さんかく

さんかく

小説・文芸
1,650円 (税込)

8pt

「おいしいね」を分け合える,そんな人に、出会ってしまった。古い京町家で暮らす夕香と同居することになった正和。理由は“食の趣味”が合うから。ただそれだけ。なのに、恋人の華には言えなくて……。

三角関係未満の揺れ動く女、男、女の物語。恋はもういらないと言うデザイナーの夕香。夕香の“まかないが”が忘れられない営業職の正和。食事より彼氏より、研究一筋の日々を送る華。一人で立っているはずだった。二人になると、寂しさに気づいてしまう。三人が過ごした季節の先に待つものとはー。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    祥伝社
  • タイトル
    :
    さんかく
  • タイトルID
    :
    20029627
  • 電子版発売日
    :
    2020年12月18日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    6MB

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さんかく のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    読み終わるのが惜しいと思えるほど、良い本でした。

    料理名を冠した全18章。各章のタイトルの下には小さなアイコンが添えられていて、それを見ると、3人のうち誰が主人公の章なのかが分かるようになっています。たとえば、鞄のアイコンは正和を示します。
    夕香:30代後半。会社を辞めて独立し、現在は京都の町家でデザイナーとして暮らしている。手際よく出汁を引いて美味しい料理をつくり、きちんとした生活を送っている。
    正和:30歳過ぎ。かつて夕香の職場でアルバイトをしていた。現在は営業職に就いており、夕香とは生活スタイルや食の好みが合うことから、彼女の暮らす京町家で同居することになる。
    華:28歳。正和の恋人。生物の研究一筋の大学院生で、突然入る解剖のため、しょっちゅうデートをキャンセルしている。生活面は少しだらしなく、あまり自分を表に出さない性格。
    夕香と正和には、互いに少しばかり下心があるものの、あくまで同居人という関係です。ところが、2人が同居していることを知った華は、激しく心を乱されていきます……。

    タイトルの『さんかく』は三角関係の事でしょうが、物語中にたびたび登場するおむすびのようでもあります。なにしろ、最初の章のタイトルが「塩むすび」ですからね。
    私はもともと恋愛ものがあまり得意ではありませんし、意識高げな食べ物談義も苦手です。でも、千早さんの手にかかると、なぜか良いのです。理由は良く分かりませんが、なんだか波長が合うのです。

    0
    2026年09月19日

    Posted by ブクログ

    「おいしいね」を分け合えるそんな人に、出会ってしまった。   …結局そういう感性が人との関係性には1番重要な気がする。また登場人物の全てにどこかは共感出来るものがあった。舞台の京町家の雰囲気も落ち着く、素敵な物語だった。

    0
    2026年07月17日

    Posted by ブクログ

    とても…よかった。
    なんか、自分の未来とか理想の姿を見ているようで読後、妙にイライラした気持ちが落ち着きました。

    特に研究一筋の日々を送る華は、自分と重なる部分があり、ラストシーンで報われた気がしてよかった。

    確かに、男女の「さんかく」関係についての物語だけど、それ以上のものを得た気がします。

    ありがとう^_^

    0
    2026年01月06日

    Posted by ブクログ

    タイトルから連想されるのは、三角関係、おむすび、サンドイッチ・・・・

    最初に、大好物の「塩むすび」があって、
    涎がでそうだった。

    京都の町屋のちょっと薄暗い、じめっとした背景に、
    東京の生活に疲れた女性と、年下の男性、その恋人の仕事に忙殺されている女性との、微妙な三角関係の描写が何とも言えなかった。

    高村は、大人で、料理も上手で、仕事もできて、自分をしっかりと生きている感じだった。
    真逆のタイプである華との間で、揺れ動く伊藤君の気持ちもよくわかる。
    3人がそれぞれの目線でストーリーが進んでいく手法はよかったと思う。

    「ヒトってさ、自分にとって都合が悪いものを変だっていうんだよ」
    ともちゃんの言葉は、普通じゃないと言われ傷ついた心に温かい灯をともしたと思う。
    カップ麺ばかり食べる堀教授といい、わき役たちのキャラもなかなか良かった。

    人は生き物である限り、どんな状況でも、食べ物から離れることはできない。
    食べることは命を保つこと。
    丁寧に手をかけられたたくさんの料理、マネしたいものや、食べたいものが盛沢山だった。

    0
    2025年09月21日

    Posted by ブクログ

    目次にずらっと並ぶ料理名を眺めるだけでワクワクする。食で繋がった二人が一緒になるのかと思いきや違かったところが、なんか良い。高村さんも伊東くんもそれぞれ良い未来になりそう。
    挿絵がある章とない章の違いが分からなくてスッキリしない。

    0
    2026年09月23日

    Posted by ブクログ

    千早さんの作品はなぜこんなに面白いのか!3人共不器用だなって思いました。展開が読めないから気になって一気に読んでしまいます。

    0
    2026年08月20日

    Posted by ブクログ

    奇妙な形の三角関係と、食べ物を通して浮かび上がる、それぞれの心。理不尽な日常の中でも、人を想う気持ちや優しさが静かに胸に沁みてくる。読み終えたあと、誰かと食卓を囲みたくなるような一冊です。

    0
    2026年08月09日

    Posted by ブクログ

    食べ物の描写が美味しかった!
    特に「ひつじとパクチー」絶対に美味いだろww

    ストーリーは微妙な三角関係
    女性2人は素敵だが煮えきれない男性にちょっとイラッとした

    0
    2026年07月05日

    Posted by ブクログ

    面白かった。どうなるのかなと最後まで予想できなかった。静かに終わってしまい、落ち着いてしまった。もう一波乱あってほしかった。

    0
    2026年05月27日

    Posted by ブクログ

    食事を日々大切に
    目の前の人ととる食事を大切にしようと思うお話だった
    京都の風景が思い浮かび
    美味しそうな上品なご飯が並ぶ
    高村さんの作るご飯はどれも下ごしらえがしっかりしていて美味しそうで
    身体と気持ちと生活を大切にした
    そんな暮らしに憧れる
    自分も自分と周りの人を大切に出来るご飯を作りたいと思う一冊だった
    要所要所で出てくる挿絵も良い

    0
    2026年04月25日

さんかく の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    祥伝社
  • タイトル
    :
    さんかく
  • タイトルID
    :
    20029627
  • 電子版発売日
    :
    2020年12月18日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    6MB

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