島本理生のレビュー一覧

  • 生まれる森

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    こんな風に誰かを求めたり、そんな相手に優しく拒絶されたりしたら、きっと人を愛することに臆病になってしまいそう。その拒絶が優しさ故のものだとしたら、余計に。

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    2023年02月17日
  • 夏の裁断

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    表題作に登場する男がまっっったく魅力がない、どころか嫌悪感すら感じさせる男だったので、そんな男に翻弄される主人公にもヤキモキさせられてイライラすること多数。

    昔のトラウマと今の恋愛観は確かに呼応し合うものかもしれないけど、何もこんな男に惹かれなくたっていいじゃないのさ……と、男運無さすぎな女友達を心配するような気持ちで読み進めました。

    公衆の面前で編集者の柴田の手首にフォークを突き立てた主人公の千紘。作家である彼女に柴田が手を出した事が原因の凶行と周囲に決め付けられ、お咎め無しとなった千紘は、休養という名目を口実に、亡祖父の鎌倉実家の蔵書を「自炊」することに。
    背表紙を裁断することに背徳的

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    2023年02月15日
  • アンダスタンド・メイビー(下)

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    上と同じ
    最後こーゆー展開になるとは
    本当に紆余曲折あるクロエ
    素晴らしい人と出会い、変わろうとしているのが良い
    クロエのおかげで救われる人もいる
    人は知らない所で誰かを元気付けてるというのを感じた

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    2023年01月19日
  • アンダスタンド・メイビー(上)

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    3.5
    若い人に読んでほしい一冊
    報われない、出会ってく人達で良い事より悪い事の方が強く、辛いだろうけどどうにか持ち堪える強さも感じる
    頑張れと応援したくなる

    下もあります
    感想書きます

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    2023年01月19日
  • 本をめぐる物語 小説よ、永遠に

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    ネタバレ

    第二弾はとばして。どれも面白かったが、やはり最後の藤谷治さんの『新刊小説の滅亡』。本に関わる全ての人の背筋を正すような問いかけ。もともこもないが結局本を読む人は新刊がなくても読むし、読まない人は最初から読まない。想像・創造の場が失われたわけでもない。原作なしオリジナル面白ドラマが増えるのも個人的には良い。確かに積ん読は増えてる。再読で事足りるかもしれない。「青」と「赤」のように埋もれていた既刊小説に救われる人もいる。
    けど、「それでも……!」(by バナージ・リンクス『機動戦士ガンダムUC』)と言いたい。答えになってないが(笑)、う~ん、悩む。考えさせられる

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    2023年01月15日
  • こどものころにみた夢

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    作品紹介・あらすじ

    【誰かの夢はときに美しく、ときに恐ろしく、どこか優しさに満ちている――】
    5分で読めて心が癒やされる!
    文:角田光代、石田衣良、島本理生、阿川弘之、辻村深月、西 加奈子、市川拓司、堀江敏幸、柴崎友香、長野まゆみ、穂村弘、高橋源一郎
    絵:網中いづる、松尾たいこ、鯰江光二、木内達朗、吉田尚令、いとう 瞳、中村純司、田雜芳一、望月通陽、ささめやゆき、しりあがり寿
    豪華作家陣が文章と絵で綴るショート・ショートアンソロジー!

    *****

    本の帯には「5分で読めて、暖かな気持ちに」とあるように、1作品は5分前後で読めてしまう。また「寝る前のひと時にぴったりなショートショートアンソ

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    2023年01月13日
  • こどものころにみた夢

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    豪華作家陣による夢にまつわる短篇集。
    石田さん目当てで購入。
    夢がテーマだけにどの作家さんも空想の世界全開の物語ばかりで現実逃避できた。

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    2023年01月11日
  • こどものころにみた夢

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    各小説家の夢を覗いているような本。

    夢では、めちゃくちゃな展開や風景が不自然じゃないのよね。

    あの現実と夢の境目が分からないような浮遊感が色々なお話に盛り込まれて、共感しつつ読める部分もあった。

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    2022年12月24日
  • こどものころにみた夢

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    感想
    夢を物語ることの楽しさ。子供の頃は誰でも行っていたのに今はしなくなってしまった。楽しさと朗らかさを覚えながらもどこか郷愁を感じてしまう。

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    2022年12月07日
  • イノセント

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    ネタバレ

    期待なんて裏切られるんだ。当たり前だけど、皆、そうやって生きてる。おまえだけじゃない。それでも必死にやったら蟻一匹分くらいは報われるかもしれない。

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    2022年12月05日
  • 夜はおしまい

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    定番の、心を削ってくる母親、近親を厭わない父親、嗅覚鋭い男。

    島本理生さん作品をいくつか読んできているけど、同性同士の感情を表現してあるのは初めてかも。

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    2022年09月19日
  • 夏の裁断

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    自炊、という言葉の意味をこの本でもうひとつ知った

    もっと自分を大切にすれば大切にしてくれる人に巡り会えるのでは?とつまらない事を考えてしまうくらい主人公は誰とでも重なる、そして傷ついている、うーん。

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    2022年09月19日
  • ご本、出しときますね?

