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幼い頃海外で暮らしていたまどかは、番犬用の仔犬としてローデシアン・リッジバックの「虎」と出会った。唯一無二の相棒だったが、一家は帰国にあたり、犬を連れて行かない決断をして――。
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Posted by ブクログ
行ったこともない、異国の地の情景が、千早茜さんの力で、ありありと目に浮かぶ。 流石です、、 今回も素晴らしかったです。
現実にありそうな感情や関係性が淡々と描かれていて、劇的な展開はないのに読後に思考が止まらなくなる。 明確な答えを提示しないまま、人が抱える衝動や選択の曖昧さを突きつけてくるようで、気づけばじわじわと考え続けてしまう余韻が残った。
父の仕事で海外に移住することになり、番犬である虎をペットにすることに。 虎の本能、力強さ、主人公との絆……とにかく読後感が凄かった(´Д`)
アフリカと思われる国に引っ越しして 番犬虎と出会う 番犬として仕事や幸せそして本能で生きていることのなどが臨場感を感じた
千早茜の文体が好きだ。 熱い、激しい、でも静謐・・。 猛々しい「虎」の描写、アフリカの乾いた景色、匂い立つような自然の描写・・ 久しぶりに読んだ千早作品。 彼女の長編が読みたい。 「しろがねの葉」みたいな重い長編が読みたい。
とても読みやすく1時間ほどで読めた 犬を治安の悪い国で飼うことはペットではなくガード犬として飼うこと いわゆる飼い主の命を守ること そんなこともまだわからない幼少期の女の子が真摯に犬と向き合った物語 けして裏切ったわけではないのだが今も尚、命の重さ責任を感じているのが辛い
好きだ。 この本、好きだ。 犬が好きだからか…読みやすい文読書だからか、感情が入り込みやすくて、私は異国にいたよ
異国の空気や植物の色鮮やかさが閃き、香りまで漂ってきそうだし、主人公の犬・虎は生命力に溢れ毛並みに触れた時の感触が思い出せる(私には存在しない記憶だが)くらい文章から質感を感じます。 犬の形にぽっかりと空いたまどかの胸の奥の穴は塞がることはないのでしょう。
淡々と、現在と過去が流れていく物語。 犬との強烈な絆、恋人との穏やかな関係。終始主人公の感情が紡がれていく。 大きな出来事は起こらない日常譚は苦手だが、感情の対比から目が離せず、気付いたら読み終わっていた。
気がつけば、読み進めてしまっていた。 少女と犬「虎」との出会い、生き物の命を預かることの責任について考えさせられた。 博人の静かで歩み寄る感じに惚れたのと、まどかの博人に対する思いが間接的に表現されていて2人とも素敵だと思った。
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