島本理生のレビュー一覧

  • ご本、出しときますね?

    Posted by ブクログ

    若さま一人のエッセイのほうがだんぜん面白い。
    暗くて、ネガティブで、面倒臭い部分がいいのだ。
    聞き役にまわると、気を使う感じが透けてみえるから

    0
    2023年06月07日
  • こどものころにみた夢

    Posted by ブクログ

    「こどものころにみた夢」をテーマにしたショートショート・アンソロジー。色々な作家さんの作品を楽しめます。夢の不思議さや、ならではの不条理を受け入れてる感じが好き。現実なのか、まだ夢の中なのか、分からないような書き味のものも。
    個人的には西加奈子さん、長野まゆみさんの作品が好きでした。

    0
    2023年05月31日
  • 夏の裁断

    Posted by ブクログ

    『「もし、なんの約束も名前もないままに、会いたい、という気持ちだけで会い続けることができたら、それは愛とか恋とかと同じくらいに美しいことさもしれないですね」
    寝息が止まって、目が開いた。
    清野さんは子どもみたいに笑うと、はい、と言った。』

    『いつだったか、自分よりも彼が孤独じゃないことを羨んだことを思い出して心臓が切れそうになった。
    自分ばかりに気を取られ、それを相手が理解してくれなければ、正しくないことのように決めつけてきた。
    だけど他人同士が分かることなど、本当は、あまりに少ない。』

    『What's in a name? that which we call a rose.

    0
    2023年05月21日
  • イノセント

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    不幸な身の上の女性と、上手く生きて来たが故に
    本気で他人と向き合った事の無い男性。
    偶然の出会いが重なり、お互いを意識するが
    抱えたものの大きさから素直になれない、
    そしてそれを理解しようとできない。

    もう1人、彼女を救いたいと願う神父
    人間としてなのか、異性としてなのか。

    ラストシーンは万事良しとするのか
    如月神父の願いは叶ったと言えるのか。

    0
    2023年03月09日
  • 生まれる森

    Posted by ブクログ

    こんな風に誰かを求めたり、そんな相手に優しく拒絶されたりしたら、きっと人を愛することに臆病になってしまいそう。その拒絶が優しさ故のものだとしたら、余計に。

    0
    2023年02月17日
  • 夏の裁断

    Posted by ブクログ

    表題作に登場する男がまっっったく魅力がない、どころか嫌悪感すら感じさせる男だったので、そんな男に翻弄される主人公にもヤキモキさせられてイライラすること多数。

    昔のトラウマと今の恋愛観は確かに呼応し合うものかもしれないけど、何もこんな男に惹かれなくたっていいじゃないのさ……と、男運無さすぎな女友達を心配するような気持ちで読み進めました。

    公衆の面前で編集者の柴田の手首にフォークを突き立てた主人公の千紘。作家である彼女に柴田が手を出した事が原因の凶行と周囲に決め付けられ、お咎め無しとなった千紘は、休養という名目を口実に、亡祖父の鎌倉実家の蔵書を「自炊」することに。
    背表紙を裁断することに背徳的

    0
    2023年02月15日
  • アンダスタンド・メイビー(下)

    Posted by ブクログ

    上と同じ
    最後こーゆー展開になるとは
    本当に紆余曲折あるクロエ
    素晴らしい人と出会い、変わろうとしているのが良い
    クロエのおかげで救われる人もいる
    人は知らない所で誰かを元気付けてるというのを感じた

    0
    2023年01月19日
  • アンダスタンド・メイビー(上)

    Posted by ブクログ

    3.5
    若い人に読んでほしい一冊
    報われない、出会ってく人達で良い事より悪い事の方が強く、辛いだろうけどどうにか持ち堪える強さも感じる
    頑張れと応援したくなる

    下もあります
    感想書きます

    0
    2023年01月19日
  • 本をめぐる物語 小説よ、永遠に

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    第二弾はとばして。どれも面白かったが、やはり最後の藤谷治さんの『新刊小説の滅亡』。本に関わる全ての人の背筋を正すような問いかけ。もともこもないが結局本を読む人は新刊がなくても読むし、読まない人は最初から読まない。想像・創造の場が失われたわけでもない。原作なしオリジナル面白ドラマが増えるのも個人的には良い。確かに積ん読は増えてる。再読で事足りるかもしれない。「青」と「赤」のように埋もれていた既刊小説に救われる人もいる。
    けど、「それでも……!」(by バナージ・リンクス『機動戦士ガンダムUC』)と言いたい。答えになってないが(笑)、う~ん、悩む。考えさせられる

