島本理生のレビュー一覧

  • 生まれる森

    Posted by ブクログ

    全体的に静かなんだけど、棘があり確かに痛みを感じた。
    特別大好きな作家さんという訳でもないのだけど
    言葉や恋愛観がやけにぶっ刺さる。
    てことはやはり好きなんだろうな。

    主人公の女の子の心、回復する日がちゃんと来ますように。

    0
    2026年01月23日
  • 一撃のお姫さま

    Posted by ブクログ

    過去に何かあってメンヘラっぽくなった女性をよく描いてるなという印象 そういう自意識過剰と思われそうだが至って自分は深く傷ついたり頭の中ではいろんな考えがぐるぐるしてる感じの気持ちは分かるような気がする。
    宗教2世の男の子と大学教授の恋?の話がおもしろかった。

    0
    2026年01月22日
  • はじめての

    Posted by ブクログ

    YOASOBIのセブンティーンのMVを観て、読みたくなった色違いのトランプを読み終わりました。
    これは物語の導入で、ここからストーリーが展開されていくと思ってしまう不思議な読後感。
    先に知ったのがMVだからかな?私は曲の表現のほうが世界に引き込まれました。

    0
    2026年01月18日
  • 憐憫

    Posted by ブクログ

     その世界に入れてくれない小説に出会うことが時々ある。うっとりしてしまう文章のはずなのに私を撥ねつけてくる。それはまるで美しい世界を分厚い水晶の中に閉じ込めてしまったかのようだ。その世界と交わりたくても透き通る水晶が邪魔で触れることさえ叶わない。ただただ眺めることしかできない。
     そんな小説が『憐憫』だった。そこには孤独にもがく一人の女性がいた。彼女の辛さは頭ではわかるのに、でも、彼女は私を押し退けていく。
     どうして。
     私がいけないの。
     あなたがいけないの。
     手に入りそうで入らない時が一番もどかしくなるのと同じで、彼女を理解できそうでできない自分に苛立ちが募る。彼女から立ち上る冷的な美

    0
    2026年01月09日
  • 天使は見えないから、描かない

    Posted by ブクログ

    叔父と姪の恋愛って、自分の親戚が頭に浮かんで、とんでもない!しかないけど、誰かを好きになる気持ちはとても参考になった。

    友だちなら良さそうな人
    結婚したら良さそうな人
    ほんとうに好きな人

    誰がいいのかな…

    0
    2026年01月09日
  • 私の身体を生きる

    Posted by ブクログ

    藤原麻里菜さんのが印象的だった。
    知らずに読んでいたけど藤原麻里菜さんって、無駄づくりの彼女だったのか!
    それに気づいてからより面白く読めたし、女とか関係なしに能力を認められたい気持ちは、理系入試女子枠アンチのわたしの気持ちを代弁してくれた。
    男性に女としてのフィルターを通して見られたくない気持ちでありながら、女である自分(の身体)が好きだというまとめ方も好きだった。

    痴漢被害にあった人が多く驚いた。私は痴漢にあったことはない。こんな言い方だめなんだけど、共感、理解のために痴漢の経験があればよかったなとか思った。

    0
    2026年01月14日
  • 憐憫

    Posted by ブクログ

    読みやすい

    とても綺麗にみせた不倫の話、と思ってしまう私は。不倫は不倫!言いたいことはそこでは無いのでしょうが。
    でも実際、そういうような事をする人達からみる景色は、こんな感じで少しだけ美しくうつってるのかな〜
    実際はありふれた不貞行為です!でもそれが必要だったのでしょう、皆さんには

    彼が分かっているということを私は分かっていて、それも彼は分かってる
    ↑めっちゃ分かるかも〜良い!

    皆それぞれどこかしらに向かって演じてるのかも

    物語において読者は親友ポジ←あまり共感出来ず!!私は主人公と重ねてしまうから!

    あと最近の話ちょっとずつフェミ系の要素入ってて心苦しくなってしまう泣
    私の読む数

    0
    2026年01月08日
  • 一撃のお姫さま

    Posted by ブクログ

    一撃のお姫様、というタイトルと裏表紙の抜粋から、全編ドロドロの歌舞伎町ホスト小説だと思って手に取った一冊。
    読んでいくと、短編小説集で、最初は正直がっかりした。

    けれども読み進めるうちに、今の自分にはないけれど、少し昔の自分にも覚えがあるような、少しヒリつくような懐かしさを感じた。

    描かれているのは、男女の、恋愛というには少し足りない、曖昧よりも、もう少し深い関係。
    そんな関係で傷ついたり悩んだりするのはやっぱり女性なんだよなと思いつつ、最終的にはそれを踏み越えて前を向く姿にほっと胸を撫で下ろした。

    それぞれの主人公たちの気持ちに、昔感じた感覚を重ねながら、読み終わるころには主人公たちと

    0
    2026年01月04日
  • 一撃のお姫さま

    Posted by ブクログ

    ⭐️3.8

    停止する春
    一歩間違えると、主人公とおなじように、踏み外して深みに落ちていってしまいそうな感覚にヒヤリとする
    God breath you
    若さと歳を重ねることの差異を、淡々と定義し、恋愛は、その差を埋められないものと大人の判断をした主人公が、ラストに恋は割り切れないものと受け入れる姿に清々しさを感じる
    陰を背負ったヒロインの設定と毎回そんな素敵な男性と出会えるんかいなという設定は島本理生ならでは。中年に差し掛かった女性たちのどこかモヤモヤした気持ちを的確に掬い取りつつ、世界観に没入させる作風が相変わらず好きだし、この人の短編〜中編も、長編よりもドラマチックな甘やかさが程よい感じ

