島本理生のレビュー一覧

  • いつか、アジアの街角で

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    台湾旅行のお供に読みました。飛行機などの移動中に読むのがちょうどいいボリューム。台湾や香港の食べ物や文化にまつわる短編集。探偵事務所の話が好きでした

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    2025年12月21日
  • 憐憫

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    ★3.5

    とてつもない展開になるのか。
    重大な秘密が隠されているのか。
    解説の一文にあったように「一番近くで成り行きを見守っている」気持ちでした。

    本編に加え、もう一編の短編にキーマン登場。
    読み終えた瞬間、息が止まってたことに気付きました。

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    2025年12月16日
  • 明日町こんぺいとう商店街3 招きうさぎと七軒の物語【電子限定特典付】

    購入済み

    いろんな作品たちによって構成されるこんぺいとう商店街シリーズ第3弾。重めの話もあったが、バリエーション豊かで楽しめた。

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    2025年12月13日
  • 憐憫

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    この人の書く恋愛小説が好きだったなとふと思い出し手に取る。

    自分の事を分かってくれている人がいる、
    そういう関係は時に人を強くする。
    終わりがうっすらと見えているからより強くなるのかな。
    夫婦の中でそれが出来れば良いのだろうけど、生活を共に回す間柄だとそれが難しい事もあるんだろうな。

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    2025年12月13日
  • 夏の裁断

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    恋愛って人それぞれたなと思いました。本作に登場する嫌な人だけど、惹かれる(そう仕向けられている?)人、こういう人はいると思いますが、自分なら好きにならない。主人公は過去の体験から、このような人物に狙われて、捕らわれしまうのかなと思いました。
    主人公には頼りになる方がいて、話を聞いてもらい、最後には過去の体験から脱却するべく動いている点がよかったです。

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    2025年12月08日
  • 私の身体を生きる

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    【目次】

    Better late than never(島本理生)

    肉体が観た奇跡(村田沙耶香)

    「妊娠」と過ごしてきた(藤野可織)

    身体に関する宣言(西加奈子)

    汚してみたくて仕方なかった(鈴木涼美)

    胸を突き刺すピンクのクローン(金原ひとみ)

    私は小さくない(千早茜)

    てんでばらばら(朝吹真理子)

    両乳房を露出したまま過ごす(エリイ)

    敵としての身体(能町みね子)

    愛おしき痛み(李琴峰)

    肉体の尊厳(山下紘加)

    ゲームプレーヤー、かく語りき(鳥飼茜)

    私と私の身体のだいたい五十年(柴崎友香)

    トイレとハムレット(宇佐美りん)

    捨てる部分がない(藤原麻里菜)

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    2025年12月07日
  • シルエット

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    群像新人文学賞優秀作の表題作を含む、3編の恋愛短編集。

    個人的に島本 理生さんは、女性作家の中でとても綺麗な文章で情景を描く方だなぁと思っています❗️

    収録された3編は15、16、17歳の時に創作された作品らしく、とても十代の方が書いたとは思えない、非常に完成度の高い作品だと感じました

    恋愛小説で再読したいと思う作品は少ないのですが、この作品は再読したいと思う数少ない一冊です❗️

    好きな話しは、表題作の『シルエット』で、冠くん、せっちゃん、はじめそれぞれの思いを見事に描いていると思います❗️

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    2025年12月06日
  • 夏の裁断

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    芥川賞候補作で表題作の『夏の裁断』に、三編の書き下ろしを収録した、文庫オリジナル。

    正直柴田のような男性には嫌悪感しかなくて、表題作を読み進めるのはとても苦痛でした❗️しかし、『秋の通り雨』以降、千紘が少しずつではあるけれども、前向きに進もうとしている姿に共感して、最後は温かい気持ちで読み終えることができました❗️

    『夏の裁断』のみの話しであったなら、不快感しか残らない作品になっていたと思いますが、後日談の三編を加えることで物語に深みを感じることができました。またまた好きな島本作品を見つけてしまいました❗️

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    2025年12月04日
  • 星のように離れて雨のように散った

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    何だかとても気になるタイトルで購入したけれども、ずっと積読していてようやく読もうと思った14作目の島本 理生作品。

    島本 理生作品にしては珍しく、クズな男性キャラクター(父親は例外です❗️)が登場しないので、思っていた以上にテンポ良くサクサクと読むことができました。お互いに大きく傷つきたくないと、腫れ物に触る様な付き合いをしている春と亜紀君の関係に、少しヒヤヒヤして読んでいましたが、島本作品の中でも決して悪くない読後感です。

    一番好きなキャラクターは、作家の吉沢 樹先生です❗️彼の春に対する冷静な観察と対応が、亜紀君との不穏な空気の繋ぎ止めの様に思えて、安心して見ていられます。

    あとがき

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    2025年12月02日
  • 私の身体を生きる

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    「汚してみたくて仕方なかった」鈴木涼美
    売春が無くならないのは、男側の問題の方が大きいけど、自分に値打ちが付くことに依存する女側の問題もあるのかもしれないと思った。女は性処理として利用されてきた時代が長く続いたせいもあり、完全に無くすことは難しいのだと悟った。

    「トイレとハムレット」宇佐見りん
    面白かった、、!確かに腹痛と苦悩のポーズは似ている。舞台が好きな理由として「シンプルだから」っていうのはすごく腑に落ちた。たった一つの物語、感情を演じているだけだもんな。現実の方が感情ごちゃ混ぜで騒がしいもの。

    「私の三分の一なる軛」児玉雨子
    生物は毎日ちょっと死んでおかないと生きられないって興味深

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    2025年11月22日
  • ご本、出しときますね?

