【感想・ネタバレ】男ともだちのレビュー

あらすじ

誰よりも理解しながら決して愛しあわない二人

冷めた恋人、身勝手な愛人、誰よりも理解している男ともだち……
29歳の女性のリアルな姿と彼女をとりまく男たちを描く直木賞候補作。

29歳のイラストレーター神名葵は、
関係の冷めた恋人・彰人と同棲をしながらも、
身勝手な愛人・真司との逢瀬を重ねていた。

仕事は順調だが、ほんとうに描きたかったことを見失っているところに、
大学の先輩だったハセオから電話がかかる。
七年ぶりの彼との再会で、
停滞していた神名の生活に変化が訪れる――。

解説・村山由佳

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

主人公含め作中の登場人物が、世間的にはクズと評されるような人たちばかり。それなのに嫌いになれないし、共感すらしてしまうのは自分もクズだからか。

「好き」にはいろんな種類があり度合いがあり、主人公にとってハセオは人間的に好きだし寝れるけど性的な好きとは少し違うように見えた。2人の関係性はやはり特別なものがある。性愛抜きの好きは、恋愛的な好きより高尚なのだろうか。

好きの分類方法をごちゃごちゃ考えるたくなる私だが、神名とハセオにはこの2人にしかわからない、名前のない関係でずっと続いてほしいと勝手ながら思ってしまう。

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2026年07月08日

Posted by ブクログ

私はこの小説好きだった!!
小説だけど、引用したい言葉がたくさんあった!
この続編とかあったら読みたい。。
映画は絶対見る!

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2026年07月06日

Posted by ブクログ

みなどこか欠けている。
あるいは心身を削りながら生きている。
求めるから足りないのか足りないから求めるのか。
結局他人では穴は埋まらないのかもしれない。

煩わしさを感じながら持っているものを捨ててしまえたら、大切に出来る何かが手に入るのか。
またすぐに飽きて煩わしく思うのか。

距離感が大事なのは分かっているんだけど、感情が絡むとコントロールが難しいのよね。

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2026年06月27日

Posted by ブクログ

「ともだち」という甘美な言葉で繋がる男女の物語。「異性の間に友情は成立するのか」という人類が抱える未解決問題はさておき、読み進めるうちに思わず過去の自分に置き直してしまうほどリアルな人間関係を描いた良作でした。

登場人物は皆、なかなかのことをやってくれますが、「ハセオ」のように失いたくないからこそ、ある一線以上は近づくことができない人物は、誰しも一人はいるんじゃないかなと思います。私もそうでした。遂には結ばれることはないのですが、辛い時も含めて人生を確実に前に進めてくれた存在。イラストレーターとして成功する夢を叶えた主人公の言葉を借りるなら、「夢は夢としてずっと見続けていたい」という状態でしょうか。

主人公もハセオではない他の誰かと結ばれることになりますが、「でも幸せならOKです」という言葉に帰着するのでしょう。私もともだちの幸せを誰よりも願っています。

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2026年06月26日

Posted by ブクログ

怠惰に流される生活をしている女性が、自らの足でしっかりと立っていく様を書いた作品。

イラストレーターの葵は彰人と同棲している。そして医師の真司と浮気をしている。男友達のハセオから電話がかかってくる。MRをしているらしい。

年末年始ハセオに会いに富山に行く。帰ってきて愛人に会う。同棲相手の彰人とはもうずっと触れ合っていない。同棲相手と揉み合っていたら、殴られた。家に帰るとがらんとしていた。彰人は逃げたのだ。

昔の担当者が児童書の担当になったと作品を見てくれるという。もう少し自分を出した作品をと言われた。ハセオと愛人が鉢合わせる。

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2026年06月24日

Posted by ブクログ

曖昧さに耐えられない人には向かないかもしれない。

この小説がとても好きで、尊いなと思った。
神名、ハセオ、あと個人的に印象的だったのは美穂。それぞれ不誠実だけど言葉に嘘がない感じがした。

社会からこう見られている、とか
こうあるべき、正しくない、とか。
わかりながら出来ないから苦しい。そんな中で、守ったり守られたり大切にしたりする関係性があるのはすごいことだと思う。

恋愛や関係の話だけど、個人を語るうえで、この物語はかなり仕事にも比重を置いている。神名の刹那的な仕事への向き合い方と、それを理解されている関係はやはりすごいと思った。

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2026年06月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

✶印象に残った言葉✶

「好きな世界があるということは排除している世界があるということだ。」

「祈ることは嫌いだ。夢を口にしたいとも思わない。祈りはどこか他人本願な気がするし、夢を口にしたら夢を持っているという事実だけで満足してしまいそうだ。夢という響気は現実的ではない。プロになってからは神仏に祈ったこともない。初詣にすら行かない。夢なんて実現しなければ、頭の中にあるだけの絵と同じ。描かねば、ない。」

