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容姿や年齢、結婚、セックス、お金とプライド…
本音の見えづらい関心事を正しい姿という共通のモチーフで鮮やかに切り取る短編集。
不倫に悩む親友にわたしがしたこと(「温室の友情」)、
同じマンションに住む女に惹きつけられる男(「偽物のセックス」)、
残り少ない日を過ごす夫婦の姿(「幸福な離婚」)――。
偏見や差別、セックス、結婚、プライド、老いなど、
口にせずとも誰もが気になる最大の関心事を、正しさをモチーフに鮮やかに描く短編集。
解説・桐野夏生
※この電子書籍は2018年6月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
正しく生きるとは______
現在の自分自身の生活を見つめ直すきっかけになった
そして、自分なりの正しさを堅めて、それを貫いて行きたいと強く感じた。
都会で楽しそうに遊んでいるキラキラした友人も、自分の中の正義や正しさ、間違いなどの判断ができる芯を持ち続けていることにも気づいた。だからずっと尊敬できる、魅力的な友人なのだと。
今年は整理の年と言われている。
今まで本との出会いについて語る人を多く見てきたが、私は妙に納得いかなかった。出会いってなに?かっこつけてるだけちゃうんか、と。しかし、今回は本当に今、出会うことができてよかったと思える作品だった。本との出会いの素晴らしさに気づくことができて、とても良い時間だった。
Posted by ブクログ
歪な恋愛物語なのにサラサラと読みやすいのは
さすが千早茜の筆致だ、、
『海辺の先生』が特に好み。
最後の一文の
「万年筆は、インクを入れたきり、ひきだしの奥で眠っている。」
の締め方が個人的に良すぎて、素晴らしすぎた。(語彙力無)
「小さな笑いがもれた。どうして、なんて私が訊きたい。どうして両親は別れたのか。
どうして母はスナックなんてはじめたのか。どうして私はこんな町にいなくてはいけないのか。どうして大人は夜になると酒を飲んで騒ぐのか。テストの問題だけじゃない。
わからないことはたくさんあった。けれど、私は尋ねることはしなかった。ただ、ぽっかりとした空欄を呑み込んできただけだ。」
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