西洋菓子店プティ・フール

西洋菓子店プティ・フール

713円 (税込)

3pt

下町の西洋菓子店を舞台にしたキュートな連作短編集
下町の西洋菓子店の頑固職人のじいちゃんと、その孫であり弟子であるパティシエールの亜樹。甘やかで、ときにほろ苦い連作短編集。

フランス菓子作りを修業したパティシエールの亜樹は、
菓子職人の祖父のもと、下町の西洋菓子店「プティ・フール」で働く。
女ともだち、恋人、仕事仲間、そして店の常連たち――
店を訪れる人々が抱えるさまざまな事情と、それぞれの変化を描く連作短編集。
巻末にパティシエール・岩柳麻子との対談を収録。

解説・平松洋子

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西洋菓子店プティ・フール のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    独占欲、嫉妬、男女のすれ違い、不安や焦燥感、憧れや一途な恋心、隠し味の秘密を詰めた宝石箱みたいな菓子作りの話

    色や香りで心情を描くことに長けた千早さんが、味でもそれを成し遂げてる
    皆スイーツに救いを求めてるよね

    甘い物が食べたくなる

    0
    2025年12月01日

    Posted by ブクログ

    グロゼイユ、ヴァニーユ、カラメル、ロゼ、ショコラ、クレーム
    甘いお菓子が食べたくなる小説

    お菓子の描写がすごく好き。絵になくても、実際にそこにあって、より繊細に見えてくるようだった。いつも一瞬の美しさが、永遠にあるよう。

    なんか読んだことあるな〜と思ったら、読んだことあった。再読だったけど、前回

    0
    2025年09月21日

    Posted by ブクログ

    パティシエの亜樹が主人公だけど
    各短編でいろんな登場人物の目線でかかれていて面白かった。
    ネイリストのミナの、美味しかったことをおそらく憎いであろう相手に思わず伝えた描写で
    やはりスイーツは人を幸せにするなぁとおもった。
    「世界に色がつくみたい」 紅茶屋さんの長岡さんの話が読みたい。

    0
    2025年09月11日

    Posted by ブクログ

    洋菓子の上品さ、繊細さと物語の切なさが相まった物語だった。
    みんな幸せになって欲しいな。
    洋菓子をもっと、繊細に大切に味わって食べたくなった。

    0
    2025年07月04日

    Posted by ブクログ

    パティシエである私の為に母が送ってくれた本。
    ちょうどブランクに陥っていて頑張れていない時期に送られてきてなんていうタイミングなんだろうという思い出が。母とは離れていてもなんとなくで娘の気持ちが分かるのだろうか…。

    本の中に登場する想像しただけで美しいデザート達と主人公やその周りのパティシエ達の熱

    0
    2025年04月05日

    Posted by ブクログ

    内面の変化と、自身の性格と、わかっているつもりだけど、今まで生きてきて得たことと、何を通じてそれを見つめられるかを

    そんなものを感じれました。

    0
    2025年04月10日

    Posted by ブクログ

    直木賞と書いていたので気になりながらも手が出づらかったです。読んだらスラスラ読めて面白い話でした。短編集でいろんな視点で恋愛を見れて、お菓子の描写も丁寧でよかった!

    0
    2025年11月18日

    Posted by ブクログ

    主人公が身勝手な感じだけどお菓子のことだけをスキルアップした末の人物像なのだとしたら仕方ないかな。
    1章ずつカフェでスイーツをいただきながら読みました。
    内容が各タイトルのスイーツの特徴と上手く繋がっていて甘さ、ほろ苦さ、深みのあるストーリー性で更に五感も伝わってくる。構成が上手いなぁ。
    ROSE/

    0
    2025年11月01日

    Posted by ブクログ

     前から気になっていた作品。

     もっと堅苦しいパティシエのお話かと思っていましたが、意外と読みやすく、適度に先の気になる内容でサクサク読めました。

     皆さんの感想にもあるように、甘いお菓子を一緒に食べたくなる、この季節にぴったりな作品だと思いました。

    0
    2025年10月02日

    Posted by ブクログ

    甘いものが片手にないと読めないくらい、この本は甘いものとセットで読むことをおすすめしたい。
    このケーキを食べて解決!的な無粋なオチじゃないからすき。
    千早さんの作品は五感がなぜか伝わってくる。
    艶かしい。

    じいちゃん、さすが人生の先輩すぎるんだが、どんな人生送ったんだい。

    0
    2025年09月24日

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