島本理生のレビュー一覧

  • イノセント

    Posted by ブクログ

    幸せのかたちは様々だけれど、あの結末で良かったのか…心に澱が残る。

    親が子供を選べないように、子もまた親を選ぶことは出来ない。日本では結婚や出産に際し、親が障害になることは少なくないように思う。
    誰かに頼るか、自立するか。女性として性的な対象として見られたいか、人として対等でありたいか。
    裏表でどちらを選ぶことも出来ない、複雑な女性の気持ちがよく描かれているなぁと感じた。

    比沙也のような子は現実にも存在していて、良くも悪くも男性たちを振り回していると思う。
    私にはキリコが眩しく感じられた。

    0
    2022年04月19日
  • あなたの愛人の名前は

    Posted by ブクログ

    ナラタージュの作者であることは知っていて、だけど映画で見たナラタージュがあまり好きではなかったから勝手に作者も敬遠してしまっていた。家の積読がなくなり、ふらっと入った本屋で帯を見て、この本を読むことを決めた。読んでみると、今まで敬遠してきたことをものすごく後悔した。丁寧で、繊細な言葉たちがつまった切なくて、だけどほんのりあたたかい小説だった。人を好きになることには抗えない、たとえそれが正しくなかったとしても。汚くて、でも綺麗で。恋することの難しさと儚さを改めて知った。

    0
    2025年07月17日
  • 夜はおしまい

    Posted by ブクログ

    思わず目を背けたくなるような場面もありました。この作家さんの作品を読んだのは2冊目ですが、力強い、生命力を感じさせる表現力は、他の作家さんにはないものだなと思いました。読んでて辛いですが、刺さる言葉もたくさんありました。

    0
    2022年03月23日
  • はじめての

    購入済み

    両方の

    宮部みゆきさんとYOASOBIさんのファンです!!コラボすると聞き、楽しみに読ませていただきました。

    #ドキドキハラハラ

    0
    2022年03月13日
  • イノセント

    Posted by ブクログ

    面白い内容だか今の心情的に全ては読めなかった。
    面白いとは思ったので元気なときにもう一度読み直そうと思う

    0
    2022年01月30日
  • 真綿荘の住人たち

    Posted by ブクログ

    下宿の住人それぞれが何かしら抱えている話のオムニバス。
    読むのに時間かかりすぎたからか、合わなかったからか、あまり入り込めなかった。
    綿貫さんと晴雨さんは、どうしてそれでつながりを求めるのかよく分からなかった。

    「救ってもらうためではなく、自分で自分を救うために好きであることを続ける。」

    0
    2022年01月17日
  • 夏の裁断

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    意味が欲しい。自分が一緒にいる意味が。
    島本理生先生王道。過去に大人の男の人に虐げられ、助けてくれない母親をもったがために不安定で男の人に流されてゆく主人公。
    正直、またかと思いつつも、変わりゆく主人公を見届けました。
    良い春を迎え、最後まで読んで良かった。
    そして、また手に取ってしまうんだろうな、島本理生先生の本。
    救われていく様を見て、私自身も救われているのかも。

    0
    2022年01月15日
  • イノセント

    Posted by ブクログ

    辛い人生を送ってきた影のある美人とそんな彼女に惹かれる経営者の男と神父の男。
    暗い過去があるとはいえ女性のはっきりしない態度にはイライラするし、男達も自分のエゴが見え隠れしていて正直共感できない部分は多い。
    生々しい描写も何度かあって、最初の方は断念しそうになった。
    同じように恋愛が絡んでる「ファーストラブ」の方がスッキリ読めてた。
    今作はかなりドロドロしている。

    比紗矢が勤めてた美容院のゲイ店長と真田の女友達キリコがいいキャラしてる。

    0
    2022年01月13日
  • 真綿荘の住人たち

    Posted by ブクログ

    真綿荘に下宿した事がないのに、登場人物と知り合いのような、食事の様子や部屋の中の環境が手に取るように想像できて読んでいて楽しかった。自分の大学生当時の上京したての記憶と、話のストーリーがマッチする部分があり、懐かしい気持ちになった。他人以上家族未満の生活も悪くないなと思いました。

    0
    2021年12月29日
  • 夏の裁断

    Posted by ブクログ

    今年になってからハマっている島本理生さんの作品。

    表題作でもある、夏の裁断は、正直読んでいて悲しいだけだった。
    流されやすい女性、男性に消費される女性を見ると、そうならざるを得なかった知人の話がリンクして虚しくなる。