「時々、ハセオは煙草を吸いにベランダにでた。湿った冷たい空気がさぁっと入ってくると、私も裸足ででて外を眺めた。寒さは感じなかった。むしろ、清々しかった。白い息がハセオの吐く煙に溶けていく。」

「身体と身体の境目をなくすことはこんなにも容易いのに、互いの状況や心を理解し合うのはいつだって難しい。」

「旦那や彼氏や愛人では駄目な時ってあるもの。ただ話を聞いて優しくしてもらいたい時があるよね。でも、女ともだちじゃなくて、そこはやっぱり男ともだちじゃなきゃ埋められない。弱っている時は心の女の部分を慰めてもらいたい。それは、すごく、わかるよ。でも、近付き過ぎてしまったら失っちゃうもんね。」

「なんにもないんなら、一回、全部なくしたらええんやって。残ったもんにしがみつくな。」

「女の大半が蝶のモチーフを掘りたがるんだって。女は変わりたい、変わりたいって思う生き物みたいよ。」

「秘すれば花、秘せずは花なるべかはず。」

「「もし世界の終わりの日がきたらさ、なにしたい?」唐突な質問だったはずなのに、私は迷わず答えていた。「見ていたい」全部、全部を見たい。醜いものも美しいものも、全て。ハセオは私を見下ろすと、笑った。目を輝かせて、浅黒い肌に白い歯を覗かせて、子どもみたいに笑った。「俺も。俺も世界が終わる様を見ていたいんだ」」

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2026年06月14日

Posted by ブクログ

本屋のPOPをみて妙に気になり手に取ったらまぁ面白くて3日ほどで読み終えた。
ハセオの存在って大きくて、ハセオと再会してから彼氏、愛人との関係が代わり、仕事に対する姿勢も変わってるなぁって感じた。
ハセオは神名のこと好きだったんかな?神名はハセオが好きだったんかな?と言及されてないのがまたいい。ハセオみたいな男ともだち欲しくなった。

千早茜さんにハマり、他のも読み漁ってる

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2026年06月11日

Posted by ブクログ

カテゴリ「恋愛」にしちゃったけど、恋愛じゃないんだよね。男ともだちだから。

別のSNSで同書に対して「登場人物に感情移入できなかった」というのを見かけたが、千早さんの作品で感情移入できたのは『プティフール』のシュークリームが好きな彼氏くらいじゃないかな(ΦωΦ)
千早さんの本は感情移入して読む本じゃないと思うんだけどな。なんかね。

千早さんの作品はまだ4冊だか5冊目だが、登場してくる女性に職人気質なところが好き。異性に甘えたい気持ちもありつつ、根っこはいい作品を作りたい、大切にしたい、天と地を繋ぐ細くて力強い真っ直ぐな糸のような信念を感じる女性が登場するところが好き。
私にはない強さだから、感情移入はできないのかもね。

ハセオは何か自病があるんじゃないのかとか、もしかして退職しちゃったんじゃないだろうかとラストは邪推したが、結局2人とも「異性の友達」でいたいんだな。それがお互いとって幸せならば、それはそれでいいんだ。男女の友情が成立するかしないかなんて、人それぞれ。それでいいんだ。

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2026年06月07日

Posted by ブクログ

登場人物が全員魅力的で、読後感がよかった。
タイトル通りの内容だったが、よい意味で思っていた内容では、なかった。

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2026年05月31日

匿名

ネタバレ 購入済み

リアルで考えさせられた作品です

男と女の関係
セックスって何のために
好きな人ってどんなポジションにいるのだろうか

色々と考えさせられた作品でした。

自分も似たような経験があります。相手にとってどのような自分でいたら良いのか、どんな言葉をかけたら良いかなどを神名目線で一緒に考えながら読むと面白いです。

欲望って誰にでもありますね。

#切ない #共感する

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2024年08月22日

n

大事な人

葵の友達が、大事なお兄ちゃん(と呼んでる人)と一線超えて お兄ちゃんを失ってしまう。
大事な男ともだちとは、一線超えないから継続出来るものだと思う。
色々な事に共感でき、一緒にいたら楽で楽しい。お互いを心から応援出来る大事な1対1の異性。
男女間は肉体関係が出来ると、何かしらの名前を付けないといけなくなってしまう。そうすると 大事な友情のバランスが壊れてしまう。
『見守り続ける』事が、この主人公達が選んだ男女間の特別な友情継続の秘訣なのかと思った。

