西洋菓子店プティ・フール

西洋菓子店プティ・フール

713円 (税込)

3pt

下町の西洋菓子店を舞台にしたキュートな連作短編集
下町の西洋菓子店の頑固職人のじいちゃんと、その孫であり弟子であるパティシエールの亜樹。甘やかで、ときにほろ苦い連作短編集。

フランス菓子作りを修業したパティシエールの亜樹は、
菓子職人の祖父のもと、下町の西洋菓子店「プティ・フール」で働く。
女ともだち、恋人、仕事仲間、そして店の常連たち――
店を訪れる人々が抱えるさまざまな事情と、それぞれの変化を描く連作短編集。
巻末にパティシエール・岩柳麻子との対談を収録。

解説・平松洋子

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西洋菓子店プティ・フール のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    可愛くて甘いだけでなく、苦さもあるお菓子。普段は苦手なタイプのネイリストの女の子になぜか共感。お菓子の表現が綺麗で美味しそうで何度でも読みたい。

    0
    2024年10月11日

    Posted by ブクログ

    甘いお菓子を描きながら、人間関係の苦味も描き出していて面白い。甘いだけでは胸焼けしてしまうから、苦味もあってちょうど良い。
    作中、登場人物が「女を昂奮させない菓子は菓子じゃねぇ」と言う。それを言うのがおじいちゃんと言うのもあって、言い得て妙だな…と思わず納得。

    0
    2024年09月25日

    Posted by ブクログ

    スイーツを題材に恋心や人間模様を描いていた
    以前も千早茜さんの作品をよんだが、今回も香りや味が頭のなかに浮かんできて静かな気持ちになった。
    最後に亜樹の1人の女のこらしさがでていてなんだかほっとした

    0
    2024年09月06日

    Posted by ブクログ

    洋菓子店で美味しそうなお菓子たちを心ゆくまで眺めたい衝動にかられました…!

    必ず必要とされるものなのではないとされる嗜好品。
    だけど、この本を読んだ後、自分の人生にたくさんのすてきなお菓子を登場させたいというすてきな気持ちになれました。

    人生を豊かにしてくれる洋菓子を強く感じられる本でした!

    0
    2024年07月28日

    Posted by ブクログ

    わかりやすい悲しさとか感動とかでもないのに、なぜか涙が出るような、胸が苦しくなるような、甘酸っぱい気持ちになる物語。
    人の感情の繊細さとか、すれ違いとかが精緻に描かれていました。

    最後の著者のインタビューで、片思いの甘酸っぱさをテーマにしたと言っていて、そうだったのかと納得。

    0
    2024年05月25日

    Posted by ブクログ

    甘く白いクリームの中にほろ苦いカラメルが混じっていて、甘いだけのお菓子が苦手な私も、美味しくいただけました。
    千早茜さんの小説は初めてです。ほんタメのあかりんさんが激推しで、一冊手にとってみたところ、登場人物が自然で読みやすく、様々な情景が目の前に広がり、なんといっても美しい。(そして美味しそう。)

    0
    2024年04月21日

    Posted by ブクログ


    菓子の魅力ってのは背徳感だからな。こんな綺麗なものを食べていいのかって思わせなきゃなあ。

    物語に出てくるお菓子を食べながら読みたくなる。
    ちょっとドキドキする大人なキャラメルや酸味の強いベリーみたいな王道ではない恋模様にドキドキしました。

    0
    2024年04月15日

    Posted by ブクログ

    読み始めてすぐに千早茜さんの描く
    世界観にどっぷり浸れてよかった。

    甘い甘いスイーツに照らし合わせた中に
    ちょっとしたスパイスや毒を感じる描写が魅力的

    巻末対談ではたくさん勉強をして
    執筆していることも分かりより感動。

    なんかもう今すぐスイーツ食べに行きたい。

    0
    2024年03月01日

    Posted by ブクログ

    千早茜さんの作品は初読み。かわいらしい表紙のイメージと違って、苦みのあるお話で、解説で平松洋子さんが「毒や後悔や不安や秘密があればこそ、甘さはいっそう燦めく」と書かれているのになるほど!と納得。どうしてこんなに美味しそうなお菓子たちを描けるのだろうと思ったけど、たくさんの関連書籍を読まれているそうで

    0
    2024年12月13日

    Posted by ブクログ

    初読みの作家さん。カロリーを気にしてるのに題名からお菓子の話が想像できる作品を選んでしまった。辛い。
    一話目から少しサイコな雰囲気が感じられ、あまり甘いお話ではないなと気づく。
    祐介。弁護士ながら全然完璧じゃないのが好印象。仕事も苦労し太ってきたり、容姿ももっさりしているが一生懸命亜樹のとの事を考え

    0
    2024年10月29日

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