あとかた

あとかた

小説・文芸
649円 (税込)

3pt

実体がないような男との、演技めいた快楽。結婚を控え“変化”を恐れる私に、男が遺したもの(「ほむら」)。傷だらけの女友達が僕の家に住みついた。僕は他の男とは違う。彼女とは絶対に体の関係は持たない(「うろこ」)。死んだ男を近くに感じる。彼はどれほどの孤独に蝕(むしば)まれていたのだろう。そして、わたしは(「ねいろ」)。昏(くら)い影の欠片が温かな光を放つ、島清恋愛文学賞受賞の恋愛連作短編集。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    あとかた
  • タイトルID
    :
    386341
  • 電子版発売日
    :
    2016年07月22日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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あとかた のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ラスト2ページにやられた!胸をギュッと掴まれた。自分を持って、自分に素直に生きるのは難しくて、そして幸せなことだ。

    0
    2026年09月28日

    Posted by ブクログ

    どの人物も愛したり愛されたりすることが下手くそで、でもそれを切実に必要としていると感じた。差し込む光のようにふいに希望が見つかるのがあたたかくて美しかった。
    千早茜さんの作品を読むのはこれが初めてだったが、他の作品も読んでみたくなった。

    0
    2026年08月26日

    Posted by ブクログ

    留めておきたい衝動について。名前や枠組みではなく、心に踏み込むための、印、あとかた。
    失いたくないに正直であること。

    うまく言葉にできないけど、人といることは単純ではない。

    0
    2026年05月23日

    Posted by ブクログ

    恋愛の幸せなところじゃなくて、もっと暗くて難しくて嫌なところをこれでもかっていうくらい突きつけられる。表面上はなんてことない幸せを装ってる人も、みんなこういう気持ちを抱えているのかな。
    人間は難しいし、特に恋愛がやっぱり難しすぎる。

    0
    2025年08月29日

    Posted by ブクログ

    重くて湿度のある世界なのに、不思議と現実より呼吸がしやすかった。
    登場人物たちが繋がっていて、タイトルがそれぞれ残された『あとかた』になっていることに読後気づいた。読み終わっても一言では言い表せないモヤモヤが残るけれど、それ自体がこの本に刻まれたあとかたみたい。

    0
    2026年09月01日

    Posted by ブクログ

    いま隣にいる、何にも考えてなさそうな人でも、悲しく寂しい思いを秘めているのかもしれないな、と思わせてくれるような、全体的に黒く重い連作短編集でした。千早さん作品は何冊も読みましたが、また違ったテイストの現代的な恋愛小説だったと思います。

    ……と言っても、The恋愛ではなくあくまでも「恋と愛を軸にした作品」と表現する方がいいかも。

    (……にしても千早さん、近づいたら吸い込まれてしまうような気怠そうで危うい&メロい男性を描くのがお上手すぎます)

    0
    2026年08月26日

    Posted by ブクログ

    久しぶりの千早さん

    ちょっと暗めの本をぽけーと読みたい時、
    仄暗さと、人の欲と、寂しさと、
    少しずつ出てくる人が繋がっていく短編集

    でもいつの間にその世界にのめり込みながら読み終わった。

    「うろこ」の松本と松本の友達啓介がよかったな。


    少しずつ欲を抑える人
    どこかでそれを晴らす人
    抑えて悲しみを抱える人
    自分に正直に欲求を満たして生きることなど現実にはなかなかできないから時々千早さんの本を読んで、脳をシャッフルさせたくなるのだろうか。

    人が求めるものとはなんなのだろう

    肉体的なつながりなのか、気持ちなのか、カタチある何かなのか、

    残るとは何か

    あとかた 「あったというしるし」

    わたしが傷ついたというしるし
    わたしが悲しんだというしるし
    わたしがいたというしるし

    そういうものを誰かに受け止めてほしい
    あったということを誰かに知ってほしい
    そこにつながりを求めるのかな いろいろなカタチで

    なんとも言えぬ不思議な余韻の残る本

    0
    2026年06月02日

    Posted by ブクログ

    6つの短編小説で構成されていて、独立した物語というより、全てが一本の糸で繋がっているような本になっている。
    捉えどころなかった登場人物が、後の短編小説のなかで徐々に輪郭をもっていく。

    どの人物も、結局のところ孤独のまま生きている人ばかりで、孤独のまま生きることを割り切ってはいるはずなのに、それに相反して何かしらの痕を残そうとする。
    そのままならなさが、人間らしくて美しなと思ってしまった。

    0
    2026年05月13日

    Posted by ブクログ

    短編小説でありながら全てのお話が身近な者同士として繋がっていて
    長編小説のような1つの物語のようにも感じた。
    そんな中でも人物や視点が変わるだけで
    同じ空間での出来事、お話なのに
    まるで別世界のようにも感じた。
    一番最後のお話のみに出てくる水草くん、好きだなぁ。

    0
    2026年04月09日

    Posted by ブクログ

    各短編の主人公が身近な人で構成されていて、身近な人でも違った考えを持ちつつ、それぞれの恋愛観についての話が展開されていて、面白かった。
    私は、水草くんが素敵と思った。

    0
    2026年03月29日

あとかた の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    あとかた
  • タイトルID
    :
    386341
  • 電子版発売日
    :
    2016年07月22日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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