    0
    2026年01月01日
  • ナラタージュ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    葉山先生は疎遠になっている奥さんへの気持ちが捨てきれておらず、これが報われない恋だと分かっていてもなお、葉山先生への気持ちを抑えきれない泉の切なさが辛いです。小野君と付き合ってみてもやっぱり葉山先生のことを忘れられず小野君に別れを切り出すシーンでは、泉に対して報われない想いを持っている小野君と、葉山先生に対して報われない想いを持っている泉の姿が重なって見えました。愛しているのに報われない愛だったからこそ、泉にとって忘れられない恋の相手になったのだと思います。

    0
    2025年12月22日
  • いつか、アジアの街角で

    Posted by ブクログ

    台湾旅行のお供に読みました。飛行機などの移動中に読むのがちょうどいいボリューム。台湾や香港の食べ物や文化にまつわる短編集。探偵事務所の話が好きでした

    0
    2025年12月21日
  • 憐憫

    Posted by ブクログ

    ★3.5

    とてつもない展開になるのか。
    重大な秘密が隠されているのか。
    解説の一文にあったように「一番近くで成り行きを見守っている」気持ちでした。

    本編に加え、もう一編の短編にキーマン登場。
    読み終えた瞬間、息が止まってたことに気付きました。

    0
    2025年12月16日
  • 明日町こんぺいとう商店街3 招きうさぎと七軒の物語【電子限定特典付】

    購入済み

    いろんな作品たちによって構成されるこんぺいとう商店街シリーズ第3弾。重めの話もあったが、バリエーション豊かで楽しめた。

    0
    2025年12月13日
  • 憐憫

    Posted by ブクログ

    この人の書く恋愛小説が好きだったなとふと思い出し手に取る。

    自分の事を分かってくれている人がいる、
    そういう関係は時に人を強くする。
    終わりがうっすらと見えているからより強くなるのかな。
    夫婦の中でそれが出来れば良いのだろうけど、生活を共に回す間柄だとそれが難しい事もあるんだろうな。

    0
    2025年12月13日
  • 一撃のお姫さま

    Posted by ブクログ

    短編集。
    恋愛にどっぷり踏み込めないなんともいえないやるせなさを感じる。
    最後の話が印象に残った。何かを作り世の中に出す。それに自分の身を削っていくところがすごい。

    0
    2025年12月10日
  • 夏の裁断

    Posted by ブクログ

    恋愛って人それぞれたなと思いました。本作に登場する嫌な人だけど、惹かれる(そう仕向けられている?)人、こういう人はいると思いますが、自分なら好きにならない。主人公は過去の体験から、このような人物に狙われて、捕らわれしまうのかなと思いました。
    主人公には頼りになる方がいて、話を聞いてもらい、最後には過去の体験から脱却するべく動いている点がよかったです。

    0
    2025年12月08日
  • 私の身体を生きる

    Posted by ブクログ

    【目次】

    Better late than never(島本理生)

    肉体が観た奇跡(村田沙耶香)

    「妊娠」と過ごしてきた(藤野可織)

    身体に関する宣言(西加奈子)

    汚してみたくて仕方なかった(鈴木涼美)

    胸を突き刺すピンクのクローン(金原ひとみ)

    私は小さくない(千早茜)

    てんでばらばら(朝吹真理子)

    両乳房を露出したまま過ごす(エリイ)

    敵としての身体(能町みね子)

    愛おしき痛み(李琴峰)

    肉体の尊厳(山下紘加)

    ゲームプレーヤー、かく語りき(鳥飼茜)

    私と私の身体のだいたい五十年(柴崎友香)

    トイレとハムレット(宇佐美りん)

    捨てる部分がない(藤原麻里菜)

    0
    2025年12月07日
  • シルエット

    Posted by ブクログ

    群像新人文学賞優秀作の表題作を含む、3編の恋愛短編集。

    個人的に島本 理生さんは、女性作家の中でとても綺麗な文章で情景を描く方だなぁと思っています❗️

    収録された3編は15、16、17歳の時に創作された作品らしく、とても十代の方が書いたとは思えない、非常に完成度の高い作品だと感じました

    恋愛小説で再読したいと思う作品は少ないのですが、この作品は再読したいと思う数少ない一冊です❗️

    好きな話しは、表題作の『シルエット』で、冠くん、せっちゃん、はじめそれぞれの思いを見事に描いていると思います❗️

    0
    2025年12月06日
  • 夏の裁断

    Posted by ブクログ

    芥川賞候補作で表題作の『夏の裁断』に、三編の書き下ろしを収録した、文庫オリジナル。

    正直柴田のような男性には嫌悪感しかなくて、表題作を読み進めるのはとても苦痛でした❗️しかし、『秋の通り雨』以降、千紘が少しずつではあるけれども、前向きに進もうとしている姿に共感して、最後は温かい気持ちで読み終えることができました❗️

    『夏の裁断』のみの話しであったなら、不快感しか残らない作品になっていたと思いますが、後日談の三編を加えることで物語に深みを感じることができました。またまた好きな島本作品を見つけてしまいました❗️

    0
    2025年12月04日
  • 天使は見えないから、描かない

    Posted by ブクログ

    この作家さんのドロドロな恋愛作品大好き。

    歪な欲望って、ちょっと気持ち悪いと思う反対側で、そこまで愛せて羨ましいとも思う。


    0
    2025年12月03日