島本理生のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読み進めている途中は、昔の月9みたいな大人の恋愛ドラマ的な雰囲気を期待してまったが、葵にはどこかドライな印象を受けてしまう。
決して打算で付き合ってるわけではなく、かといって流されているわけではないのに、男性との関係が切れていかない葵に釈然としない気持ちも抱きつつ、ひとりの女性としての強さや自分の恋愛すら客観視しているような冷静さも相まって、意外とリアルな30代女性ってこんなもんかもなって感じられる部分もあった。2020年の恋人たちってタイトルも、葵にとってはこんなこともあったなーって一年なんだろうか。
千駄ヶ谷の鳩森八幡神社のあたりの静けさとちょっとした路地にある少し小洒落たお店、代々木界隈 -
Posted by ブクログ
心の傷に気付いてない、気付いて必死に生きているあなたに読んでほしい本。
誰もに心の傷がある。大人になって、ひしひしと鮮明になる傷。私自身、日々、表現することで自分を救っている。
世の中、孤独でなく孤高に生きなければと焦っている。その葛藤の中で、人は弱くて脆い。結果、恋愛や酒やタバコなどを求め依存。自分の傷を埋めようと必死な人々がたくさんいる。その気持ちも大いに分かる。しかし、埋めようともがいた結果、何も残らなくて虚しくなる。それが人間。
この小説を読んで、
「自分の傷は自分で治す」
ことがいかに大事か、主人公や取り巻く環境における人々の心の変容を通して感じた。
主人公が、恋愛から抜け出 -