からまる

からまる

小説・文芸
836円 (税込)

4pt

地方公務員の武生がアパートの前で偶然知り合った不思議な女。休日になるとふらりとやって来て、身体を重ね帰っていく。連絡先も職業も知らない。しかしある日、武生は意外な場所で彼女を目撃する……(第一話「まいまい」)。妻に浮気をされた中年男、自堕落な生活に悩む女子大生、クラスで孤立する少年……。いまを懸命に生きる7人の男女たち。注目の泉鏡花賞作家が、複雑にからみ合う人間模様を美しく艶やかに描いた連作集。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川文庫
  • タイトル
    :
    からまる
  • タイトルID
    :
    243825
  • 電子版発売日
    :
    2014年02月10日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

閲覧環境

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からまる のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    購入済み

    感覚的な作品

    とても読後感の良い作品でした。絵画をみてるようなそんな気分になれる、読んでいるといろんな風景が想像できます。で読み終わったら好きな人に会いに行きたくなる(笑)そんな気持ちにさせてくれる本です。オススメ!

    1
    2014年08月09日

    Posted by ブクログ

    心にじんわりと しみこむ
    7編からなる 物語は
    隣あい からまる
    ラストのお話は 泣いた
    どんなかたちでも
    生きているし
    生きていていい

    それぞれの人物がかかえるもの。

    心理描写が とても繊細で丁寧に
    書かれていて
    その場の空気も伝わるよう
    ぐっと心を掴まれる

    3話の からまる
    このお話が一番好きだった

    そして大原さん。
    素敵な人だ

    何度も読み返すだろう1冊になった

    0
    2026年08月30日

    Posted by ブクログ

    やっぱり、千早茜さんの作品、大好き。
    千早さんの見てる世界って色とか光とかの情景がくっきりハッキリしていて、読んでいて清々しいし、自分が今見てる現実も千早さんの様な感受性で見てみたいと思う。
    そして、今回もキャラクターの一人ひとりが魅力的だった。
    短編集だけど全ての人物がどこかで繋がっていて、それぞれの視点から、同じ時間軸を過ごしているのが分かるから面白い。

    華奈子が特に魅力的で素敵な女性だった。水の中に咲いている花っていう表現がぴったりな人なんて素敵すぎる。
    他人と距離があるって言う表現も兼ねてるみたいだけど、第三者から見て近づき難い高嶺の花のような魅力があるんだろうなと思う。田村との関わりが良すぎて尊い…。
    高嶺の花も、田村や兄のような心と心でぶつかり合える人が必要なんだなって思った。

    武生の話も良かった。
    田村視点から見るとちょっとイライラしたけど、他人と深く関わることを恐れてた武生が唯一もっと関わりたいと思った時のあのもどかしさ、応援したくなった。葛月さんの方も、最初はただの充電相手(場所)と思ってただけだったのに武生との未来を望んだせいで嫉妬して自分の本当の気持ちを知ってしまったっていう心情の変化がすごく良かった。

    あと、恵さん(あししげくの蒼真のお母さんの話)のところでもあったように魅力的な年上男性の表現が上手すぎる!!(神様の暇つぶしでもそうだった)その後のネタばらし?もギャップがあって良い!
    予期せぬ妊娠ではあったけど行きずりでと言うよりか、「あんたとあの人が傍にいるから」って文があるように、篠田さんのことも愛しているんだって分かるのが良かった。

    0
    2025年04月20日

    Posted by ブクログ

    絡まり合っている人間関係も、それぞれが悩みや葛藤を抱えつつも良い感じにするっと解けておさまるところに落ち着くので最後に、良かったねと言いたくなるお話でした。千早さんの本は毎回引き込まれます。

    0
    2023年12月09日

    匿名

    購入済み

    深い余韻を残す

    登場人物が少しずつオーバーラップしつつも語り手が変わっていくタイプの連作短編集。そういう本はいくつか読んだことがあるけれど、その中でも作者はこの形式をうまく扱っていると思った。各主人公が置かれているシチュエーションの幅広さも手伝ってか、読み進めていくごとに作品全体の奥行きが深まっていくようだった。

    序盤はいまいちハマれなかったが、途中から好きな雰囲気の作品が出てきて印象が変わった。登場人物にもその関係性にも好感を持った。

    美しい動植物が暗喩に使われている小説は世の中にたくさんあるけれど、この短編集は若干グロい生き物がその役割を果たしているのが斬新で、なおかつ雰囲気に合っていてよかった。

    0
    2023年05月28日

    Posted by ブクログ

    ゆるく、時に濃厚にからまった連作短編集。

    光や水、生き物の表現がとても好き。
    登場人物も静かな人たちが多くて、なんか好き。
    静かで少し投げやりだけど、
    たまに熱くなったり、人とつながったり。

    『ほしつぶ』と『ひかりを』が特に心に残っていて、
    その両方に出てくるとある登場人物が良かった。

    0
    2023年04月26日

    Posted by ブクログ

    真骨頂 千早茜さんは最近好きになった作家で、どの作品もすごく好きなのだけどこの連作短編集も「ああ…」という、感嘆の声しか出てこないほどに好き。
    ひとつ一つの物語に感じる儚さとか切なさとか、それでいて切実ななにか。決して「心温まる」わけではない物語でも、どこか心に引っかかって忘れられない。
    感情をちょうどよく波立たせてくれるような感じがあって、私はとても、好きです。

    0
    2025年12月18日

    Posted by ブクログ

    実にすばらしい。

    表紙の絵はまいまいの子だろうか。
    音を立てずにそっとやってきて、そっと去っていく、危うい関係からスタートする。
    男女の関係には体の関係は重要な意味を持つ。
    その時、何を感じてきたか。
    天窓から見える空、雨音。

    そう、空から感じるものがあるし、何より空はつながっている。どこまでも。

    失ってしまったのかもしれない、もう取り返しがつかないかもしれない、そういう危うさ。
    その危うさの方向が、「普段は自分の交友関係からはずれている、行きずりの誰か」(あとがきより)によって変えられていく。それが「からまる」なのだけれども。

    ひとは一人では生きていけない。
    行きずりの誰かであっても、その社会の中で生きている、そんなことを感じて読み終えた。

    +++

    えーっ、大麻だったんだ。。。(※本書とは関係ありません)

    0
    2021年08月24日

    Posted by ブクログ

    すべての悩みは対人関係の悩みっていうけど、ほんとにその通りで、からまることが最大の生きづらさだなと思う。けど、からまることで救われたり、気づかないうちに誰かを救ってたり、なんだかんだ生きてる。

    0
    2026年09月17日

    Posted by ブクログ

    短編集に出てくる主人公以外の人が、次の作品に出てくるので、どれが次の主人公なのかを考えながら読んで面白かった。

    それぞれの人生を第三者から見ているような話で、他から見たらそう感じなくても、本人にはかなり引きずっているはなしがあった。
    人の心の傷は、当事者以外には分からなくて、それが傷になって目に見えたらいいのになとぼんやり思った。

    あくまでも個人の意見だが、田村のような人間は好きじゃないけど、なんだか幸せになって欲しい。

    0
    2026年05月13日

からまる の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川文庫
  • タイトル
    :
    からまる
  • タイトルID
    :
    243825
  • 電子版発売日
    :
    2014年02月10日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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