男ともだち

男ともだち

小説・文芸
743円 (税込)

3pt

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誰よりも理解しながら決して愛しあわない二人

冷めた恋人、身勝手な愛人、誰よりも理解している男ともだち……
29歳の女性のリアルな姿と彼女をとりまく男たちを描く直木賞候補作。

29歳のイラストレーター神名葵は、
関係の冷めた恋人・彰人と同棲をしながらも、
身勝手な愛人・真司との逢瀬を重ねていた。

仕事は順調だが、ほんとうに描きたかったことを見失っているところに、
大学の先輩だったハセオから電話がかかる。
七年ぶりの彼との再会で、
停滞していた神名の生活に変化が訪れる――。

解説・村山由佳

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春文庫
  • タイトル
    :
    男ともだち
  • タイトルID
    :
    429678
  • ページ数
    :
    320ページ
  • 電子版発売日
    :
    2017年03月10日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB
  • 映画化

    「男ともだち」

    2026年11月6日公開
    出演:松岡茉優、成田凌、井上祐貴

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男ともだち のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    読み終えた時、男女の新しい関係性を知った気分になった。恋人でも友達でもなく、互いの生き方を誰よりも理解し信頼し合っていて、異性でないと成り立たないこの関係を「男ともだち」もしくは「女ともだち」という新たな関係性として呼ぶのかなと思った。そんな希少な存在が自分に居たらとても心強いだろう。
    また、神名やハセオ達は屑だが、常識もモラルもなしにゼロからこの本を読めるとしたら、彼らの行動を受け入れてしまいそう。それくらい、知らなくていいことが世には存在するということを考えさせられた。

    0
    2026年10月10日

    Posted by ブクログ

    「男ともだち」という言葉に惹かれた。
    男女の間に友情は成り立つか、などという使い古されたテーマに答えはないが、この作品を知りすぐに読みたいと思った。
    登場人物たちは皆、男女関係において世間一般的にはクズなのかもしれないが、読み進めるうちに主人公に見事に感情移入していた。彼女を支える男ともだちハセオを心からかっこいいと思ったし、こういう愛の形もあるのかもしれないと思った。

    0
    2026年10月09日

    Posted by ブクログ

    もちろん恋愛模様だったり男ともだちについての定義だったり30の節目での仕事への向き合い方だったり..いろいろ着目する点はあるけれどシンプルに食事の描写や新幹線,路面電車や駅など、黄金の雪景色や大晦日,桜など季節ごとの情景、煙草,コーヒー,紙袋,着信履歴などお洒落するなど生活感のある描写が最後までずーっと続くのが心地よかった。
    千早茜さんの作品は好きで、『男ともだち』もずっと積読していて他の本を読み進めているうちに映像化の予告を観てしまい、読み始めた頃にはハセオは完全に成田凌で想像してしまったのでキャストが明かされていない時に読んでいたら自分の中のハセオはどんな声で、表情で、佇まいだったのだろうと少し後悔、、ただ成田凌は元々大好きな俳優さんなのでもちろん上映されたら観に行きます。京都行きたいなあ。

    0
    2026年10月08日

    Posted by ブクログ

    ぎや~~~
    こんなん実在はしないよっていう多数派と
    ヴ、分かりすぎるっていう少数派に分かれそう。
    後者だからほんとに出会えてよかった本

    0
    2026年10月03日

    Posted by ブクログ

    よ(良)ぉ、、、、、。

    めちゃくちゃ、わかる。
    そう言うと、人格を疑われそうで怖いけど、めちゃくちゃ、わかる。
    きっと僕も何かが、欠けている。
    でもハセオはその一歩先にいて、おそらく全ての行動は、カンナを大切に思っての自覚的なものなんだろうなと思う。
    どこか野生的で、でも美しい、と思う。

    正しいことが、間違っていないとは、限らない。

    あなたにとっての間違いだって、その人には必要不可欠なものなのかもしれない。

    うん。
    そうだよな、みんな違うもんな。自分自身、そこに自覚的に生きていこうと思ったし、もっと他者のことを慮れるような余裕ある人間になりたいなと思った。

    0
    2026年10月02日

    Posted by ブクログ

    人と人の関係において1番って、恋人なんだろうか。
    沢山の名前の無い関係があって、先の見えない関係は不安で。だから恋人になるのかな、なりたいのかな。
    恋人になったら先は見えるのかな。

    痛いほど心にグサグサ刺さる文章がたくさんあって、今の私を救っては落とし、救っては落とし。

    再読した時にそういうこともあったよな〜と思えるように、強くしなやかに生きていく!と思えた!

    ほんと千早茜さんの文章は溶ける溶ける。するするとだけど心にくっついて離れない。

    0
    2026年09月21日

    Posted by ブクログ

    ハセオのいいところは沢山あったけど、「お前がそう感じるなら、誰に否定されたってそれが真実」だと言って受け止めてくれる姿勢と、一切性欲を向けずに常に甘えさせてくれる底抜けの優しさとがたまらなかったです(〃ω〃)
    優しくしてくれる男性はいたとしても、性欲が透けて見えることが多いと感じるので、ハセオは神名を本当に大切にしているのだと伝わってきて非常に羨ましかったです。

    0
    2026年09月17日

    Posted by ブクログ

    自分は欠落している人間なので
    かなり神名に共感してしまった
    こういう本を求めていたので、出逢えて嬉しい
    「白衣の下の縮れ毛はひどく淫靡だ」
    これ5回音読しました

    0
    2026年09月12日

    Posted by ブクログ

    大きな事件が起きるわけではないのに展開が気になって一気に読んでしまった。
    ハセオみたいな男友達が欲しい人生だったけど、こんな尊い関係性は現実にはないでしょ、、とどこか俯瞰してる私はやっぱり男女の友情は成立しない派。
    2人くっつくのかなぁと思いきや(そんな展開を少し期待しながら読んでしまった)最後まで性愛には至らず、でも余韻が心地よい終わり方だった。

    9/20追記>>
    読み返すほどに味わい深い作品だなと!
    男女の友情成立しない派なことに変わりはないけど、主人公とハセオの関係性の深みや物語全体の色っぽさが2回目読んでからの方が伝わってきて、結果かなり好きな作品となりました。
    主人公がイラストレーターとしての自分に悩み、冷えきった恋人との関係や不倫関係という浅くもなかなか抜けられない沼で藻掻いている様子が二回目読んでからのほうが共感できたし、だからこそハセオが本当に魅力的で、頭に成田凌を浮かべて読んだら尚解像度が上がりました。映画もたのしみ。

    0
    2026年08月11日

    n

    大事な人

    葵の友達が、大事なお兄ちゃん(と呼んでる人)と一線超えて お兄ちゃんを失ってしまう。
    大事な男ともだちとは、一線超えないから継続出来るものだと思う。
    色々な事に共感でき、一緒にいたら楽で楽しい。お互いを心から応援出来る大事な1対1の異性。
    男女間は肉体関係が出来ると、何かしらの名前を付けないといけなくなってしまう。そうすると 大事な友情のバランスが壊れてしまう。
    『見守り続ける』事が、この主人公達が選んだ男女間の特別な友情継続の秘訣なのかと思った。

    0
    2022年07月03日

男ともだち の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春文庫
  • タイトル
    :
    男ともだち
  • タイトルID
    :
    429678
  • ページ数
    :
    320ページ
  • 電子版発売日
    :
    2017年03月10日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB
  • 映画化

    「男ともだち」

    2026年11月6日公開
    出演:松岡茉優、成田凌、井上祐貴

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