    0
    2023年01月15日
  • こどものころにみた夢

    Posted by ブクログ

    作品紹介・あらすじ

    【誰かの夢はときに美しく、ときに恐ろしく、どこか優しさに満ちている――】
    5分で読めて心が癒やされる!
    文:角田光代、石田衣良、島本理生、阿川弘之、辻村深月、西 加奈子、市川拓司、堀江敏幸、柴崎友香、長野まゆみ、穂村弘、高橋源一郎
    絵:網中いづる、松尾たいこ、鯰江光二、木内達朗、吉田尚令、いとう 瞳、中村純司、田雜芳一、望月通陽、ささめやゆき、しりあがり寿
    豪華作家陣が文章と絵で綴るショート・ショートアンソロジー!

    *****

    本の帯には「5分で読めて、暖かな気持ちに」とあるように、1作品は5分前後で読めてしまう。また「寝る前のひと時にぴったりなショートショートアンソ

    0
    2023年01月13日
  • こどものころにみた夢

    Posted by ブクログ

    豪華作家陣による夢にまつわる短篇集。
    石田さん目当てで購入。
    夢がテーマだけにどの作家さんも空想の世界全開の物語ばかりで現実逃避できた。

    0
    2023年01月11日
  • こどものころにみた夢

    Posted by ブクログ

    各小説家の夢を覗いているような本。

    夢では、めちゃくちゃな展開や風景が不自然じゃないのよね。

    あの現実と夢の境目が分からないような浮遊感が色々なお話に盛り込まれて、共感しつつ読める部分もあった。

    0
    2022年12月24日
  • こどものころにみた夢

    Posted by ブクログ

    感想
    夢を物語ることの楽しさ。子供の頃は誰でも行っていたのに今はしなくなってしまった。楽しさと朗らかさを覚えながらもどこか郷愁を感じてしまう。

    0
    2022年12月07日
  • イノセント

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    期待なんて裏切られるんだ。当たり前だけど、皆、そうやって生きてる。おまえだけじゃない。それでも必死にやったら蟻一匹分くらいは報われるかもしれない。

    0
    2022年12月05日
  • 夜はおしまい

    Posted by ブクログ

    定番の、心を削ってくる母親、近親を厭わない父親、嗅覚鋭い男。

    島本理生さん作品をいくつか読んできているけど、同性同士の感情を表現してあるのは初めてかも。

    0
    2022年09月19日
  • 夏の裁断

    Posted by ブクログ

    自炊、という言葉の意味をこの本でもうひとつ知った

    もっと自分を大切にすれば大切にしてくれる人に巡り会えるのでは?とつまらない事を考えてしまうくらい主人公は誰とでも重なる、そして傷ついている、うーん。

    0
    2022年09月19日
  • あられもない祈り

    Posted by ブクログ

    深い海の底でそこには私とあなただけが存在しているような印象の話。
    楽しい日常はなくそこにはどこまでいっても私とあなた。ずっと暗くて息苦しい。
    これが不倫をしている時の心情なのか。

    0
    2022年08月07日
  • 夜はおしまい

    Posted by ブクログ

    男と女、性、キリスト。
    心理描写や喩えがきれいで、性描写も生々しくない。
    女性4人の、それぞれの男性や性についての悩み。
    悩みは違っても、それぞれ、それなりに傷ついて生きている。今後、彼女たちが幸せでありますように。
    (川端さんには引きました、さすがに)

    0
    2022年07月31日
  • あられもない祈り

    Posted by ブクログ

    揺れる二人、交わりそうで交わらない。うーん、焦れったい。中学生かという。
    恋愛小説もここに極まれりである。

    と言っても、そこは人生をこじらせてしまった大人なので、いや実に瑪瑙臭い、いや面倒くさいのだ。離れれば追いかけ、追われれば逃げる、詩的に表現するなら蜃気楼のような、とか言う説明が通用するのもバブルまで。
    まぁこういう面倒くさい奴らが御託を並べるのも嫌いじゃないんだけど、イマイチ乗り切らないのは、なんかもうやりすぎて厨二病っぽくなってるからかなぁ。無念。

    0
    2022年07月20日
  • 夏の裁断

    Posted by ブクログ

    本能的に人をコントロールするのが得意な人間。この男は島本理生さん作品ではかなり悪い部類に思える。
    そういう人ほどコントロールしやすい人を一瞬で見抜く。

    「誰にも自分を明け渡さないこと。選別されたり否定される感覚を抱かせる相手は、あなたにとって対等じゃない。自分にとって心地よいものだけを掴むこと」

    0
    2022年07月16日