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    若林さんと人気作家さんとの対談形式の本です

    作家さんって孤高な存在のような気がしていたけど、
    みんなそれぞれ(いい意味で)普通に人間なんだなって思いました。

    創作活動の話も聞いてみたかったですが、
    ゆるい内容だったので1日で読めました。

    ここから興味を持った方の
    著書を読んでいこうと思います!

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    2022年09月16日
  • あられもない祈り

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    深い海の底でそこには私とあなただけが存在しているような印象の話。
    楽しい日常はなくそこにはどこまでいっても私とあなた。ずっと暗くて息苦しい。
    これが不倫をしている時の心情なのか。

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    2022年08月07日
  • 夜はおしまい

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    男と女、性、キリスト。
    心理描写や喩えがきれいで、性描写も生々しくない。
    女性4人の、それぞれの男性や性についての悩み。
    悩みは違っても、それぞれ、それなりに傷ついて生きている。今後、彼女たちが幸せでありますように。
    (川端さんには引きました、さすがに)

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    2022年07月31日
  • あられもない祈り

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    揺れる二人、交わりそうで交わらない。うーん、焦れったい。中学生かという。
    恋愛小説もここに極まれりである。

    と言っても、そこは人生をこじらせてしまった大人なので、いや実に瑪瑙臭い、いや面倒くさいのだ。離れれば追いかけ、追われれば逃げる、詩的に表現するなら蜃気楼のような、とか言う説明が通用するのもバブルまで。
    まぁこういう面倒くさい奴らが御託を並べるのも嫌いじゃないんだけど、イマイチ乗り切らないのは、なんかもうやりすぎて厨二病っぽくなってるからかなぁ。無念。

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    2022年07月20日
  • 夏の裁断

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    本能的に人をコントロールするのが得意な人間。この男は島本理生さん作品ではかなり悪い部類に思える。
    そういう人ほどコントロールしやすい人を一瞬で見抜く。

    「誰にも自分を明け渡さないこと。選別されたり否定される感覚を抱かせる相手は、あなたにとって対等じゃない。自分にとって心地よいものだけを掴むこと」

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    2022年07月16日
  • 波打ち際の蛍

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    過去に恋人からのDVに傷つけられた麻由は、同じ相談室に通う蛍と出会い、やがて恋をする。
    触れてほしいという恋情と、触れられたくないという拒絶。心と身体がそれぞれ別の生き物みたいに違う意志を持って動いている様子が、痛くて苦しくて、無意識に息を止めていた。

    心にある古傷を隠して生きている人は世の中にたくさんいる。
    ページをめくるごとに、少しずつ自己肯定をして傷の上に塗り重ねてきたものを一枚一枚剥がされていくような感覚になった。「だめな自分」に戻されてしまう、と心が怯える。前半部分の麻由の言動を客観視することは、傷を抱えて生きている人にはほとんど自傷行為のようなものだと思う。ひたすら自分の弱さと向

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    2022年07月03日
  • あられもない祈り

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    1度目で頭に入ってこなくて2度読んだ。

    常にそばに、いてほしい時にいてくれる人でないと耐えられない女性。
    義理を感じて捨てきれずどっちつかずの男性。

    「だから、きっとそういうことなんですよ。でも、そういうのって、なんの意味もないじゃないですか」
    は前後何度読み返してもどういうことなのか分からなかった、、、けど後半になってやっと分かった。

    関係が冷めていると思ってたら、お互い関心があることを出せなくなっていただけ。傍から見たら愛人。

    中途半端な状態に甘えていると、決断のタイミングを逃す。
    かけちがったボタンホールはなるほどと思った表現。

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    2022年06月19日
  • 夜はおしまい

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    傷ついた女性たちの短編集。全てのお話に金井神父が出てくるので繋がりがあってよかった。
    島本理生、15年前にナラタージュと出会ってからずっと好き。心に何か抱えた女性を描くのが本当に上手と思いますね。。

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    2022年05月09日