島本理生のレビュー一覧

  • 真綿荘の住人たち

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    下宿『真綿荘』に住まう人々。
    下宿を営む小説家の綿貫さん。
    綿貫さんの内縁の夫で画家の晴雨さん。
    大学進学を機に北海道から上京してきた大和くん。
    大和くんに恋する鯨ちゃん。
    女子高生と付き合ってるアラサー女性の椿さん。

    気遣いの出来る優しい鯨ちゃんと、鯨ちゃんを好きな荒野先輩が癒しでした。

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    2024年07月16日
  • 二周目の恋

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    「道具屋筋の旅立ち」
    「無事に、行きなさい」は、読んでてモヤモヤしつつ要点が掴めずにいた。
    カーマンラインはタイトルに合ってる気がした。
    ただ二週目ってなに?! 二度目ではなく二週目なのが、わからない。

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    2024年07月08日
  • シルエット

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    島本理生さんの作品をもう少し開拓してみたいと手に取った1冊。表題の「シルエット」は、時間が経ってしまって気付いたときにはもう遅い、みたいな感じが、秒速5センチメートルに似ている気がした。

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    2024年07月06日
  • 生まれる森

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    『ただ懐かしい』じゃなくて、その時の空気感とか匂いとか音とかそういう物が鮮明に思い返される本だった。

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    2024年07月05日
  • 2020年の恋人たち

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    読み進めている途中は、昔の月9みたいな大人の恋愛ドラマ的な雰囲気を期待してまったが、葵にはどこかドライな印象を受けてしまう。
    決して打算で付き合ってるわけではなく、かといって流されているわけではないのに、男性との関係が切れていかない葵に釈然としない気持ちも抱きつつ、ひとりの女性としての強さや自分の恋愛すら客観視しているような冷静さも相まって、意外とリアルな30代女性ってこんなもんかもなって感じられる部分もあった。2020年の恋人たちってタイトルも、葵にとってはこんなこともあったなーって一年なんだろうか。
    千駄ヶ谷の鳩森八幡神社のあたりの静けさとちょっとした路地にある少し小洒落たお店、代々木界隈

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    2024年07月02日
  • 2020年の恋人たち

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    葵は自立してるのか…?
    嫌っている相手に結局頼るだけ頼って跳ね除けるとは中々に自己中心的ではないかと思ってしまった。
    特に心に何か残るとかいうことはなかった。多分自分と価値観も環境も全て違いすぎてだと思う。

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    2024年06月20日
  • 春色梅児誉美

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    ネタバレ

    1832年、為永春水の原作を現代語訳した、男と女の人情本。
    女性が主軸の三角関係の恋愛モノで、どうなるのかと思ったけど、最後は怒涛の裏設定により大団円(?)
    男側の誠意はほぼ見られなかったけど、花魁たちの心意気は見事でした。

    あとがきにも『甲斐性がなくて口先ばかりの色男、だがしかし古今東西こういう男ほど女性が離れない』とあった

    丹次郎ダメ男すぎなのに、最後いいとこ取りになってムカついた。

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    2024年05月28日
  • 春色梅児誉美

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    為永春水原作の現代語訳。かなり自由に訳され、一人称で気持ちも表現しやすくなって、会話も多くして読みやすくもなっている(らしい、原作は読んでないのでわからない)。最後のご都合主義で何もかもうまく収まるのには驚いたが、木場の藤さんに免じて良しとしよう。

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    2024年05月19日
  • 星のように離れて雨のように散った

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    春は自分の過去と向き合うため、納得するために大学院の卒論に宮沢賢治の銀河鉄道の夜の研究をする。
    恋人の亜紀君との関係はギクシャク

    わだかまりは曖昧にしておくのが良いのか、とことん向き合うのがいいのか
    向き合うならどんなやり方で?
    何にせよ、人のせいにしてはいけない。

    タイトルが良い

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    2024年05月13日
  • 一千一秒の日々

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    島本理生さんの初期の頃の作品
    不器用な人達の恋愛のお話
    短編集かと思いきや、少しずつ接点があって、切なくもあり面白くもあり…
    真琴と哲の別れるシーンはとても切なかった
    昔話しかしなくなったら悲しいよね
    未来に向かっていく二人でないとね
    瑛子の恋も切ないね
    一千一秒って、16分41秒なんだね
    初めにこのタイトルを見た時はピンと来なかったけど読み終えてフムフムって思ったよ~
    私の感想はいつも纏まりがないつぶやき…

