あやかし草子

あやかし草子

作者名 :
通常価格 528円 (480円+税)
紙の本 [参考] 572円 (税込)
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作品内容

古い都の南、朽ちた楼門の袂で、男は笛を吹いていた。笛を吹いてさえいれば、男は幸せだった。ある春の夜、笛を吹く男の前に、黒い大きな影が立っていた。鬼だ。笛の音を気に入った鬼は、男に絶世の美女を与え、百日の間は絶対に触れてはならぬと告げるが……(「鬼の笛」)。人ならざるものを描くことで浮き上がる、人間の業や感情。民話や伝承をベースに紡がれた六編を収録した短編集。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内小説
出版社
集英社
掲載誌・レーベル
集英社文庫
ページ数
272ページ
電子版発売日
2015年08月07日
紙の本の発売
2014年11月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
1MB

あやかし草子 のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2015年03月18日

    短編6作。
    書き出しからの纏わりつくような妖しい美しさ、戸惑うまでもなくすっと惹き込まれるあやかしの世界。
    切ない描写は身を切るほどに痛々しく、哀しみで満たされてしまう。
    どの作品も読後に鮮烈な色が残る。

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    Posted by ブクログ 2019年04月17日

    面白かったです。
    千早さんの、今度は日本の妖をモチーフにした短編集でした。
    こちらも妖しく暗くて良かったです。
    情景や色彩を鮮やかに感じました。夜の闇、竹林の緑、夕日のままの国の赤。映像的です。
    お話は、天狗と姫の間にあった気持ちが切ない「天つ姫」と、アルビノの座敷わらしが子どもを夕日の国に閉じ込め...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年04月08日

    このひとの幻想作品には中毒性がある、猛烈な筆力でぐいぐいひきこまれるおもしろさ…胸をえぐる切なさ、おどろおどろしさと妙なる美しさ…。あやかしたちと、それに近い種類の人間が、いわゆる普通の人間たちの業やみにくさをかなしさを外側からあぶり出して見せてくれる。世界の不思議さと美しさを見極め、そのうえで己が...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年09月13日

    タイトルと表紙から、ちょっと恐い話かも…(゜゜;)と思って読み始めたけれど、あやかしが人と関わり、人の感情を持っていくさまに切なさや、哀しさを感じた(T-T)特に最後の「機尋」が良かった(*´-`)人とは違う時を過ごす あやかし にとって感情を持つ事は幸せなのかな?(--;)

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    Posted by ブクログ 2017年08月13日

    どれも懐かしいような、どこかで聞いたことのあるような
    それでいて新鮮に心がさざめきました。
    優しくて、緊迫して、風情があって・・・
    余韻の残る短編集でした。
    「天つ姫(あまつひめ)」がお気に入りです。
    最後が泣けましたよぉ~

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    Posted by ブクログ 2016年12月02日

    御伽噺などを元に創作された話であるが、その時代の世界に話が溶け込んでおり、元の話を知らなくとも読みやすいし面白い。どこか現代の雰囲気も漂っていると感じた。作者の妖美さの表現に浸ってしまう。序盤よりも中盤後半になると味が出てくる。

    ムジナ和尚、天つ姫が好き。

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    Posted by ブクログ 2015年03月03日

     人と妖の、不気味ながらも切ない交流を描く短編六作。言葉が平易なので読みやすく、さらさらと入りこんで堪能出来る一冊です。作品それぞれ、人も妖もきちんと個性が描き分けられているのが良いですね。個人的には「ムジナ和尚」と「天つ姫」がお気に入り。後者はイケメンならぬイケ天狗が男前で素敵でした(笑)

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    Posted by ブクログ 2015年01月23日

    妖しい世界を堪能できた。派手さはないが、それゆえに現実離れした世界が身近に感じられた気がする。文章もまさに妖艶。

    あやかしの舞台で人を描き、人と人がよく描かれていた。
    個人的にはむじな和尚が好き。

    たまにはこういう本もいいな。

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    Posted by ブクログ 2015年01月09日

    切なくも美しい短編集。題材は古典から取っているものの、心理描写が瑞々しく、秀逸。特に前半の3話が気に入った。

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    Posted by ブクログ 2019年07月22日

    6編から紡がれる、人とあやかしの物語。
    人の世界は残酷で、あやかしの世界は純粋で。
    昔話のような教訓的な何かではない、人としての在り方、考え方を振り返る。
    互いに学ぶことはできても、共に在ることは幸福とは言えないと感じたのは、自分があやかしと交わった事がないからなのか否か。

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