魚神

魚神

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作品内容

かつて一大遊郭が栄えた、閉ざされた島。独自の文化が息づく島で、美貌の姉弟・白亜とスケキヨは互いのみを拠りどころに生きてきた。しかし、年頃になったふたりは離れ離れに売られてしまう。月日が流れ、島随一の遊女となった白亜は、スケキヨの気配を感じながらも再会を果たせずにいた。強く惹きあうがゆえに拒絶を恐れて近づけない姉弟。互いを求めるふたりの運命が島の雷魚伝説と交錯し…。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内小説
出版社
集英社
掲載誌・レーベル
集英社文庫
ページ数
264ページ
電子版発売日
2012年08月03日
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
1MB

魚神 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2021年10月10日

    読んでる間中色んな匂いがした。
    一気に読んでしまったあと、余韻が長く残る。

    こんなに面白い本を何故読まなかったんだろう。
    白亜儚い。
    剃刀男さん男らしくて好き。
    小舟のおじさんも一生懸命で好き。
    スケキヨもかっこいいから好き。
    みんな好き。

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    Posted by ブクログ 2021年01月06日

    夢中で読んじゃった…

    千早さんさあ…「求め合ってるのに素直になれない男女」めっちゃ出すやん……何なん、サディストなん?
    ほんであんなにも食べ物の描写が素敵なのに、今回全然出てこなかった。

    蓮沼、実写化するなら伊勢谷友介がいい。スケキヨは吉沢亮で。

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    Posted by ブクログ 2020年04月19日

    千早茜さんの作品へは絶大な信頼を置いてるけど例に漏れず面白かった…!
    遊郭の話は現実にこんな世界があったと思うとあまり楽観的には読めないけど、情景が綺麗で映画みたいな雰囲気。

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    Posted by ブクログ 2019年10月16日

    千早茜さんワールド全開な作品。

    幻想的で、肌に張り付くような気だるさと
    そこに自分が引き込まれてしまう妖しい空気感。

    この手の作品が大好きなので
    千早茜さん作品に夢中です。

    ホントに感動して心に残る本って
    レビューすら書けない。
    書くのがもったいない(笑)

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    Posted by ブクログ 2015年02月02日

    細かい情景描写と、ほの暗い世界観にぐんぐん引き込まれた。ラストがちょっと腑に落ちなかったけど、余韻はたっぷり残る。ゆっくり時間をかけて読みたい物語。

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    Posted by ブクログ 2021年02月28日

    前半と後半で違う作品かと勘違いするほどに、展開されていくストーリーが途中から急変した。けれどもそこを繋ぐ一貫した主人公白亜の達観しつつも抗えず呑まれていく気持ちの丁寧な描写が心地良い。

    スケキヨ、蓼原、蓮沼、胆振野。主要なメンズ皆が感情と正義の為に行動しているなあと感じて、そしてすんなりその生き様...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年10月21日

    僕の最も好きな作品、京極夏彦『嗤う伊右衛門』が泉鏡花文学賞受賞作と言うことで、他の受賞作が気になってこの本にたどり着いた。 一つ一つの物語が情景として脳裏にとても明確に浮かぶと言うことに関しては初めて恒川光太郎を読んだ時の感覚と似ている。 何とも言えない独特の感じが読むことをやめさせてくれない。 作...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年10月01日

    本土からは渡し船でしか訪ねられない、島。
    白亜という伝説の遊女と雷魚の言い伝えが語られ、
    それに重なるように、白亜とスケキヨという、拾われて姉弟として廓で育てられた2人の物語が展開する。

    千早茜さんの作品は2冊しか読んでないけど、あまり多く喋らない登場人物の中に潜む激しい感情と残酷さとを、あるきっ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年07月05日

    切ない姉弟の結びつきの強さの話。どこか寂しく閉鎖的だが、幻想的でぼんやりと橙色に浮かぶ遊邸が今にも見えてきそう。
    夢心地で読み終えた。

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    Posted by ブクログ 2019年02月21日

    この熟れて爛れてじくじくと淀んだ空気が好きです。
    白亜とスケキヨのお互いから逃れられない関係も好きです。
    デンキの無い、遊廓の島、夢を見ない人びと…昔話を読んでいるようです。
    生物を超越したかのような白亜とスケキヨも良いのですが、蓼原がなんだか好きです。
    大好きな宇野亜喜良さんの表紙に惹かれてジャケ...続きを読む

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