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Posted by ブクログ
久しぶりの千早さん
ちょっと暗めの本をぽけーと読みたい時、
仄暗さと、人の欲と、寂しさと、
少しずつ出てくる人が繋がっていく短編集
でもいつの間にその世界にのめり込みながら読み終わった。
「うろこ」の松本と松本の友達啓介がよかったな。
少しずつ欲を抑える人
どこかでそれを晴らす人
抑えて悲しみを抱える人
自分に正直に欲求を満たして生きることなど現実にはなかなかできないから時々千早さんの本を読んで、脳をシャッフルさせたくなるのだろうか。
人が求めるものとはなんなのだろう
肉体的なつながりなのか、気持ちなのか、カタチある何かなのか、
残るとは何か
あとかた 「あったというしるし」
わたしが傷ついたというしるし
わたしが悲しんだというしるし
わたしがいたというしるし
そういうものを誰かに受け止めてほしい
あったということを誰かに知ってほしい
そこにつながりを求めるのかな いろいろなカタチで
なんとも言えぬ不思議な余韻の残る本
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