島本理生のレビュー一覧

  • 星のように離れて雨のように散った

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    何だかとても気になるタイトルで購入したけれども、ずっと積読していてようやく読もうと思った14作目の島本 理生作品。

    島本 理生作品にしては珍しく、クズな男性キャラクター(父親は例外です❗️)が登場しないので、思っていた以上にテンポ良くサクサクと読むことができました。お互いに大きく傷つきたくないと、腫れ物に触る様な付き合いをしている春と亜紀君の関係に、少しヒヤヒヤして読んでいましたが、島本作品の中でも決して悪くない読後感です。

    一番好きなキャラクターは、作家の吉沢 樹先生です❗️彼の春に対する冷静な観察と対応が、亜紀君との不穏な空気の繋ぎ止めの様に思えて、安心して見ていられます。

    あとがき

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    2025年12月02日
  • 天使は見えないから、描かない

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    不倫始まりからの相手は叔父。
    終始一貫、叔父さんダメでしょ。としか。
    覚悟をきめて飛び込んできたから受け入れたとかダメでしょ。窘める場面だよ、そこは。
    設定が受け入れられないのに、それでも読ませる島本理生すごい!!

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    2025年12月02日
  • 一撃のお姫さま

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    ネタバレ

    5作の短編集。
    いろんなことが積み重なってしまった女性の話から始まり、「妖艶で美しい」と思われるような名前をつけられた女性の話、キリスト教を専攻している助教授と宗教団体から逃げてきた若者の話、同居している義母が庭に張ったテントで暮らし始めた話、作曲のために1ヶ月で100万円をホストに使う話。

    基本的には多くの話が女性があまり幸せとは言えないような立場に立たされてしまっているような印象が多かったので、ザ島本理生先生って印象。
    一番のお気に入りはテントで暮らし始めた義母の話。自分の発達障害の部分をそうと知らず「自分だけのきらきらしたガラクタ」と思っている義母が素敵だな。それに対する葉子さんの返し

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    2025年11月30日
  • 私の身体を生きる

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    「汚してみたくて仕方なかった」鈴木涼美
    売春が無くならないのは、男側の問題の方が大きいけど、自分に値打ちが付くことに依存する女側の問題もあるのかもしれないと思った。女は性処理として利用されてきた時代が長く続いたせいもあり、完全に無くすことは難しいのだと悟った。

    「トイレとハムレット」宇佐見りん
    面白かった、、!確かに腹痛と苦悩のポーズは似ている。舞台が好きな理由として「シンプルだから」っていうのはすごく腑に落ちた。たった一つの物語、感情を演じているだけだもんな。現実の方が感情ごちゃ混ぜで騒がしいもの。

    「私の三分の一なる軛」児玉雨子
    生物は毎日ちょっと死んでおかないと生きられないって興味深

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    2025年11月22日
  • ご本、出しときますね?

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    村田沙耶香さんのインタビューを読み漁っていたところこの番組を知り、当方リトルトゥースでもあるので是非観てみたいと思い、映像を探していたら書籍化されてるとの事で読みました。
    若林さんと仲の良い西加奈子さんや朝井リョウさんのインタビューも載っていてとても面白かったです。

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    2025年11月09日
  • イノセント

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    ネタバレ

    結局三角関係の勝者になれるのは心の支えになってくれる男じゃなくて、 世俗の幸せを保証してくれる男なのね。
    子どもたちと三人で生きる決断をしてほしかった。
    真田が二度と比紗也を傷つけないことを祈るしかないけど。
    散々 精神的 宗教的な話をして 結局そのハッピーエンドなんだなと感じた。
    身体の交わりがなくても異性の信頼を得ることことはできる、でも交わって子どもを設けることの前には無力ってこと?
    どんな思いで如月が真田を比紗也のもとに送り出したか考えると苦しくなる。

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    2025年11月08日
  • Red

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    ネタバレ

    映画見てから小説読んだ

    官能的でとても濃厚でした
    映画では2人が美しくて圧巻されたが
    小説ではもっと深く塔子がはまっていく姿が
    印象的で魅力的だった

    女として生きるのか親として生きるのか
    葛藤していたが私は子供のことを思って
    戻ってきてーって思った

    夫のことばかり強く言うのは
    少し違うかなと思った
    性に関して自分の本音を言うのは
    恥ずかしいしむずかしい
    分かってもらえるのはもっとむずかしい
    けどコミュニケーションって大事だなって
    思った

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    2025年11月03日
  • 私の身体を生きる

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     身体や性についてのエッセイ集。この中で柴崎友香さんが呈示していた疑問「なぜ書き手の性別を限っているのか」、私もこれと同じことを思った。もう、このフェーズは終わっていないか。いま、同じテーマで、男性やその他の性の人の語ることも聞きたいし、それらが同じひとつの場所に並べられているところを見たい。
     どのエッセイもそれぞれ興味深かったし、色んな方向に心動かされたが、上記の意味で、柴崎さんが「このような疑問を私が持っていることを編集者と共有できたので、書くと返答した」という経緯を書いてくれていたことが、いちばん嬉しかった。もちろん、疑問の詳細は私が書いたこととは違ったけれど。

