赤い月の香り

赤い月の香り

1,760円 (税込)

8pt

天才調香師は、人の「欲望」を「香り」に変える――。
直木賞受賞第一作。『透明な夜の香り』続編!

「君からはいつも強い怒りの匂いがした」
カフェでアルバイトをしていた朝倉満は、客として来店した小川朔に、自身が暮らす洋館で働かないかと勧誘される。朔は人並外れた嗅覚を持つ調香師で、その洋館では依頼人の望む香りをオーダーメイドで作り出す仕事をしていたのだ。
朔のもとには、香りにまつわるさまざまな執着を持った依頼人が訪れる。その欲望に向き合ううちに、やがて朔が満を仕事に誘った本当の理由が分かり……。
香りを文学へと昇華した、第6回渡辺淳一文学賞受賞作『透明な夜の香り』に続く、ドラマティックな長編小説。

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赤い月の香り のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    前作と変わらず香りや情景の表現が素敵で、すっと物語の世界に入り込める。
    私は一香ちゃん推しなので、今作はメインではなくて残念だけど、朝倉くんという視点から洋館での出来事が進んでいくのはまた新鮮な感じでよかった。
    そして今作は内容が少し重めで心がぎゅっとなる場面が多かった。
    シリーズ最新作が近々出るよ

    0
    2026年02月26日

    Posted by ブクログ

    続編なのを知らなくてこちらから読んだ。が、前作を読んでいなくてもすごく良かった。これも映像が浮かぶんだよな。映像が浮かぶ=面白い小説ってわけでもないと思うんだけど、浮かぶ映像が綺麗で澄んでる。自分の中の洋館の香りは、造られたウッディじゃなくて、本物の森林の香りに少しシトラス混ぜたような香り。それが香

    0
    2026年02月23日

    Posted by ブクログ

    前作を読んだ時点で本作は刊行されていたのだけれど、好きな世界観だったこともありこの世界の続きが手元にない状態だとどこか不安で開けずにいた。けれど、次作の燻る骨が刊行するとの情報を見て開くことに。
    この世界に足を踏み入れると、心の奥の奥の方が清涼感に包まれる。清涼感というよりかは冷えているというのか。

    0
    2026年02月22日

    Posted by ブクログ

    千早茜さんの作品は、ストーリー展開を追うためではなく、ただただ文章と表現を楽しむためにある気がする
    何気に、小川朔の指示するレシピや料理、ハーブティーの描写がいちばん好きかも

    前作を再読したくなった

    0
    2026年02月22日

    Posted by ブクログ

    透明な夜の香りに続く物語。
    "赤い月の香り"っというタイトルの伏線回収が基盤にあり
    透明な夜の香りと同様様々な理由を持つ依頼者との出逢い。
    ただ今回の依頼者はどこか朝倉満の過去と間接的に繋がる部分があり
    特に持田くんと橘さんの依頼理由とその後の未来は印象深い。
    何より小川朔と朝倉

    0
    2026年02月17日

    Posted by ブクログ

    透明な夜の香りに続き今回もすごく良かったです!
    今回少し小川朔のことが出ていたと思います。もし続きがあるなら少しずつ朔のことを読んでいきたいなと思いました。そして一香が出てきてて嬉しい!洋館での仕事を去ったあともみんなとの関係が続いていて良かったです。香りは記憶に残る、香れば記憶が戻るなら私も朔に作

    0
    2026年02月07日

    Posted by ブクログ

    初めの五行で撃ち抜いてくるのが千早茜さん。
    今回も、冒頭からぐっと引き込まれて、その日のうちに読み切りました。
    次の続編があればぜひ一香と朔のお話をもっと…とは思いつつ、二作目ということもあって世界観にも入り込みやすく、また明かされた過去も、朔のキャラクターを深く知ることにつながり、サスペンスじゃな

    0
    2026年01月12日

    Posted by ブクログ

    前作を読んで面白かったので。文章や表現が綺麗で好み。前作の主人公(一香)が所々登場し、他者視点から描写されたのも良かった。
    満がどんな過去を持っているのか?赤い月とは?前作に比べて不穏な緊迫感も感じつつ読み進めた。どちらかといえば前作のほうが心地よい余韻は残ったが、今作も好きな終わりかただった。

    0
    2026年01月11日

    Posted by ブクログ

    前作の『透明な夜の香り』を読んで、"香り"という新しいジャンルがすごく興味深かったから作者のことを調べていたら続編であるこの本に辿り着いた

    もうすでに続編が読みたいくらい魅了されている
    早く出ないかな

    実際に香りが漂ってくる訳ではないのに、香りが想像できてしまうのが不思議で、

    0
    2025年12月30日

    Posted by ブクログ

    透明な夜の香りを読んでいて、続編を読まずにはいられなかった。朔の言動の一つひとつが、ひっそりと人を救っていく。決して見えやすくはない優しさに包まれているなぁと感じた。
    この柔らかな文章がとても好き。

    0
    2025年12月29日

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