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2022年07月03日

Posted by ブクログ

出てくる人、出てくる人が清々しい位のクズばかり。こんな世界はほんとにあるのか!?と思うが実際あるんだと思う。
性愛では語りきれない異性、男と女だけの存在じゃない。だけれど、私が私として文字通り裸で向き合える人。その人がいるから、私は立っていられる、そういう存在はなにも男と女の関係ではくくれない。「おとこともだち」そう表現するしか無いのかもしれない一方でその関係の深さ、強さは字面だけでは語ることが出来ない。

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2026年07月16日

Posted by ブクログ

クズっぷりがいいなーと思える作品だった
私にも男ともだちはいるけどこの作品の男ともだちとは違う
1文だけどうしても理解できないところがあった
私がこういう大人の恋愛をしてないから?
だれかに教えて欲しい

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2026年07月10日

Posted by ブクログ

本当に大切な異性だからこそ、失わないために恋人という関係にはならない2人にもどかしさを感じる。
私だったらハセオを好きになっているし、付き合っちゃうだろうなと。

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2026年07月09日

Posted by ブクログ

prize読んだ後なので直木賞読みたくなりました!
すごくよかったです!まさに男友達!
映画化もするみたいなので是非みたい!
村山由佳の解説もまた良くてたしかになぁとなります!

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2026年07月07日

Posted by ブクログ

透明な夜の香り、のような洗練された甘美な作品も好きですが、解説の村山さんが言うようにクズしか出てこない笑、本作のような人間らしさを描いた作品も好きです。

どちらにも共通して、1人の人間に共存するかっこよさとクズさのアンバランス感や、自分と他人は違う、という人間の孤独感が描かれていて、千早茜さんらしいなと思いました。

私は男性ですが、だいたい女友達を好きになるので、始まってしまったら終わってしまう、始まってしまったら特別ではなくなってしまうと言う感覚がとてもわかります。

相手から思いっきり拒絶された時は、この作品で書かれているような素晴らしい関係を継続できて、逆に両思いになるとそうではなくなる矛盾はよくわかります。

きっとハヤオも相当、内心色々考えてるはずです。
ハヤオ視点での 女ともだち と言う作品を書いてほしいところです。

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2026年07月04日

Posted by ブクログ

イラストレーターの神名と、大学時代の先輩のハセオのソウルメイトとも言える友人関係。二人とも社会的にはどうかと思うモラルの持ち主なのだけど、あまりにケロッとしているので不思議と嫌悪感が湧かない。

何があってもそこにいて、見守ってくれるように、友達としてはもう最高な人材のハセオだけど、彼の過去や気持ちが描かれることがないので、いったいどんな人生を送ってきたんだろうと想像してしまう。神様の暇つぶしの全もそうだけど、千早さんの描く「怖そうで若干影があるような男」が好き。

桜の散る卒業式のシーンが、映像で観たかのように記憶に残る。文字であんなに美しい情景を描けるなんて。

千早茜さんは、無駄のない丁寧な描写が素晴らしい。例えば神名が梨をゴミ箱に捨てるシーン。このくだりだけで、彼女の性格が垣間見える。

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2026年07月03日

Posted by ブクログ

いいね。解説も含めてよかった。
それにしても、潔いくらいクズしか出てこないな笑
この主人公神名が現実にいたら絶対嫌いだけどスっと読めた
本当にこの関係を壊したくないし、相手を大切思っているからこそ、陳腐な男女関係になって簡単に終わりが来てしまうことを2人とも恐れてて、その絶妙なバランスがこの関係を成り立たせてんだなって

それにしても、これが成り立つのって本当にお互い全くタイプじゃないか、お互いモテすぎて相手がそれぞれいるかじゃないと無理な関係だよね。。

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2026年07月01日

Posted by ブクログ

この作品は読む年齢によって感じ方が変わると思う。
経験と年齢は比例しないとしても。

愛情とは何だと思うか
の質問に答えるハセオのように
私はなれそうもないが。

少しずつ逞しくなる神名が素敵だった

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2026年06月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ハセオのこと、途中からどんどん人として魅力的に思えてきてしまったし、なんだかんだカンナにとっては良いヤツ、良い以上の最高なヤツなんだなあと思った

自分とは違う異性であり男の姿をしているけれど、ただ見守っていてくれたり、カンナのためだけの言葉を掛けてくれる、親友みたいな父親と娘のような、友達や恋人や夫婦といった枠を飛び越えたまた別の名前の無い関係性な気がした

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2026年06月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最後ハセオと結ばれるのを期待した自分がいた。
だから自分は男女の友情なんて信用してないタイプで、だけど読んでいて、あぁ、こんな男ともだちがいたらいいなあと思ってしまった。
一線なんてすぐに超えてしまいそうな関係やのにハセオとカンナの間にはそれがありそうでなかった。
共感部分もあり、自分も同じように感情移入してしまいました。
読んで良かったです。ありがとうございました

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2026年06月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ハセオみたいな考え方に憧れてしまうな〜
さらっとしてて、おれさまで、まぶしくて、今を最高に生きてるかんじ

カンナの宝物だからこそ近づくのがこわいって感覚も、ずっとずっと変わらないで欲しいし関係が壊れないでいて欲しいっていうのも、なんかぜんぶわかりすぎてふるえた
その辺りの絶妙な心境が上手すぎませんか、、神様の暇つぶしもだけど、ほんとにこの心境も刺さる人にはぶっ刺さる気がする、なんかやだなあって心境の方に生きていたかった気もする(?)

