千早茜の作品一覧
「千早茜」の「透明な夜の香り 燻る骨の香り」「神様の暇つぶし」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「千早茜」の「透明な夜の香り 燻る骨の香り」「神様の暇つぶし」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
木漏れ日を透かすような色素の薄い髪と眼。
少年と見まがうような薄い体なのに、奇妙に老成したまなざし。
人の姿をしているのに、人ではない生きものに見えた。(P29)
天才調香師・小川朔という人間には、
掴もうとすると、するりと手のひらからこぼれ落ちていくような、
抗いがたい魅力がある。
それは、畏怖に近いのかもしれない。
『燻る骨の香り』千早茜
〈香り〉三部作、とうとう完結。
私が千早作品を好きになったきっかけは、デビュー作『魚神』。
でも、匂い立つような清廉な文章や、静謐な世界観に
完全にのめり込んでしまったのは、
間違いなくこの〈香り〉三部作だ。
文章から、こんなにも香りが立ち
Posted by ブクログ
祖母に預けられ瀬戸内の島で暮らすことになった小学生の女の子、葉と、その島で血を理由に差別されてしまっていた女の子、真以の話。
物語は小学生の頃の2人と、大人になった2人という2つの時系列で語られる。
初めの時系列では、大人に翻弄されながらも子供らしく純粋に生きる時間や人間関係が綺麗な言葉で描写される。
「約束するのは信じていないみたいだから」
「海を見慣れるように、一人でいることにも慣れるんだ」
「戻るという言葉がしっくりくることに気がついた。でも、喜ぶことも悲しむこともできない」
「凪いだ海のような起伏のない時間は、胸を騒がせることもなくゆるゆると過ぎていって、それはそれで楽でもあった」