赤い月の香り

赤い月の香り

1,760円 (税込)

8pt

天才調香師は、人の「欲望」を「香り」に変える――。
直木賞受賞第一作。『透明な夜の香り』続編!

「君からはいつも強い怒りの匂いがした」
カフェでアルバイトをしていた朝倉満は、客として来店した小川朔に、自身が暮らす洋館で働かないかと勧誘される。朔は人並外れた嗅覚を持つ調香師で、その洋館では依頼人の望む香りをオーダーメイドで作り出す仕事をしていたのだ。
朔のもとには、香りにまつわるさまざまな執着を持った依頼人が訪れる。その欲望に向き合ううちに、やがて朔が満を仕事に誘った本当の理由が分かり……。
香りを文学へと昇華した、第6回渡辺淳一文学賞受賞作『透明な夜の香り』に続く、ドラマティックな長編小説。

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赤い月の香り のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    初めの五行で撃ち抜いてくるのが千早茜さん。
    今回も、冒頭からぐっと引き込まれて、その日のうちに読み切りました。
    次の続編があればぜひ一香と朔のお話をもっと…とは思いつつ、二作目ということもあって世界観にも入り込みやすく、また明かされた過去も、朔のキャラクターを深く知ることにつながり、サスペンスじゃな

    0
    2026年01月12日

    Posted by ブクログ

    前作を読んで面白かったので。文章や表現が綺麗で好み。前作の主人公(一香)が所々登場し、他者視点から描写されたのも良かった。
    満がどんな過去を持っているのか?赤い月とは?前作に比べて不穏な緊迫感も感じつつ読み進めた。どちらかといえば前作のほうが心地よい余韻は残ったが、今作も好きな終わりかただった。

    0
    2026年01月11日

    Posted by ブクログ

    前作の『透明な夜の香り』を読んで、"香り"という新しいジャンルがすごく興味深かったから作者のことを調べていたら続編であるこの本に辿り着いた

    もうすでに続編が読みたいくらい魅了されている
    早く出ないかな

    実際に香りが漂ってくる訳ではないのに、香りが想像できてしまうのが不思議で、

    0
    2025年12月30日

    Posted by ブクログ

    透明な夜の香りを読んでいて、続編を読まずにはいられなかった。朔の言動の一つひとつが、ひっそりと人を救っていく。決して見えやすくはない優しさに包まれているなぁと感じた。
    この柔らかな文章がとても好き。

    0
    2025年12月29日

    Posted by ブクログ

    文字から香りのする「透明な夜の香り」に続き、静謐な色と香りの描写が美しい

    新月から満月への月の満ち欠けと並行して少しずつ追い詰められていく主人公に感情移入し、怒りや執着、自分と向き合い赦すことについて考えた

    小瓶に永遠に保存したい隠れ家のような本

    0
    2025年11月24日

    Posted by ブクログ

    前作の一香さんと朔の間の、不思議と落ち着く雰囲気、通じ合っている関係性と比べると、今作の主人公と朔さんとの関係はかなりちぐはぐ。

    主人公の特徴が強めで自己主張がある。だから、新城や朔さん、屋敷や依頼人だけに注目して見られた前作と比べると、主観的な印象を受けた。

    前作とはまた違った朔さんや新城、そ

    0
    2025年10月03日

    Posted by ブクログ

    「透明な…」続きが有るなら絶対読みたいと思っていました。期待通りの内容に次ぎも書いて欲しいと思います。

    0
    2025年08月27日

    Posted by ブクログ

    「透明な夜の香り」が大好きで、続編も読んでみました。やっぱり、世界観が素敵だなと思いました。
    「俺のことを過敏と言った人は、俺よりもはるかに孤独な世界を生きている人だった」この言葉にとても考えさせられました。

    0
    2025年08月26日

    Posted by ブクログ

    香りはすごい 第一作目よりも好き。
    香りの輪郭が明確になり、私もあらゆる日用品を自作したくなった。
    それにしても、香りの記憶がもたらす影響よ…と思わずにはいられない。
    日常は香りで満ちているのに、おそらく私たちはそれに無頓着すぎるのかもしれない。
    せめて人工の香りと自然の香りの違いを感知できる能力を

    0
    2025年12月18日

    Posted by ブクログ

    こんなに最終章に満足できる物語はそう多くない。
    かなり時間をかけてゆっくり読んだこともあって、世界感から出たり入ったりしたのに最後の章は一気読みだった。
    前作の「透明な夜の香り」もそうだったけど、ずっとこの世界を見ていたいと思うような作品。
    ひとりの夜を満喫できる日にまた読みたい。

    0
    2025年12月31日

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