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Posted by ブクログ
千早さんの表現の細かさとリアルさ。例えば、2人が微妙な空気感になった時の「全さんだけが私をみなかった」。この時の空気感がものすごくリアルになる言葉で凄みを感じる。
私もどちらかというと細かい日々のシーンや人の目線、発言、動きに敏感であり、相手のこころがわかるほうで、この感覚を文章にしてくれている初めての感覚。
拒絶されても挑戦しようと思える瞬間があった。
私もかなり積極的な方だが、しかし相手の思いがこちらに向いてると確信があるときだけ。Fujikoはその確信もないまま、でも真っ直ぐに体当たりしていた。物語の生の短さの描写も相待って、拒絶されようが挑戦することの大事さを学んだ。
Posted by ブクログ
「人は自分の恋愛だけが美しい」
恋愛話をしてくる友達が、時には私が、人からされたアドバイスを聞けない理由がこの一言に凝縮されていると思った。「自分の恋愛」という所謂きれいで神聖な領域に、自分なりの哲学がある領域に、"何も知らない他人"から土足で踏み込まれることの不快感。
みんな自分が悲劇のヒロインでありたいのかもなぁ、と妙に納得させられた。
情景が目に浮かびやすい、想像力を掻き立てる文章が素晴らしかった。特に後半は生々しすぎて通勤中に読むのが恥ずかしく感じるくらいで、家でこっそりと続きを読もうとした。それくらいはっきりと情景が描かれている。生々しいシーンは得意ではないが、総合してもとても面白く読めた。
藤子に対する全さんの想いに関する表現は控えめで、メタ視点があるからこそ多少汲み取れたものの、少しわかりにくかった。
Posted by ブクログ
4.5
深い大人な話だった
2人とも大人だったと思う
いや、大人と子供か
視点が自分にはないものばかりの展開で読んでいてすごい新鮮だった
今気分が病んでるから素直にこの作品を受け取れてるか不安ではあるけど最後にかけてすごい勢いで周りの大事な人が亡くなっていくのが辛すぎた
途中で里見が事実を言葉にするのはしんどい、言葉にしてしまったら、それを受け入れないと行けなくなるんだからのセリフに読んでいた当時自分も救われた
自分の弱さを理解している分里見のような強い人間、実際には強く見せているだけかもしれないけど、里見のような生き方には憧れる
かっこいいのは少しずるいけど
面白い作品だった
いい作品
またひとつの愛の形をしれた気がしました
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