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    2024年05月08日
  • イノセント

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    アンダースタンドメイビーやRedなどがすきで読んでみました。登場人物にあまり共感できなかったですが、結末がどうなるのか気になり、夢中になって読みました。みんな色々な過去をもっていてそれを乗り越えていくのがいいと感じたのですが、振り回される紡がとてもかわいそうに思えました。

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    2024年04月29日
  • 二周目の恋

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    普段は読まない恋愛小説。
    人気作家さん7人の短編集で大人の恋愛小説。
    もちろん初めての作家さんたちでした。
    二周目の恋とは何ぞや?と思いながら読み進めて、色々な恋愛がありました。
    「最悪より平凡」が1番好きでした。

    たまには恋愛小説も良いですね。

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    2024年04月11日
  • 春色梅児誉美

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    現代語訳されているからさらさらと読めたけど、原文のままだったら読めなかっただろうな。
    私が好きだったのは花魁・此糸。この本には吉原のこととか詳しくは書かれていないけれど詳しく調べてみたいなと思いました。
    それにしても丹次郎はなぜモテるのか。私は読みながらこんな男性は嫌だわーと思ってました。口先ばかりで本当の気持ちはどこにあるのやら。

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    2024年04月08日
  • 星のように離れて雨のように散った

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    どこか陰のある彼女と、そんな彼女を支える彼氏のお話と思いきや。

    彼女が不安定だから支えたい。自分が彼女を幸せにしてあげたい。そうやって相手に自分の存在意義を見出すのは、逆に依存していることになるんだなと思った。
    春はその不健康さに気づいていたから、自分と混じり合う前のそのままの亜紀くんが好きだった、と過去形で語るのかな。

    春と亜紀(あき)。
    けして隣り合わない季節を名に持つ二人の未来は、どうなるのだろう。
    今まで避けてきた対話を通して、理解し合える関係になれたらいいなと思う。

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    2024年03月31日
  • 一千一秒の日々

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    著者の作品は基本的には私とは合わないのだけど、たまには、と思って読んでみました。

    本作は連作短編集的な作品なのですが、案の定どの章のどの主人公も苦手でした。
    恋愛体質でひとりよがりの気があって・・・つい、ウザっと思ってしまうのですが、相変わらず文章は瑞々しくて繊細で、人気の作家さんなことは理解できます。

    著者の、色恋じゃないストーリーが読んでみたいなあ。

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    2024年03月20日
  • 生まれる森

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    個人的に内容はそこまで面白くなかったけど、小説全体に流れている空気、雰囲気が爽やかで良かった。情景描写のおかげかな?

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    2024年03月11日
  • 星のように離れて雨のように散った

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     心の傷に気付いてない、気付いて必死に生きているあなたに読んでほしい本。
    誰もに心の傷がある。大人になって、ひしひしと鮮明になる傷。私自身、日々、表現することで自分を救っている。
     世の中、孤独でなく孤高に生きなければと焦っている。その葛藤の中で、人は弱くて脆い。結果、恋愛や酒やタバコなどを求め依存。自分の傷を埋めようと必死な人々がたくさんいる。その気持ちも大いに分かる。しかし、埋めようともがいた結果、何も残らなくて虚しくなる。それが人間。
    この小説を読んで、
    「自分の傷は自分で治す」
    ことがいかに大事か、主人公や取り巻く環境における人々の心の変容を通して感じた。

     主人公が、恋愛から抜け出

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    2024年03月10日
  • 波打ち際の蛍

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    さとるの堂々として頼もしい性格に惹きつけられた。

    ★印象に残ったフレーズ
    「私が蛍に見せたいものはほんの少しの矛盾もシミもない綺麗な傷跡だからだ。その上からつけた無数の掻き傷は、自分自身の弱さだ。」

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    2024年03月03日
  • 二周目の恋

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    大人な恋だったり、
    同性愛だったり、
    どうしようもない恋だったり。
    7人の先生の作品だったので
    ゆっくりゆっくり読みました。

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    2024年02月29日
  • こどものころにみた夢

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    評価が低いのは、帯の文言がまったくの羊頭狗肉だったからです。「5分で読めて、暖かい気持ちに」って。全然暖かい気持ちになんかなりませんよ。作家陣も抗議していいんじゃないか。まあそこを期待して購入した訳じゃないんだけど。

    内容はよかったです。不条理さ、うっすらと漂う気持ち悪さ(あるいは気持ちよさ)、尻切れとんぼの読後感、などなどいかにも夢の話だという気がして、一編読んだあとよく眠れる気がしました。お話と自分の夢の境目が曖昧になるようで。

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    2024年02月27日