島本理生のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ/停止する春
なんで名前違うんだろっておもってた
そういうことか
めっちゃ短いのにすっごいふぬんってきた
/最悪よりは平凡
無理なら無理って言ってもらえばいい
欲しいものは願わなければ手に入らないし
願ったことは口にしなければ伝わらないのだ
田嶋くんのスタンスも好きだしやるし
魔美の言わなきゃな、のそのタイミングでそれを、もわかるし
どっちの場面でも苦虫を噛み潰したことも
決定打の気持ちになったこともあるから
そうだ!そうだー!と片一方に肩入れもできなく
/God breath you
自分てきには
ほしいものはほしい
すきなものはすき
じゃいけないんだなーーーという感想
オトナのコイでむずかしかった
/家出の庭
好きな感じのお義母さん
お義父さんも苦労すること多かったんだろうな
ともちろん思いつつ
「待ちかねていたように」離婚を切り出されるのは
想像するだけで ぎゅうっとするなとおもった
怒られて、嬉しそうに離婚されて、再婚されて
もしかしたら結婚してるときからの関係で
それで残された家に喜んで住めるものなのか
となんか、なんか、いつものあれみたいに
なんかふつふつ、ぐらぐら、したけど
本編は全然そんなことへの恨みつらみとかは
全然、なくて
ただ 自分もきっとけっこう変わり者だからか
そんで それでもそれを悪いとは思えないからか
✏こまってるならそれもいい
いまだってそのまま好きですよ
というその言葉がぎゅうってした
いいなあとおもった
と、おもったのに
その後に続く過去が
あるんだろうなあとはおもうけど
うっ、てなるような。ぎゅうってした
育てやすさを 生んだ人が言いはじめたらおしまいだと思った
育児ノイローゼになれとかそういう話では
もちろんなくて
なんか世の中のいろいろ
そういうことじゃないところで
なんとかしたいよねがおおいね
そんでなんとかなんて
だれにもできない
ちっぽけだー
と脱線しつつも。
この話は
そんな弱々しいまとめじゃなくて
優しくてあったかいまとまりでした
好きだなあ
/一撃のお姫さま
そで文でうずうずして、このお話からスタート
たまに夜職関係のSNSみるくらいには興味深い業界だなあ
って思ってるほうなこともあって
お気に入り
✏依存させることに依存
夜職にかぎらないんだよなと
そんで自覚あるか無自覚かって結構強い要素な気がする
聖一さんの不安定で安定した対応すき
絶対行かないんだけど
なんか行ってみたくなってしまった
夜職経験あると就職響くとかきいたことあるけど
夜職できるって、シゴデキだと思ってる派ですらい
欠けてない人の眩しさと平穏さも好きだけど
欠けてる人の魅力?知りたくなる感じ
好きだけどなー -
Posted by ブクログ
ネタバレ真綿荘に住む大和くん、椿さん、鯨さん、大家の綿貫さん。恋愛を通してそれぞれの生き方を垣間見られる連作短編集。
ぜひ瀧波ユカリさんの解説まで読んでほしい。
章ごとに視点が変わり語られ方が変わることで、この人自分の中にもいる!を見つけられる。逆に分かり合えないだろうな〜という人もいるのがリアルというか。
一緒にいることで得られる温かさや、別の人間の考え方と接することで生まれる揺れみたいなものが読んでいる側にも生まれる。体温があるという感じ?
綺麗な表現にも出会えて良き。
「真綿荘」というタイトルを見て、
真綿でくるむ と 真綿で首を締める が思い浮かんだ。 -
Posted by ブクログ
リレーエッセイ方式で17人の書き手が
『私の身体を生きる』という性をテーマに綴った作品。
想像していた感じと、かなり違っていた。
同じテーマでも書き手によって随分とみえる世界が変わるものだ。編集者から依頼された形で綴っているためか、何となく及び腰に感じる作品も少なくない。
女性しばりでリレーエッセイ集にした意味する所も、問いたいが、赤裸々告白をするものから、トラウマ的な内容を飄々と語ったものまで、多種多様・・・
トップバッターの島本理生さんの作品だけは、眠っていたような共感が呼び起こされる様な感覚があった。
恋愛ものがお得意な作家さんだけに、性の役割にも飄々と鋭い着眼点をお持ちだ。
色々な考え方や捉え方があるんだなぁと感じる一方、敢えて?競い合って?マイノリティ側に寄って描いている様に感じるものもあり、私にはあまり馴染まなかった。
性の話が公にはタブーとされていた時代を生きてきたからか、この歳になってそういう話ができる方が見つかると一気に距離が縮まる。
人によっては幾つになってもタブーなので、手探りと嗅覚?笑で探し当てる感覚に近い。
このテーマで男性バージョンもあったら読んでみたい。
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Posted by ブクログ
生まれた環境も親から受ける影響も周囲からの影響も一緒にいる人か、自分が何気なく向ける視線と意識の先に孤独や距離感、乾きのような雑味を自身で感じ愛する短編集である。
人は完全じゃないし、どんなに恵まれた家であろうとも、恵まれない家だろうともそれは本人からしたら当たり前の日常であり、考え方で地獄にも天国にも変貌する。私は他者との依存というのは生物本来の本能だと思っている。人間はさらに感情が乗るのでその影響は大きい。依存自体は悪いことではないし、無くしていいものでもない。その依存の正体はきっと10代に至るまでに得られなかった何かだ。
一切の悩みが無い人間なんて人間ではない。どんなに大勢で連もうとも毎晩集まったとしても恋愛に溺れても、自分という個から逃れられない。それは相手もそうだ。私が私であるのは他者が他者であり続けるから成り立つ関係性であり、依存というものも、その時の合わせた寄り合いの関係にしか過ぎない。
登場人物は皆、自身の欠点も見ている。私やあなたもきっとそうだ。口では何を言おうが、生きているその姿と頭の中では答えは出ているのだから。