島本理生のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
西加奈子さん、村田紗耶香さん、千早茜さん、、他にも豪華な方々のお名前が、、
もうこれ買うしかないやんと思って購入して即読みました。
それぞれの女性作家さんたちがご自身の身体をテーマにリレー形式でエッセイをつづられていて、どのエッセイもすごく赤裸々に描かれていて同じ女性として共感するところもあれば、驚かされることもあり、、それこそ、読んでからは「私の身体は私のもの」を強く感じた。
それぞれの身体に色々な経験や傷が合ったり、コンプレックスが合ったり。
それでも一つしかない自分の身体。
こんな私でももっと堂々と生きていていいんだと思わせてくれる作品でした。 -
Posted by ブクログ
豪華作家たちのアジアにまつわるアンソロジー
『アジア』とタイトルにある割には台湾と香港しか出てこないけど 笑
人は香りや味や音や言葉や、そして一瞬の風景でふっと過去の記憶の中に連れていかれることがある
どのストーリーもそんな郷愁に誘われる
若い頃、香港にハマっていた奈美子
当時のパーティで妊婦さんのお腹を生まれて初めて撫でた
その時のお腹の中の子、ケリーが日本で勤め始めたと聞く
『友達になってあげて』と古い友人に頼まれたけれど…
奈美子が知っている香港の熱い情熱と勢いと自由
それは25歳も年の離れたケリーが育ってきた香港の環境とはかけ離れていた
ぎこちない2人
でも2人の中にはそれぞれ、愛 -
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Posted by ブクログ
思ってたんと違った‥
というのがまず第一印象。
タイトルから「生」の話だと思っていた。
それぞれ病気や障害、特性などを抱えながら「私の身体を生きる」というような内容だと思っていたし、そういう内容が読みたかった。
‥それはそれとして、読み進めると
こんなに明け透けに自分の体験や性被害や性癖や生き方を世間に曝け出して大丈夫なのか?と心配になるような内容が多くて驚いた。
そして、みんな色々な事を抱え、考え生きているんだな‥と改めて考えさせられた。
普通に見えるあの人も、幸せそうだと感じるあの人も本当は色々な事情を抱えているのかもしれないと。
「性」に対する考え方・感じ方・捉え方も本当に様々で -
Posted by ブクログ
ネタバレ現実でも、創作物の中でも、不倫が溢れているのは何故だろうと考えた。いけないことだと分かっているのに。だからこそスリルや甘美さを求めて……と結論づけてしまうのは浅はかだと思う。人間は、自分のことを分かってくれている、と思う人の前で息がしやすいものだから。
主人公のことは最初、あまりにも迂闊で、どうしようこのまま500ページ読めるかな……と冷めた目で眺めてしまっていたのだけど、後半しっかりと向き合っていて、更にはエピローグで娘に視点が交代していたのがとてもよかった。結婚すると、恋愛は当人だけの問題じゃなく他人を巻き込むものだから。
読み終わって、タイトルの「Red」はどういう意味だろう?と考え -
Posted by ブクログ
表現は綺麗で上手。
今でも読みやすい。
後半は、ごちゃごちゃになっていったな、というのが、個人的な感想。
特に柚子の死が、作中の道具のような感覚がしてしまった。
性被害は「驚き」ではあるが、周囲への影響は限定的で、そのあとの主人公たちのセックスへ繋がる事件になっているが…
主人公は、誰かに付き纏われても、恋人か先生にしか頼る相手がいない。
つまり、大学で一切、友人を作らない。
イジメのトラウマもあるのだろうが、そこまで繊細なら、柚子の死に、もっとセンシティブになるのではないか?
自分の体験のように感じるのでは?
相手が一生の片思いの相手でも、その後にセックスを受け入れる主人公は…小野くんと同 -
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作家 島本理生が編者となり
田辺聖子流の女の一生を存分に味わう一冊として収録作品を選んだのだそう
田辺聖子(1928〜2019)大阪生まれ1964年芥川賞受賞 91歳で永眠した田辺聖子には一生をかけて刊行した約700冊もの作品がある
生涯を通して「楽しさ」を追求し、日常を謳歌することの大切さを人生そのもので表現した
6作からなる短編集
その中のひとつ
感傷旅行(センチメンタルジャーニー)は1964年芥川賞受賞の作品…
昭和39年こんな感じなの?党員って?
私には何だかよくわからなくて斜め読みしてしまいました
それ以外では楽しめました
昔の関西弁?で軽快で、根底ではユーモアを忘れていない、と -