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2026年06月18日

Posted by ブクログ

えと、再読。映画化されると聴き、もう一度読んでみた。しかし千早茜さん、男女の甘くて不穏な空気感がうますぎる。どうしたって女子は自分の男ともだちを思いながら読むよね。 ハセオと神名みたくもないけど、女子同士では話せないことなんかなぜか話せちゃう。2人で飲みに行ったり、お互いの家に泊まったりする男ともだち。ずっと独身のままなら年取ったら一緒に住んじゃおうなんてね。この関係解ってくれる人は少ない気がする。。。 ま、ときおり嫉妬しあったりしてしまいましたが。
一線を越えてても越えなくてもきっとハセオと神名の関係は続くんじゃまいかな。、京都が舞台で三島監督も好きなので映画でどんな風に描かれるのか楽しみ。

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2026年06月11日

Posted by ブクログ

村山由佳の解説一行目で声出して笑ってしまった。
初めのうちは、長谷雄が成田凌なの解釈一致していたけど、読み進めていうちにこれはオダギリジョーだ!と個人的には思う。映画楽しみ〜

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2026年07月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読みはじめてしばらくは、
登場人物に嫌悪感しか出てこず笑
リタイアしてしまいそうでしたが、
気がつけば、ハセオのことがとっても気になる存在になってました!

こういう一目おける人からの特別感、
彼女ではないけど、ある意味、彼女よりも近い関係性にキュンとさせられました。

これから先、カンナは新しい彼と真っ当に生きていって欲しい。

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2026年07月03日

Posted by ブクログ

登場人物全員が余さずクズ
神名もハセオも、愛人たちも、周りにはいないけどきっとどこかにはいて、こういう歪なコミュニケーションがされてるところもあるんだろうなと思った。
ほんっとにクズだ!と思って読んでいると、神名は自分の仕事に執念はちゃんと持ってるし、ハセオもハセオなりの信念があって神名に関わってるところが分かってよりムカムカする。
こんな人間にも信念はあるのか
雰囲気に浸りたい時に読み返す予定

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2026年06月25日

Posted by ブクログ

最近SNSの男vs女みたいな構図にモヤついていた。
こんな関係性あるのかしらと思い読み終えたら、あとがき読んで、存在するというのでなんとなく救われた?気がした。ちょいちょい出てくるアイテムの値段が高額、、靴やカバンはいらないけど食べてみたい。

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2026年06月22日

Posted by ブクログ

男ともだちってずるい響き。
カンナに共感できる部分もあったけどできない部分の方が多くて何故か安心してしまった。
物語自体は面白かった。

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2026年06月15日

Posted by ブクログ

ハセオは頼ればいいと言い 笹野は少し突き放して、あの一言を問う 二人は違うことをいってるようで「神名のままで」と同じような思いでいるような気がする

色や香りや温度を感じる作品

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2026年06月13日

Posted by ブクログ

日本の男女共に屑を図鑑にしたような話
ここまでいくと清々しい

全く関係ないとこから引用

「サーカス小屋の中には星空があるのって。テントの破れ目が夜空の星のように見える。その偽物の星に必死で手を伸ばす。届かない星に夢を見て、観客に夢を見せる。」

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2026年06月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「ねえ、ハセオにとっての愛情ってなに?」
「あ?」とふり返る。黒い瞳と目が合う。
「そうやな」 「見ててやることかな」

肉体関係がないけど誰よりも近い男女のはなし
他の作家の作品でも交際相手より仲がいい男女はいたけど、神名とハセオの2人は彼らよりなんか会話や雰囲気、行動が付き合っていてもおかしくない、、けど実際には一切ないという絶妙な距離感がすごいと思った。


最後までどっかでこの関係は変わるかな、もし変わったらどこにでもいるただ距離が近い、付き合う直前のカップルみたいで陳腐だなあと思っていたので、最終的に全く変わらなかったのも嬉しかった。

作中では基本的に弱った神名をハセオが慰めたり、背中を押すことが多く、ハセオが話そうとしない自分の過去や日々の苦しみみたいなものは見せなかったから、いつかハセオ側からも打ち明けるような関係になったらいいなと思った。

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2026年06月01日

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