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    2025年11月02日
  • よだかの片想い

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    ネタバレ

    もっと飛坂に振り回されながらもコンプレックスを乗り越えていくのかと思ったら、意外と純愛だった。

    アイコはちゃんと最初から強かった。

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    2025年10月29日
  • はじめての

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    全員好きな作家さんでYOASOBIもよく聴かせて頂いております。

    島本理生と宮部みゆきは世界観の設定が短編としては複雑過ぎて置いてけぼり感が強かった。
    辻村深月はまぁ少しの驚きはあるものも普通かな、と。
    この中では森絵都が一番キャラ造形と笑いと青春が混ざりあっていて面白かったです。

    YOASOBIの歌詞と併せて読んで聴くととまた違う感動がありました。

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    2025年10月25日
  • ナラタージュ

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    ・葉山先生の気持ちがあまり理解できなかった。私にはまだ難しい、、人生に1度くらいはこんな恋をしてみたい。

    ・私も泉だったら好きになっちゃってるな

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    2025年10月23日
  • ナラタージュ

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    初めて読む作家さんでした。登場人物の行動に時代を感じずにはいられなくて、20年前の作品であることで時代の変化を痛感しました。自分は誰にも感情移入できなかったけど、恋愛小説としては素晴らしいんだと思います。

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    2025年10月22日
  • 生まれる森

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     う~む…なんとも言えない読後感。
    失恋した少女の再生と友情の物語。

     島本さんらしい雰囲気で楽しめました。

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    2025年10月21日
  • 私の身体を生きる

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    どんなことをどんな風に語るかは自由なはずなのに、不思議と受ける印象が近い方も多い。圧倒されたのは、自身の自慰について複数名の方が赤裸々に書かれていたこと。もちろん秘めておくべきかどうかは個人の自由だが、同じことを目の前の男性に言われたらきっと眉間にシワを寄せてしまうと思うので、(こんな性差を感じてどうかとも思うが)そうならないのを織り込み済みの、女性性を逆手に取った表現ような気もする。私のお気に入りはセブンルールで見たことのある藤原麻里菜さん。「もし、技術が発達して、アバターを作って仮想空間で生きれるとしたら、私は女の身体を選ばず、カービィみたいなピンク色の球体を選ぶだろうと思うのだ。そうした

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    2025年10月05日
  • 掌の読書会 島本理生と読む 田辺聖子

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    サクサク読める感じ。芥川賞受賞作は、ちょっと毛色が違って重かったかも。私は好きでした。登場人物の言動が粋で洒落ていて、大人の恋愛小説という感じでした。

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    2025年10月02日
  • 私の身体を生きる

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    テーマはとても興味深い。
    面白いかと言われれば分からない。
    人の隠しておく部分を覗き見したような気持ちになった。「隠しておく」部分ではないのである、もっとオープンに話そうよ、自分の身体のことなんだから、がメッセージか?

    年を経ると病気の「身体」のことをしょっちゅう話すようになるのに、この本読んで「隠しておく」部分と感じたのは何故なのだろうか? 社会による刷り込みか?

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    2025年09月18日
  • あなたの愛人の名前は

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    島本理生は男女のうだうだを書くのがとても上手い!
    「あなたは知らない」「俺だけが知らない」がものすごく好き。
    最初は庇護される存在だった瞳さんが自立するのがとてもいい。
    決して交わらない気持ちっていうのがよかったー。
    それ以外は読み終わって一ヶ月経つ今、ほぼ記憶に残っていない。

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    2025年09月18日
  • よだかの片想い

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    コンプレックスを指摘される不愉快さ、それを庇われる気持ち悪さ、人の善意の裏を勘ぐってしまう自分への落胆、本当は「普通」が欲しいのに、手に入らなかったら辛いから、そんなんいりませんけど、と虚勢を張る虚しさ。

    そんな、薄暗く頑なな感情を抱えた主人公アイコの時間を、私も一緒に駆け抜けた感じ。目まぐるしいといえば目まぐるしい、良く言えばスピード感のあるストーリーだった。

    まあ、二十年間自信を持てず、異性にも世間にも壁作って生きてきた割に、ポッと出の男(飛坂)と急激に距離感詰め過ぎじゃないか?ありえんやろ…という気はするんだけども。それ以外のところは、アイコが感じた理不尽も悔しさも伝わらないもどかし

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    2025年09月16日
  • 私の身体を生きる

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    高橋源一郎さんのラジオで紹介されているのを聞いて読んでみた。
    同じ状況でも「気づいてしまう人」と「気づかずスルーする人」がいると思うが、
    「女であること」で少なからず嫌な思いをした経験は誰にでもあると思う。
    痴漢について、本筋からはずれるかもしれないが、これだけ多くの女性が被害に遭ってる、ということはそれだけ痴漢をやったヤツがたくさんいる、ということよね?
    もしかしたらそこにいる善良そうなおぢさん、爽やかそうなお兄さん、しょぼくれたおじいさんだって!
    それでもみんな知らんぷりして普通の生活をしているんだろう、と思うとものすごく腹立たしい。
    またまた話がズレるが最近読んだ大谷晶さんが自分をすごく

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    2025年09月09日
  • はじめての

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    「はじめて」がテーマの短編集。
    YOASOBIの曲になっているのは知らなかったけど、後で聞いてみよう。
    「ヒカリノタネ」が一番好き。

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    2025年09月02日