西洋菓子店プティ・フール

西洋菓子店プティ・フール

713円 (税込)

3pt

下町の西洋菓子店を舞台にしたキュートな連作短編集
下町の西洋菓子店の頑固職人のじいちゃんと、その孫であり弟子であるパティシエールの亜樹。甘やかで、ときにほろ苦い連作短編集。

フランス菓子作りを修業したパティシエールの亜樹は、
菓子職人の祖父のもと、下町の西洋菓子店「プティ・フール」で働く。
女ともだち、恋人、仕事仲間、そして店の常連たち――
店を訪れる人々が抱えるさまざまな事情と、それぞれの変化を描く連作短編集。
巻末にパティシエール・岩柳麻子との対談を収録。

解説・平松洋子

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西洋菓子店プティ・フール のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年04月21日

    甘く白いクリームの中にほろ苦いカラメルが混じっていて、甘いだけのお菓子が苦手な私も、美味しくいただけました。
    千早茜さんの小説は初めてです。ほんタメのあかりんさんが激推しで、一冊手にとってみたところ、登場人物が自然で読みやすく、様々な情景が目の前に広がり、なんといっても美しい。(そして美味しそう。)...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年04月15日


    菓子の魅力ってのは背徳感だからな。こんな綺麗なものを食べていいのかって思わせなきゃなあ。

    物語に出てくるお菓子を食べながら読みたくなる。
    ちょっとドキドキする大人なキャラメルや酸味の強いベリーみたいな王道ではない恋模様にドキドキしました。

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    Posted by ブクログ 2024年03月01日

    読み始めてすぐに千早茜さんの描く
    世界観にどっぷり浸れてよかった。

    甘い甘いスイーツに照らし合わせた中に
    ちょっとしたスパイスや毒を感じる描写が魅力的

    巻末対談ではたくさん勉強をして
    執筆していることも分かりより感動。

    なんかもう今すぐスイーツ食べに行きたい。

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    Posted by ブクログ 2024年02月04日

     恋愛とスイーツは似ている。人間に許された極上の嗜好品で、最高のエンタメだと思う。どちらもとびきり甘くて、ほんのりと、或いはふんだんにスパイスが効いていて、時々苦い。感度を高くもって、思うままに、心ゆくまで、味わい尽くしたくなる。そんな一冊!

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    Posted by ブクログ 2024年01月06日

    おじいちゃんの洋菓子店で働くことになった、有名洋菓子店で修行していた亜樹。恋人の存在、その恋人のことが好きな女の子、おじいちゃんの友人など、魅力的な登場人物が多く出てくる。
    なぜか人生を感じさせられた。
    仕事と生き方について、物語を通じて学びが多かった。
    千早茜さんは五感を刺激してくる物語が多い。本...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年12月04日

    スイーツ小説は増えてきたけれど、最近読んだもののなかでは個人的にはかなり上位にランクイン。専門的すぎるのに思わず調べずにはいられない用語が多くてもお話をひきたてる大事なアイテムなのかも。おんなじ人物でもこうまで違った見方になるのかというのが連作短編の醍醐味。それが遺憾なく発揮されていて。特にネイリス...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年10月21日

    本から甘〜い香りがしてきそうな。いや、香ってきます。普段は電車の中しか読書しないですが、これはお菓子食べながら、お茶飲みながら読みたくなって、個人的にカフェと言えば!の清澄白河のカフェに行って読みました(笑)

    全部の話でちょっとずつ登場人物が重なり合ってて、話によって見える側面が違うから楽しい。想...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年04月29日

    あなたは、『甘い物』が好きでしょうか?

    この世にはさまざまな食べ物があり、私たちは日々それぞれの好みに合わせてそんな食べ物を食べながら日々を送っています。また、食べ物には、”五味”と呼ばれる五つの分類があるようです。辛い、苦い、しょっぱい、酸っぱい、そして甘い、という”五味”のどれに魅力を感じる...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年04月23日

    「可愛い爪がきれいなケーキに食い込むのを眺めるのが好きだという」p.69
    「でも、今日はネイルサロンに行く必要ができた」p.100

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    Posted by ブクログ 2024年04月06日

    主人公あきちゃんの師匠おじいちゃんが作ったシュークリームが食べたくなる〜!登場人物一人一人事情があってみんな頑張っていてなんだか感情移入してしまった。
    そしておじいちゃんおばあちゃんが素敵な夫婦。
    なかなかケーキ屋さんのケーキは高くて買えないけど食べたいなぁと思いながら読み進めました。

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