島本理生のレビュー一覧

  • よだかの片想い

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    ネタバレ

    もっと飛坂に振り回されながらもコンプレックスを乗り越えていくのかと思ったら、意外と純愛だった。

    アイコはちゃんと最初から強かった。

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    2025年10月29日
  • 生まれる森

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     う~む…なんとも言えない読後感。
    失恋した少女の再生と友情の物語。

     島本さんらしい雰囲気で楽しめました。

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    2025年10月21日
  • 私の身体を生きる

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    どんなことをどんな風に語るかは自由なはずなのに、不思議と受ける印象が近い方も多い。圧倒されたのは、自身の自慰について複数名の方が赤裸々に書かれていたこと。もちろん秘めておくべきかどうかは個人の自由だが、同じことを目の前の男性に言われたらきっと眉間にシワを寄せてしまうと思うので、(こんな性差を感じてどうかとも思うが)そうならないのを織り込み済みの、女性性を逆手に取った表現ような気もする。私のお気に入りはセブンルールで見たことのある藤原麻里菜さん。「もし、技術が発達して、アバターを作って仮想空間で生きれるとしたら、私は女の身体を選ばず、カービィみたいなピンク色の球体を選ぶだろうと思うのだ。そうしたら、女であることの不安や恐怖から解放される。ピンク色でかわいいし。丸くてかわいいし。そういった願望があるけれど、身体からは解放されない。生殖器があるからだろうか。生殖器が私の身体にばっちり組み込まれてるからかな。テトリスだったらセックスしたときに消えそうだけど、そうもいかない。私の身体は消えない。だから、愛するしかないのだ」。

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    2025年10月05日
  • 掌の読書会 島本理生と読む 田辺聖子

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    サクサク読める感じ。芥川賞受賞作は、ちょっと毛色が違って重かったかも。私は好きでした。登場人物の言動が粋で洒落ていて、大人の恋愛小説という感じでした。

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    2025年10月02日
  • 私の身体を生きる

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    テーマはとても興味深い。
    面白いかと言われれば分からない。
    人の隠しておく部分を覗き見したような気持ちになった。「隠しておく」部分ではないのである、もっとオープンに話そうよ、自分の身体のことなんだから、がメッセージか?

    年を経ると病気の「身体」のことをしょっちゅう話すようになるのに、この本読んで「隠しておく」部分と感じたのは何故なのだろうか? 社会による刷り込みか?

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    2025年09月18日
  • あなたの愛人の名前は

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    島本理生は男女のうだうだを書くのがとても上手い!
    「あなたは知らない」「俺だけが知らない」がものすごく好き。
    最初は庇護される存在だった瞳さんが自立するのがとてもいい。
    決して交わらない気持ちっていうのがよかったー。
    それ以外は読み終わって一ヶ月経つ今、ほぼ記憶に残っていない。

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    2025年09月18日
  • よだかの片想い

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    コンプレックスを指摘される不愉快さ、それを庇われる気持ち悪さ、人の善意の裏を勘ぐってしまう自分への落胆、本当は「普通」が欲しいのに、手に入らなかったら辛いから、そんなんいりませんけど、と虚勢を張る虚しさ。

    そんな、薄暗く頑なな感情を抱えた主人公アイコの時間を、私も一緒に駆け抜けた感じ。目まぐるしいといえば目まぐるしい、良く言えばスピード感のあるストーリーだった。

    まあ、二十年間自信を持てず、異性にも世間にも壁作って生きてきた割に、ポッと出の男(飛坂)と急激に距離感詰め過ぎじゃないか?ありえんやろ…という気はするんだけども。それ以外のところは、アイコが感じた理不尽も悔しさも伝わらないもどかしさも、面白いくらい、ストン、ストン、とハマって不思議な感じ。私が書いたんか?ってくらい。

    ヨダカのように高潔過ぎるところがあったアイコが、弱さ含めてさらけ出せるようになって、これから(もちろん嫌なことはあるだろうけど)今までとは違った幸せを経験するんだろうな、と思えるラストも良かったです。

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    2025年09月16日
  • 私の身体を生きる

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    高橋源一郎さんのラジオで紹介されているのを聞いて読んでみた。
    同じ状況でも「気づいてしまう人」と「気づかずスルーする人」がいると思うが、
    「女であること」で少なからず嫌な思いをした経験は誰にでもあると思う。
    痴漢について、本筋からはずれるかもしれないが、これだけ多くの女性が被害に遭ってる、ということはそれだけ痴漢をやったヤツがたくさんいる、ということよね?
    もしかしたらそこにいる善良そうなおぢさん、爽やかそうなお兄さん、しょぼくれたおじいさんだって!
    それでもみんな知らんぷりして普通の生活をしているんだろう、と思うとものすごく腹立たしい。
    またまた話がズレるが最近読んだ大谷晶さんが自分をすごく好いている、と書かれていたことがとても印象的だった。
    いろんな思い、様々な経験をした上での発言だと思うが、ぜひともこのリレーエッセイに、大谷さんも寄稿してもらいたい、と思った。

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    2025年09月09日
  • 私の身体を生きる

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    こんなにも赤裸々に皆書いて良いのか!?と最初動揺したが、それぞれ考えさせられるものが多く、有意義な時間が過ごせた。

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    2025年08月29日
  • 私の身体を生きる

