多くほぼ官能小説だった。

    最後に、成長し学生となった娘の視点が描かれているのが印象的。結局娘を想って不倫を振り切ったのに、そのかけらの記憶でさえ娘に影を落としているので、最後まで不倫というのは、誰も救われない結末であることを描いていたのだろうか。

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    2026年07月21日
  • 一撃のお姫さま

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    非常に読みやすいさっぱりめの恋愛短編小説。
    ちょっと不思議な世界観というか、一歩引いて冷静に分析してる(しようとしている)ような大人な恋愛で、読みやすかった。

    その分強烈に印象に残ってる!とか、号泣した!とかではないけれど、それが心地好い一冊。

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    2026年07月21日
  • ノスタルジア

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    ずっと夢の中を歩いているようだった。こういう恋愛物は好き。

    ーいつだって大事な時間は短くて、過ぎ去ってから、言い忘れた言葉に気付くのだー



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    2026年07月21日
  • 天使は見えないから、描かない

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    叔父と姪の恋愛。普通では忌避される関係ではあるが、「回りからなにか言われるたびに揺れるのは抗いようがない。それでも遼一さんという初恋から解放されて自分の人生を取り戻したいとは、やっぱり微塵も思わない。」とまで思える人に出会えた奇跡。
    最近よく普通を考えさせられます。今の自分は社会的に見ても、王道を歩み、そして幸せなんだと思います。これを普通と思えるのはあまりに幸せ過ぎると言える一方、どこか普通を演じている自分もいるなと思うときがあります。
    性別は違えど、永遠子のような考えにどこか共感できてしまうところもあり、読んでいてむず痒さがありました。

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    2026年07月19日
  • ノスタルジア

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    愛する人がいなくなり書けなくなった作家の紗文と、殺人事件の加害者の息子である創が出会い惹かれる愛の物語。

    現実にふっと紛れ込む並行世界に、静かな幻想感を味える1冊。

    加害者家族である創がそれを理由に理不尽な目にあいながらも、年齢やステイタス・損得に左右されずに相手を見られるピュアさが、物語感を増している気がした。

    紗文と創、二人が惹かれるのは、同じ痛みを抱えているがゆえに相手の欲するものを無意識に与えることができるからなのかもしれない。

    「愛する」と一言にしても、何を愛と捉えるのか、愛情表現も愛する人に望むことも人によって違う。
    お互いの熱量の差や、タイミングもある。

    一瞬で過去のも

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    2026年07月18日
  • イノセント

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    あらすじ

    美しい女性に惹かれる、やり手経営者とカソリックの神父。自堕落さと無垢な儚さを併せ持つ彼女は、深い絶望を抱えていた──。

    イベント会社代表の真田幸弘は、数年前に函館で出会った若い女性・比紗也に東京で再会する。彼女は幼い息子を抱えるシングルマザーになっていた。真田は、美しく捉えどころのない比紗也に強く惹かれていく。一方、若き神父・如月歓は比紗也と知り合い、語り合ううち、様々な問題を抱える彼女を救おうと決意する。だが、彼女は男たちが容易に気づくことのできない深い絶望を抱えていて──。

    感想

    大人のラブストーリーだった。
    大人ながらも、それぞれの過去や思想に縛られて、時には相手を思い

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    2026年07月16日