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また今日も、眠れない――。直木賞作家・千早茜が紡ぐ、ひとりの夜にそっと寄りそう10の物語。挿絵は人気イラストレーター・西淑。
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Posted by ブクログ
千早さんの美しい文章と独特の空気感を存分に味わえる一冊。この少し冷んやりでしっとりした空気感が本当に好きです。特に水のいきものと木守柿がよかった。イラストともとても合っていました。 透明な夜の香りの新作も楽しみです。
それぞれ眠れない夜の短編集。 眠れない日って何をしても何故か眠れない。 身体は疲れて寝たいのにのに頭は起きて自分がバラバラになるみたいで少し嫌い。 そんな日の眠れない日のお供が出来て嬉しい。
眠れない夜を題材とした短編集。 これは読まねばと、ある意味使命感にも似た気持ちで1時間程で読み終えてしまった。 西淑さんの美しい挿絵が静寂さと深みのある夜を連想させて想像がより形となって浮かんだ。 夜といっても深みのある夜や明けていく夜、物語によって現実の時間帯に合わせて改めて読んでみたいと思った。...続きを読む 幻想的な物語のように感じるものでもどこか現実味もあり あめ、寝息の2つが特に印象深かった。 寝息の"夜の底の黄金"っという表現がとても美しくて温かくて 物語自体は静寂な愛と幸福に包まれているように感じた。
「夜」というテーマ一つで、経験したような夜にも、これからも見ることができない幻想的なファンタジーの世界にも、静かに、気づいたら深く入り込める作品でした。 間に挟まる挿入の絵も綺麗なものばかりで癒されました。 夜は、自分の嫌いな自分と対峙してしまう時間でもあるけれど、裏腹に、次への一歩を踏み出す決...続きを読む意ができる時間でもあるんだな。
千早茜さんの『眠れない夜のために』を読んだ。装丁とタイトルから感じられる印象そのままに、眠れない夜にそっと開いて読むことを想定されたような美しく詩的な小編集。寝付けずに朝を迎えた経験は数えるほどしかないけれど、そんな夜に読み始めたらきっと朝まで読んで、頭をかいて家を出ただろうな!
深い夜にそっと開きたくなる短編集。 千早茜らしい、静かでやわらかな言葉が夜の闇に溶け込み、眠れない時間を少しだけ特別なものにしてくれる。物語ごとに添えられた美しい挿絵も印象的で、文章の余韻をさらに深めていた。 とりわけ心に残ったのは第三夜「水のいきもの」と第四夜「あめ」の話。どちらも日常と幻想の...続きを読む境界をたゆたいながら、人の孤独や願いをすくい上げるような優しさがあった。水や雨というモチーフが持つ透明な寂しさと潤いが、夜に読むからこそより鮮やかに胸に染みる。 眠れない夜のための物語らしく、読後には心が静まり、少しだけ安らかな気持ちになれる一冊。
香りシリーズからの、作家読みで手に取った本。 綺麗な文章で、静かに一人で読みたくなる。個人的には空洞、夜の王、寝息が好きでした。
眠れない夜の日常が繊細に描かれ、あたかも自分がいま物語の空間に没入している感覚に陥る。そして、タイトルの付け方が凄く好き、タイトルからは想像できないようなお話なのに、内容を読んでみるとこのタイトルが相応しいなと納得する感覚。一夜読み終わるとじんわり温かい気持ちになる。特に、第三夜の水のいきものと第九...続きを読む夜の寝息は心が温かくなり好きな話だった。
たまーに眠れない夜があって、考え事をして余計眠れなくなるサイクルがあるから読んでみた 短編が10話あって読みやすく、挿絵もすごく綺麗だった 寝る前に1話か2話読んだらすぐ読み終えてしまった クッキー缶集めてしまうのすごくわかるな…
眠れない夜に読むのにとても心地よい。 半分眠り半分覚醒しているような、不思議な感覚。そういう時にしか出会えない世界が広がる。
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