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    西加奈子さん、村田紗耶香さん、千早茜さん、、他にも豪華な方々のお名前が、、
    もうこれ買うしかないやんと思って購入して即読みました。
    それぞれの女性作家さんたちがご自身の身体をテーマにリレー形式でエッセイをつづられていて、どのエッセイもすごく赤裸々に描かれていて同じ女性として共感するところもあれば、驚かされることもあり、、それこそ、読んでからは「私の身体は私のもの」を強く感じた。
    それぞれの身体に色々な経験や傷が合ったり、コンプレックスが合ったり。
    それでも一つしかない自分の身体。
    こんな私でももっと堂々と生きていていいんだと思わせてくれる作品でした。

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    2025年08月15日
  • Red

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    内容に一貫性があるようなないような感じで、やや気持ち悪さを覚えた。
    ただ、夫婦関係の保たれ方、その壊れ方みたいなのは妙にリアル。明日は我が身かと思ってしまう。

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    2025年08月14日
  • いつか、アジアの街角で

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    豪華作家たちのアジアにまつわるアンソロジー
    『アジア』とタイトルにある割には台湾と香港しか出てこないけど 笑

    人は香りや味や音や言葉や、そして一瞬の風景でふっと過去の記憶の中に連れていかれることがある
    どのストーリーもそんな郷愁に誘われる

    若い頃、香港にハマっていた奈美子
    当時のパーティで妊婦さんのお腹を生まれて初めて撫でた
    その時のお腹の中の子、ケリーが日本で勤め始めたと聞く
    『友達になってあげて』と古い友人に頼まれたけれど…
    奈美子が知っている香港の熱い情熱と勢いと自由
    それは25歳も年の離れたケリーが育ってきた香港の環境とはかけ離れていた
    ぎこちない2人
    でも2人の中にはそれぞれ、愛する香港を想う揺るぎのない気持ちがあって…

    読んだことのなかった大島真寿美さんの『チャーチャンテン』が1番刺さりました

    私は台湾に行ったことがなく、表紙のマンゴーかき氷のイラストにとりあえずそそられる~
    台湾のかき氷にはこんなに角切りマンゴーがてんこ盛りなのかな??

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    2025年08月11日
  • 掌の読書会 島本理生と読む 田辺聖子

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    作家 島本理生が編者となり
    田辺聖子流の女の一生を存分に味わう一冊として収録作品を選んだのだそう
    田辺聖子(1928〜2019)大阪生まれ1964年芥川賞受賞 91歳で永眠した田辺聖子には一生をかけて刊行した約700冊もの作品がある
    生涯を通して「楽しさ」を追求し、日常を謳歌することの大切さを人生そのもので表現した

    6作からなる短編集
    その中のひとつ
    感傷旅行(センチメンタルジャーニー)は1964年芥川賞受賞の作品…
    昭和39年こんな感じなの?党員って?
    私には何だかよくわからなくて斜め読みしてしまいました

    それ以外では楽しめました
    昔の関西弁?で軽快で、根底ではユーモアを忘れていない、という雰囲気です
    全編通してしたたかな女性が描かれている印象を受けました

    近年に刊行されたアンソロジー集にはあまり収録されなかった短編を中心に選ばれている

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    2025年07月04日
  • いつか、アジアの街角で

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    台湾と香港をテーマにした短編アンソロジー。
    東京の大久保や江戸川橋近辺など、ノスタルジックな雰囲気の街も登場する。
    ルーローハンや大根餅を調理する場面もあって、なんだかホッとする。
    日本と比べて異文化だけども、どこか懐かしさを感じる街に出かけて、
    思い出の人やペットとの巡り合いに期待しながら、ぶらついてみたい。
    ぶらついている間に、忘れかけていた思い出や過去の辛い体験が、
    人生の再発見に繋がる形で昇華されるのかもしれない。

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    2025年06月15日
  • あられもない祈り

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    島本理生さんの作品は今まで何作品も読んできたけれど、この作品はなかなか難しかったです。
    出だしからして何回か読み返しました。こういう文章の書き方が島本理生さんらしいなとも思いました。
    解説で西加奈子さんが「あなた」に関して「私」は数々の言葉を尽くしているのに、「あなた」はまるでぽっかりとした大きな穴のようだ、と書かれていて納得しました。顔が見えない感じがします。
    周りに登場する人のほうがはっきりしている感じ。
    「私」も「あなた」も苦しいのだろうけど、最後の方は「あなた」のほうが苦しいのかもしれないと思いました。

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    2025年06月15日
  • 2020年の恋人たち

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    男の自分からみても、
    瀬名さんは引き込まれる大人の魅力がある。
    いくつになってもモテる人っている。

    東京で誰かと美味しいご飯とお酒飲みに
    行きたくなる本。

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    2025年06月08日
  • いつか、アジアの街角で

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    想像とは違い不思議なお話が多かったけど、
    桜庭一樹さんの「月下老人」
    島本理生さんの「停止する春」
    大島真寿美さんの「チャーチャンテン」
    が好みでした。

    「月下老人」は続きが気になる。

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    2025年06月08日
  • クローバー

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    東京で同居している双子の大学生、華子と冬治。明るく恋愛に積極的な華子と優柔不断で華子に振り回されている冬治は真面目な理系女子の雪村さんと出会ったことで苦しくも楽しい恋愛をする。お父さんが素敵な人だった。

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    2025年05月28日
  • 夜はおしまい

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    やっぱり宗教はよくわからないなあと思う。日本人は無宗教の人が多いから特にね。

    弟の渚くんがいいなあ。

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    2025年05月05日
  • 真綿荘の住人たち

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    珍しく誰にも共感することができなくて、入り込むのに時間がかかった。
    誰が何を幸せと思うかなんて人それぞれ、そうわかっているはずなのに、自分の考える幸せを押し付けて期待してしまう。

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    2025年04月29日