ひきなみ

ひきなみ

858円 (税込)

4pt

思春期の出来事を機に真以に心を寄せる葉だったが、真以は脱獄犯の男と共に逃亡、姿を消してしまう。20年後、ネット上で真以を見つけた葉はたまらず会いに行くが――。現代を生きるすべての女性に贈る物語

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ひきなみ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    閉鎖的な島へ転校した都会の女の子。
    そこで孤高を貫く女の子と出会い、惹かれる。
    あらすじを知らずに読みだしたので
    このままよくある青春小説のように終わるのかと
    思ったら、島へ逃げてきた脱獄犯によって
    2人の運命が大きく変わる。
    ここから面白くて、一気に読めた。
    世間からの偏見、ハラスメント、いろんな

    0
    2025年11月02日

    Posted by ブクログ

    心地よい。ずっと読んでいたくてゆっくりと読んだ。
    情景や感情が文章だけでこれほど五感に訴えかけてくるなんてね…

    0
    2025年09月28日

    Posted by ブクログ

    他の読者さんからのおすすめで、本のタイトルと表紙の写真が美しく手に取った本。

    真以と葉、2人の小学生時代から話は始まる。
    読み始めたら止まらなくなって一気に読んだ。
    読み進めたいけど終わらないでほしいと思いながら読んでいたら、後半は2人が大人になってからの物語で更に止まらない。

    葉と真以の関係性

    0
    2025年06月13日

    Posted by ブクログ

    恥ずかしながら「ひきなみ」という言葉を知らずに読んだのですが、この言葉の綺麗なところは、「引いていった波」ではなくて「船/私が引いた波」だというところだと思った。
    周りの流れに揉まれてもがく少女期は、船の下で唸る激しい波と光しか見えず、大人になるとその果てのまっすぐ現在地につながる軌跡が見える。その

    0
    2025年03月27日

    Posted by ブクログ

    あまりにもよかった。葉が真以に裏切られたと思う気持ちや会社の話が苦しくて苦しくて、体が痛くなった。そして、葉の優しさがあったかくて甘酸っぱくて心がきらめいてしまう。私も真以に助けてほしい、と思ってしまうほど猫のような真以に縋りたくなる気持ちになった。どんどん葉の気持ちにリンクしていく。

    「女」とい

    0
    2025年03月06日

    Posted by ブクログ

    その時の風景や登場人物の表情等
    作者の表現力にとても惹き込まれる。

    難しい年頃の主人公と
    それを取り巻く
    容易く想像してとれるその年代特有の葛藤と
    非日常な事件との歪なコントラストが美しい

    0
    2025年01月05日

    Posted by ブクログ

    いつも、千早さんの描く繊細でたくさん傷をもち複雑だけれど懸命にいくている登場人物にいつも惹かれてしまいます。
    今回は、一部が
    小学六年生という多感でどんどん心も身体も変わっていく
    葉と真以が狭くて古い慣習の島の中で、いろいろな偏見や差別に
    もがきながらも、二人寄り添って過ごしていく姿をうつしています

    0
    2025年11月12日

    Posted by ブクログ

    千早さんの作品デビューは「わるいたべもの」だったから、小説を読むのはある意味初めてだった。きれいな文で読みやすく、「中学生」というところからにている部分も多かった。大人の世界の闇と子供の心を繊細に描かれていて、きれいな作品。

    0
    2025年10月31日

    Posted by ブクログ

    千早さんの描く"少女"にとても引き込まれる。
    躍動感があり読む手が止まらい。
    繊細で強く逞しい少女の内面が気になって仕方がない。

    0
    2025年10月15日

    Posted by ブクログ

    真以が私の身近にもいた。
    疾風の如く、その時、助ける動きに全力をかける
    あと先じゃないだ
    作家さんや編集者が本のタイトルを決める時
    どうしているだろう。
    このタイトルと内容はとてもよかった。

    0
    2025年09月10日

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