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    村田沙耶香さんのインタビューを読み漁っていたところこの番組を知り、当方リトルトゥースでもあるので是非観てみたいと思い、映像を探していたら書籍化されてるとの事で読みました。
    若林さんと仲の良い西加奈子さんや朝井リョウさんのインタビューも載っていてとても面白かったです。

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    2025年11月09日
  • イノセント

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    ネタバレ

    結局三角関係の勝者になれるのは心の支えになってくれる男じゃなくて、 世俗の幸せを保証してくれる男なのね。
    子どもたちと三人で生きる決断をしてほしかった。
    真田が二度と比紗也を傷つけないことを祈るしかないけど。
    散々 精神的 宗教的な話をして 結局そのハッピーエンドなんだなと感じた。
    身体の交わりがなくても異性の信頼を得ることことはできる、でも交わって子どもを設けることの前には無力ってこと?
    どんな思いで如月が真田を比紗也のもとに送り出したか考えると苦しくなる。

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    2025年11月08日
  • Red

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    ネタバレ

    映画見てから小説読んだ

    官能的でとても濃厚でした
    映画では2人が美しくて圧巻されたが
    小説ではもっと深く塔子がはまっていく姿が
    印象的で魅力的だった

    女として生きるのか親として生きるのか
    葛藤していたが私は子供のことを思って
    戻ってきてーって思った

    夫のことばかり強く言うのは
    少し違うかなと思った
    性に関して自分の本音を言うのは
    恥ずかしいしむずかしい
    分かってもらえるのはもっとむずかしい
    けどコミュニケーションって大事だなって
    思った

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    2025年11月03日
  • 私の身体を生きる

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     身体や性についてのエッセイ集。この中で柴崎友香さんが呈示していた疑問「なぜ書き手の性別を限っているのか」、私もこれと同じことを思った。もう、このフェーズは終わっていないか。いま、同じテーマで、男性やその他の性の人の語ることも聞きたいし、それらが同じひとつの場所に並べられているところを見たい。
     どのエッセイもそれぞれ興味深かったし、色んな方向に心動かされたが、上記の意味で、柴崎さんが「このような疑問を私が持っていることを編集者と共有できたので、書くと返答した」という経緯を書いてくれていたことが、いちばん嬉しかった。もちろん、疑問の詳細は私が書いたこととは違ったけれど。

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    2025年11月02日
  • よだかの片想い

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    ネタバレ

    もっと飛坂に振り回されながらもコンプレックスを乗り越えていくのかと思ったら、意外と純愛だった。

    アイコはちゃんと最初から強かった。

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    2025年10月29日
  • はじめての

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    全員好きな作家さんでYOASOBIもよく聴かせて頂いております。

    島本理生と宮部みゆきは世界観の設定が短編としては複雑過ぎて置いてけぼり感が強かった。
    辻村深月はまぁ少しの驚きはあるものも普通かな、と。
    この中では森絵都が一番キャラ造形と笑いと青春が混ざりあっていて面白かったです。

    YOASOBIの歌詞と併せて読んで聴くととまた違う感動がありました。

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    2025年10月25日
  • 生まれる森

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     う~む…なんとも言えない読後感。
    失恋した少女の再生と友情の物語。

     島本さんらしい雰囲気で楽しめました。

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    2025年10月21日
  • 私の身体を生きる

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    どんなことをどんな風に語るかは自由なはずなのに、不思議と受ける印象が近い方も多い。圧倒されたのは、自身の自慰について複数名の方が赤裸々に書かれていたこと。もちろん秘めておくべきかどうかは個人の自由だが、同じことを目の前の男性に言われたらきっと眉間にシワを寄せてしまうと思うので、(こんな性差を感じてどうかとも思うが)そうならないのを織り込み済みの、女性性を逆手に取った表現ような気もする。私のお気に入りはセブンルールで見たことのある藤原麻里菜さん。「もし、技術が発達して、アバターを作って仮想空間で生きれるとしたら、私は女の身体を選ばず、カービィみたいなピンク色の球体を選ぶだろうと思うのだ。そうした

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    2025年10月05日
  • 掌の読書会 島本理生と読む 田辺聖子

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    サクサク読める感じ。芥川賞受賞作は、ちょっと毛色が違って重かったかも。私は好きでした。登場人物の言動が粋で洒落ていて、大人の恋愛小説という感じでした。

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    2025年10月02日
  • 私の身体を生きる

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    テーマはとても興味深い。
    面白いかと言われれば分からない。
    人の隠しておく部分を覗き見したような気持ちになった。「隠しておく」部分ではないのである、もっとオープンに話そうよ、自分の身体のことなんだから、がメッセージか?

    年を経ると病気の「身体」のことをしょっちゅう話すようになるのに、この本読んで「隠しておく」部分と感じたのは何故なのだろうか? 社会による刷り込みか?

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    2025年09月18日