「遠田潤子」おすすめ作品一覧

「遠田潤子」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

2017/04/28更新

ユーザーレビュー

  • 雪の鉄樹
    タイトルと表紙から冬の話を想像して、その季節になってから読もうと思いつつも頁を開いてみたら、どうやら冬の話ではなくて、主人公の名前に「雪」の字が入っているだけのよう。冬になるのを待たずに急遽読むことにしたら、圧巻。

    主人公は庭師の青年・雅雪。親方である祖父と二人暮らしだが、あくまで親方と弟子の関係...続きを読む
  • 冬雷
    伝統に縛られた町で、それぞれの立場に縛られ苦悩する男女の物語。とにかく重苦しく閉鎖的な印象の作品なのですが。ぐいぐい読まされました。
    養子にもらわれたものの、実子ができたために立場ががらりと変わってしまった代助。それでも懸命に自分の居場所を見つけようとする彼に降りかかったとてつもない災難は、読んでい...続きを読む
  • 雪の鉄樹
    他人とご飯が食べられない?13年前に何が?7月7日に何があるの?前半はそれらの謎と悪意剥き出しの人間関係で、思わせ振りに引っ張る。それだけにラストの温かさに思わず泣いた。幸せになってねと心底願う。解説の北上次郎氏『悪人が一人も登場せず』にほんとか?と思ったが、まぁ確かに。結局皆がかまってちゃんなんだ...続きを読む
  • 雪の鉄樹
    本屋さんにこれほど感謝したことはあっただろうか?この本に出会えさせてくれてありがとう。
    本屋さんのポップを見て、読む本は当たりが多いと改めて思う。

    恋人の罪を償うため、遺族の家庭を助ける、庭師の主人公。しかし、遺族のお婆さんには恨みを募らせてしまうし、最初はなついてくれていた息子さんも事件の事を知...続きを読む
  • アンチェルの蝶
    雪の鉄樹でぶちのめされて、是非他の作品もと入手した本作。いやいやこれも素晴らしい。贖罪をテーマに長編を紡げば、圧倒的辣腕が発揮される作家さんですね。ジャンル分けするとミステリになるのかもしらんけど、そっちの要素はむしろおまけみたいな感じ。行き場のないままに交錯する熱い想いたちが、物凄い高揚感をもたら...続きを読む