    でも、この作品の主人公である千紘は、秋から春にかけて再生していく。
    柴田のような男に、翻弄されるだけじゃなくて良かった。
    柴田に感じる嫌悪は、少し間違えたら自分もこうなっていたということを思わせるからな気がする。

    0
    2021年12月28日
  • アンダスタンド・メイビー(上)

    Posted by ブクログ

    根は一般的な学生生活を送るような子だろうに、親や周りの環境からか、危ない方に向かっていくところが読んでいてひやひやする。

    0
    2021年11月06日
  • クローバー

    Posted by ブクログ

    たった4人の中に、多くの人が共感を見つけられるというのは、なんだろう、魔法?モラトリアムってそんなに単純なものだったっけ。すごいなぁ。

    0
    2021年11月05日
  • シルエット

    Posted by ブクログ

    私が読むには少し若くて気恥ずかしいな、と思ったら著者17歳の時のデビュー作なのですね。17歳でこれか、と逆に感心してしまいました。彼女のことを「あなた」と呼ぶ感じがとても素敵だな、と思いました。

    0
    2021年07月08日
  • 生まれる森

    Posted by ブクログ

    キクちゃんたち家族とのキャンプがよかった。
    森にいると、同じ人をひきつけてしまうのかも。
    キクちゃんの胸で泣きたい。

    0
    2021年05月30日
  • 生まれる森

    Posted by ブクログ

    はっきりしたストーリーや大事件があるわけではないけれど、あるんだろうな、こんな気持ち。こんな想い。こんな恋愛。みんなが「わたし」に優しいな、あたたかいな、と思ったけれど、それは「わたし」もそういう人間だからかな。

    0
    2021年05月12日
  • 好色一代男/雨月物語/通言総籬/春色梅児誉美

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    江戸時代は、だいたい現代?

    治められた4つの小説は、どれも名前は聞いたことがあるかな、というもの。読んでみるとスイスイ読める。古典文学だとちょっと遠巻きにしていたのがもったいない。

    「好色一代男」これぞエロの大国日本だな、とか思ってしまう。とことん遊んで最後に船出していく世之介を、嫌える人なんていないだろう。源氏物語のパロディと言われて、なるほどと思う。

    「雨月物語」いくつかの話は知っていたが、通読するのは初めて。しっとりと、また少し不思議で、少し怪しい。

    「通言総籬」つうげんそうまがき。これは知らなかったけど、『なんとなく、クリスタル』ならぬ『なんとなく、総籬』といういとうせいこう訳

    0
    2021年04月05日
  • イノセント

    Posted by ブクログ

    それぞれ登場人物が、悩みながら前に進んだり、立ち止まったり、後退する行き来する姿。

    最後に行き着く路はどこか?
    楽しめました。

    0
    2021年03月29日
  • クローバー

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    島本さんの著書はこれで三冊目。島本さんって幸せな雰囲気を漂わせておいて、ある日爆弾を容赦なく投下してくるイメージがあったから、ちょっとびくびくしてたけど今作はそんなに心配いらなかったな。爆弾はあったけど。それにしても双子って不思議な関係ですよね。同い年だけど友達とはもちろん違う、だからといってたぶん兄妹とも違うんじゃないだろうか。ちょっと憧れます。私は、華子も冬冶も好きです。でも冬冶があの時の決断を後々後悔しやしないかと心配。最後辺りの雪村さんは理解できない。冬冶に重荷を背負わせすぎな気がする。

    0
    2021年03月23日
  • イノセント

    Posted by ブクログ

    主人公は幼い息子を持つシングルマザーの徳永比紗也(とくなが ひさや)

    そして比紗也を救おうとする対照的とも思える二人の男性、実業家の真田幸弘(さなだ ゆきひろ)と神父の「如月歓(きさらぎ かん)

    この三人が中心となってストーリーが進んで行きます。

    島本理生さんの作品は殆ど読んでいて繊細で美しい文章に惹かれますが、今回は重い内容と共感出来ない主人公にモヤモヤ感が残りました。

    0
    2021年03月12日
  • シルエット

    Posted by ブクログ

    風景描写が綺麗。
    でも穏やかに読んでいると突然辛いシーンに当たってしんどくなる。
    みんな色々抱えてるけどとりあえず笑って生きて欲しい。

    0
    2021年02月19日