【感想・ネタバレ】波打ち際の蛍のレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2012年12月08日

あまりにも自分の身に覚えがありすぎて、途方に暮れてしまった。
切なくて悲しくて、きっと、こんな感じ。
二人の寄り添いあう様子、蛍の慮る様子は本当に素敵。染み入った。

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Posted by ブクログ 2012年11月22日

どのページを開いても必ず1つはハッとする表現を見つけてしまうほど研ぎ澄まされた文章で紡がれたとても切ない恋愛譚。この威力は並ではありません。

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Posted by ブクログ 2012年11月05日

島本さんの描く精神の世界は焦燥感がありながら綺麗で、文章からキラキラ瞬くものが目に見えるようです。中でもこの本は舞台となってる夏と言う季節が表す短さを読みながらに体感するようで、しかしながら一瞬も飽きず一気に読み切れました。島本さんの良さがコンパクトにギュッと詰まった作品です。10代20代の女性で島...続きを読む本さんを知らない方は、おすすめしたい作品。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年08月09日

島本さんのこんな感じの作品、私は好き。
あとがきにもあったけれど、本当に「ただいま」な作品だと思う。

麻由の心理にも、蛍の心理にも、自分と重なる面があって。
男と女として読むと、ふいにときめいてしまう場面もあって。

何よりも三十歳な蛍さんを可愛く(愛しく)思ってしまう自分がいた。

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Posted by ブクログ 2018年06月21日

川本麻由はかつての恋人によるDVで心に傷を負い、生きることに臆病になっていた。ある日、通院先で植村蛍に出会い、次第に惹かれてゆくが…。どこまでも不器用で痛く、眼が眩むほどスイートな恋愛小説。

心って面倒ですね。

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Posted by ブクログ 2015年04月10日

素直に綺麗で淡々とした文章ですっと抵抗なく頭の中に入ってきた。なのに内容は繊細で脆くてすぐに壊れてしまいそうな話。
主人公の心の描写の比喩がほんとに綺麗。

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Posted by ブクログ 2013年04月27日

島本さんの作品は、読んだあと切なくて、焦燥感に駆られる。そんなところが好きです。この作品も例外ではなく。

不安定さを持つ麻由と蛍を見守る、さとると紗衣子が温かい。麻由と蛍に彼らのような人がいるというだけで救われた気持ちになった。
麻由と蛍の幸せを願わずにはいられません。

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Posted by ブクログ 2013年03月24日

傷ついた女性が進もうとする話。

綺麗だけど幸せがあふれているわけじゃない。
島本さんの世界はただ綺麗なだけじゃないから素敵だ。

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Posted by ブクログ 2012年11月18日

麻由は危なっかしい。想像に反しない苦しみと闘いがあった。

でも、もっと危うさを感じたのは蛍の方。本人が自分の危うさを自覚していない分、触れたら壊れてしまうような怖さがあった。また、その危うさの原因が私にはイマイチ解らないし…。

でも、お互いをとても大事にしあっているところに希望を感じた。二人とも...続きを読む問題に向き合い、幸せな未来が訪れるはず。がんばれ。

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Posted by ブクログ 2012年10月22日

島本理生の書く男が好きすぎて、読んだあとはいつも消化不良のような欲求不満のような気持ちになるけれど、結局はそういう満たされなさが好きなんだと思う。弱くてたまらない。わたしはずっとこのひとの書く男に恋をするだろう。

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Posted by ブクログ 2012年09月09日

島本さんの本はちょっと脆い主人公で下手にさわると壊れちゃうような世界観が好き。
ただ、蛍は男としてあんまりひかれなかったな。
麻由との少し他人行儀な二人の距離感のせいかもしれないけど。

そのぶん、麻由が心を完全に許してるさとるくんがいいなって思う。
あんなに女の子の心を分かってくれる彼氏がいたら幸...続きを読むせだろうな。

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Posted by ブクログ 2020年04月24日

島本さんの作品はこれで二冊目。やっぱり私は、この人の書く静かで流れていくような文章や、そこに生まれる時間が心地よいと感じた。
美しさだけではなく、文章の温度のようなものに対しても度々はっとさせられた。温かさの中にひやっとするものが混じり、逆に背筋が冷たくなる場面でも麻由の肉体の温度が伝わってきた。生...続きを読むきている、その実感がある。このように読者が感じられるような文章が書ける作家さんを、私は他に知らない。
恋愛ものなので急展開や伏線はないけれど、ただひたすらにこの人の書く物が好きだ。

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Posted by ブクログ 2016年12月19日

信じられないんです、と私は首を振った。強く振った。
「道端でいきなり殴られたり刺されたりしないことを。ホームに立ってて背後から突き落とされないことを。知らない人が、意味もなく私は蔑んだり疎んだりはしないことを。キスやセックスが、私を殺しはしないことを」

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Posted by ブクログ 2013年12月29日

過去に心の傷を負っていた主人公は、蛍に出会ったことで、少しずつだけど彼女の中で何かが変わり始める。繊細で独特な表現があったりして面白い。

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Posted by ブクログ 2013年02月12日

2013/02/12
文章はとても綺麗。
やっぱりこの人はスゴイなと思う。
ただ、登場人物は悪い意味でやっぱり、という感じ。
そろそろ次の島本理生が見たいなぁ。

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Posted by ブクログ 2013年01月25日

1回読んだことあるかもなーと思いつつ読み始め、やっぱり読んだことあるなーと思いつつ読んでても、結末まったく思い出せなかった一冊。

さとる君といい紗衣子といい、回りの人がいいキャラだね。
蛍の少々の強引さも、拒否されても何度もトライする姿も好感もてた。

途中、あ、いい感じの二人と思ってたのにこれも...続きを読む壊れちゃう(ナラタージュでもそういうことあったので)のかなーと思ってたら、ラストはそうとも言えない希望が見える終わり方だったからよかった。
蛍が元カノと出掛けるのやめてくれないと、今後もうまく行くとは思えないけど(笑)


文章キレイで読みやすかったけど、蛍もさとる君も紗衣子も、実際にはほぼいると思えないキャラだったから身近に感じられなかった分、評価は★3つにしちゃいました。

ちなみに、読みながら麻由ちゃんのイメージは私の中でなんとなーく蒼井優ちゃんだったんだけど、ラスト髪を切ったとこで間違いないと感じました(笑)

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Posted by ブクログ 2012年09月10日

希望と絶望とを行き来する、揺れる感覚がとても巧いなあと。
なんとなく、おかざき真里の『&』に通じるものがあるような…単に自分が好きな作品だから重ねてしまっただけかもしれないけど。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年09月08日

島本理生作品。やっぱりおなじみの、「どこか影のある男たち」が登場する話。
元彼はDV男、そのせいで精神が不安定になっていた主人公と恋に落ちた蛍くんもちょっと影がある。
やはりとても文章はきれいで、何気ない日常の1コマが味わい深いなあ、と思う。この人が暗くない恋愛小説をかいたらどんな感じになるのか?
...続きを読む毎度のことながら、ハッピーエンドな恋愛小説ではないので、ちょっと息苦しい気持ちになる。

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